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漫画の感想とかをひたすら書いていくブログです。

週刊マンガ感想2020年4号(1/25-1/31)

前回「感想を書くのが遅れているだけだ」と言いましたが、マンガ読むのも順調に遅れていっています。今ちょうど1週間遅れ。まあ、感想ストックはまだまだあるのでやっていく。

YM9

新連載「ボーイズ・ラン・ザ・ライオット」トランスジェンダーFtM)にスポットを当てたファッションもの。内容として取り立てて目を引いたものはなかったですが、やはり端々のセリフやキャラクターの心情描写、造形なんかには当事者だからこそ出てくる表現だなと思わせるものがありますね。例えばこことか。

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ジャンプ+で話題になっていた「にくをはぐ」にも通じるところがあったと思いますが、つまるところマイノリティの気持ちというのはやっぱりマイノリティにしか分からないわけで、マジョリティとしてはそれを推しはかる以上に、彼らの口をふさがないで、漏れてきた声を聞き漏らさないというところに尽きるんですわな。作中の迅はそういう意味では、カミングアウトの直後も含めて満点に近い対応じゃないかと思うんですが、そんな彼でも、相手にこうして委縮されてしまうと先に進むのは簡単じゃない。しかも、その委縮は目に見えないところで静かに起きるわけです。そこをどう乗り越えていくか、我々は常にそう問われています。

「首を切られば分かるまい」

Chicken Ranch)(「養鶏場」の意味)はテキサスに実在した非合法の売春宿ですが、開店は1905年から。いっぽうで岩倉使節団アメリカに滞在していたのは1872年。あれ? まあそれ以前に、D.C.からテキサスまで馬車(蒸気自動車?)で何時間かかると思ってんだという話ですが……。道のりにして2500km(札幌-鹿児島間に相当)、現代の自動車でも23時間やぞ……。

私の少年

今回の話いろんな視点で面白いですねー。椎川が高校生と張り合って過去の恋愛遍歴でご満悦になり「男はいくつになってもガキだな」と思わせておいて、真修の真っすぐな感性の言葉が「ガキ」の椎川を一気に置き去りにしていく。今時の若者は「男だ、女だ」という感覚には与しないのか。

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「本当の若い感性」の描き方が巧みすぎて、「かつて若かった男の感性」が時代錯誤の古びたものになっていることが如実に現れるのか。でも「えっJPG?」っていうツッコミは椎川のものなんですよね。ゲイム業界の人間は普通に使うのか?

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いっぽうで真修も真修で椎川の言葉なり父の態度なりに年相応に傷付いたりショック受けたりしていてこれはこれで面白い。椎川は椎川で、自信満々の割に聡子から好意を向けられた記憶がないことを気に病んでいて、彼の価値観の上ですら彼の勝利が揺らぎはじめている。価値観そのものが相対化されつつあるのにそんなんでいいのか、椎川くん。

「大きくなったら結婚する!」

増刊送り前最終回。許せねえよ……

WJ9

新連載「マッシュル-MAlSHLE-」作者は甲本一。あらすじとしては最近流行りの「筋肉は全てを解決する」がベースのギャグマンガ。「魔法の巧拙が社会的地位を決める社会で魔法が全く使えない男が筋肉で下克上」ってだけ書くと「あれ、それジャンプで既に連載されてる作品ですよね……?」という気がしてくるのだけど、ブラッククローバーと比べるとギャグ寄りなのが一つ、あとかなりプロ読者層の好みに寄せてきてるなぁ、と思います。面白かったですよ。

「ONE PEACE」

巷で話題沸騰のおでん尊厳破壊問題ですが、みんなよく読んでるなぁ。僕はあやうくスルーするところでしたよ。

約束のネバーランド

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死が救いではないときに使ってください。

「アクタージュ」

結局、台本は壊したから勝負は負け、自分の怒りを追体験させようとした夜凪が仲間のお陰で踏み止まったことで山ノ上の野望は潰え(彼女は孤独なので夜凪と同じ解決方法は取れない)、不戦勝となった千世子、誰も救われない展開に……? いや、夜凪は新たな表現(怒り)を獲得したからいいのか?

イブニング4

読切「たたセン~先生たちの保健体育~」は予告されてた広瀬べろせの新作ですね。「反響が大きければ連載決定!」とありますけど、まあ……するよね、確実に。話のしょうもなさがイブニング読者のツボに入りすぎだもんなぁ。しかも完成度高いし。……で、連載はすると思うんですけど、こちらとしては「あの煙草舐めまわしマンガはどうなったの?」って感じですよ。まあ、そりゃあっちよりもこっちの方が連載向きだし、あっちは2話以降どうやって展開するんだって感じでしたけど? でもさ、趣旨的には0話を載せて、人気だったら1話以降を継続して載せるという企画なんだからさ……それを、連載化するつもりのない読切で人気取って、違う連載始めちゃうってのはさ……企画違反でしょ。まあ、編集部内でそういう喧喧諤諤の議論の末に、「再度読切を載せて人気があれば連載決定」という妥協案が図られたものと思います。社会は厳しい。

「前略空の上から」

最終回。最後まで意味分からんマンガだったな……。桐谷もなんか最後ヤケクソ気味だったし。腐らずにビジネスマンとしても経験を積んでキャリアアップしてほしい。

WM9

新連載「カッコウの許嫁」は吉河美希の新作。以前やってた読切3連発の最後に載った奴ですね確か。取り替え子であることを分かりやすくするためとはいえ性格から能力から遺伝優勢のキャラデザには当時もやっとしたものですが、そこは変わらず(まあそういう分かりやすいキャラデザを変えたら吉河作品じゃないのですが)。むしろ、妹をサブヒロインに昇格させ、更に主人公のライバルポジションにサブヒロインを追加してハーレム系ラブコメに振ってきました。なんやねん「ラブサプライズ」って! そういうサプライズいらんわ! ヒロイン追加するぐらいなら読切からなんも追加して欲しくなかったわ! 吉河先生はどう見てもハーレム豚志向じゃなくてCP厨寄りなんだから大人しく1on1のラブコメにしときゃいいのに余計なことしおって~~~~という気持ちになっています。まあ、「山田」も小田切さんとかノアとかいたし、ハーレムのほうが人気は取れるんでしょうけど、でも僕にとっての理想はいつだって「ヤンメガ」の足立&品川なんだよなぁ。

「東京卍リベンジャーズ」

イヌピーとシンイチローくんとじゃ年代合わないんじゃ、とは思っていたんですが、それはやっぱりそうでしたね。イザナにも大寿にも、ただ元々の気持ちを失った状態で、なりゆきですがりついただけ。タケミチの啖呵で昔の憧れを思い出した、ということなら、逆に言うとそれまでは忘れてたわけか。流れでマイキーについていきつつ、「黒龍」の復活をずっと追い求めるだけの日々。名前が重要だったから「天竺」には参加する意志がなかった、ということなら話は通るのかな。

WS9

トニカクカワイイ

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これは正直かなり面白いですね。本編より面白い。24人の37%は約9人、58%は約14人なので、5人増えたことになります。新人とか異動とか退職とかあるので単純に5人結婚したとかではないと思いますが、2年で5人……まあまあの結婚ブームですね。

「嘘月」

蒼がしーちゃんに「誘惑」をかけてしまう展開を期待していたんですが、雨宮なるトリックスターの登場により、雨宮がしーちゃんに「誘惑」をかける展開が本線となって少し残念です。いや、雨宮さんが柏木を獲りにいくかもしれない……まだだ、まだ諦めるな……

実際のとこ雨宮さんは何がしたいんでしょうね。蒼くんをいじってもどんどん不幸になっていくだけで、あんまり面白そうな感じにならなさそうなんだけど。ドSっぽいので、気に入ったおもちゃは壊したくなるタイプなんだとは思いますが、気に入るというほど蒼くんに執着しているようでもないし、まだ裏がありそうな。

モーニング9

新連載「半沢直樹」は池井戸潤の小説のコミカライズ……というよりは、同名ドラマのコミカライズ、と言ったほうが正確ですかね。ドラマの放映はもう6年以上も前なんですね。なんで今さら……と思いましたが、続編が4月から放送予定なんですね。えらい間が空いてるが……出演者がメジャーどころばかりだし、都合がつかなかったんでしょうか。コミカライズ担当としては構成に津覇圭一、漫画にフジモトシゲキがクレジットされています。新人さんですね。学習まんがなんかにありそうなクセのない読みやすい絵柄。内容も原作に忠実そうな雰囲気です。

「ハーン」

なるほど、吉次の息子が奥州で義経の身代わりとなったのか……。これ、序盤の方で普通に描写されてたんでしょうかね? だとしたら僕はずっと無意味な疑問を抱いていたことに……。

あと吉次って出自は商人だと思うんですが、ずいぶんご立派な切腹の作法をご存知ですね。セップク、やはり日本国民の基本教養に位置づけられる死に方なのか。

YJ9

「彼女の野性が手に負えない」が最終回。

「キングダム」

うーん、信の死亡確認がかなり念入りにされてますね……。信じてなかったけど可能性出てきたか。一応羌瘣が謎の秘薬や秘孔で蘇生させるのが本線で見ますが、もう何があってもあんまり驚かないなぁ。

「BUNGO」

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これまで河村のチートっぷり、ラスボスっぷりをずっと描いてきたわけですが、その河村をしてこう言わせてしまうと、確かに、「これから先どうすんの……」という気持ちになりますね。このまま高校野球編に突入しても全然驚かない。いやもうホント、「お前は瑛太に負けたんだ!」じゃないんだよ。どこからどう見てもお前に負けたんだよお前に。(2週連続のツッコミ)

「久保さんは僕を許さない」

本作、これまではあからさまだけどギリギリ明確にならない程度の、「いやこれ行っちゃったら非モテの勘違いで一番恥ずかしい奴!!!!」ってレベルで抑えてきたのに、今回はちょっと一線越えちゃったなーという認識です。「その子ね一生懸命作ってたんだよ」じゃないんだよ。お前一緒に作ったんかと。いや百歩譲って一緒に作っただけだと解釈したとしても、誰かが白石くんにチョコを贈ったことは確定するわけでしょう。そんな人誰がいるのってなったときに久保さんが怪しすぎるんですよね。これまでの言動が全て「いやいや僕を好きになる人がいるわけない」で否定されてきたのに、その前提が崩れてしまったら作品自体が危うくなっちゃう。いやならないけど、次のステージに進んじゃう。

「Good job」

宮下先生、YouTubeとか御存知なんですか!? 内容うんぬん以前にそこへの驚きがすごい。内容もこれまでのシリーズと比較して「平年並」の範疇だし、すごいな……。誰か別人がネーム切ってんじゃないか?

週刊マンガ感想2020年3号(1/18-1/24)

投稿遅れていますが、読むのをサボってるわけじゃないんです。書くのはサボってますが……

YM8

「ざ・ふぁぶる」「ホームルーム」がアプリから出張掲載、カレーとネコの読切「eスポーツをしてみよう」が掲載。

「首を切らねば分かるまい」

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とても興味があるときにつかってくださいこのロリコン野郎め。

「新・信長公記

そこであいつは歴史の改ざんに着手したのじゃ

自分をおとしめている文書はすべて焼き

代わりに自分をもち上げるような歴史書を書かせた

その際自分にまつわる非常残忍のエピソードは全て織田信長におっかぶせた

なるほどー。つまり明智光秀が信長に色々嫌がらせされたとかの逸話もやったのは信長じゃなくて家康なのか。でもじゃあ、なぜ本能寺の変は起きたのか? 純粋な明智の野心によるものだったのなら、秀吉をはじめ皆を味方につけられなかったのはますます不自然です。そんな状況で主君に反旗を翻すのは自殺行為なので。……となると、これもやはり家康による改竄で、実は山崎の戦いには家康が一枚噛んでいたということになるような気がします。例えば、明智は家康も説得していたつもりだったが、家康はこっそり本能寺に乗じて天下を取る路線を画策しており、明智よりも与しやすい秀吉をけしかける工作を行っていた……とか。いや、本能寺の変自体が家康による工作で、明智は家康に騙されて罪を被せられた……というパターンもありますね。改竄前提にすると組みあわせ爆発しちゃうな。

この前提に立つと、今回の明智討伐もその流れに沿っている可能性が大いにありますね。つまり、信長本人が懸念しているように、本当のターゲットは信長で、あえて明智に信長を頼らせて、「信長は裏切った」という風評を流すとか。うーん、ちょっと弱いか。

「大きくなったら結婚する!」

ヤングマガジン本誌では次号最終回になります!

は? マジ? このレベルで本誌掲載打ち切りになるの? うそだろ……もっと他に切るべきマンガあるだろ、なにとは言わないけど……やっぱりヤンマガの読者層の好みは分からねぇわ。

WJ8

新連載「アンデッドアンラック」は去年読切「アンデッド+アンラック」として載ってた奴ですね。調べたらもう1年前(2019年9号)です。内容はほぼ読切と同じ構成ですが、風子が最初から女性だと分かるようになっているのが大きな変更点かな。ちなみに読切の時の感想読み返したらこんな風に書いてました(ドヤ顔)2019年は読み通り金未来杯もなかったんですよね(ドヤ顔)

新人の読切「アンデッド+アンラック」面白い。ジャンプらしいシンプルさで、設定も連載向きだし、何より面白い。今回の連続読切特集は金未来杯の代わりだと思うので、おそらくどれかが連載化する可能性が高いですが、これは結構可能性高いと思います。最大の問題は悪役が陳腐になりそうなところと、「女主人公のジンクス」かな。

Dr.STONE

おおよそ予想が当たりました。「傾ける」ではなく「投げる」でしたが……。あと千空も一応腹の中から石化装置出そうとしてたんですね。非力だから無理だったのか。身体ごと持ち返って隠すことも考えられますが、やっぱり非力だから持ち運べないし、イバラにバレて奇襲効果がなくなりますね。

「ZIPMAN」

まあ、わざとだとは思うんですけど、「勇者」をRPしてるはずなのにやってることは「魔王」そのものなんですよね……。散々ドンパチやって決め手がこのツッコミと同時だったりしたら流石に萎えちゃうなー。先のことを想像して叩くのはよろしくないですが、このぐらいあからさまなのは小ゴマの独り言ぐらいでツッコミ終わっていてほしいのです。

「僕たちは勉強ができない」

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これ、このコマだけ見ると完全に不倫相手の名前をうわごとで口走ったのを正妻に聞かれた旦那なんですが……。でも本当の正妻はうるかで、古橋さんが泥棒猫なんだよな……ややこしい……

チェンソーマン」

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藤本タツキ!!!!!!!

ところでチェンソーマンって動機がシリアスであると負けてしまう法則があるじゃないですか? 今回の敵の動機をデンジと比べるとこうなるわけです。

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デンジが強いわけだ。

「呪術廻戦」

発動条件は「五条覚の封印」

向こうで魂と肉体がどうのこうのと小難しい話をしているのに、期間限定とはいえ「高度な術式」で死者が生き返ってしまうと、こちらとしても「魂とは……?」という気持になってくる。

WM8

不滅のあなたへ」第2部連載開始。予告通り現代日本の高校らしき学校が舞台ですが、フシ関係者らしき人がいるわけではなさそう。オカ研メンバーの中にカハクの子孫がいる可能性はありますか。カハクの直系はいないかもですが、守護団の誰かがフシの伝説を広めている可能性は高いでしょうからね。

「東京卍リベンジャーズ」

結局ココが折れてムーチョに下ってしまいましたが、こうなると前回の引き=今回の導入がタケミチの抵抗のセリフだったことが意図的なものだと分かります。つまり、よくある流れだと、花垣とイヌピーが抵抗しようとしても力及ばず、ココが「もうやめてくれ!」で引き……という絶望の演出が自然です。それを、ココが「もうやめてくれ!」と言う(敗北のシーン)のは回想でさらっと流すようにして、「抵抗」を主眼に置くように展開を調整しています。つまりタケミチ自身がいみじくも言っているように、「勝てる勝てねぇじゃねぇんだよ!!」、「死んでも折れねぇ」ことが重要なんだ、ということを作品全体で表現するための演出なんですね。

イヌピーの回想に出てきたのはシンイチローくんだと思うんだけど、そうだとするとイヌピーはシンイチローくんの意志を継いでずっとやってきただけで、イザナには面従腹背だったってことなんかしら。これまでの経緯からするとちょっと中途半端感あるけど……。

炎炎ノ消防隊

ナナメ上の展開だ……アーサーの両親はアーサーのようにアホではなかったが、言ってることは全部嘘(狂言)で、借金から逃げていただけ……。でもその狂言の内容がことごとく現実と符合してる……ユウが混乱するのも無理ない。僕だって現実でこんな展開来たら思考を放棄すると思う。今回はジュラルミンを手に入れるクエストという形でしたけど、"預言者"アーサー父には今後も出番ありそうですね。

WS8

「よふかしのうた」

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恋愛学一生赤点みたいなやつに使ってください。

「MAJOR2nd」

江頭まで再登場は草。恨みもひとしおだろうに(逆恨みでしかないけど)、過度に理不尽というほどではない辺りが現実的で、やっぱり腐っても私立中学の校長を任せられてるだけあるのか。というか、今のご時世だったらあんな事件起こした時点で教育界への復帰は不可能だと思うんだよね。まあ、時代が良かったのか、MAJOR世界が適当なのか……寛容な世間のお蔭様で丸くなったということでしょうか。無印のころはもっと狂犬みたいだったのに……。

客観的な状況を踏まえると大吾が光にああまで言われる筋合いもないので、ここは息子の詫びも兼ねて寿也パパが一肌脱ぐことになりそうな予感。

「Switch」

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自分のためだろってときに使ってください。

YJ8

読切「人魚の空」はシンマン賞準入選作。作者の名前は押石和佳。審査員コメントの「荒削りだが目を見張るアイデア力」という言葉が全てを語る通り、「空を飛び旅客機を襲う人魚」「その人魚を自分の手で殺すために四肢を捨てて自由に飛び回る身体を手にした(=限りなく人魚に近い存在となった)女性エース」といった斬新な設定が目を引く。絵はややクセがあり(「シェイプシフター」を思わせる感じ)、空中戦を描くのはやはり難しいのだろう、戦闘シーンは人の動きが分かりにくくて正直閉口した……が、画面から伝わる熱量はすごい。描き込みが多くて読みづらい面もあるんだな。

銀河英雄伝説」がUJに移籍最終回。ふじりゅー、週刊連載に耐えられなくなったのか……? それともそんなに人気なかったのか……?

「可愛そうにね、元気くん」

先生と鷺沢さんの前後のギャップが激しすぎるな……。キモいおっさんとして初登場した厚木先生ですが、まさか剣道部顧問の鬼畜眼鏡だったとは。現状は鷺沢さんがバキバキに折った結果だとして、元気くんとキャラ違いすぎるんだけどそこらへんどうなんかな。鬼畜眼鏡を壊したことに罪悪感があって、(リョナ)趣味を同じくする相手なら壊れない、壊しても大丈夫的な話なの? いや、壊れると思うし、壊れたら八千緑さんが悲しむと思いますが……。

「BUNGO」

決めていた!! 俺が登板する事になった時から-…!! 瑛太の必殺技(ボール)で河村(お前)を蹴散らす!!

俺じゃない お前は 瑛太に負けたんだ!!

いや……あのですね、ドヤ顔で瑛太が苦労して(ブンゴに勝つために)開発した変化球放っておいてなに言ってんだ、という感じですよね。エースを取るために開発した変化球が敵スラッガーにホームランされてKO直後に、エース争いのライバルが同じ球を実戦で初めて投げてそのスラッガーを三振に取ったらスカッとするんでしょうか? 僕だったら敗北感の上塗りされて二度と立ち直れなくなると思いますけど。百歩譲って瑛太にとっていい影響もあるんだとしても、やっぱりあくまで河村はブンゴに負けたのであって、瑛太に負けたことには全然ならないと思いますよね。だってブンゴが投げるジャイスラに瑛太の成分や協力少しでもあるか?

モーニング8

新連載「猫奥」は、先週の「おのぼり侍」と同一作者・山村東の猫人情マンガ。「猫の大奥」が登場するファンタジー系かと思ったら、「大奥にいる猫」の話でしたね。モーニングらしくて宜しいかと。

「望郷太郎」

親父さん、家族が助かるためとはいえ、ほとんど逡巡なく太郎を生け贄に指定して笑っちゃった。話自体は大真面目な回なのに、最終コマの太郎の顔でついつい笑ってしまう僕を許してください。

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「サイクリーマン」

初日の出をみんなで見て最終回。雑誌の方針と趣味が合わないのは辛いねえ……。

シリウス3

マガポケ連載作「兎にも角にも」1話と、読切「山のオウ」が掲載。前者は現代の学校が舞台のケモ系SFファンタジー。「スコシ・フシギ」のほうですね。後者はいわゆる「狼(に育てられた)少年」奇譚。作中「葛城山」とありますが、役小角が修行している山であることから、現在の金剛山であることが分かります。当時は金剛山と(大和)葛城山の総称として「葛城山」が使われていたとか。

「レイジング・ヘル」

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いや笑い話になってる感じだけど呼び名は大事でしょ……親しくないときからチンゲ呼ばわりしてくる奴に親近感抱くか?(抱く奴もいるんだよな……人類難しいわ)

人形の国

避けた!? あり得ない!

いや、狙われていることが分かってるんだから避けられるようにぐらいはしとくでしょ……それともAMBってそんなに避けることも不可能なものなのか。発射と着弾に時間差があればただ前後に揺れたり縦ノリしたりするだけで避けられるはずだし、ほとんど時差なしで着弾するという設定なのだろうか。

アフタヌーン3

新連載はゆうち巳くみによる「友達として大好き」。ジャンルとしてはギャル×ガリ勉のラブコメ……ですが、ヒロインが(いわゆる)「クソビッチ」の類なのはアフタヌーンとしては結構異色。こういう性的交渉のハードルが緩い女性、現実には結構いるんじゃないかなと思うんですが、マンガ世界だと絶滅危惧種レベルに希少な存在だと思うんですよね。見るとしたら風俗系のヤング誌連載作とかですかね? アフタヌーンは位置的に微妙ではありますが、ヤンマガヤンジャンではできない爽やかな救いのある展開が読みたいですね。作者はDAYS NEO投稿出身の新人だそう。期待してます。

空挺ドラゴンズ」アニメ記念出張掲載が巻頭。と言ってもチラ見せ程度の4ページですが。本編も面白いけど(まあつまらなかったらアニメ化しない)、増刊わざわざ買うほどじゃないんだよなぁ(個人の見解です)。あとヤンマガから「皆殺しのアーサー」の1話が出張してきてますがこれは割愛します。

「ワンダンス」

本作読むときクレジットされた音楽全部YouTubeで聞きながら読んでるんですが(逆に言うと全部聞ける曲で構成してくれてるんだよな……珈琲先生はネ申)、今回の2曲は確かにこれまでと明らかに違うテイストの2曲で、耳からでも難易度の違いが伝わってきたのがとても面白かったです。曲を当ててマンガ描いてるだけあって選曲も本気ですよね。1曲目(Billie Eilish「Bad guy」)が結構好みだなぁと思いながら2曲目に移ったら、YouTubeのCM(ヘッドホンの奴)にもBillie Eilishが登場してきて笑っちゃいました。ターゲティングの速度が速すぎるでしょ。

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「大蜘蛛ちゃんフラッシュバック!」

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マンガ家ではないんですが、この精神で生きていきたいと思います。恋のかけらという概念をマンガから拾い集めて生きる男。しかし今回全体的に山田先生のキモエピソードが爆誕した感じの回だったんですが、そういう需要もあるのか……?

「はしっこアンサンブル」

毒舌男伴奏者来たわね! それはともかく木村のダメ出しに対して無反応なのがなんだか怖いですね。かつて「いろいろと切ってきた」人たちと同じことでも言われたとかかしら。

この手の過去って「プロ意識の低い人に厳しく当たりすぎて引かれる」的エピソードがつきものなのですが、「しゅーちゃん」の「アンサンブル以前の問題だ」「彼らの欠点を長所と思い込んで……」などの指摘から察するに、過去のトラウマから、現在は「下」に合わせすぎている、遠慮しすぎている……という感じでしょうか。でもそうだとすると、無反応なのはむしろ「かつて他人に対して自分が言ってきたことそのものだったから」という感じですか。

週刊マンガ感想2020年2号(1/11-1/17)

集英社お休み回ですがイブニング、エッジとあるので冊数は来週と同じです。

YM7

「首を斬らねば分かるまい」

クレイジーサイコビッチこと晴美さん、留学でしばらく棚上げになるかと思ったらあっさりついてきてて笑ってしまった。逆レイプの現場をまだ7歳の津田梅子に見つかる最終コマもとても面白いです。門馬先生は週マガでも「神様サイ殺ゲーム」を連載されてますが、どっちも先が読めないというか、良い意味でも悪い意味でも既存のマンガの文脈を無視して進んでいる印象がありまして、正直「神様~」のほうは「大丈夫かこれ……」と思ってしまうぐらい、その「行きあたりばったり感」が悪い方に作用してしまっている印象があります。しかしながらこちらの「首を斬らねば~」のほうは、「行きあたりばったり感」は同じでもそれがいい方向に作用しているというか、無茶苦茶な流れなんだけどそこがあまり気にならないように作られているように感じます。今回も「家の決めた許嫁と、愛しているが一方通行の女性のどちらを取るか悩んでいたら大久保利通に拉致されて岩倉使節団に放り込まれた」「岩倉使節団の中に許嫁が潜り込んできて逆レイプされそうになったところを津田梅子に目撃された」という文章にすると全く意味不明の展開なんですが、愛州幸乃助という架空の人物の半生を描くというバックボーンがあるので「まあこういう意味不明の展開ってあるよな、伝記だと」というぐらいで流せるんですよね。まあ私がこういう意味不明の展開に弱いというのもあるんですが。

「新・信長公記

なんか急に明智が勝てる気が微塵もしなくなってきたぞ……。明智の強みは要するに「人たらし」ということですよね。人の強み弱みが見抜けるから交渉もすんなり纏めて相手の懐に潜り込むのも簡単。でも銀杏高校全生徒を見方につけたとしても、それで家康に勝てるとは全く思えないんですよね……。明智の能力は強固な信頼関係に基づくアライアンスというわけではないので、家康の圧倒的なパワーの前にもろくも崩れ去る気配しか感じない。逆に言うと明智がそれに気付いてないはずないと思うんですが……それで行くと史実の明智光秀とこの明智との連続性もイマイチ分からないんですよね。人たらしなら本能寺の後でもう少し仲間がいてもいいでしょう。他の奴らが我先に敵討ちに走るってそれ、全然たらせとらんやんけっていう。もしや、そういう詰めの甘さ(表面的な一時の感情を過剰に信頼してしまう)が明智の特質ってことなの?

家康の側に立って考えると、敢えて全校を敵に回して勝つというパフォーマンスをしたかった、というモチベーションは考えられます。明智が「人たらし」だというのは現世で得た知識かもしれませんが、全校を纏められるのが彼しかいないと見込んで指名し、圧倒するという青写真ではないかという予想です。

イブニング3

新年1発目は「俺の零話読切プロジェクト」から2作。「エピローグをもう一度」はアラサー本屋のラブロマンス。買っていく本のタイトルを繋いでいくと告白になるなんていかにもベタベタな(月9でありそうな)内容ですが、読切として綺麗に完結しすぎていて、これ連載化するとしたらどうするつもりなのか。オムニバス作品でやっていくということなんですかね。「世界の果てまで有Qとらねば!」は疲れたおっさんの離島ラブロマンス。離島と美女と疲れた男、というとこちらも鉄板ですが、こちらは逆に設定が全然掘られていなくて捉えどころがない感触。「なんで竃?」とか、多分用意してるけど零話だから敢えて伏せてるとことかあるんですよね。分かる。でも軽トラと宴会の謎踊りだけで引っ張るのはちょっとしんどいと思うんだよね……。あんまり奄美らしさをアピってなかったのは個人的に残念なポイント。タイトル通り「行ってQ!」のパロディがメインなのだとしたらごめんなさい。拾えませんでした(行ってQ見たことないので)。

そして

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知ってた。知ってたよ。やっぱり性癖マンガは強いんですよ。「エピローグを~」も「世界の~」も、表層だけラブコメに整えるよりも、性癖マンガで勝負した方が絶対にいいですよ。「激辛課長」だってコメディ装ってますけど、あれも一種の性癖マンガですからね。性癖マンガは強い(大事なことなので二回言いました)。

他に「代原バード ピピ」が3回目の掲載。今回はなんの代原なのやら……?

「めしのあとはやせましょう」

ゲスト全員バーチャルだから俺が一人で飲酒してるだけだな…

ま、まあ最近成人男性超絶飲酒動画がブレイクしてるし……

WM7

新連載「なれの果ての僕ら」密室猟奇系サスペンス。同級生のサイコパスが突然「人間の本性」とか言いだしてデスゲーム的なことを強いる展開。映画ですが「SAW」シリーズが切り開いたジャンルという印象です。マンガだと僕がこれまでに読んだ中では「エニグマ」(少年ジャンプ)が近そうか。作者の内海八重は前作「骨が腐るまで」をマンガボックスで連載していたそうです。こちらもサスペンス系。

「それでも歩は寄せてくる」

詰将棋は簡単な3手詰。初手9一飛と放り込む手が盲点になりやすいけど守備の要である馬から玉をおびき寄せる捨て駒です。同玉に9二銀で解決。

「DAYS」

あれ? 高校サッカーって40分ハーフじゃなかったっけ?

炎炎ノ消防隊

すげえ……めちゃくちゃ面白い……。アーサーの妄想をバルカンがコントロールしようとして上手くいかず、アーサー自身の暴走が予想外の価値を生む、というのはこれまでにもあった形でよくできた組み立てですが、その予想外の価値が「アーサーの両親」って……いや予測不可能っつーか、反則でしょ。だいたいなんでネザーにいるの。実家? この流れでアーサー里帰り編始まっちゃうの? まあ、ヒバナ隊長も里帰りしたし多少はね?……ってならんわ! 大久保先生ホントに緩急がお上手です。この感じだと来週号は一転真面目回、つまりアーサーパパの「世界を救う」というのは妄想などではなく、普通にレジスタンスの一員、もしくは白装束の一味だった、という展開なのでは。

WS7

「洗脳執事」

少しずつ連載の概要が見えてきたような。「友人」を探すために執事をしている九鬼ですが、周囲は九鬼を尊敬し崇拝しこそすれ、対等な関係は結べない。そんな彼にとって、自らを「洗脳執事」と呼び、敵対心を顕にする苺お嬢様は実はかなり有力な友人候補ではないかと思うんですが、実際には九鬼は苺を嫌いぬいています。苺の行動がどこか間が抜けていることと、九鬼があくまで執事としての分を踏まえて仕事は完遂するスタイルなので分かりにくいですが、彼の行動原理からすると苺に対する敵愾心は違和感のあるところです。

そこへ今週の「苺お嬢様の『いい子』は上っ面だけの『努力家』」という九鬼の評価を合わせてみますと、「いい子」が上っ面だけなのと同様に九鬼に対する警戒心も上っ面だけ(と九鬼には見られている)ということが分かります。つまり、本気で嫌われてるわけでもなく、なんならその気になればすぐ「洗脳」可能な矮小な存在にも関わらず、無駄に自分に反抗してくるうっとおしい奴。それが九鬼の苺に対する評価ということです。だからあんなぞんざいな対応なんですね。

すると、今後の方向性として……二通り考えられます。まずは苺お嬢様が九鬼によって「上っ面」の仮面を剥がされていき、演じていたキャラ作りから解放されて本当の自分を手に入れていく……しかしそれは本当に「本当の自分」なのか? 「九鬼に与えられた自分」に過ぎないのでは? という展開。そしてもう一つは……苺お嬢様の「努力」が次第に身を結び、九鬼が評価と態度を改めざるを得ないほどに「上っ面」を磨き上げる(或いは内面まで磨き上げる)までの成長記録、という形。どちらも考えられますが、目下の問題は、九鬼にも苺にも感情移入できないまま、読者が置いてけぼりにされているこの現状ですかね……

「よふかしのうた」

六人の吸血鬼はいずれも春の七草から名前が取られてますが、6人であることに意味はあるのか。まあ、ナズナちゃんの名前が響きから先につけられて、仲間が後から追加されたのならゴギョウハハコグサ)がいないというのには別に意味はないんでしょうけど。しかしヒロインパンクしてないですか? 大丈夫?

モーニング7

新連載に「刷ったもんだ!」。印刷会社の職業モノで、作者の染谷みのるは「あなたに耳ったけ!」の人ですね。読切では耳掃除という近年注目(?)の性癖を見事に描いていて期待株でしたが、*1連載は無難に(?)モーニング定番の業界モノということになりました。ヤンキー上がりの女性主人公、御曹司の無愛想な男性同僚などキャラ付けのためとはいえややくどいと感じる演出もありますが、流石に絵も話作りも演出もレベルが高い。こういうクオリティの高さは流石はモーニング連載作品という感じですね。ドラマ化にも向いていそうで続きが楽しみな作品です。

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絶対目を合わせないマンがいたときに使ってください。

読切ではわたせせいぞうの「ハートカクテル」の特別編が4ページ、「おのぼり侍」は新人・山村東の江戸人情モノ。新連載予告付きなので、挨拶がわりという感じか。江戸の庶民と侍の建て付けですが、テーマは現代にも通じる児童犯罪と都市で生き抜く心構え。清十郎の心情を丁寧に描いて感情移入の中心に据えつつ、スリの娘に人間味を加えるだんご(猫)の存在感もいい感じ。やっぱり本質的に猫作家なんですね。

「サイクリーマン」

次号最終回、だと……? 全くそんなそぶりもなかったのに、どうして……冗談抜きで無難に面白いマンガだと思ってたんですけどね。風張さんは確かに一般的な人気は出にくそうなキャラクターなんで、作品本体の面白さで勝負しなきゃなんですが、「イチケイのカラス」もこんな感じでひっそり終わったし、単に「普通に面白い」だけではモーニングを生き残れなくなりつつあるみたいですね。そうなると新連載も心配だな……。

マガジンエッジ2

新連載が2本。

「宮本サクラが可愛いだけの小説の漫画。」は同名小説の凪庵によるコミカライズ。ジャンルとしてはラブコメですが、タイトルから想像される以上にヒロインがテンプレキャラに見えるのは気のせいか……。まあコミカライズだし、元々人気あるんでしょうから心配はしてませんが、原作もこんな感じなのなら何が売りのラノベなのかな?

「彼氏絶対殺す彼女 vs. 彼女絶対落とす彼氏」はsugiyaによるラブコメオムニバス。Twitterでバズったのが元という触れ込みで、確かに4〜8ページぐらいのショートオムニバス向けの設定です。個人的にはハニートラップというには彼女側の殺意が見え見えなのが気になるところですが、まあそこはマンガなので。

読切で月野和青「やまがたへなこのメリーさん」、一方で「新訳Märchen」「SHAMAN KINGレッドクリムゾン」は最終回。やっぱり場末雑誌でマンキン2連載なんて無理だったんだよ……。山形愛と山形弁に溢れたメリーさんは可愛かったです(小並感)

*1:染谷先生、他誌では連載経験があるみたいですね……。(など)モーニング初連載なのは確かですが、誤解に基づいた表現のため訂正いたします

週刊マンガ感想2020年1号(1/4-1/10)

明けましておめでとうございます。今年も駄文をつらつら書いていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

昨年1年間とりあえずやってみて、マンガをただ漫然と読むのではなく意味や意図を少しでも振り返りつつ読むようになったのはいいことなのですが、いかんせんきちんと振り返るだけに足る時間を割けず、かといって適当に考えて読むに足るような考察を書けるほど高尚な頭はしておらず……という次第で、ここで一つ初心に立ち返ると、そもそも年末のマンガレビューの負担を軽くすることと、マンガ消化のペースメーカーとして始めたのでした。であれば、感想も新連載と読切(僕が雑誌購読にこだわるのは読切があるからです)に焦点を合わせて、他の人気連載は軽く流していってもいいんじゃないか?(いや書きたいことがあれば書きますが)との考えに至りましたので、今年はそういうスタンスで行きたいと思います。

新年一発目は集英社系のみ合併号。

WJ6・7

藤巻忠俊の新作読切「狐日和の紺次郎」&年末年始番外編&読切「お兄タマは猫じゃニャい!」掲載号。チェンソーマンの番外編きがくるっとる(褒め言葉)

藤巻先生の新作はいわゆる流浪人の人情モノ。連載にもできそうな感じでしたが、前作が微妙だったことも踏まえて「こういうのもいけるけどどうかな?」という様子見の掲載か。クオリティは高かったけど、今のジャンプでやるのちょっと大変そうかなと思いました。読切は「Dr.STONE」の代原。作者は内山貴。猫に変身したお兄さん……ではなく、「お兄さんだと勘違いしてる猫」のギャグでした。レベル普通に高い。代原でこれが載るとかホンマジャンプお前……。

鬼滅の刃

刃を赫く染めるのは死の淵に己を追い詰めてこそ発揮される万力の握力

やはり筋肉は全てを解決するのか……

「アクタージュ」

ああ 禁止されているのは台詞の変更のみ

ト書きに表情の指定はなかった

えっ!? 台詞変更なしなの! 見逃してた……アホなことばっか言ってましたね……

逆に言うとそんな厳しい条件で原作を超えてみせろとか言い放つ花子さんなんなの? 台詞固定じゃ結末は変えられない。許せるようになりたい、ということなんでしょうか?

白石さんの演技はこれ思い出しました。

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「呪術廻戦」

夏油って死んでたんかよ……。読んだ記憶がないので単行本収録の0話なんやろな。で、あの喋る脳みそは結局誰なん……?

メカ丸も明らかに死んでいたはずだったのにこの引きだし、今週号ちょっと衝撃の新事実が多過ぎますねえ。これからは本編の内容をあまり信じないようにしようかな。

ハイキュー!!

田中清子(23)

は?

は?

チェンソーマン」

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裏切られたときに使ってください。

しかしデンジの感情の振れ幅が大きすぎる。展開としてはレゼ戦終わって新編導入ってだけの回なんだけど、デンジのテンションが最低→最高→最低ってなるだけで流れに疾走感あるような気分になる。

天使の言い分を素直に解釈すると、チェンソーの悪魔(ポチ太?)は地獄の死神である、そして悪魔は地獄で死ぬと転生する、と。つまり、

  • 銃の悪魔は地獄で死ぬために

  • マキマさんは悪魔をこの世に復活させないために

それぞれチェンソーの悪魔を手に入れようとしている、ということかな。

パワーがマキマさん嫌いな理由はなんなんでしょうね。単に嫉妬だけなら簡単なんだけど。

YM6

ハンツートラッシュ」最終回。

「MFゴースト」

結局ベッケンバウアーが沢渡に仕掛けた罠の内容がよく分からないままなのですが。見返したらちゃんと書いてあるのかもしれないけど、もう1ヵ月以上前だからなぁ。

彼岸島

まあ腐っても軍隊ですから、命令系統に組み込む以上軍規は守ってもらわないと困る、というのは分かりますけどね。ただ「民間人を皆殺しにする軍隊が取り戻した国会議事堂がどうやったら国の復興のシンボルになるんだろう」とも思いますが。

大体東京の惨状からしたら国連軍やPKO部隊が派遣されて自衛隊と合流して戦っていないとおかしいと思うんですけど、そのへんって「48日後……」の序盤でフォローされているんですかね?

WM6

特別読切として「鬼ヶ島のアスハ」掲載号。作者は蒼伊宏海。紹介されている「渋谷金魚」はパニックホラーのようですが、本作はレディース×市役所職員のライトなアクションマンガです。いかにもマガジンらしい内容。器用な作家さんですね。

「それでも歩は寄せてくる」

えー、あれだけ煽っておいてこれはないよー! と思いつつ、あー、やっぱり引き伸ばすよな、とも思いました。歩くんからしたら6枚落ちで互角だと分かってしまったら、そりゃ勝ったからって浮かれていられないでしょう。そりゃそうなんですが、今回の話を通してうるし先輩が「あいつもしかしたら……」って思う余地を作ってしまったことが残念で。連載が続くなら、うるし先輩にとって歩くんはやっぱり「純粋に将棋が強くなりたい真面目な後輩」であり続けて欲しいんですよね。一度想像してしまったら、もう元の状態には戻れない。可能性を生み出しただけでアウトなんだよ(文脈違い)

炎炎ノ消防隊

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ひでぇ言い草だ……まあ、作中のアホっぷりを見てると文句はつけられないが……。

WS6

「よふかしのうた」

また新ヒロイン登場かよ、今作多くない? ……からの突然のバトル展開! で笑ってしまいました。流れとしては吸血鬼の縄張り争いという感じですが、ナズナちゃんが「めっちゃ美味い血の人間見つけた!!!!!」って吸血鬼界隈に言いふらしていた(だから名前と顔がバレてる)と思うとほほえましいですね。宝物を自慢して回る小学生みたいな。

「あおざくら」

防大恒例新人いびり特別指導の時間がやって参りました。指導を受ける側が主人公だった時代はまあ何にしろ「目の前の現実に耐える」しか選択肢がなかった(耐えられないと連載終わっちゃうので)んですけど、一周回って主人公の手が汚れる(いや、まだ直接手は下してないですけど)段になってくると、やっぱりなんかおかしくないかなぁという気持ちが再燃してきますね……

そりゃ軍隊の論理と民間の論理じゃ全然違うのは分かるよ。分かるけどさぁ……

「ノケモノたちの夜」

お兄ちゃんが婿入りしてダイアナさんと結婚したら万事解決なのでは?(全てを無視した発想)

モーニング6

鬼灯の冷徹」最終回。平成を駆け抜けた怪作でした。

「望郷太郎」

無事連載再開。パルの村の「大祭」の風習はアメリ先住民族に伝わる「ポトラッチ」に似ていますね。「ポトラッチ」で婚姻をやりとりしたかは知りませんが、奴隷の贈与はあったそうで。ただし、基本的にはあくまで部族内でのやりとりに限られていて、パルたちのように村同士での物々交換……という形ではなかったみたいです。

「CITY」

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負けたときに使ってください。

YJ6・7

新連載は「GANTZ」の奥浩哉が原作の時代劇、その名も「GANTZ:E」……ってやっぱりGANTZじゃねーか! twitterでも話題になってましたね。話の流れも演出も本当に完全にGANTZで(ほかにどう表現したらいいんだ?)、奥先生じゃない人が絵を描いているというのがイマイチ信用できないような……。まあ、奥プロでアシをしている人はみんなこのぐらい描ける人ってことなのかもしれませんが。イイヅカ先生(「GANTZ:G」の作画担当)とかもえらい綺麗な絵でしたよね。本作の作画は花月仁。

「キングダム」

信のモデルの李信は中華統一まで生きていたからこの死はフェイク! というのが一般的な解釈ですが、なにしろ替え玉作戦からスタートした本作なので1%ぐらいの疑念はあるんですよね……。99%来週には蘇生すると思いますけど、河了貂が信の影武者となってみたいな謎展開もゼロではないことは頭のスミに入れておきたいですね。

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」

今回の話、全体的な流れや展開はある程度テンプレなのはさておき、気になるのは「今回2人にファーストキスしてしまったら、それ以降の98人の彼女はどうするの?」っていうところが全然フォローされてないところですよね。見ての通り羽香里さんも唐音さんも典型的なテンプレモブみたいなキャラクターデザインでそれ自体はわざとだというのは読んでて分かるんですが、それってつまり「あと98人出すぞ!」と作者は思っていて、その98人との間に特別な差をつけたくないと思って描いてるわけですよね。それなのに最序盤でファーストキスしてしまったら、「最初の2人」と「後の98人」の格差が埋めきれなくなってしまう。どうしても「最初の2人」に無視できない価値が生まれてしまうんじゃないかなという気がするんですよね。「既に付き合いはじめた順番で格差は生まれている」という指摘はその通りなんですが、だからってわざわざ格差を助長しにいかなくてもいいわけで。

「メイド・イン・ひっこみゅ~ず」

マンゴスチンのプレート、文字面は「CLOCK」「FAKE」「TOWER」と単語が作れるので、それかなと思いますけど、数字面との関係がよく分かんないですね。12までだから時計との関係を誰何したいところだけど、0と12が共存してたり、完全に等間隔じゃなかったりする(2.5って1.5の間違いじゃないのか)のが不思議ですね。

月マガ2

新連載「鉄界の戦士」は墨佳遼の新作。全く知らない作者なので新人かと思ったのですが、雑誌でも紹介されている通り、他誌でデビュー済みです。前作はこちら。イースト・プレスの運営するwebメディア「マトグロッソ」(し、知らねぇ……)で掲載されている(まだ続いている?)そうです。イースト・プレスは「まんがで読破」シリーズで有名という印象しかなかったけど、サブカル系のオリジナルコミックもやっているんだね。

ほか、読切「陸奥國明流異界伝 修羅の紋」「スペースウォーク」掲載。前者は川原正敏画業35周年記念読切……なのに本人が作画してないってどういうことだよ。絵の甲斐とうしろう先生は頑張って寄せていますが、川原先生本人と比べたら陸奥が大分かわいらしくなってしまっている。調べた限りは新人さんですね。川原プロのアシかな。後者は新人賞受賞作のショートの読切(16P)。作者は河原夏翔。「ボールルーム」の代原でしょうか。青春の香る爽やかでちょっと不思議なラブコメディ。

かくしごと

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久米田先生アンタ、集英社カドカワでは書いたことないのに3回ぐらいアニメ化したでしょ……(まああれは原作も売れてたしキャラ人気も結構高かったが……もしかしてアニメ化するために意図的に?)

このマンガがはじまった! 2019

チキチキマンガレビュー速記レース!!!!!(12/31 13:17執筆開始)

正直、去年「スキップとローファー」を書き逃した時点でもはや意味を喪失している気もするんだよな……ショックがでかすぎる

大丈夫、今年は一年分の感想蓄積があるから何とかなるなる(願望)

ルール

いつもの奴。

  • 僕が読んだことのある雑誌掲載漫画の中から、今年に連載を開始したもので「アツい」「面白い」と判断したものをピックアップして紹介。(強調はイチオシ)
  • 対象雑誌は以下の通り。
  • 「今年」とは、連載としての初掲載が2019/1/1〜2019/12/31までであった作品である。
  • 読切は対象としない。読切から連載に昇格した場合、読切ではなく連載が始まった日を「連載開始」と定義する。
  • 短期集中連載からの昇格であったり以前に同様な連載が存在する続編などの場合、一番最初の連載の始まった日を「連載開始」と定義する。
  • なるべく多くの雑誌からくまなく選ぶ。
  • どれほど面白くて好きでアツくても、連載開始が2018年以前の漫画は対象としない。

書影があるもの(一部は未発売)はamazonのアフィリンク付きですが1巻の表紙をつけています。

週刊少年ジャンプ

「ミタマセキュ霊ティ」(鳩胸つるん)

ジャンプ、今年は不作……というほどでもないのかもしれませんが、年末改編の2作が個人的にあまりピンと来てないのもあり、今年はこの1作に留めておきます。年度区切り的には一応チェンソーが19年度扱いなのですけどね。

さて本作ですが、ジャンプギャグ漫画の正統派……とも言いきれない。もちろんギャグセンスは正統派そのもので非常に洗練されていますが、下ネタがほぼ完全にオミットされているところが一つの特徴です。作者は「剥き出しの白鳥」でのデビューですからNGということはないでしょう。あくまで、作品に合わない、ハゼレナという異常存在に合わせられないというだけで、下ネタなしがポリシーなわけではありません。そう、本作を決定づけるのは1にも2にもハゼレナという存在です。彼女がこのマンガの全てを変えてしまった。

当初のマンガは、謎の「セキュ霊ティ」なる霊媒師に霊媒体質の女子高生が付きまとわれ困る、という筋書だったはずでした。これはギャグマンガではよくあるプロットと言えます。ところが5話近辺、ハゼレナが異常行動によってミタマと読者を追いてけぼりにしていった頃から様子がおかしくなる。きっと作者も思ったのでしょう。「あれ、こっちの方がずっと面白いな」と。謎の存在(ミタマ)に対する読者の価値観を代表する常識人としての存在だったはずのハゼレナが、常識から考えられない行動をとり、ミタマを混乱させ、ツッコミを爆発させる。ツッコミの勢いの問題なのか、それとも単にミタマの持ちギャグがイマイチだったのか。いずれにせよ10話を越えないうちにボケとツッコミは逆転し、今となっては泣いて意識を失うことで覚醒するというミタマの設定は半ば有名無実化してしまいました。こういうドラスティックな方向転換ができるのも、ジャンプの連載システムのなせる技という感じがします。本作がレースを生き残ることができるかはまだ判然としていませんが、ハゼレナボケ回(幽子回、解説おじさん回など)が「SKET DANCE」におけるロマン回のように語られる日がくるやも、しれません。

ヤングジャンプ

「可愛そうにね、元気くん」(古宮海)

YJきっての性癖マンガ。「リョナマンガ」ではなくて「リョナラーマンガ」なのが一つの特徴で、世のリョナラー達を共感性羞恥の地獄に日々叩き込み続けています。元気くん、一応リョナ趣味の張本人のはずなのに、鷺沢さんといい弟くんといい、とにかくサディスティックに蔑まれ罵られる生活になっており、実に倒錯的です。まあ、SとMは紙一重ともいいますし。

「まくむすび」(保谷伸)

よくある部活モノ……の皮を被った創作沼ズブズブマンガ。演劇の部活モノという枠はギリギリ踏み越えない程度に収めてはいるものの、登場人物の中に時々混じる狂気を孕んだ劇薬のような存在は隠せない。例えるなら……そう、「アクタージュ」に出てきそうなタイプの人間と、普通の部活モノに出てきそうな人間とが一つの部活に集って活動しているのが、この「まくむすび」というマンガである。そして、主人公のむすびは、まさに「部活モノの一般人」から「アクタージュ的創作の奴隸」へのジョブチェンジを果たさんとしている。いや、ジョブチェンジというよりは、「本性を暴かれた」というほうが実際に近いのかもしれない。創作沼は「ハマりにいくもの」というよりも、「ハメられるもの」であるから……。

「ポチごっこ。」(アッチあい)

社畜がJKに面倒見てもらうシリーズ。言ってしまえばJKの姿に仮託して救いの言葉を並べ立てるような作品ではありましたが、それでも彼女たちが紡ぐ言葉は本当に真摯で、社畜だけでなくこの社会全体を救えるんじゃないかと思えるぐらい大事なメッセージが詰まっていてよかったんです。まあ、爆死したんですけどね……。

週刊少年サンデー

「水女神は今日も恋をするか?」(三簾真也)

既に打ち切りとなっている本作ですが、フユさんのサイコパス笑顔と共に僕の胸には深く刻まれています。

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もちろんそれだけではなく、悪人の存在しない(フユさん除く)ストレスフリーなラブコメ展開、誠実が服着て歩いてるような主人公・アシャなど、サンデーの鑑とも言えるラブコメであり続けた本作は、間違いなく編集部でも期待の連載だったろうと思います。確かにストーリーとしては予定調和的で、壮大なロマンスや大スペクタクルは発生しないのですけど、それだけでこれが人気を取れないのかと思うと、今の流行がサンデーに取っていかに厳しいものであるかを改めて感じざるをえません。そういう意味でも今年に象徴的な連載でした。

「ゆこさえ戦えば」(福井セイ

こちらもサンデーの真骨頂。ラブ? ですらひょっとしたらない、ライトなノリのコメディ作品。「バトル物のテンプレを外すギャグ」という基本コンセプトがあるため展開に困らない良さがあり、滑り出しは上々だったように思うのだが、最新号の掲載順がやや不穏。ギャグのクオリティは高い。というかゆこの天然っぷりが凄い。異常な天然ボケ人間自体は古今東西色んなマンガで見るけれど、サブとして味付けに使うか、周りに迷惑かけすぎてヘイトを買うかのどっちか(或いは両方)が多いのに、ゆこは常軌を逸した天然ボケを発揮しても、他人には迷惑をかけてないし、好感度の調整という面でも素晴らしい働きをしている。見事なバランス感覚という他ない。

「よふかしのうた」(コトヤマ

「だがしかし」のコトヤマ先生が吸血鬼と中学生とのラブコメ? で復帰。内容は可もなく不可もなくといった感じだが、相変わらず飄々としたキャラクター達の会話劇を中心としたコメディが、「不登校」という設定の持つ暗いイメージを全く引きずらない軽い読み口を実現。時に深夜の真剣(マジ)語りテンションの力を借りつつ、陰に陽にアクセルを踏み替えて作品を自由自在にコントロールする手腕はさすがの一言。

「洗脳執事」(浅山わかび)

年末改編の3作(本作以外は息が詰まりそうなほど哀しみと絶望に満ちた吸血鬼ラブ・サスペンスの「嘘月」、掲載誌間違えたのかと思うようなぶっ飛び方をしているゴリラ卓球ギャグの「PING KONG」)はいずれもサンデーらしからぬ異色作であり、編集部の並々ならぬ気合いを感じるため、何か一言書いておくべきだと思い、取り上げることにした。どれも海の物とも山の物ともつかない段階だが、強いて一作上げるならやはり本作か。「完璧すぎる存在を前に主人公以外はただ言うことを聞くだけの傀儡となり果ててしまう」という設定だけでも十分に異色なのに、メインキャラクターである九鬼の「友達が欲しい」というふわっとした物言いが狂気を引き立てる。当たり前ですが、「操り人形」のことは友達とは言いません。ならばここから導き出せるのは、「洗脳」は「友達」の選別作業であるという明瞭な解釈であり、「洗脳」されていない主人公・苺は、現時点で最有力の「友達」候補だということ。今後の展開とキャラクター同士の関係性の描き方次第では、このマンガは大いに化けるだろう、と思わせるに足る1話です。

週刊少年マガジン

「それでも歩は寄せてくる」(山本崇一朗

Twitterで連載してた(つーか不定期に上げてた)のをマガジンが一本釣り。「徒然チルドレン」と同じパターンですね。内容は、もう、あまーい!!(古い) 1話読んだだけで糖分の過剰摂取! うるし先輩チョロすぎ! そのチョロさに全然便乗しない歩くん律儀すぎ! ああーもう甘くて酸っぱくてサイコーだ!!!!! 小道具に使われている将棋の描写に違和感がなくてしっかりとリスペクトが感じられるのもいいぞ!!

月刊少年マガジン

「恋は世界征服のあとで」(野田宏・若松卓宏)

ありがちな設定ながら安定して面白い。個人的には「デス美」が本名なのがかなりツボ。月刊マガジンの希望の星! ……とショート枠のマンガに言うのもなんだか侘しい感じだが。月マガは既存作品がどれも強いから基本的にはそのままでいいんですよね。ただ「Change!」を打ち切ったのは許さん。

週刊ヤングマガジン

「新・信長公記」(甲斐谷忍

甲斐谷忍ヤンマガで調理したら、うーん、こうなったかーという感じの怪作。戦国武将を現代に召喚したら全員エリートヤンキーになるだろう……というのは言われてみればその通りで、何しろ戦国時代は下剋上、腕っぷしの強さが偉さを決めるのだから、ヤンキーの世界の方が性にあるでしょう。とはいえ、設定のぶっ飛び方もさることながら、ヤンキーがどいつもこいつも賢すぎる。かと思うとヤンキー理論によって合理性とかを超越したメンツと人情で話が動いたりもする。ヤンマガの度量の広さに感謝しつつ、これをヤンキーマンガと呼んでいいものか、という疑問はいつも燻っている。

「レッドカード」(市川マサ)

市川マサの最新作はまさかのサッカーマンガ。基本的にヤンキー高校のサッカー部を立て直す……という路線で進みそうなのだけれど、そうそう簡単にテンプレに行かないのが市川作品。ヤンキー達は荒れてなくて、ただやる気がないだけだし、部室に溜まって煙草吸ったりしない。彼らをまとめる熱血監督は存在しない、ていうか1話で主人公殴って懲戒解雇された。残されたのはチーム作りは素人の一年生主人公とサッカー素人の女教師。はっきり言って、どこに転がるか予測不能。市川先生のスポーツ物描き慣れてないぎこちなさが不安感をさらに煽る。だから、なんでスポーツ物なんだよ……

週刊モーニング

「サイクリーマン」(原田尚)

読切からリニューアルして優しい上司と楽しくサイクリングする路線への変更が当たったのか、はたまた風張さんというスーパーアイドルを手に入れたからか……安定した走行を見せる新進気鋭のスポーツバイクマンガ。主人公のタケはセミプロながら、矢美津部長と風張さんにレベルを合わせて技術的な内容も最低限に。都内を中心にグルメとサイクリングを楽しむ内容は肩肘張らず実に楽しそうで、思わず納屋で埃を被ってたロードバイクを引っ張り出して来たくなってしまうほど。うーん、やっぱり風張さんなんだよなぁ……

「望郷太郎」(山田芳裕

カタストロフィ後日常系と言えば、オタク的にはやはり「少女終末旅行」でしょうか。まあ僕は読んでないので「天国大魔境」としか比較できませんが、それにしたって比較にならない。なにしろこれまで登場した女性がゼロ(正確には1話の太郎妻のミイラだけ)というだけでも本作は特殊。加えて主人公の太郎は財閥の御曹司であり、終末世界を生き残る能力を何一つ持たない状態から物語が始まるのですから相当変わってます。何一つキャッチーな要素がないし、かといって読者が太郎に感情移入していくのも難しい。コールドスリープから目覚めて家族に会うためにユーラシア大陸を横断する……といきなり言われても「待て待て待て」という感じだし、近現代の知識の象徴としてハーブや香辛料の知識が出てくるのも、セレブリティらしさが出ていていい演出なのだけど読んでる方としてはピンと来ない。けれど、妻子の死や「祭り」による生の充足との邂逅、文明の死などを乗り越えて次第に太郎が世紀末の生存者として再構築されていく様子が丁寧に描写されていくのを見ると、確かに、最も「生きること」から離れていたこの男こそが、この旅のスタート地点に相応しかったのだなということが実感される。第二部が待ち遠し……え、第一部完は打ち切りの方便? そんなこと言わないでくれ……

イブニング

「定額制夫の「こづかい万歳」」(吉本浩二

本作の何より好きなところは、「銭闘力」グラフ。

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もうホント、正直読んでて泣けてくるレベルで金がない世の親父たち……。多分部活帰りの中高生より侘しい食事生活を送ってますよ。登場する節約テクのバカバカしさ(当人たちは至って真剣)に一しきり笑ったあと、我に返ると「いったいどうして、こんなことになっちゃったんだろうなぁ」としみじみ、泣きたくなるような……そこまで含めて、楽しんでもらいたいマンガです。

「水溜まりに浮かぶ島」(三部けい

三部けい鳴り物入りの新連載。編集部としても今年の大本命でしょう。「入れ替わりモノ」の流行自体はやや過ぎ去って(そういえば、「僕だけがいない街」もタイムリープモノの流行が終わってからのスタートだったような……)いるなか、定番の「男女」のペアは当然のように外して、片方を利己的で無慈悲な犯罪者とすることでペア間に協力関係が成立しないようにして、仕上げに三部けい特製、家庭問題を抱えた児童をトッピング。無慈悲な犯罪者(見た目は自分=兄)からあらゆる手段を講じて妹を護ろうとする湊(見た目犯罪者)と、自分の金を取り戻すために手段を選ばないであろう、殺し屋黒松(見た目は小学生児童)。いわゆる「入れ替わりモノ」という言葉からは想像もつかないようなクライム・サスペンスが読めるかと思うと、正直もうワクワクしてしまう。いずれ黒松側にも金が必要な切実な事情が明かされるときがくるんだろうなぁ。

月刊アフタヌーン

「ワンダンス」(珈琲)

珈琲先生の新作は吃音の高校生とダンスのマリアージュ。前作(「しったかブリリア」)とはうって変わって全編真面目なトーンで(「登る小寺さん」に近い?)カボの丁寧な努力の一歩一歩を拾っていく描写は職人芸。単なるダンスマンガとしてだけでなく、時々意地悪に見える現実に対して真摯に向き合うこと、その真摯さに報いることの「良さ」が省略されることなく全て載っているのか心地良い。個人的にはダンスナンバーの曲名が全て載っているのもポイント高いです。全部YouTubeで聞けるので、聞きながら読むと「このコマここか!」という感じで倍楽しいです。

月刊少年シリウス

ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話」(横田卓馬

横田卓馬の新連載は凸凹コンビの甘さ控え目ラブコメ。タイトルには偽りありというか、ポンコツ風紀委員は本当にポンコツだが、JKのスカート丈はそこまで不適切でもない。むしろ名前の方が不適切なのでは……? 回を追うごとにポエちゃんの生真面目っぷりというか、いい家庭の出身っぷりが明らかになってきており、典型的な「ちょっと高校デビューしちゃった女の子」と「バカマジメ男子」の組み合わせは、まあ、なにしろいいものだ。ポエちゃんにはこのまま延々苦労してもらいましょう。

「時間停止勇者」(光永康則

光永康則が「妖怪王女」の片手間に書いてるなろうパロディ(ゴツい偏見)。一言で説明すればとても面白いようには思えないが……悔しい(?)ことに面白い。セカイが時間止めるごとにパンツを覗くからだろうか? それ以外でオリジナルに近い要素があまりないのだけど……。本作は、場面転換が非常に思い切りよく、テンポの良さが最大の特徴であろう。「時間停止」によってチートする勇者である以上、他の一般人の体感時間に比べてセカイ本人は非常に長い時間を過ごすことになるが、「時間停止」中の出来事は極力描写しないことで展開の間延びを避け、さっくりとして読後感に仕上げられている。もっとも、ただ「時間停止」中のチート=地道な努力を丸々省くだけでは、読者の視点は他の一般人と同じになってしまい、セカイ視点で物語を読むのに支障を生じる。その解答として光永先生が採用したのが、「時間停止中にいちいちパンツを除いたり胸を揉んだりするセクハラ勇者」だった、ということなのではないか。要するに時間停止AVのパロディを突っ込むことで、展開を間延びさせることなく、読者に時間停止のチート全能感だけを追体験してもらおうということである。……考え過ぎかな?

少年マガジンエッジ

江戸前エルフ」(樋口彰彦)

最近のエルフブーム(といっても講談社のマンガにだけ来てるブームだけど)に乗っかって、「逆に異世界のエルフが江戸時代に転生してたらどうなっているのか?」を思考実験してみた、という風体のマンガ。メインストーリーはただただ引きこもりエルフに振り回される(ちおうほどでもないが)巫女JK主体のコメディではあるが、背景設定は「江戸時代に長命な異種族が現れたら当然神格化されて祀られるだろう」「ご神体=エルフ本人が死なない限り、なんだかんだで神社の伝統は続くだろうけど、なにしろ実在の人間(ではないけど)だから氏子との距離感はかなりフランク」「実在の生物なので体調を崩したり機嫌が悪かったり人間くさいところも沢山あるけど回りの人間はそこは割り切っている」とか、考えてみればそれらしくなるようちゃんと練られていることが分かる。もちろん「設定が面白ければなんでもいい」というわけではないが(たとえばこのマンガ、神職が全然登場しないが、よく考えてみるとそれはおかしい)、エルダのうざかわいさ、小糸の小気味良いツッコミ、そしてなによりエルダの生活感の高さを通して全体的に漂う「こんな神社いかにもありそう」感が上手く絡み合い、マンガとして絶妙な読みやすさに仕上がっている。

最後に

本年一年、乱文を読んでくださった方には感謝申し上げます。ありがとうございました。

来年もまた、変わらぬご愛顧を賜われましたら、幸いに存じます。

良いお年を。

週刊マンガ感想2019年49号(12/21-12/28)

年内最終号、そして、ギリギリ大晦日に間に合った……。年末は流石に全て合併号なのでこれで年内はおしまいです。このあと今年のまとめが丸々残ってるとか、え、マジ? 無理……絶対書けない……。

WJ4・5

麻生周一の読切「漫画家異世界取材旅行」、「出久&爆豪:ライジング」後編掲載号。こち亀のは今号のためのフリだったんですね。秋元先生優しいなぁ。

Dr.STONE

千空が石化してる瞬間の描写を見て考えたんですが、時間差で復活液がかかるような仕組みを作るというのはどうでしょうか。と言っても大がかりなからくりとかは不要で、頭の上からボタボタ溢れ落ちるように角度を調整して瓶を持っておくだけです。石化のタイミングが正確に分かっていないといつ傾けて始めるか分からないので話は整合します。***の持ってる石化装置を千空が奪うのかと思っていましたが、イバラが回収してましたね。流石に主人公に腹を掻っ捌かせるのは気が引けたか?(まあ、直接クソオヤジから奪い取ったほうが面白いからだと思うけど)

チェンソーマン」

レゼの出身はソ連の特殊部隊……? そういえばロシア語の歌を歌ってたな、と思って調べたら色んな人が頑張って挑戦してました。ジャンプマンガはこういうことしてもらえるからトクだよなぁ。

銃の悪魔と言うとついつい「ノー・ガンズ・ライフ」の主人公みたいな感じを創造してしまうんですが、ロシア出身だと頭は拳銃じゃなくてAK47とかかもしれないですね。トカレフもあるやろ! というツッコミは認める。

ていうか今さらですが、本作、時代設定もの凄く古いですね。山形新幹線(正確に言うと山形新幹線を連結している東北新幹線)が200系だ。

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山形新幹線東北新幹線内連結車両は2001年にE4系に統一されたそうですから、舞台時代は1992年(山形新幹線開業)-2001年の10年間のどこかです。ソ連崩壊が1991年なのを考えると丁度いいタイミングがないので歴史改変されているようですが(チェンソーマン世界ではソ連は崩壊しておらず現役のため)、歴史改変で新幹線が20年前のものを使い続けることになるとは思いづらいので、恐らく20世紀末に設定されているものと思われます。

あとデンジがレゼを予想して読者がマキマさんを予想しているタイミングで空気読まずにパワーが入ってくるのクソ笑ってしまった。こんなのずるすぎる。

Dr.STONE reboot:百夜」

最終回。

もうISSはみかん箱サイズです

それはもうISSは呼ばないんじゃないですかね……? 少なくとも1モジュール相当サイズがないならそれはただのライトと呼んだほうがよさそうだし、あともうどうせ作り直すなら空気抵抗の少ないもっと外側にしたほうがいいような気もする。どうせ400kmと800km、1000kmじゃ大して到達する大変さは変わらないんだから。加速に使う燃料とかも心配しなくていいんでしょう?

最後のメッセージは分かりやすさを意識したんでしょうけど、普通は毎日モールス信号送る方が確実なような気がしますね。天気のこととか考えると複数日かけて1つのメッセージを送るのは不確実性が高いし、百夜の子孫ならともかく本人はモールス知ってるでしょうから。モールスを知らなくても規則的にパターンを持って点滅していることは分かりますからそこに人工構造物があるのは分かりますし。

YM4・5

カイジ

お言葉ながら40越えてキャンプキャンプ毎週キャンプって そんな輩もはやクズ 人生の脱落者です!

労働過激派だ。こちらとしては早く人生の脱落者になりたいですね。

「レッドカード」

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大きくていいなと思ったときに使ってください。これはちんこのことだけど。

アルキメデスの大戦」

メンツの問題がないとは言わないけど、これって結局要求を飲むか飲まないかの二択なんじゃないんですか? 密室でネゴしようが、要求を飲んだら結局メンツは潰れてしまうんじゃ……。(ということは単純に飲むのではなく、それらしく聞こえる妥協案を日本側に要求してくる腹だということか)

「おたくの隣はエルフですか?」

若者の街渋谷は今たくさんのコギャルであふれコギャルの聖地になっています!

いつの時代だ……と突っ込みたいところですが、まあ神様にとって30年なんて瞬き1つぐらいの感覚かもね。まさか30年でギャルが絶滅する()とは思うまい。「はじめてのギャル」の小坂先生世界では、まだまだギャル全盛期の可能性もありますしね。

「ソウナンですか?」

とうとう毒食材まで食い出したぞこの娘たち……。アカエイのしっぽは毒が強く、死んでも有効なので浜辺に捨ててあるアカエイに触らないのは磯遊びの常識です。

イブニング2

「宝ちゃん、あ~ん!」特別読切と、代原読切「代原バード ピピ」掲載号。「ハサウサシリシリ」最終回。

「水溜まりに浮かぶ島」

なるほど……方向性が見えてきました。自分と入れ替わった犯罪者(見た目自分)から妹を守るために奮闘する兄(見た目犯罪者)という感じか。基本的には人質(妹)も取られていて、元々のヤサなりなんなりの資源も全部握られている湊が不利ですが、見た目のアドバンテージでなんとかやり繰りしていくしかないのか。黒松としても圧倒的有利とはいえ、下手に妹を処分してしまったら全てを賭けて湊に鏖殺されるだろう、というところまで相互理解が進めば、均衡に至るタイミングも見えてくるか。

「激辛課長」

そう思うと洒落た店で新城くんと2人きりという気負いもほぐれてきた…!!

リラックスもできないまま苦手なものを食うぐらいなら、もう一緒に飯食いに行くのやめたほうがいいんじゃないですか……?

「ふたりソロキャンプ」

恥ずかしながら……ビア缶チキンってビールの蒸気で蒸し焼きにするんですね。見逃がしてたせいで、「ビール残したまま火にかけるなんて意味不明だな……」とか思ってしまいました。丸鶏はそれこそキャンプにでも行かないと食べないので、普通のモモ肉でできるならやってみてもいいかも。

WM4・5

出張読切「先輩が僕を殺りにきてる」掲載号。助野先生講談社に行ったんですね。「貧乏神が!」も「双星の陰陽師」も貧乳ネタ推しでしたが今度は巨乳一辺倒(貧乏神は主人公の市子は巨乳だったけど)。出版社が変われば女体の趣味も変わる?

「五等分の花嫁」

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一花さん……これはどういうことかな? 会ってもいない人にどうやって何を伝えたというのかな?

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貴様ァーーー!!!! 性懲りもなくまたしてもォーーー!!!

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「死神サイ殺ゲーム」

これが俺の残り寿命!! 97まで生きるのか……マジか……

前回までは寿命分かる以外は戦略もなにもねえししょうもねえな、って思ってたんですけど、改めて考えてみると独り身の青年にとってはかなりアド高いな……破産するまで負けなければ死期が早まるだけなので、貯金した額で生きていけるようなら労働から解放されるし、勝てば勝ったで願いが叶うし、アドしかない。中途半端に寿命伸びたり破産したりしなければいいので、あまり大きく賭けずに様子見るのがいいんでしょうか。まあ、親で負けたら大変ですけど。

「それでも歩は寄せてくる」

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六枚落ちだ。そんなに実力差があったんだろうか……。六枚落ちなんて、相当な実力差がないと負けるのが難しいぐらいのハンデ差です。もちろん勝負に絶対はありませんが、一般的に上手が勝とうと思ったらかなり紛れを求める特殊なテクニックを使う必要があるはず。これは告白と同時にアニメ化発表か?

WS4・5

新連載「洗脳執事」連載開始号。

名探偵コナン

胸ポケットに小型カメラ内蔵のペンを刺し…それぞれ対局中の映像を仲間のスマホに送り仲間がネットで次の妙手を検索し…それをトイレや廊下ですれ違った時にさりげなく教えて勝ちまくっていたんだよ…

そんな七面倒くさいことをするぐらいなら最初から自分で局面を検索すればいいと思いますが……ああ、対局場にスマホ類は持ち込み禁止になったんでしたっけ。対局中はロッカーに入れて施錠、使用がバレたら最悪除名の厳しい処分。つまり対局のついてない棋士が順ぐりに検索役をやっていたということか。会館の対局室に対局のない棋士がやってくるの自体はよくあることで怪しくはないですからね。

「嘘月」

うわ……記憶が残るのもそれはそれで辛いなと思っていたけど、記憶が完全に消えるのも中々辛いですね。知らない間に好きでもない男と結婚してて育てた覚えのない息子がいたらそりゃ死ぬのも無理ない。解除条件がはっきりしない以上、柏木さんへの誘惑が早めに解けたのは幸運だったんじゃないでしょうかね。「愛の告白」が解除の条件なのだとしたら皮肉なことですが、ありがちと言えばありがちだし、能力の本質をよく表しているようです。ガチ恋には使うな、ということですね。

魔王城でおやすみ

上司が来るとは知らないはりとげマジロさん

うわ……言われてみると(自分とは無関係のこととはいえ)上司が正月に実家に現れるのやだな……。

「ゆこさえ戦えば」

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こ、これは、もしや……箱化!? なんてニッチな性癖を攻めるんだ、さすがはサンデー(違う)

YJ4・5

新連載「君のことを大大大大大好きな100人の彼女」連載開始号。

「九龍ジェネリックロマンス」

うわー、工藤、最悪の事後対応だこれ。「間違えた」て、まあそらそうなんだろうけど。工藤のことを好きじゃない相手だったら「間違えたで済む問題じゃないだろ! 慰謝料払え!」って感じだし、工藤のことを好きな相手(つまり鯨井)だったら逆に「間違えたってどういうことだよ! あたしゃお呼びじゃねえってことか!」ってなりますよね。僕童貞ですけど、間違えたはあかんと思いますよ。

「可愛そうにね、元気くん」

次回久々にリョナシーンが見られそうですね! 1話の時点ではこういう感じの(リョナ)展開が続くマンガだと思っていたら普通の恋愛モノに転身していったので「あ、そうなんだ」と思ったものですが、なに、原点回帰? 的な?

「八千緑さんはリョナの欲望をぶつけられることを望んでいる」という解釈の余地は当初からあって、何より最初に元気くんの原稿を読んだ直後と思われる八千緑さんの口元のアップのコマが1話にありまして、笑ってるんですよね。まあその後八千緑さんは元気くんのナマモノ18禁同人誌に対してカマトトぶりを発揮し続け、性癖カミングアウトのときも「なんのことか分かんないけどいいよ」と言わんばかりの態度だったので、「本当に分かってないのかもしれん。1話のあれも『私を主人公にマンガを描いてる……元気くん、もしかして私のこと、好き? キャー!!』みたいなおめでた思考かも」なんて考えていましたが、鷺沢解釈ではそうではないと。本作で八千緑さんの内面だけが触れられないままここまで来ているので余計に分からなくなっています。むしろ最後の謎かもしれん。まあ、SとMのヘンタイカップルだというならそれはそれでハッピーエンドなんですけど、そういうのは「ナナとカオル」辺りに任せておいて本作はもっとギリギリのところを攻める気がしますね。

「彼女の野性が手に負えない」

ち、ちょっと、砂漠サバイバルにジョナサンが同行してますけど……ゴリラ on 砂漠って最悪でしょう。あんな毛皮では1時間と持たず熱中症では……? 

モーニング4・5

読切「石田三成ズム」「くのいちドル子」「飼ってない猫」掲載号。「ストロベリー」最終回。

「ハコヅメ」

真面目なシリーズモノなのに突然流れるようにコント始まるのホントすごい。天才的な才能ですよね相変わらず。……しかし、くしゃみ……じゃないのか、よく考えたら。河合がアレをアレしてしまったんですね。まあ、それでブレーキ外しちゃったりアクセル踏んじゃったりするのは分かるけど、なんでギアをバックに入れてるんだよ……パーキングにしとけよ。

「紛争でしたら八田まで」

最近野口健がネパールで児童婚をしていたことで炎上(というほどではないが)していたのもあって、本編もなんか裏があるような気がして慎重に読んでしまいますね。18歳なら一応児童婚ではないはずですが……年齢なんていくらでも嘘をつけますしね。あとヤングMが教育を受けているのに呪術師になっているというのもひっかかる。とはいえ「本当はジョイスとヤングMが好きあっていてただの駆け落ち」ってベタな展開だと、それはそれで「あちゃー」って感じではありますけども。

「ミスターズ」

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森野さん、フォントヤクザだったので森野さん推しになりました。注意書きで使ってる奴は「タイプラボN」でしょうか。これだけモリサワですね。

石田三成ズム」

これ読むまでコロッと忘れていたんですが、江戸初期までの堺って日本有数の港湾を持つ商業都市だったんですよね。今となっては古墳と大阪市ベッドタウンという2つの顔からほぼ抜け出せなくなってしまいました(一応工業地帯もある)が、どこでそうなってしまったんだろうと思ったら、やっぱり江戸時代だったようです。大和川の付け替え工事の影響で港湾や陸地の地形が変わってしまい、鎖国の影響も相俟って商業都市としての機能を失っていったと。

面白いのは開国の際に神戸に替わって開港地に選ばれる可能性があったという話で、もしそうなっていたら京阪神都市圏は随分様変わりしていたでしょうね。いや、京阪神ではなく、京阪"堺"と呼ばれていたかもしれません。神戸も神戸で、兵庫の代わりに開港地として選ばれているし、なんなら岸和田とか貝塚とかが大都市になっていたパターンも面白いですね。

アフタヌーン2

読切「政略結婚したくない!」掲載号。

「ブルーピリオド」

見開きで再登場した徹夜明け早朝の渋谷。八虎にとっては絵画の原点とも言える場所なので、大学生活がまたここからスタートするってのは展開としては中々燃えますね。東京都博物館、行ったことないのですが、過去の渋谷とか登場するのでしょうか。かつて川の結節点で谷底だった渋谷と夜明け前の「青い」渋谷がコラボするとか、うーんちょっと安直すぎるか。

桑名さんとのやりとりは、桑名さんいい人だなーというところに目が行きがちなんですが、よく考えるとこれだけ素直に感謝と称賛を口にできる八虎ってやっぱり優しくてすごい男なんですよね。とても真似できんし、そらモテるわという感じ。これで頭も良くて絵も描けるとか、あーやだやだ天才って。

「ああっ就活の女神さまっ」

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人間の悪意が邪神となったときに使ってください。

「天国大魔境」

5年も来てなかった生理が突然に。生理はTSモノの中では定番のネタと言えばそうなのですが、扱われていなくても気付けない自身の鈍感さにはついつい呆れてしまうな。

しかし何が気になるってなんで今になって生理が始まったか、ってことですよね……。ロビンの生存情報が影響してるのはまず間違いないと思うけど、「女性性」に目覚めた、という見方はちょっと違う気もする。というか、マルの立場がない、というか……。

「イサック」

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慎重に考えて立てた計画がこれだったときに使ってください。

シリウス2

「魔法使い黎明期」

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風呂で裸になっただけで痴女呼ばわりされたときに使ってください。ていうかホルトくんについてる展開を期待したんですけどそれは流石になかったですね。ついてたのは角だけだった。

クドーは良識ぶっていて株を順調に上げてきたのに最後の最後で人の下半身を覆っているタオルを剥ぎ取って他人に手渡すとか台無しでは……デリカシー……

人形の国

人形の国は今月もネタの宝庫だゾ!

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しかし「そうかしら?」ってどういうことだろう。普通に考えたら「皇帝が死ねば帝国が消滅するって訳じゃない」というのが正論ですけど、それに対して「そうかしら?」と答えたということは、タイターニアは「スオウニチコが死ねば帝国が消滅するかもしれない」と考えている訳です。……本当に?

或いは「消滅とまではいかないが、指揮系統がマヒしてエスローまで含めて逃げる余地が作れる」という意味なのか。

「川嶋芳子は男になりたい」

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バカなことを言っている人に使ってください。

TSFモノ(F2M)ではあるんですが、今んとこ主人公は性自認としてはどうやらシスヘテ女性であり、男になることによる自己認識や嗜好のブレみたいなものも特にないので、あまり「そういう系」の作品として読めない感じがしますね。というか、「男になる」ことが、戦闘能力が高くなる、強くなるというポイントだけに絞られているのが、ちょっとうーんという感じ。極端な話、「男になる」部分を「魔法少女に変身する」とかに置き変えても成立しちゃう気がして。そうなると、「男に変身する」ことを「強さ」の象徴として描いているのか? ということになって、あれれ、なんか思ってたのと違いますね~という気持ちになってしまう。まあまだ導入部分なので、そこはこれからに期待、という感じなのでしょうか。僕がシスヘテ男ということもあってか、二次創作でM2FのTSFにしかほとんど触れたことがないので、どういう感じになるのか楽しみなのですが。

週刊マンガ感想2019年48号(12/14-12/20)

おいおいおい、今週も合併号じゃないのかよ……まいったな。集英社のためだけに1本記事作るしかないか。逆に言うと他社は1月は合併号なしのスケジュール。それはそれで(読むのが)しんどいな。

WJ2

読切「綺羅星のメリル」、こち亀紫綬褒章記念読切、ヒロアカ劇場版コラボ「出久&爆豪:ライジング」前編掲載号。

見た目女の子だけど、牡羊座ってことはついてるんだよね? 男の娘なんだね???

鬼滅の刃

私は生まれて初めて背筋がひやりとした

超人同士の世界、もはやコメントする意味がなさそう……。っていうか、炭次郎は血縁じゃないんですね。先祖代々炭焼きなのに呼吸を代々伝えていたというのか。

Dr.STONE

イバラ、最初は通りすぎ際に発声して起動してますけど、2回目は海中なので発声なしで(口の中に入れてモゴモゴして)起動してますよね。クリアに発音しなくても思考だけで起動するのか。それともイバラは腹話術できるいっこく堂なのかな???

稲垣先生はアイシル終盤で「オナガキ」という蔑称をつけられたぐらい特定の登場人物を優遇する傾向にあると言われていますが(ちなみにアイシルのとき言われていたのはヒル魔)、今作は主人公(千空)をそのポジションに持ってきたので、主人公無双となる分贔屓に対する不公平感は減少してるのかな、とふと思いました。マンガである以上主人公が優遇されるのはある程度は自然ですからね。まあそんなことを思ったのも、今回はちょっと臭すぎるなぁ、と思ったからなのですけど……。

クロムのポーズは距離を測るためのものではないでしょうか。羽京が「mと秒数」を聞いていますし、発動にタイムラグがあることを踏まえると「秒数」は発動までの時間を意味することはすぐ分かりますから、「m」は発動範囲を指します。石化の進行速度を測ることができれば、「いつ、どのタイミングで、どこまで」石化がやってくるか全部予測できるわけですね。龍水が「苦しい一手」と表現したのはそういう意味かなと。具体的な対抗策はこれからというわけです。現時点で明かされている情報だけでは物理的に離れる以外に石化から逃れる手段がないので、そっち方面でのヒントかとも思ったんですが、特にそういうわけでもなさそうよなぁ。水中だと光の屈折率みたいな感じでスピードが遅くなるとかそういうのはあるかもしれませんね。陽くん石化が3m(人一人を包むにはちと大げさ)で起動されてましたし、アマリリスも海の中に逃げて助かってましたしね。

「AGRAVITY BOYS」

このマンガずっとこのノリでやっていくのかな……はやくもマンネリの香りがし始めたぞ。早く惑星開拓に移ったほうがいい。

チェンソーマン」

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勘違い男子がいたときに使ってください。しかし童貞のくせに半裸の美女を両手で抱きしめて(チェーンで緊縛)入水自殺とはデンジも隅に置けないなぁ。内心大興奮だったんじゃないのか。

あと、この流れだとマキマさんよりレゼを取ったということになるけど……どうなのかな。マキマさんを裏切る決定的ななにかがあったわけでないし、(例によってまた)単に考えなしなだけなのか。だとしたら喫茶店でまた修羅場が発生するパターンなような気もする。どうせビームがマキマさんにチクるし……。

あとアキくんの金を勝手に持ち出すのはやめなさい!

「アクタージュ」

なるほど。誤解していましたね。「羅刹女」の原作は山乃上なのだから、羅刹女が彼女自身の投影であることはよく考えれば分かることでした。彼女自身もとてつもない怒りのエネルギーを抱えていることは散々示唆されていましたし。それが自分自身の罪に対するもので、ある種の贖罪意識と純粋な創作物へのこだわりが根本かと思っていましたが……やっぱりこのマンガで主要人物となるだけあって、もっとエゴイスティックな変態でしたね。

しかし、そうなると気になるのはこの舞台の結末です。演出を引き受けたぐらいですから原作と同じでしょう。ということは、原作版でも羅刹女=山乃上の分身は、最後に「諦め」「悟り」の境地に至り自ら怒りの矛を収めているのです。それ自体は彼女の想像力、創作力の限界というか、彼女自身の諦観が強く影響しているのでしょうが、「それでも夜凪ならば……」という一抹の期待を抱いてこの舞台に関わることを選んだのであれば、夜凪は現在の芝居の水準と流れに合わせて結末を変更、いや創造することを(最初から)求められていたということになって、前提が変わります。舞台対決企画の趣旨に沿うかはともかくとして、演出・脚本としてはアドリブ推奨なわけです。じゃあアドリブするでしょうね。あとで問題になるでしょうが、あとは野となれ山となれというか、幸いB組の初公演前なので脚本(ほん)自体が書き変わるんでしょうね(B組にはいい迷惑だ……)。

アドリブの内容としては、うーん難しいですが、大きくわけて「三蔵法師に着いていく(牛魔王を捨てて家出)」「悟空たち皆殺し」「火焔山に身投げ」ぐらいのパターンに分けられそうです。最有力はやはり家出コースか。

「僕たちは勉強ができない」

音羽大学交換留学面接会場

交換留学……? 普通に海外の大学に留学するんだと思っていたんですが、一旦国内の大学にスポーツ推薦扱いで入って、そこの交換留学制度を使って海外へ……という二段階なんですかね? もしそうだとしてもまだ本科生でない高校生に交換留学の面接を受けさせる大学は普通ないと思いますけど……

「呪術廻戦」

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五条さんでもこんな顔するんだ……キャラ崩壊、とは言わないけど(五条先生本当はやさしい人だし)やっぱり人がガシガシ殺されていくのは彼の精神にも堪えるんだな。

YJ2

ゴールデンカムイ

平太師匠の鑑別結果は「徳富川、沙流川空知川、知内川」。見事にばらばらですが……。徳富川と空知川は両方石狩川水系ですが、上流と下流で離れてますし、知内川は函館の更に南です。沙流川は日高の方ですから道南の真ん中らへんですね。無数の候補から4つにまで絞ったんだから勘弁しろって感じですかね。

「可愛そうにね、元気くん」

八千緑さんの誘い受けはげしい。「ちゃんと捨てた」と元気くんが(うっかり?)こぼしたのが印象的ですね。(鷺沢さんに脅されていたとはいえ)元気くん一人が捨てなきゃいけないと義務感にかられていただけで、別に八千緑さんに「捨てて」と言われていたわけではないのに、なぜか言い訳めいてるというか、「君のために捨てたんだ」感が滲み出ている。そう言われても八千緑さん的には「?」って感じですよね。まあそんな言い方したらまた元気くんがショックを受けて寝込んじゃいそうですが。

「久保さんは僕を許さない」

「王国」って最初なんのことか分からなかったけど「キングダム」のことか……。なぜか白泉社の「楽園」を連想してしまった(それは雑誌)

「アルマ」

カンベエとキクチヨ。「七人の侍」ですね。冒頭の玉ねぎはクレムリン。日本が震源地でモスクワが無事ならアメリカ大陸も大体無事じゃないの、という気もするんですが、まあこの辺りは作者の趣味でしょう。前作もそういえばロシア系の(暴力系)ヒロインがサブでしたね。

しかし……日本が人工知能を独占的に開発してその技術を他国がどこも再現できないままに世界が滅びたなんて、今となっては笑いたくなっちゃうような設定ですね。20年前ならまだ信じられたかな。あれか? 日本はデジタル化に抵抗し過ぎてアナログで一品一様の手作り人工知能を完成させてしまったので、設計データも全部紙でしか残ってないとかなのか?

「彼女の野性が手に負えない」

残り物をフッ酸で煮溶かしても骨が残るからやめておけ

へぇ〜。フッ酸では骨は溶けないんですね。勉強になるなぁ。まあ一般人はフッ酸など手に入りませんが……

ところでワニ肉ですが、ササミに似てさっぱりしてて案外普通というのは実際そうらしいですが、ワニを常食していると生殖能力が悪影響を受けて不妊症になったりするらしいですね。子作りの敵では……?

「シャドーハウス」

「生き人形の影響」強すぎるわ……こええ。疑うことのない状態で片方が洗脳されていけば自然におんなじこと考えるようになるだろう、程度の話かと思っていたのだが。それともジョンが素直で影響受けやすいタイプだから誇張されてるのかな? ケイトは何ともなかったし後者だと信じよう。

洗脳解除についてはケイトが手紙にやり方も書いておくべきなのではないかと思いました。まあこれもジョンが読んでないだけかもしれんが……ホント考察泣かせな存在。

「メイド・イン・ひっこみゅ〜ず」

フローズン・メイデンが薔薇乙女パロなのは確定的に明らかですが、流石に個々のドールにまでは寄せてなさそう? 「お友達といられる最後の時間」なんて不穏なことを言われて(まあマンゴスチンにしか言ってないし、姉たちと裏で繋がってるという演出でしょうけど……)5人バラバラに探索するなんて無用心というか、マンゴスチンもっと積極的に止めろや。閉じ込められるかもしれないのに……。

「ここは、何?」という問題は「賭博覇王伝 零」の三角形の部屋を思い出させますね。あれは「君達は何……?」でしたっけ。部屋の形は関係なさそうですが……。

マガジンエッジ1

社畜とギャルが入れ替わりまして」最終回。リーマンはJKには飼われてはいけない時代なんですね(当たり前)。つらい……。ほかに「マズ飯エルフと遊牧暮らし」が出張掲載。あの世界、塩貴重そうなのに贅沢だな。

「あまちんは自称♂」

20世紀美術館……明らかに金沢21世紀美術館の外見してますね。じゃあ高級ホテルってのももしかして、と調べたらビンゴ天野めぐみも金沢住まいだし、実は今金沢ってマンガ的にアツかったんだなぁ。

ヒプノシスマイク」

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西東京と東東京の別れ方がなんか……。たとえば高校野球だと23区の西側で別れていて高校の数が近くなるように調整してるんですけど、23区どころか小金井、府中あたりまで東側。これだと西側の「空寂ポッセ」のシマに住んでいる人が明らかに少ないのですけど、本当に単純面積ではりあっていいのだろうか。奥多摩なんか山と森しかないでしょう。ただでさえイキリ小僧っぽく見えるラムダが余計にイキリに見える。

「エルフデッキと戦場暮らし」

オークトークンは繁殖能力を持たないということでいいのかな。そうじゃないと場に永遠に2/1が残ることになって強すぎるので……。

ハッカイは墓地参照なのでトークンが死んでも肥えないかわりに、後から登場してもパンプアップ適用なのでフィニッシャーとして使えるというデザインですね。ただタフネスが1しかないのがちょっと……。稲妻どころかティム能力で焼かれてしまうのでは対処に困るデッキが少ないような。

「森林格闘術」は森渡りみたいなものかなと思っていましたが、先制攻撃相当の能力も含まれているのかな?