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漫画の感想とかをひたすら書いていくブログです。

週刊マンガ感想2020年19号(5/9-5/15)

YM24

読切「チコクマちゃん」(佐世保太郎)ショートのギャグ読切。どうせまーた手品先輩やろ……。内容は普通ですがギャグマンガとして読むとあまり捻りがないな、という感じも少し。尖っていればいいというものでもないですけど……。

「新・信長公記

甲斐谷マンガの常として、そもそも裏切り者5人がハッタリである可能性を疑っているんですが、どうもこの分だと裏切り者が実在すること自体は確かなようですね……。メンバーの中にも家康の家臣として名高い榊原康政本多忠勝井伊直政酒井忠次の四天王や、戦国三大梟雄と伝わる松永久秀斎藤道三北条早雲、裏切で有名な小早川秀秋など候補に事欠かないのは狙ってますね(まあ、この辺の人たちはむしろ囮でしょうけれど)。どうでしょうねー、意外性で言うならやはり秀吉とか、秀吉と組んでいた伊達辺りが気になりますが、流石に猿の裏切りはないか?

WJ23

火ノ丸相撲』の川田が読切「HEAVY METAL YANKEES」でカムバック。「ヘビメタ」とかワケの分からんアオリがついていましたが普通にSFケンカマンガです。面白いんですけど、川田先生が描いているという前提で読むと「あー、このキャラの配置、火ノ丸相撲そっくりだ……」「あ、この展開、火ノ丸相撲の一話で読んだような」みたいなことにばかり目が行ってしまって厳しい。

鬼滅の刃

次号、舞台は現代へ!

えええええええ、え、本気で? 大丈夫なんですか吾峠先生!? 『不滅のあなたへ』すら現代に行くとき2ヵ月ぐらい休んでたよ?

ってそういうことじゃなくて、完全に終わる流れだったじゃないですか。無惨倒して、人もいっぱい死んだけど弔えて、鬼も消えて、鬼殺隊も解散して、家に帰れて、大団円で終了——って流れだったでしょ。なんで終わらないの。人生は続く。生活は続く。それは分かるよ。でも現代行っちゃったらもう人生終わっとるやん。マンガも終われ。編集部の引き伸ばしで吾峠先生も困ってるんじゃないの?(すごい邪推)

チェンソーマン」

人殺しにはなりたくねぇよ!

意外だ。デンジくんにまだそんな倫理観残っていたのか……。死者を人形化して使ってくるのは『NARUTO』の穢土転生などでも同じ卑劣な術ですが、デンジくんの口にかかれば穢土転生も「すっげえ悪いヤツが使ってくるヤツ」になるんだよな。言語センスが神すぎる。この流れで行くと次辺りにはパワーやアキが人形になって出てくるのかしら

「アクタージュ」

掲載順やべえ! 新連載組がまだ補正切れてなくて落ちてきてないのもあるけど、「AGRAVITY BOYS」を下回っているのは普通に心配領域です。ブラクロも落ちてきてるし、人気の傾向が変わってきているのでしょうか。CM編、普通に面白いと思うんだけどな。

イブニング11

読切「五十六の密命」(須本壮一)は、新連載の予告読切……というには、巻頭で40ページとえらい気合が入っています。内容は最近流行のWW2戦記モノ、しかも大戦末期の本土防衛の話です。恥ずかしながら聞いたことのない部隊の話なのですが、ひょっとするとそういう面を加味して、本編では登場することのないであろう山本五十六の話が出せるこの読切を挟むことにしたのでしょうか。それは邪推ですが、実質連載0話なので、なぜ読切扱いにしたのかな、というのはやはり疑問です。もしかして「俺の零話プロジェクト」に応募されたけど原稿のクオリティが高過ぎて「こんなん即連載!」ってなったクチか?

「インハンド」

普通に盛られてましたね。紐倉にだけ盛るなんて私怨が過ぎるだろと思ったんですが……いたずらレベルの認識だったのか。カエンダケは触るだけでただれることで有名な毒キノコですね。死んだマンションの管理組合の人とかの毒殺に使われたか?

「女の子のためのストリップ劇場入門」

最終回。「女の子のための」なんてタイトルについてましたけど、普通に未見の男が読んでも面白かったですね。ところで終わってみるまで意識していなかったんですが、今回のコロナ騒ぎでストリップ劇場はかなりの苦境にあるはずですね。風俗営業にも関わらずただでさえ普段から経営が苦しいとこへ持ってきて、外出自粛、営業自粛の嵐でしょう。しかも風俗だから持続給付金の対象外なんじゃないですかね? 自粛旋風が吹きやんだ後には恐ろしいレベルの不況が来ることが目に見えてるわけで、こりゃ有名どころでもつぶれるとこが出てきてもおかしくないですね……。欲を言えばそこまで描いて欲しかったかな。行くなら早めに行こう。

WM24

コミックブルから「青色ピンポン」(音羽さおり)が出張掲載、っていうか単行本の宣伝ですね。3ページで何を語れというんだ。単行本紹介の広告のところ、スポーツ漫画の企画なのに野球やサッカーに混じって平然と「飯」と書かれているの見て爆笑しました。全部の漫画ばスポーツ漫画なんじゃなかったっけ? 紹介のところ見ると一応主人公は柔道やってるみたいだし、なら柔道ってことでいいのでは……それともやっぱり、飯はスポーツなのかな?(『てんむす』脳)

「トーキョーバベル」

「家電や銃は中身が複雑で想像できないから実体化できない」と言っていましたけど、どのぐらいの解像度で想像すればいいのでしょう? ガンマニアのように内部構造を知っていれば再現可能、というのはまあ分かります。気になるのは電気回路です。家電製品なら例えば扇風機とか、電気回路がほとんどなくても動かせるようなものだってありますが、それでも簡単な回路(AC-DCコンバータとか)は実装されているはずで、その回路まで分からなければ再現不可なのか? それとも回路ボードを思い浮かべるだけでいいのか? もっと言うと、回路ボードの再現性はどのレベルが必要なのか? ICやトランジスタなどの回路部品は思い浮かべるだけでいいのか、内部の半導体の構造まで分かっていないと作れないのか。食べ物だって一緒です。リンゴはOKだけど、ハンバーグはどうなのか? 挽き肉の内部構造とトランジスタの内部構造と何が違うのか? 別の方向から考えると、生物はどうでしょう? 獣医がいれば、動物を実体化することは可能か? 臓器を再現しただけでは生物として生命は得られないかもしれません。しかし、そもそも臓器は再現可能なのか? 臓器を構成する一つ一つの細胞のディティールまでデザインする必要があるのか? だとしたら、「牛の死体」を実体化することと「牛肉」を実体化することの間にある差異はなんなのか? コンセントとかも気になりますね。構造が簡単なので知ってる人なら想像可能でしょう。でも、その先に繋がっているものがあるのか? 配電盤とか送電線とかも正確に想像すればちゃんと電気がくるコンセントになるのか? もしそうなら、扉生成で失敗したのは、外をちゃんと想像していなかったからなのか?

色々書きましたが、メタ的にはペンを「四次元ポケット」にしないための制限ですね。「デザイナーだから扉を正確に再現できるんだ!」って、扉ぐらい誰でも再現可能だろ……って感じですけども。

「なれの果ての僕ら」

おやおや。みきおのバックに黒幕がいる? 冒頭でみきおが死んでからも惨劇が続いたことが示されてましたが、あれは極限状態で皆が暴走した、ということかと思っていたけど、真の黒幕が別にいた、という可能性もあるわけか。単に黒幕がいて、みきおが操り人形……とも限りませんね。何か探りたいこと、明らかにしなければならない事情があって、そのために同窓会を使って、自らの手を血に染める決意をした……ということも一応成り立ちます。ちょっと犯罪のスケールが大きすぎますが……。

「東京卍リベンジャーズ」

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!?

いやー、畏れ入った。不良マンガとBLってのは相性は当然いいんですけど、少なくともマンガ不良世界というのは典型的なホモソーシャルで、ミソジニーホモフォビアは言明されてなくても大体基本装備のはずです。女不良キャラはそれでも時折主要キャラとして登場したり、レディースが登場するのもないわけじゃないですが、同性愛者となるとギャグ要素以外じゃほとんど見た記憶がない。青年向けでもそういう傾向なのに少年マンガなんてなおのこと……そう思っていた時代が俺にもありました。これが令和の時代の不良マンガのスタンダードだよ。流石です和久井先生。

とはいえ、「赤音さん」が男か女かはまだ分かんないんですよね。イヌピーの兄か姉というのはほぼ間違いないんですが、金を稼ぐことと関連するとなると……治療に莫大な金のかかる難病、あるいは借金のカタに売り飛ばされた、みたいな感じでしょうか。男女どっちでもあり得るんだよね。双子の姉でイヌピーに似てるから姿を重ねてつい……ってのも普通に考えられるわけで。その場合はBLと言えるかは微妙なような気も。

炎炎ノ消防隊

気を失っている間だけとはいえ、他人に噂されていた通りの人間になってしまうなんてイヤだなー、と思ったけど、多分アドラの人格がたまたま噂通りだっただけでしょうね。シスター(アイリス)がドッペルゲンガー(アドラ人格)だという説がありましたし、シンラの中に一時的にドッペルゲンガーがいたとしてもおかしくはないけど、結局のところアドラの世界ってなんなのよ?

「死神サイ殺ゲーム」

自分のサイコロの目だって操れるんだからピンゾロが出たってなにもおかしかないのですが。まあ、相手が使ってこなかったら自分から詰みにいったことになっちゃうので度胸はすごい、ということなのか。ただこう使っちゃうとあとは出目任せの運勝負になっちゃうんですよね。金剛寺は残り1,2,8,10なので2,3,8,9,10,11,12の出目で確率1/2と手広いですが、神沢は残り8,9,10なので1/3を引かなくてはならず圧倒的に不利です。しかも神沢はデカい数字ばかり残っているので、金剛寺が1/2を外したとしても1/3を引かないと負けてしまいます。

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反核運動するときに使ってください。

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こっちは国を守るときにどうぞ。

WS24

新連載「いとやんごとなき」(小松翔太)の存在圧が犬夜叉続編アニメのポスターにかき消されていて可愛そう。ギャグマンガとの触れ込みですが、ギャグというかなんというか……どちらかと言えば、「ギャグマンガとはっきり明言できないが、ギャグ以外に適切なカテゴリがないので取りあえずギャグ」マンガ、といった感じでしょうか。ああでも、増田こうすけとか野中英次とか不条理系ギャグの路線には近いのかな? 絵柄が違和感を一層煽るんだよね……端正で可愛い系だけど、萌え絵と呼ばれるほどではなくて、まさにサンデーの絵柄。このマンガが他の雑誌に載っているところが1ミリも想像できない。一番近いのは『だぶるじぇい』か? サンデーで不条理ギャグは受け入れられるのか? 書いてて思ったけど、『KING PONG』も不条理系でしたね。本作とは大分毛色が違いますけど。

トニカクカワイイ

畑先生! 『アクタージュ』は分かるけどむしろ『ガラスの仮面』が分かりません!

「ゼロの日常」

マンガの感想じゃないのですが、

27・28合併号からは警察学校編・萩原編開始!

27・28合併号??? このまま行くと27号の発売日は6/3のはずですが……なんでそんなタイミングで合併号(=休み)が?

説明するまでもないと思いますが、週刊誌の合併号は通常、年に4回です。1年は52週+1日(閏年は+2日)なので、毎週出すと52号か53号。流通や印刷の休暇や繁忙期となりやすい年末年始・GW・お盆の付近で合併号として休刊するのが一般的です。合併号は年4回あるのが通例で、これは52-4=48冊となることで実質月4回発行となりキリがよいという事情もあるものと推察されます。GW合併号は20-23辺り、お盆は35-39辺りの号数となることが多く、僕の知る限り27・28合併号が発行されたことはないと思います。サンデー公式や小学館からの発表が全然ないので謎ですが、ソニーの電子書籍ストアの情報によれば、27・28だけでなく、31・32(7/1頃)も合併号になるそうです。講談社も増刊が軒並1ヵ月休載になったし、白泉社ヤングアニマルと「花とゆめ」も5月6月が合併号進行になるそうですね。こういう形でコロナの影響が出るとは……。タイミングや原稿スケジュールから見ると、5月頃に週刊連載は執筆と掲載にかなりズレがあることが改めて意識されます。

「あおざくら」

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単なる友達じゃいられないときに使ってください。ていうか『あおざくら』、最近こういうの多くない? これ、二階堂先生わざとか? わざとフリで描いてんのか???

YJ24

新連載「ジュピタリアン」(梶山昊頌)は、宇宙が舞台のSFアドベンチャー。『プラネテス』の月面人(ルナリアン)回を思い出しますね。彼女は背や手足がひょろ長かったけど、リコは見た目は普通の子どもとあんまり変わらないですね。カリストの重力が1/6Gなら重力は月と同じはずですが、別に複数のマンガで設定が統一されてなきゃいけないわけでもありませんし、むしろ大御所に阿らずに好きに描いていただきたいところです。ここまで壮大な情報量の設定を、テーマまで折り込みながらこのページ数に収めたのは凄い技量。しかし流石に話のオチまではつけられず次回に持ち越しになってしまいました。非常に期待が持てる内容なので、来週を楽しみに待ちたいと思います。

「可愛そうにね、元気くん」

元気くん、もうやってることがサドっていうかただのツンデレみたいになってますよね。というか思ったんですが、マゾがサドの行動を理解するのってそんなに大変なんでしょうか。精神的な苦痛ははかりしれませんし、見破られる不安があるから行動もぎこちなくなるというのは分かりますけど、基本的には自分がされたいことをしてあげるだけですよね。ましてやリョナマンガなんぞ描いてたわけで、SMに造詣ない人よりもやりやすいんじゃないかと思うんですが……ただ今のところはプレイっつってもただ殴るだけでバリエーションが少ないもんね。やっぱり知識の問題じゃなくて精神とこころの問題なのでしょう。描くのとするのとのギャップについていけないというのはよく分かります。

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」

大したことじゃないんですが、「赤外線しか見えない目」状態って、要するに暗視スコープじゃないですか。壁とか人間とかも近赤外線は反射するはずで、全く見えないってことはないと思うんですよね。まあギャグ要素なのでいいんですけど。

ところでこれ、恋太郎と引き離されようとした羽香里が自ら命を断とうとしてますけど、「結ばれなかった運命の相手は死ぬ」って設定ありましたよね。羽香里が死んだら羽々里も生きてはいけない可能性が高いわけで、死ぬってまさかそういうこと……? しかもこれ、羽々里さんが13歳で死に別れて子どもを産み育てるほど愛した男が運命の相手じゃなかったことになるし、残酷ぅ……。

「シャドーハウス」

密度をどけだけ上げても亡霊のように大きくなることはありませんでした

亡霊自体が自然発生的なものではなくて人為的な存在の可能性が高いんですね。すると、犯人は少なくとも「亡霊を作る能力」と「双子を操る能力」の二つを使役した、ということになります。物理系と精神系の2つ……単独犯なのか複数人なのか、はたまた異なる事件が複合的に発生しているのか分かりませんが、精神系のすす能力を持った者が物理系のすす能力持ちを操って亡霊を作らせた、という仮説は成り立ちますね。単独犯ならそれでほぼ決まりか。いや一応複数能力持ちもある?

「オーライ!」

いや今からはおかしいでしょう今からは。教えてなかったことがーとか、合同練習してないやんーとか、それ以前に大会への出場申請が間に合わないでしょ。申請には普通メンバー表が必要なはずで、申請の時点でベンチ入りメンバーが決まっているはず。変更届けや部員の追加は5日前ならギリギリ間に合うかもしれませんけど、出場申請自体は抽選もあるからもっと締切が早いはず。ヨハンが入ってようやくメンバーが揃ったレベルなのに足りていないのに出場申請できるわけがない。あーそれとも、僕の勘違いで竜禅寺には7人か8人いてヨハンはベンチスタートなのかな? それならギリギリ納得できる。そもそも選手権神奈川ベスト8の公立高校がなんで秋大会で連合チームになるほど部員足りてないんだ、とかは置いておいて。

「アルマ」

種明かし回。「謎が解けた!」というより「これが描きたかったのか」という感じ。「ギジンがどうやって制御を外してるのか?」って、そもそもあんまりクローズアップされてなかったしな。気になるのは、「先代のゼロ」の話ですね。今回の話をベースで考えると、先代のゼロはクローンだったけれど、ずっとヒトだと誤認識され続けていて、アルマで目的を果たすまさにその瞬間に誤認識が修正されたということになるのかな。そのレベルで誤認識されるのだとしたら、クローンとヒトの差ってもはやなんなんだ、という感じではありますが。クローン同士で生殖可能なところを見ると、そもそも「クローン」とは? という感じでもある。多分遺伝子的にはクローンとヒトのモザイクになっていて、ヒト由来の遺伝子が多いと誤認識されやすいが、クローンの遺伝子がひとたび見つかってしまうともう「ゼロ」には戻れない、というような設定なのでしょう。

モーニング24

一色まことの新作「レディ・ロウと7日の森」が連載で始動しました。ピアノの森ならぬ魔法の森。青年マンガというより、児童文学やおとぎ話の世界ですね。一話ではまだまだ登場人物紹介レベルの内容。新人さんでこれだとかなり不安なのですが、一色先生なので、まあ大丈夫でしょう。気長に読みます。

「コミックブル」の単行本販促漫画(川)がモーニングにも来てます。純度100%スポーツの飯……いったい何者なんだ……

バトルスタディーズ

イカすでしょ? トトロにコルク借りたんですよ

あれコルクだったのかよ! っていうかこの落書きコルクで書いたのかよ! これは当てられませんわ。っていうかサインペンじゃ駄目なん?

「スインギン ドラゴン タイガーブギ」

カップルの男が記憶喪失で女も精神障害って、完全になにかこの世のものとは思われない宇宙的に恐ろしいことがあったでしょ。思い出そうとしたときのオダジマの反応が完全に前回精神障害を貰って命からがら逃げ帰った探索者のそれですよ。トラちゃん正気度チェックの日も近いのでは。

ドラゴン桜2」

クジ1回5000円で4回、通し券割引ありなら18000-19000円ぐらいです。都内の私立中学の受験料の平均は23088円(2018年)だそうなので相場よりは割安です。金持ちからすれば、滑り止めの一種としてお金に余裕があれば払ってもいいかな、という感じでしょうか。経済状況によってクジ引きの回数に格差が生じてしまうのは不公平ですが、私立ですし、それぐらいはしょうがない、ということなのでしょう。1回5000円は国立中学の受験料と同じなので、三田先生はここを意識されているのでしょう。塾に通わなくても5000円で逆転ワンチャン、と。でもどうせなら、1回券を初回限定で安くして、公立高校レベル(2200円)まで落とす、としたほうがインパクトありそうですね。中高一貫校なので高校受験が不要になり、実質公立中→公立高と同じ費用でよい、となったらかなり魅力的なはずです。2回目の購入以降は6000円にして帳尻を合わせればいいでしょう。どうせ収入の大半はハズレの通し券なので大差ない。進学先として魅力的であるかどうかが重要ですが、それはクジだろうが普通の受験だろうが一緒ですよね。

「定額制夫の『こづかい万歳』」

高速道路に乗ってまで行く目的地がオフハウスとは……アウトレットモールとかかと……。それにしても、初めてのこづかいで水平器を買う子どもは将来有望ですね。

エッジ6

「童貞絶滅列島」

性行為とチンコの比喩表現のオンパレード回。ソフトクリームは『ふたりエッチ』を思い出させますね。あっちはバナナをウン十年愛用してますが、ソフトクリームだと柔かすぎて想像つくようなつかないような。

シャーマンキング マルコス」

不死身と聞いて即座に「キョンシーか!?」となってしまいましたが、中国ネタはもう散々やったし当面出てきませんよね……。地理的にはどっちかっていうとハイチのゾンビが近いか。サンタ・ムエルテはご当地で信仰を集めているいわば土着の女神。むしろこれを出したかったから舞台をメキシコにした、まであるか?

「彼氏絶対殺す彼女vs彼女絶対落とす彼氏」

厨二病彼女回。月マガ厨二病マンガを少し思い出しますね。ただ本作の設定に載せて考えると冥さんは完全に落ちこぼれなんだよな……。初見では彼氏完勝オチだと思ってました。でもよく考えたら別に惚れたわけじゃなくて厨二病設定に乗ってくれて嬉しいだけですよね。むしろこれからが大変なんじゃないか? と思うので、ちっともロマンチックな雰囲気に持っていけず苦労する英世くんを次回は見たいですね。

週刊マンガ感想2020年18号(5/2-5/8)

GWただなかということで一足早くモーニングだけが通常更新です。月マガは流石に普通に連休中に出ていましたけど。

モーニング22・23

新連載「ざんげ飯」(こだまはつみ)不定期連載とのことですが……共働き夫婦の仲直り料理コメディ。あだ名呼びなのに敬語の妻・千夏。新婚さんなのでしょうか。タイトルから受けた印象より緊張感がない内容で、面白かったですよ。同じ男飯でも「わび飯」の『猫又まんま』は読んでいて中々つらいものがあるからね……(あれはあれで面白いですけども)こっちは喧嘩と言えど安心して読めるという感じか。

コウノドリ

最終回。あっさりとハッピーエンドで終了。『コウノドリ』らしいと言えばらしい。しかし、人工子宮の実用化が間近だなんてホントなんですかね。SFの世界の話だけかと思っていた。人工胎盤が難しいと聞いていますけど、人工心肺や点滴が使用可能になるまで成長していればいけるって感じなのでしょうか。去年のギズモードの記事を一応貼っておきます。

www.gizmodo.jp

ドラゴン桜2」

1000万で売ると言って話をつけてきたら2000万に値上げされたらそらかなわん。ところでくじ引き入試ですが、公立の大学付属だと一般的ですね。同時に入学試験も課されますが、小中では面接だけ、それもほぼ全員受かる(実質抽選のみ)、というパターンも珍しくないようです。それでは学力が低いかというとそうでもなくて、結局教育に関心のある(教育熱心な)親子が集まるため、結果として合格実績は比較的よい……ということのようです。まあこれは国立ブランド、教育研究校ブランド(=最新の研究に基いた教育が受けられる可能性がある)があっての話なので私立の龍山で同じことが起きるかは微妙ですが、桜木としては「東大専科」にその役割を担わせようということでしょう。

月マガ6

新連載「双穹の支配者」(赤衣丸歩郎)はおっぱいコメディ。『金の彼女銀の彼女』でお馴染赤井先生がまたおかしなマンガを始めましたよ……。転生希望の親父の葬式帰りに事故で死んで転生という一捻りした導入(これ絶対あとで親父と再会するやつ)からスタートし、意味不明なスキルとエッチな展開、姫との出会いに初手牢屋行きとある意味転生モノの王道展開をひた走る様は転生マンガの流行最前線を追うといった風体で、なろうに出しても恥ずかしくない出来栄えかと。乳房を表す場合、普通は「双丘」と書くと思うのですが、敢えて「穹」を使っているのには何か意味があるのか、は興味がありますね。

「京極くん目をさまして」(古屋のり)は新人賞受賞作の読切です。いわゆる厨二病コメディ。厨二病男子の心境がよく描けていて面白かったです。ちょっと頑張ってしまうとそのまま連載になれてしまうぐらい完成度も拡張性も高いんですが、ひとえに苗代さんのアホの子っぷりに依存しないと話が続かない構造になっているので、後々展開に苦しむことになるパターンでもあります。続きが読みたい……でも、続きでこの読切が台無しになるような気がしてしまう……というジレンマを抱えた作品です。でも、読んでみたいね。

「ボイスラ!!」

9ページしかない! そして来月は休載。Octo先生大丈夫か? 休載1ヵ月程度なら、病気や手術といった類ではないと思いますが、なんらかの想定外の事情を想起させる形でやや不安です。

フェルマーの料理」

魚見さんが痛々しい姿になってまさかの再登板。料理人に弁当を……? と思いましたが、まあ、料理人だって自分の食事を全部自分で作るわけじゃないか。ガクは主人公だしここから立ち直るんでしょうけど、あのしょげかえった魚見さんの寂しい表情は何か諦めをつけているようで胸が痛みます。まあ、推薦入学で怪我は実際辛い……。一発逆転の可能性があるガクとは違って、ビハインドが確定しているのになにもできないわけですからね。いっそ今後出てこないほうがこっちの精神衛生上はいいかもしれませんが、そうもいかないでしょう。はあ、つら……。

「CMB」

どう考えても最終話の展開なのに終わりって言わないので、「このまま『QED』みたくリニューアルして新展開か?」と思ったのですが、ここから3話挟んで普通に最終回ですか。3話も何するんだ? という感じですが、単にエピローグというには長すぎるので、なにか簡単な謎か事件を挟むことになりそうです。それを森羅が解決するのか、七瀬さんが解決するのか、はたまた森羅が仕掛け人なのか。そこは加藤先生次第ですが、そこで再会して「人生は続く!」エンド、ということでしょうか。

週刊マンガ感想2020年17号(4/25-5/1)

GW前大合併祭開催。先行して合併したモーニングはお休み。ジャンプは結局GW空けにもう一回23・24号として合併号を発売するみたいですね。ジャンプの次号は23号(通常号)でした。表紙が合併号仕様だったので勘違いしていました。申し訳ありません。(5/11追記)今年は47冊ということになりそう。

YM22・23

「マイホームヒーロー」

鳥栖家と半グレ、どっちも哲雄の敵なのにどうやって潰し合わせるんだと思っていたけど、今のところは「哲雄の奪いあい」という形になりそうな雰囲気ですね。とはいえ鳥栖家で哲雄の身柄に執着してるのは洋二だけなので、教祖と窪が直接接触したら「確実にやってくれるならどうぞ持っていってくれ」ってなもんでまとまってしまいそう。洋二は歌仙さんに横恋慕……だと分かりやすいんですが、流石にそこまでインモラルな展開にはしないか。けれど現実問題として、オガミメの家系の女がいなければ教団をまとめることはできないはずです。洋二は教祖である叔父から教団の実権を奪いたいのだと思っていましたが、教団の破壊を狙っている可能性もあるのでしょうか?

ケンシロウによろしく」

なんか、グラマラスな女性が複数登場してきて、ちょっと平本アキラみたいなエロ+ギャグになってきましたね……。性転換してなければこういう感じなのか。平本先生は平本先生で女装マンガ描いてるし、まるで役割が入れ替わったかのよう。あるいは世の中の人にとっては女体エロとMtFは同じグループに入る認識なのかもしれない……。

WJ21・22

新連載「ボーンコレクション」(雲母坂盾)作者名が珍しいですね。「雲母坂」までが名字か? 骨を武器に……というコンセプトはかなり昔に見覚えがあったので結構前に読切で載ったのか、と思っていましたが、よくよく考えてみればその見覚えは『歪のアマルガム』でした……。石山先生今何してんのやろ。本作も一応本誌読切掲載経験がありますが、2019年39号だそうです。割と最近。「だそうです」というのは、読んだ記憶が全く思い出せないので……。blog記事に書いているので読んだことは読んだらしい。こんなマンガ読んだかな……。

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三下に黙っていてもらいたいときに使ってください。

鬼滅の刃

今回の無惨様かなり面白いですね。嘘のつき方が下手くそすぎる。もうちょっと本当っぽい嘘をつかないと……いや、それが無惨様の限界だっていうキャラデザなのは分かっているんですが。人間の醜い面を集めたような人だから、人間の尊い面をおもんばかることができないのよね。個人的にはもうちょっと醜態晒してくれても良かったと思うけど、プライドも高いし自分の弱点を理解できないタイプなので、このスタンスを最後まで崩せないんですよね。そこまで含めて最後まで無惨様でした。

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人を励ましたいときに使えそう。綺麗な無惨様として語り継ごう(歴史改変)。

「アクタージュ」

こんな女優普通に考えたら二度と呼ばれなさそう……。でも、そう思われるのを前提に重役に「止められるわけないだろう。我が社の製品を好きになりたいと言っているんだぞ」と言わせたのが『アクタージュ』の持つ強さだなぁと思いました。演技のこととか分からないし、人形としていてくれたらいいけれど、製品とブランドイメージには真摯。モブおじさんですら、アクタージュ世界では悪役とならない。

「アンデッドアンラック」

ああ、こんなところまで掲載順が……。ところで「哪里哪里」ですが、これ使い方おかしくないですか? 「哪里哪里」は褒められたときの謙遜としての「いえいえ」であって、御礼(謝謝)に対する返事なら「不客气」とかが普通のはずです。編集さん?

イブニング10

「だから、百鬼は夜を紡ぐ」(田沼早和)新連載でした。1話としては控えめなページ数です。玉藻前と検索するとFGOしかヒットしない時代ですが(これももうちと古い情報か?)、本作はルーズソックスを履いたギャル。獣姿の狐が後足だけにルーズソックス履いてるの意味不明な画像で結構面白いですね……。話の感じからは妖怪人情モノ、という印象を受けますが、謎のギャル要素やNTR要素、百合要素など、こじれにこじれた性癖をそこはかとなく感じるセリフもいくつかありましたので、今後それら成分が増えていくほうに期待したいなと思います。

「リーガルエッグ」

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不起訴にすべきとき、却下するときに使ってください。

いとしのムーコ

ムーコ、10歳なのか。連載も10年目ですもんね。もう結構な歳だね……。これまで普通に読んでたけど、60、70のおばあちゃんにアテレコしてるのかと思うと、なんだか↓を思い出して心穏やかじゃなくなってきた。

www.youtube.com

いや、まあ、ムーコは全部フィクションで小松さんの飼い犬はあくまでモデルのはずですが。

「瑠璃と料理の神様と」

前回に続いて今回も時節ネタ。今回のコロナ騒動では特に個人経営の飲食店が甚大な影響を受けていて、一方で引きこもり生活の中での娯楽としての食事が見直されている風潮があります。きくち先生も思うところがあるんでしょうか。時節ネタとはいえコロナのコの字もなく、後で読んでも意味が通って読めるようにしてある配慮は流石です。思えば祖母は鉋で鰹節を削ってましたね。今時の自炊オタクだと鉋は持っていても不思議じゃないような気もする。少なくとも蕎麦打ちより汎用性あるし。

「激辛課長」

Season1終了。なにSeason1って……。単行本も電子版だけらしいですし、期待していたほどの人気が得られなかったということなんでしょうか。 その割には次回からは「銭湯課長」に看板替えだそうです。なに銭湯課長って……。激辛取材に飽きたのでしょうか。よく分からん。前田先生には永遠にドS女性を描いていて欲しいので、銭湯になってしまうと課長がいじめられなくなってしまうのですが。

「狩猟のユメカ」

狂犬病ですか。とすると犬を殺してまわったのは防疫のため。アゲパンも殺されかねない? 一応飼い犬ならワクチン接種されている可能性が高いですが、それで納得してくれるかどうか。医療が存在しない世界では恐怖ですね。

「お仕事中のアイラブユー」

最終回。告白勘違いされて失敗→めげずに言い直すって最近流行ってるんですかね? 主任おめでとうございます。いいマンガでした。

WM22・23

新連載「トーキョーバベル」(原作:花林ソラ、漫画:久世蘭)作者コンビの名前見た瞬間に失礼で申し訳ないが吹き出してしまいました。都市伝説を元にしたホラーマンガ『ThisMan』、ゲームのコミカライズ『二ノ国』(こっちは別マガでした)、どちらもよく覚えていますとも……。まあ過去の話より今ですね。本作はダンジョンアタック系のサスペンスホラー。異世界転生モノと違ってチート能力とかもらってないし、どっちかというとデスゲームに近いかもしれません。書いた言葉が実体化……と言われると、個人的には「終わりのクロニクル」でそんな話あったなーという感じですが、取りたててあーだこーだ言うほどではないですかね。アオリに"サバイバル"とありましたけど、その魔法のペンがあればサバイバルも余裕じゃない? それを言えば、一話でヒロインを殺処分するなど先進的な構成になってますが、これもペンで蘇生できるがゆえの余裕なのでしょうか。それともよくある『生命は実体化しない』みたいな制限付きか。ヒロインはクライミング王者(死んだのはモブ)という説もありますが。

「DAYS」

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観客の犬童コールのコマなんですけど、何度見てもただ「インド!!!!」と叫んでいるようにしか見えなくて笑ってしまう。

「振り向くな」は言うなれば前作のタイトルコールで、安田先生ここまでを描きたかったんだなぁということが分かります。ただ『振り向くな君は』って、高校サッカーテーマ曲(ふり向くな君は美しい)が元ネタなんですよね。敗者の健闘を称える曲で締められてしまうと、強烈な負けフラグということにもなりそうで、なんというか、縁起悪いなというか。ま、安田節と言われたらそうなんですけど。

「ブルーロック」

これ誰取るか問題は前々からあったんですよね。潔チームが勝つ前提で普通に考えると凛を取るのが合理的なのは間違いない。ただ蜂楽を取られたルサンチマンで登ってきたというところから考えるとここで置いていくのもどうなのか。で、そう思っているのを知っているぞ、と言わんばかりにここ2、3回で急激に蜂楽をフィーチャー。そうやって考えていくと、案外負けて潔が引き抜かれるというパターンもあるよな、と。いや、凪切ってオシャ野郎と同じチームは流石にないだろ、って気もするんですけどね……ただ凛を切る選択肢もちょっと難しい。ここまで強くしちゃうと、流石に無視できないよね。

WS22・23

新連載「葬送のフリーレン」(原作:山田鐘人、作画:アベツカサ)RPGゲームの「その後」のお話です。着想としてはある話だし、「終末モノ」に近い雰囲気もありますが、このまま人が死に続けるとしたらあまり見ないタイプのマンガと言えそうです。今週は2話掲載ですが、題名に偽りなしで、1話に一人ずつ人(元仲間)が(寿命で)死ぬのを見送っています。今回の最後にフェルン(人間の少女)を旅のお供として連れていくことになったわけですが、もしこれでフェルンが次回次々回で死んだら中々剛毅だなと思います。普通だと「あー人の儚さに触れたエルフが少女との旅を慈しむスローライフ異世界旅が始まるんだ」と思うところなので、それを裏切ったらすごいなと。実際、ロリババアエルフと人間少女のツーマンセルではちょっとありふれている感じもあるので。

トニカクカワイイ

紅ちゃん、早速フィーチャーしてるな……。前回のキャラクター投票の時にTwitterで検索してみたら圧倒的に紅蛍が人気(2位は伊坂先生)で、畑マンガは読者層偏るなぁと思ったのですが、まさかその結果が早速反映された訳でもあるまいし、作者も求められているキャラが分かってんですね。阿吽の呼吸だ。

「MAJOR2nd」

あの中の人、少しおかしいからーー

おとさん、ひでえ言われようだ(でも事実)

古見さんは、コミュ症です。

只野くんの古見さん妄想、最後に「いや、妄想っていうか経験談なんですが……」っていうマウンティングで全員死亡エンドだと思っていたのに……。想像以上に平和でよかった。モテ男只野なんていなかったんや……。

「嘘月」

宮野の「月を見た」って、どのぐらいちゃんと見たのかな、という疑問は一つありますね。一口に月といっても満月から新月までありますし、薄曇でもいいのか、写真や映像でもいいのか。あと誘惑の解け方もゼロとイチじゃなくて、中途半端に解けることになったりしないのか、とか。それはそれとして、なんだか「誘惑」の効果が本当に解けているのか怪しい感じがする展開が続きますよね。ひょっとすると、よくある話ですが「誘惑が解けて記憶を失っても、相手を好きだと感じた感情自体を完全に消し去ることはできない」みたいな話だったりして……。蒼の母親も、そうやって自己矛盾に苦しんだ結果、自ら進んで誘惑にかけられたクチなのかもしれません。これもありそうな話。

YJ22・23

新連載「ふたりぼっちのオタサーの姫」。クール教信者の新作です。新作というか、読切が載ったのは結構前ですよね。遂に連載化か……と思う一方で、「これ常時連載可能なほどネタのストックあるのかしら」という懸念はぬぐえないですね。「オタサーの姫」ってキーワードも聞かなくなって随分経つしな……。オタク趣味が一般化しすぎてオタサーに「一般人」や「シュッとしたオタク」が増えすぎたのかもうんぬん。ま、クール絵師先生は正直あんまり心配してないですが、

「キングダム」

信のモデルが李信だってそれ散々噂されてきましたが、それが本編で認められた瞬間です(公式ガイドブックには明記されてるらしいですが)。きっとずっと温めていた展開だったんでしょうね。漂と同じ姓というのは収まりがいいけど、どうせなら「漂」という姓にしたらよかったんじゃないの、なんて素人考えでは思ったりしますが、本人がそれでいいならいいのでしょう。

「少年のアビス」

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俺の悩みは死んだらなくなるときに使ってください。

シリウス6

「転生しても社畜だった件」最終回。なんかよく分からんけどなんとなくいい感じっぽく終わった。まあ、スピンオフなんてそんなもんか……。

「忍者と魔女」(浅井ソラ)は新人賞受賞作。読切かと思ったら「前編」とはこはいかに……? 終わり方中途半端なので、おそらく普通に50ページぐらいあるのを誌面の都合で二つに分けたのでしょうね。現役のアシスタントさんということで絵は綺麗ですぐデビューできそう。中身は……普通ですね。あと担当コメントに「福田さん」って書いてあるのですが、本名? だとしたら不注意な。

「うちの旦那が甘ちゃんで」

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女に囲まれているときに使って……そんなときないって? 確かにないですね……。

しかし、前回は「どこが甘ちゃん?」と思ったけど、今回の話読んだら、確かに甘ちゃんだ。盗賊側も盗賊側で甘ちゃんですが……。「甘ちゃん」が報われる世界は優しい世界ですね。

怪物王女ナイトメア」

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このときのフランドルの後ろの白いかんざしみたいな奴、なに? 部屋の敷石(床ライト?)のように見えるのですが、なぜそこで途切れているんだ? と。描き忘れかな……だったらそもそも書かなくていいんじゃないかって感じもするんだけども。

「魔法使い黎明期」

セブ「死ぬのは怖くない」

ホルト「……あたしは怖いよ」

セブ「……ごめん そうだよね それが普通だ」

ホルト「何言ってるの……? そうじゃないでしょ? あたしセブ君に死んでほしくないって言ってるんだよ!?」

セブ「--え? なんで?」

いやあ、これはセブ君は悪くないでしょ。ホルトが泣いて逃げだした理由分かんないし。いや分かるけど。分かるけど、普通この流れで「私は怖い」って言われたら(そっか、そうだよな……誰だって死ぬのは怖いもんな)って思うのが自然だし、そこでキレられて「死なないで!」って言われても「え? なんで君が僕の心配をするの、自分の心配をしなよ」ってなるでしょ。ならない? クドーが「お前は面と向かって"ホルトには僕の死を悲しむ資格はないんだよ"って言ったんだよ」って諭してますけど、その通りじゃないですか。自分の死は自分で決める、他の誰にも決めさせない。それが自己決定権というものでしょう?(この世界に自己決定権の概念があるかは知らないけど) ホルトが泣きたくなる気持ちは分かるけど、それは人間同士の主張が衝突した結果による不可欠なもので、セブ君のせいというのはおかしいと思うなぁ。(余談だけど、別に「悲しむ資格がない」と「死を決める資格はない」は同一ではないですよね。今回はほぼ同じ意味で使われていたからそう解釈したけど)

アフタヌーン6

雪本愁二「サメガール」がgood!アフタヌーンから出張です。「シャーク」という謎の擬態語がクセになるゆるふわバトルコメディ。読み覚えありますがコレ、例によって去年ちょっと読んだって奴ですね。

宝塚歌劇 講談社貸切公演記念企画「わたしたちのタカラヅカ」の2号目。これほんまに上演できるんかな、と思っていたらどうやら正式に中止になったそうです。代替公演検討中とのことで、企画が流れるかと思いきやまだ粘るつもりなんですね。今回はえすとえむ、松田奈緒子萩尾望都の3人です。前回は「無理になって早口で解説するオタク」感満載でしたが、今回はレジェンド3名、流石の貫録で落ち着きはらった内容。萩尾先生なんか堂々と一枚絵ですよ。これがヅカに3次元化してもらった作家の余裕……!

「いつか帰郷をくちずさんで」(佐武原)は四季賞受賞作。地震が予報できるようになった近未来の限界集落の政治の話。とにかく世界設定がオリジナリティあふれる。政治や選挙ってのはマンガのテーマとして選ばれにくいです。ただでさえ地味だし、選挙なんて、政体が民主制、合議制である場合に限られますから、単にファンタジーで描くにはフックが弱いんですよね。添え物になりやすい。そこへもってきて、舞台は現実がSF技術でハックされた世界……しかし、その世界を実現したのは果たしてなんなのか? それは(広義の)政治なんですね。もちろんテクノロジーありきですが、政治とはそもそも社会を構築するための手段として定義されている。今の社会を作り上げたのがこれまでの政治の結果であるなら、「なにがしかのオーバーテクノロジーが社会を劇的に変えてしまった……」というSFの前振りにしたって、テクノロジーを現実社会に実装するのはやっぱり政治の結果なわけです。そういう意識の元に本作は描かれているんですね。オーバーテクノロジー社会の中にも素朴な政治思想が育まれる、という視点を持つという意味で本作は斬新だと感じました。

政治マンガと言ってはみたものの、作中で主人公は政治家らしいことは大してやりません。どちらかと言えば、日本語文化では「活動家」と呼ばれるでしょう。SF要素が散りばめられてカモフラージュされていますが、本作の内容は言ってみれば限界集落におけるダム建設反対の居座り闘争みたいなものです。違うのは、戦う相手はダム建設推進派ではなく、襲いくる大地震であり、地震に耐えられないかもしれない自分たちの脆弱さです。なぜ戦うのか、それは自分のため、もっと言えば、自分のエゴのためです。社会と自分とが衝突したとき、自分を守ってくれるのは自分だけです。そして、自分を曲げられないのなら、社会を『曲げる』しかありません。社会を『曲げる』ことを、僕たちは『政治』と呼んでいますね。(この辺りは外山恒一の『政治活動入門』の受け売り)作中では保守派に、そして現実でも保守勢力に位置付けられるであろう彼女たちですが、そうして自己決定権を取り戻そうとする姿は、自由主義者のそれでもあると言えます。

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出馬要請するときに使ってください。

波よ聞いてくれ

炊き出しの仕事は居心地がよかった… やってくる人達が俺と同じ……明日がどうなるかわからない人達だったから…… でも……あの人達は時間が経てばいずれは以前の日常…俺よりマシな日常へ戻っていく

俺は常に俺より下の人間を見下しながら仕事をしたい コンプレックスを感じなくていい職場なら……長く続けられるかもしれない

いいですね! 沙村節全開という感じでとてもいい。やっぱり生きていく上で自己肯定感は必要ですからね……。まあ囚人が本当に元引きこもりよりも下の存在かと言われると微妙ですが……

「友達として大好き」

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何故、と思ったときに使ってください。

僕に会う度 僕の事喜ばせようとか考えなくていいよ

ゆいと君イケメンすぎるんだよな~~~~自分の頭の中が兄との関係とか家族のことでぐちゃぐちゃになっているタイミングでこんな的確なレスポンスできますか? 高校生やぞ? この手のマジメ男×イイカゲン女のラブコメ(これはラブじゃないのか……?)って、男が犬系女が猫系と相場が決まってる傾向にありますが、本作は逆で女が犬系、男が猫系なのが新鮮で、しかも結構うまくハマってるんですよね。比べて面白いのは、シリウスの『ポンコツ風紀委員と~』。キャラクターの役割は似ていますけど、性格は真逆という感じですね。

青野くんに触りたいから死にたい

ヤマアラシのジレンマじゃないですが、好きな人だからこそ、自分が傷付けないように、離れなくてはいけない。自分が怪物となって、君を好きでいる資格を失わないように、自分から逃げてほしい。そうした青野くんの願いを可視化するためのプロセスだったのかな、と思いました。噛んだり食べたりなんだりは、いわばこれまでの出来事を戯画化した追体験。優里を傷付けていたのは自分なんだ、ということを改めて突きつけられた形ですね。

溢れる玄関の花がなんの隠喩なのか分からないんですよね。種類も色もまちまちでそこに意味はなさそう。共通点と言えば、花の部分だけということです。葉も、茎もなく、花だけ。前回の登場タイミングなども含めて考えると、愛情やセックスの暗示かと思わせて、まあ今回もその解釈で行けそうな感じもするんですけど、なんかちょっと違和感がある。玄関は部屋の中と外の境界にあってそれを区切るものであり、今回の夢で言えば部屋の中はいわばあの世、彼岸で外がこの世です。そこにある花が溢れ出して、廊下も見えないほどに敷きつめられる。まるで外への道を塞ぐかのように、です。それは、黒青野くんの執着によるものなのか、それとも優里の未練によるものなのか……。

「乾と巽」

アンナ、『天の血脈』のアンナと同一人物なのか……。今回はヒロインという扱いではなさそうですが。Столоваяは大衆食堂です。食堂、というには屋外すぎる感じですが、カモフラージュのようでもあるのでそんなものでしょう。

「大蜘蛛ちゃんフラッシュバック!」

ザコンマンガだとずっと言ってきましたが、ここにきて一回ですか。タイトルとちょっと合わないんじゃ、という気もしますが、実が親離れする、というのがやっぱり既定路線なのか。

週刊マンガ感想2020年16号(4/18-4/24)

ジャンプがコロナショックで急遽休刊です。次週を合併号(21・22号)とするそうですが、元々予定していた(であろう)22・23号は23号としてGW中に普通に売るのか、それとも23・24号として年間1冊減らすのか……。注目ですね。

YM21

新連載「こはる はる!」(新井春巻)センターカラーで熊本弁学ラン少女愛でマンガがスタート。應援團、もとい応援団というと知らない人もいるかもしれませんが、古来より応援団というのは高校、大学の部活として不変の地位を築いていまして、特に創立の古い高校や大学では、学ランをユニフォームとしたオールドスタイルの応援団がしばしば見られます。そういうところは往々にして女人禁制だったり、あるいはチア部と住み分けていたりしますが……本作は普通にリーダー部に入った女子高生ですね。熊本でオールドな高校と言うとやはり済々黌高校かな? と思いましたが、こんなページを発見しました。

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熊本中央高校……。見たところ制服はブレザー、前身も女学校のようですが……?

blog.goo.ne.jp

やっぱり済々黌なんじゃないのかな。小楠高校の由来は単に横井小楠から取っただけなのでしょう。

読切、膕ひかこ「鹿の話」。初登場! とのことですが、同人で元々活動されていた方なので商業前歴はあまりなさそう? 代原だそうですが、ショート枠とすると「手品先輩」かな……。

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内容は8Pと短い中にインパクトを詰めこんであって切れ味とセンスが光るなと。元夫が鹿となって登場するだけでも凄いですが、それを本人の望みとはいえ捌いてもみじ鍋……。ここまで来ると、正直「発想の非凡さ」を超えて「性癖の存在」をも感じてしまいます。いや、別れた元旦那を鹿肉にして食いたいってどんな性癖やねんと言われたら答えられないのですが……。しかも主人公の元妻がちゃんと良い人そうな夫と再婚しているのがまた感情をブーストさせて上手い。現実的というか、鹿目線からすると惨めさに拍車がかかるというか。このマンガが鹿に感情移入するマンガじゃないのは分かってるんですが……。

「ギャルと恐竜」

恐竜が解いた知恵の輪をドヤったり隠してしまって怒られるオチかと思いきや、いい話だ。ところでコンビニに知恵の輪があるか問題(?)ですが、高速道路のSA併設店舗とか、観光地の中にあるコンビニとかにはおもちゃやトランプ、ボードゲームの類いがよく置いてありますよね。楓の住んでるとこ、観光地のそばだったりして……?

「GOD OF DOG」

「Hey Siri!」の下りは面白かったです。このネタ考えたら、そりゃ描かずにはいられないよな……これ描いてる本人が一番面白い奴だもん。ただ冷静に考えると、起爆装置にあんな不安定なもの使うなよという感じで、コナンや金田一のトリック考える犯人ばりの奇抜さです。あと、今度僕がこういうことする必要に迫られたらSiriはオフにしておこうと思います。

「寄生列島」

万一パンデミックが起きたときのために生存者を逃がすルートの確保が先決ですね

いや……パンデミックって複数地域にまたがるアウトブレイクのことですよね……? 仮にパンデミックが起きているなら脱出は無意味だし、アウトブレイクのことをもし指しているのなら、封鎖した島から人を逃がすことがむしろパンデミックにつながると思うんですけど(名推理)

まあ、この先生どうやら感染したいみたいなのでどうでもいいですが……なぜ素手で診察する?

「ブクロキック」

えええ、選手ゼロでチーム立ち上げたって言うのか……? 詐欺じゃないの……いや、でも社会人チームならメンバーが全然集まらないってのも普通のことか。

WM21

川柳少女」最終回。よくぞここまで、というのが正直な感想です。五十嵐先生は「コーポ失楽園」のときから好きで、正確に言うと「コーポ失楽園」が好きで他はそれほどでもないのですが、ギャグセンスやエキセントリックなキャラクターに定評ある一方、そのエキセントリックさが人を選んでしまい短命に終わっていた印象があります。そこへ奈々子のようなド直球ド真ん中の正統派可愛い女の子を混ぜただけでここまで皆に受け入れられるんだ! というのが本当に驚きでした。やっぱ少年マンガはキャラ命ですね。もちろん正統派キャラクターを描いてちゃんと可愛い、動かしてちゃんと面白いというのはそれなりにキャラを作り出せる実力があって成せるワザなので正統派キャラを用意すればいいってだけではないですけども。なにはともあれ、長期連載お疲れ様でした。

千田大輔の「ヒロインは絶望しました。」が出張掲載……というよりは番宣ですねこりゃ。掲載分(たった4P)だけ読むと変身ヒロイン凌辱エロゲとかエロ小説とかでありそうな設定立てつけっぽいですが……。無料公開の一話を読むとちゃんと(?)いつもの千田先生なので安心しました。いつも、といってもダークな方の、ですが……。例えて言うなら「パラレルパラダイス」みたいなものでしょうか(?)

ドメスティックな彼女

ええ、ヒナ姉また逆恨みで襲われたのか……呪われたりしてないですか? あるいは流石作品の男は殺人衝動が高いんでしょうか? コナンや金田一と同一の世界なのかもしれない。

「彼女、お借りします。」

男をやめたいときに使ってください。

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男をやめたいなら女装してAKBに入ればいいのでわ???(名推理)

「死神サイ殺ゲーム」

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革命のときに使ってください。なんかこちらの要求に応じてコマを用意してくれたみたいになってますが偶然だと思います。

WS21

「陽気なしめりけ」(緒木鈴人)シュールギャグ。 ぶっ飛びきっているわけでもなく、かといって常識的範囲に収まっているでもなく……生暖かい距離感がクセになる。一言で言えば、どこかチャンピオン臭のするマンガという奴で……えっ、これ読切じゃないの? ゲッサンで連載中? マジ?

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ゴミ箱で拾った唐揚げをあげるときに使ってください。

「中学同じだけど喋ったことないトモダチ」(牧彰久)こっちは正真正銘(?)ただの読切。なんか続きそうな感じの終わりだけども、続きません。前半は「あー、あるよね。あるある」と思わせてからの後半の怒涛の(というほどでもない)妄想ストップ高の展開。それだけ見ればいわゆる激甘ラブコメ、っつーことになるわけですが、よく考えてみるとこの木村とかいう主人公、中学で荒れて先生とバチバチになって文化祭でも大暴れ……ってそれ、『俺たち』がもっとも苦手で相入れないと言われている「不良」とかいう存在なのでは……? じゃあこの話も結局、中学では真面目にいい子ちゃんしてる奴よりワルぶってる奴の方がモテる、っていう例の話そのままかよ! 弱者に優しい俺たちのサンデーはどこに行ったんだよ……という感じの話でした。

蒼穹のアリアドネ

「訂正しろ貴様! 俺を頭のクソ以下だと言え!」

「いやーさすがにクソ以下ってことはないだろ。クソより少し上くらいはあると思うぜ、お前の力は。」

「ふざけるな! 貴様、俺をどこまで侮辱する気だ!」

この話の流れで侮辱されているのは貴方ではなくお頭のほうだと思うのですが。

「洗脳執事」

最終回です。やっぱりダメだったよ……。一通り読んでみて思ったのは、「このマンガどういうジャンルなの?」ってことですね。全体通してみれば基本的にはコメディってことになるのでしょうけど、それにしては序盤の雰囲気がおどろおどろしすぎるんですよ。九鬼と苺の出会いが印象最悪で緊張した関係になるのはよくても、コメディならコメディと分かるようにしてほしいものです。1話の九鬼がラスボス……!! みたいなノリのまま苺に感情移入して読んでいくと、なんか段々違和感がすごいわけです。「あれ、あんなに恐れていたのにこんなにフランクに接していいわけ……? そんな心を許す展開あった?」「誰でも洗脳とか煽ったわりに兄妹が手懐けられただけだよね? しかも人格変わるとかそういうレベルでもないし……」みたいな感じで、1話からのギャップが全部悪い方向に僕は出ました。或いはもっと、心を許すイベントがたくさんあっても良かったかもしれません。ただ「洗脳」執事とか言われてしまうと、そのイベントすらも「洗脳」の一環なのでは……という疑念を抱いてしまうので、読者的にはやはり納得がいかないのですが。

とまれ、お疲れ様でした。次回作期待しています。

YJ21

新連載「【推しの子】」(赤坂アカ×横槍メンゴ)YJきってのラブコメ作家がタッグを組んで新連載。赤坂先生は原作参加とは言え驚異の週刊誌2連載です。ま、三田紀房とか真島ヒロとかがやってる(た)と言えばそうですが。柔らかさのある横槍絵でトゲのある赤坂ボケ・ツッコミを読むとなんだか新鮮ですね。そういえば岡本倫の下品ネタが横槍絵で連載されたこともありましたね。あのときは岡本先生が『極黒のブリュンヒルデ』で忙しくて定期連載できずにえっちらおっちらやってましたけども。

一話からいきなり説明量の多い内容でしたが、一つだけ言いたいのは双子のもう片割れにも別の人が転生してる可能性あるな、ということですね。さりなちゃんの記憶がうっすら……みたいな展開がどこかで絶対来る気がする。ただの勘ですが。

タイトルは隅カッコまで含む、のように見えますが、最終ページの一番下のタイトルには隅カッコは描いてなさげなのよね。ダブルミーニングのタイトルなんで、カッコも意味があるのかなーとも思うのですが、『【推し】の子』ではなく『【推しの子】』とすることにどんな意味が込められているのかはちょっと不明瞭。

読切「アノミアーズ」(亀島潤斗)性癖バトルマンガ。YJは本当に性癖バトルが好きだな……なんでダンゲロスをスカウトしていないのか全く分からないよ。内省的でアングラな後ろめたい雰囲気と性癖の気持ち悪さはよく描けていると思いました。最後彼女を殺しちゃうかな、とも思いましたが、実は少年誌チックな展開を好むYJらしい引きで読後感もカバー。戦闘描写含めちょっと説明不足というか、読者を引き込めてないところがあると思ったのはマイナスかなぁ。

「オーライ!」

なるほど、連合チームですか。今さら仲間集めとか流石にたるいなぁと思っていたんですが、隠し玉があったわけですね。連合チームで甲子園出場したチームはまだ存在しないはずです。そりゃそうだ。秋大会と言っているので目指すはセンバツということでしょうが、通常枠で出ようと思ったら学校が神奈川県なので関東大会に出なくてはいけない、つまり県大会準優勝が必要です。それは神奈川県であまりに酷なので、21世紀枠が落としどころでしょう。神奈川県から21世紀枠での出場実績はありませんが(地域推薦すらなし)、県連盟からは概ね四強~八強の公立高校が選ばれています。県大会を最悪4つも勝ち進めば可能性大と言えるでしょう。

「アルマ」

北部隊と呼ぶなっ ローハンだ!

指環オタクこわ……通じればなんでもいいだろ……キモ……

ところで前回書きそびれましたが、今回のアルマ攻城戦がモランノンの戦いになぞらえられるということは、アルマ中枢へ向かうレイたち別働隊がいるということです。レイはさしずめフロドか……いや、指輪そのものか? ルキアナのほうをフロドと呼ぶべきかもしれませんね。ハムスターロボットがゴクリ。

モーニング21・22

モーニングが一足早く合併号に入りました(ジャンプもですけど)。水・木で別れるの珍しいですよね。5/6(水)が振替休日だからこうなるのですが。モーニングとYJとで合併号がズレるのはいつものことです。

「紛争でしたら八田まで」

我々と同じくロシアと闘った同志じゃないか

笑うでしょ。普通に考えてこちらは日露戦争のことでしょうが、WW2ではむしろソ連として敵対してたんだよな……(ややこしいことを言う)しかしウクライナから見るとそういう目線もあるんだよなというのはちょっと面白いですよね。現代日本でロシアを仮想敵国と考える人は少ないかもしれませんが、普通に領土問題を抱えていて国境接してますし、何より頻繁に領空侵犯を受けてます(空自のスクランブルの大半はロシア機によるもの)。実質同盟国である韓国よりもよほど敵国寄りの存在ですからね。

「サガラ」

話の流れが少し変わってきました。中国がサガラを通して成瀬の㉖(まる26)の動きを探り、マタギが(なんのためにこんな重武装を……?)と感じる、ということは、作者が、そして作者の分身たる成瀬が首都・東京におけるクーデターにおいて中国の武装勢力と衝突する展開を思い描いている可能性を示唆します。常識的に考えて普通あり得ないことですが、そもそも日本で自衛隊でも米軍でもない存在がクーデターというのがトンデモ設定みたいなものなので、そこは気にしてはいけません。

さて、国内は「出来レース」で警察とも自衛隊とも、そして政府とも話がついている、というマタギの推測が正しいとして、通常クーデター軍が一番武力衝突を起こす可能性が高いのは、当然在日米軍です。今現在の名目はどうあれ、在日米軍はWW2で敗北した日本が再軍備を行い再び米国に牙を剥かないように監視する、という役割を当初は負っていました。その後の地政学的な情勢の変化によって日本は米国の仮想敵国ではなくなりましたが、それは今の政府が統治する日本の話で、クーデターが起きれば話は別です。

とはいえ成瀬は米国と事を構えようというのではなく、むしろ日米安保の「片務契約」を無くすことで尖閣諸島における日本の自衛能力を取り戻そうというものですから、この点は必ずしも米国の不利益となるわけではないでしょう。この場合は、成瀬が米国にも話を通してあり、在日米軍自衛隊と同じように坐して沈黙する、という流れが自然です。すると最初に言った通り、㉖(まる26)の仮想敵は中国だ、という話に戻るわけですが、やはりおかしいですね。いくらクーデターが発生したからといって、東京まで中国が攻めてきたのに、自衛隊在日米軍も知らんぷりなんてことがあるのでしょうか? 迎撃しようにも手に余る、ということは考えられなくもないですが、その場合㉖(まる26)の用意した武力程度では焼け石に水です。中国の正規軍ではなくゲリラ戦、テロ戦も考えられますが、その場合㉖(まる26)の重武装を説明できないでしょう。

僕が一つ説明をつけるとしたら、こういう流れです。つまり、クーデターは「出来レース」で必ず成功するように根回しされている。その方法として、クーデターのあいだだけ、警察・自衛隊在日米軍が瞬間的に機能不全となるような仕掛けが各組織の上層部の手によって意図的に用意されている。つまりクーデターの間、日本は一瞬だけ外力に対して無防備となる。中国はこの機を逃さず、クーデターを阻止するため「日本政府を救う」と称して軍隊を送り込んでくる可能性が考えられ、武装強化はこれに備えるためのものである。回りくどいですが、東京で人民解放軍と戦おうと思ったらこれぐらいの屁理屈がいりそうです。もしこれで普通に米軍とドンパチしたら面白いですね。あのおばさんなんだったんだよという感じで。

「スインギン ドラゴン タイガーブギ」

作中曲はおそらく以下3つ。

オペラ"Porgy and Bess"より, "I Loves You, Porgy"

www.themusicallyrics.com

ミュージカル"Two for the Show"より, "How High the Moon"

archive.org

そしてお馴染みMills Brothers, "Tiger Rag"

www.youtube.com

週刊マンガ感想2020年15号(4/11-4/17)

(当初公開分にYJ20号の感想を入れ忘れましたので書き直し、改めて公開します)

YM20

新連載「GOD OF DOG」(木村航)はクライムサスペンス。ヤクザの若頭まで登りつめた潜入捜査官が心の奥に秘めた復讐の炎がテーマ。設定のインパクト重視でしょうけど、潜入捜査官が若頭ってすごいですよね。組がほとんど終わっとるやんという感じ。

「レッドカード」

先週までずっと後ろのほうにしずんでいましたが、今週急浮上。もっともアンケに忠実に掲載順を決めるのは週ジャンぐらいのもので、ヤング誌ともなると単に編集の意向でちょっと入れ替えてみただけの可能性も高い。後ろにずっといることが不人気の傾向であることは事実ですが。本作の場合ミサミサ先生のノーパン改めスパッツ回……で人気が復活した……とはあまり思えないので、やっぱり編集の気まぐれかなー。不良スポーツものと言えば「SLUM DANK」の初期とか「ROOKIES」、「ANGEL VOICE」なんかがそうですが、いずれも本格スポーツものに化けた過去作と比べ、本作はスポーツものへの道のりはまだまだ長そうな。やっぱり市川先生にスポーツやらせようってのが大きすぎる挑戦なんだよな多分。試合の頃と比べれば先週も今週も(相対的に)面白いからな……

「寄生列島」

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海上封鎖された海を40km泳いできたときに使ってください。

しかし、重要キャラクターっぽいので感染しないんでしょうけど、封鎖された汚染地区に防護措置なしでやってくる医者、このご時世に挑発的すぎますね。希望を言わせてもらえるならあっと言う間に感染して寄生虫培養のために全島民を餌として使うサイコパスになってほしい。

「手品先輩」

つづく……え、続くの? よくある1話だけあるパラレルワールドや夢オチ単話じゃなくて、本格的にこの世界使って2周目しちゃうの???

「7人のシェイクスピア

続きを構想中につき次回掲載は未定です。

twitterでもちょっと話題になってました。赤裸々すぎる。続きを構想しているうちに原稿ストックがなくなるとか……そんなことある? どんだけタイトな進行してるんだよ。まさか……劇場戦争第2幕をどうするかすら決まってないのか? ハロルド先生、規格外……

WJ20

読切「ニューロ秒速点火」(ツカダハル)。読切というか、4コマ連作ですね。全体的に小慣れてない感というかぎこちない感じがあり、これが新人賞で賞を取ったのか、と思うと不思議な感じですが、年齢込みで将来性を買ったのか。例えば、序盤の素直パートと比較すると最終ページの不条理は不意打ちでちょっとびっくりしますね。そういうところが評価されているのるかも。

Dr.STONE

あんまり主題と関係ないんですが、太陽高度だけで緯度の測位してると季節によるズレが無視できなくないですかね。暦によって正確に補正すればいけるでしょうけど、それぐらいなら北極星で測位した方が簡単……と思ったが、ストーンワールドの北極星ポラリスのままなんでしたっけ? この話あったような気もするけど記憶にないぞ。

「呪術廻戦」

今時の小学生、だんご三兄弟絶対知らないでしょ……妖怪ウォッチやおしりかじり虫だって世代によっちゃ厳しいんじゃないの?

呪術廻戦は小学生ではなく大きなお友達のためのマンガですと言われたらはい分かりましたという感じですが。

「アクタージュ」

シェアウォーターはもちろん架空の商品ですが、ポカリがモデルだろうなーと思っていたらポカリは別に存在するようで、ちょっと「あれ?」となりました。外でアクエリアス飲むな、ぐらいだったらいいですけど、仮に大塚製薬以外の清涼飲料水は飲むなとなったらそれは結構しんどいだろうな……ポカリ、マッチ、ファイブミニぐらいしかラインナップないのでは?

イブニング9

新連載「リーガルエッグ」(作画:木綿八十子)は河本ほむら先生の新作、司法修習生の職業モノです。河本先生が司法試験合格者だというのはデビュー当時から散々言われていて、なんならデビュー前の「牛乳」時代にwebマンガを長期休載(完結だったっけ?)した理由が「司法試験の勉強しなきゃいけないので」でしたからね。結局合格してすぐにプロデビューしてしまいweb界からは卒業となりましたけど、結局合格後どうしたのか。法曹って漫画原作者やりながらやれるような仕事ではないと思うので法曹としての仕事はされてないんじゃないかと思いますが、にしても弁護士登録したなら「現役弁護士」とか普通書くよな……。こういう漫画を描いてるんだから司法修習は受けたんでしょうけど。

出張掲載の「無能の鷹」(はんざき朝未)は電子版限定。kissから単行本の宣伝ですね。お仕事コメディっていうか……ギャグマンガですよね? いや、面白いからいいんですけど。深夜ドラマとかでありそうな感じのナンセンス仕事もの。出張掲載ってあんまいいイメージないけどたまにこういうちゃんとツボに入る奴あるし、編集さんも仕事してるなと思いますよね(何様)

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難しいことを考えると頭が痛くなるときに使ってください。

「めしのあとはやせましょう」

最終回。すんなりダイエットして、あっさり終了しました。自分の表現したい「理想の体型」を決めてそこに向かって自分なりのやり方でやっていくしかない、って言われてみればそうなんですけど、やはりマンガ家らしい言い回しだなと思いました。趣味のようにダイエットしろ、って、そうできたら人類そんなに悩まないとは思いますが。まあ、ダイエットを好きになる必要はなくて、長い地道な努力を続ける精神力が重要なんですよね。自分にとって比較的やりやすい方法ってのはもちろんあると思いますが……。

「瑠璃と料理の神様と」

時節ネタですね。瑠璃ちゃん世界って現実と必ずしも季節がリンクしてないんでちょっと意外な気もしつつ、でもま、この時期にこうやってちゃんとコロナネタを描けるのはきくち先生ならではという感じがしていいですね。メニューは相変わらずお上品すぎてとても参考にならんのですが、きくち先生の手にかかるとワサビが全然ダメで普段野菜を全く食べない僕でも食べたくなるぐらい美味しそうなメニューになるのはやっぱり凄い。

クラッシャージョウ REBIRTH」

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人類との決別を決意したときに使ってください。

「インハンド」

高家先生、かわいそう……。紐倉が無事な理由はよく分かんないですが、状況からすると食事じゃなくて「音楽療法」の時に焚かれた薬のせい……?

と思ったけど、よく読み返したらバッチリ味噌汁入れ替えとるヤンケ! ほんま紐倉はクソ。

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キノコが本連載の裏テーマであることを考えると、ワライタケ(マジックマッシュルーム)? ワライタケは誤食の少ない品種らしいので盛られた可能性も気になりますが、でも紐倉だけが狙われる理由もよく分かんないんだよな。キノコ中毒は本当に単なる誤食事件で、それとは別に薬師療会の中で違法薬物を使った洗脳手法が使われている、という二重構造なんじゃないでしょうか。

全然関係ないですが、ワライタケの中毒症状の報告で幻覚の内容に「湾岸戦争に参加」ってあるのめちゃおもろいですね。君もワライタケを食べて湾岸戦争に参加しよう!

WM20

金田一少年の事件簿外伝 犯人の事件簿」が完結記念とのことで最後の出張読切にやってきました。最後まで平常運転。なんだかんだ金田一愛に溢れた連載だったんじゃないでしょうか。金田一ちゃんと読んだことないから知らんけど。お疲れ様でした。

「なれの果ての僕ら」

俺はこの死体について 何も知らない

誰だ 彼を殺したのは

いや俺は知らないじゃねーよ。そらお前は下手人じゃないだろうけど、100%お前の実験の結果だろうがよ。予想外の結果だったんなら実験は大成功だろ、もっと喜べよ。他の人はともかくお前はそんな深刻そうな顔する権利ねーぞ。

ドメスティックな彼女

告白すると本作そこまでちゃんと読んでないんですが、最近の展開は折り良く「暴ク者!」と同時期に週刊誌ネタとなって注目してました。あっちが週刊誌なりのジャーナリズムを主張しているのに対してこっちは清々しいぐらいまでの典型的ゲス記者で対照的だったのが面白かったんですが、今週デスクが凄い剣幕で報道倫理を説いてていい意味でショックでした。マンガ界に倫理的週刊誌報道の波、来てますね。

「ランウェイで笑って」

靴と服の下り読んでてちょっと面白いなーと思ったのは、結局千雪もセイラもシャルの靴ちゃんと合ってないんですよね。んで、上にズレてるセイラは足が入らないからアウト。下にズレてる千雪は詰め物したらいけるからセーフ。服にしても同じことで、セイラとシャルは体格同じようなものだから関係ありませんでしたが、仮にシャルより大柄のモデルを当てようとしたら、チンチクリンで使えなかったはずです。千雪は小さいから(そして遠のサイズ調整の仕組みがあるから)体格が違っても同じように着付けられる。モデルの世界では小が大を兼ねる可能性があるんだなーと感じ入った次第です。とはいえ、これはあくまでスーパーサブ的な発想でしかなくて、千雪が正面から戦うには役に立たない武器ですけどね。

「死神サイ殺ゲーム」

グラサイですね。大槻のシゴロサイと似たようなもんで、2,4,6の目しかない丁サイと1,3,5の目しかない半サイの組み合わせだから必ず半だと。……まあ、全部の面を見せられたわけじゃないので、それ自体がブラフ! みたいな展開もあり得ますが。

WS20

出張掲載特集、今週はうぇぶりから「異世界ワンターンキル姉さん」(原作:このえ、漫画:田口ケンジ)です。なろう小説を直接コミカライズしたようですね。ちょっと珍しいような……商業小説になって挿絵がついて、そこからマンガなりアニメなりにメディアミックスされるというイメージですよね。しかし……この原作をキャラデザ込みで直接田口先生がコミカライズするのは……正直、大正解という感じですね。姉作品に対して最強の姉専門作家をブチ当てたな、という印象です。こういうの、成功してくれるとwebリクルートも新時代に入れそうなのですけど。

天野めぐみはスキだらけっ!」

少なくとも半年はいくわ♥

いやお母さん、あんた娘はともかくお店はどうすんの……半年も閉店してたら取次が相手してくれなくなっちゃうんじゃないの? 大丈夫なのか?

まあ、お店という目線で行くなら、学が教員、めぐみが警察官(体育教師のパターンもあるなぁ)となった場合、進藤家も天野家も後継者おらずで潰れてしまうのですけど。こういうの、フィクションとはいえ歯痒いですね。このフィクションの後ろに同じ事態に陥っている多数の自営業店舗があるのが分かるだけに。

「あおざくら」

戦略的非モテ! そういうのもあるのか。

あと、いくら尊敬する坂木の言葉とはいえ松井とのデートをキャンセルして土方のところへ押しかけるのは濃厚なホモソーシャル愛を感じますね。

YJ20

読切「人だった物へ」(伊豆田清貞)人食いの化物となった死者を退治し弔う存在を描いたバトルアクション。身近な人が化物に襲われて、同じ化物となる……というとゾンビなんかを思わせますが、本作はどちらかと言えば亡者のデザインやサイズ感を含めて『進撃の巨人』を思わせる作りです。影響は受けてるでしょうね。短い中にも陰影のある雰囲気がよく描けていて、読むだけで陰鬱な気分になりそうなよい読切でした(誉め言葉です)。

「信号さんはそこにあり」(吉舎和幸)となりのYJから出張です。信号機が交通整理をしてくれるアンドロイドだったら……というSF。道路の交通整理だけじゃなくて人生の迷路の交通整理までしてくれる包容力高めのお姉さんアンドロイドです。

読切「ざんねえちゃん」(若井ケン)パンツとケツからのアングルがやたらと多い女一人来らしのお一人様満喫コメディー。ずぼら生活の極み! であっても、可愛い女性にやらせてしまえばエンタメ作品になる不思議よ……。生活感描写は巧みで、細かい機微やディティールまでしっかりしています。絵は柔らかい筆致で可愛さ推しですね。

かぐや様は告らせたい

いたってマジメなシーンなのに、「ゴッ」っていう効果音のせいで反射的に笑ってしまった。流石に赤坂先生がわざとボケたわけではないでしょう。ネットミーム許せねぇ……

モーニング20

「珈琲をしづかに」(みやびあきの)がモーニング・ツーから出張してきています。これ読んだことある気するな……。多分去年のコミックDAYSのキャンペーンのときですね。喫茶店のお姉さんに恋して背伸びして喫茶店に通う中学生の青春片思いラブストーリー。残念ながら読切では主人公は添え物程度で、くたびれたおっさんが喫茶店のお姉さんの心づかいに癒される短編になっております。ある意味、モーニングの読者層をよく捉えているというべきか。

そしてあの「ぱいどん」の続編が早くも掲載されました。記事を読む限りではこの後編をもって作品としては終わりということのようですね。一応話としてもそれらしくまとまっています。ならなぜわざわざPhase1などと名付けたのか……なにか未練というか、「上手くいけばシリーズ化したい!」という大人の事情による思惑が見え隠れしていますね。

バトルスタディーズ

フェンスから必死にボール剥がそうとする楠さんワロタ。テンパりすぎやろと思いましたけど、甲子園のマモノにかかりゃ誰でもああなるか。

ところで走者が一塁から「三塁止まり」ということは、安全進塁権が2つ与えられてることになります。通常、投球が直接場外やベンチなどのボールデッドゾーンに入ったときの安全進塁権は1つだけです。例外は「投球に他の野手(この場合は捕手の楠さん)が触れてからボールデッドになった」もしくは「投手がプレートを外していた」場合です。楠さんがこの暴投に触れていたようには見えませんでしたが、暴投とはいえ(一応)前方に向かって投げたので、プレートを外していたらボークを取られるのが自然じゃないでしょうか。ボークだと安全進塁権は1つになってしまうので、やはり楠さんが渾身の横っ飛びで触れていた説が濃厚です。その場合、楠さんは一生懸命頑張って塁を一つ多めに与えたことになり、テンパり度合が極まります。まあ、三塁にいなけりゃ隠し球アウトもできないのでよしあしですが。色々書きましたが、なきぼくろ先生が勘違いしてる可能性も普通にあると思います。僕が勘違いしてる可能性もあります。

隠し球と言えば梶兄はもうちょっと早めにサードランナーにストップかけろよな……。キャッチャーの後逸とかバッターが真っ先に手招きするなり制止するなりサイン出さなあかんタイミングですやん。遅れてでも「嘘つきです!」って言っただけ、梶兄にしてはマシな方なのかもしれんが。

マガジンエッジ5

レッドクリムゾンが終わったや否や、作者据え置きで続編となる「SHAMAN KING マルコス」(漫画:ジェット草村)がスタートしました。レッドクリムゾンは道一族に焦点を当てていましたが、今度はX-LOWSの方から、具体的にはタイトル通りマルコに焦点を当てようというわけです。不人気で打ち切りじゃなくて、シリーズごとにタイトル替えたかったんですね。メキシコが舞台ならチョコラブの出番もワンチャンあるか?

ところで……X-LOWSの面々ほとんど覚えてねぇよ、トーナメントでほぼ全滅しちまったし。ミイナとかケビンとかは辛うじて分かるけど、主人公のライハイトってどんな人だったっけ?

「女帝げぇむ」の出張掲載は2回目です。「つづく」と書いてあるし、しばらく連続掲載されるみたい。作者は縄文時代をなんだと思っているんだ。「創世のタイガ」のホモサピエンスだってもうちょっと理性的だぞ。

「狂犬ホストはデスゲームで愛を語る」も後編を無事掲載です。正直に言おう。なにがなんだか分からん。結局、表向きもなにも真実ただのホストクラブで、「デスゲーム(って誰も死なないのに何がデスゲームなんだ)」は正真正銘、ホストクラブとしての裏営業の一つってだけなんでしょうね。いわばシャンパンタワーとかと同じでクラブとしての出し物だけど、演技なし! みたいな感じでガチを煽ると。営業ならそりゃホイホイキャスト殺したりはしないよね。

「左手のための二重奏」

www.nicovideo.jp

これを聞きながら読んでたんですが、動画の方で大ポロネーズ始まった後に「ここまでです」のシーンが来てずっこけました。まあ、一ヶ月でド素人が1分超えのピアノ曲を片手だけでも弾きこなすのはそりゃ厳しいですよね。自分で想像したらゾッとするもんな。

「淫らな青ちゃんは勉強ができない オトナ編」

最終回。コミックDAYSの「未熟な二人で……」の方を優先されて打ち切られたナリ……まあ、元々後日談というか、オマケ的な感じでしたんでなんとも。ただ、ホンマに留年させたんか……とは思いましたね。専門は4年制ってあんまりないんで、別れさせるだけなら留年不要。つまり単純に「勉強ができない」のタイトルに殉ずるためだけに留年させられた青ちゃん。青は犠牲になったのだ……タイトルの犠牲にな……

しかしレポートに終われているけど、青ちゃん、卒論は? 確か理系じゃなかったっけ?

週刊マンガ感想2020年14号(4/4-4/10)

YM19

話題の「パリピ孔明」(原作:四葉夕ト、漫画:小川亮)が出張掲載で登場。孔明が思ったよりも普通ですね。そりゃそうか。パリピなのはどっちかってっと同居人(?)なのでは? 「ギャルと恐竜」ならぬ「ギャルと孔明」という感じで読みました。恐竜が喋ると味消しだと思ってたけど、そういうものとして読めばそれはそれでアリだな。

「感染列島」

倫理観を失ったからってこのタイミングで恋人つき落とすか……? 助けてくれた恋人を殺すわけだから儀式に戻りたいのが本音ということなんでしょうが、果たしてそれは倫理観で抑えつけられている感情なのか……? どっちかっていうと村の因習を守るべきだ、という感情のほうが倫理観によって保たれているんじゃないの? 現時点での印象だと倫理観云々関係なく、ただ破壊衝動を極端に高める、といった感じに見えますね。

「雪女と蟹を食う」

ほえー、最近はあんな消火装置があるんですね。「消火弾」「投擲型消火用具」などと呼ばれているそうです。こんなのとかこんなのとか。

https://fitech911.com/products/throwing/

www.bonex.co.jp

場所も取らないしこっちのほうがトマホークなんちゃらよりも良さそう。アンモニアが揮発して消火するタイプなので臭いらしいですが……。

WJ19

読切「奈落の仔」(辻田大誠)は実にジャンプらしい読切。ストーリーはあまり捻りもなくテーマもドがつくストレート(しかもキャラに台詞でテーマを言わせる)っぷりですが、ジャンプの永遠のテーマである「自由」とそれを手に入れるための「力」の物語です。もちろん、言わせるだけじゃなくて画面もガンガン主張してきます。本誌の読切だけあって少年漫画としての絵は結構しっかりしてるんですよね。まあ、あとはこれが今時の小学生に合うかどうかの話で、それは僕には分からない。僕にはあまり合いませんでしたが。

鬼滅の刃

人を殺す前に炭治郎を殺せ!

これ、最初理解できなかったんですが(誰も人を殺そうとはしてないじゃん)、「(炭治郎が)人を殺す前に(俺たちで)炭治郎を殺せ!」ってことですね。

しかし悪堕ち的にはめちゃくちゃ美味しい展開だな。伊之助が「斬れねえ」と涙してるのもいいですね。善逸や玄弥だったら泣きながらでも斬れたんじゃないかな。伊之助は仲良しメンバーの中でも(炭治郎の次に)優しくて直情的だから、っているキャラ付けがよく出てる形です。

さてこの場に禰豆子が到着すると、ちょうど1話の兄妹の関係を入れ替えた形になるわけですが、違いは炭治郎は封印するには強すぎるということですね。富岡さんもボロボロで、とても生け捕りになどできない。だからこそ即座に殺害の指令を出せたのかもしれません。しかも無惨の血と力を全部貰ってるとか厄介極まりない。毒も一緒に貰っていて炭治郎が急激におじいちゃんになったりしたら笑い話なのですが。禰豆子としては、もし炭治郎を救う手段も止める手段もないとなれば殺害に同意するのでしょうか。いやしないでしょうね。むしろ共に鬼となって生きることを選びそうなぐらいです。

一方的な押し付けは想いの継承ではないのですが、それをもって「私の想いもまた消えないのだ」と語る無惨様、最後まで「人の想い」の本質を分かっていなかったのは悪役として見事でした。

「アクタージュ」

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このコマなんか騙し絵みたいになってないですか? 星アリサはいいですけど、手前の男の人(名前忘れた)が頭は鴨居の向こうにあるのに足はダイニングの椅子の手前にあるように見える。指示ミスでしょうかね。

「ミタマセキュ霊ティ」

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どっちでもいいときに使ってください。

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楽しむときに使ってください。ってかミタマは最近どうしたんですか? 煽り画像を供給することに目覚めたんですか?

「ZIPMAN!!」

最終回。まあ、残当というか、序盤からずっとそういう雰囲気を醸し出していて、予想通りに終わったという印象です。どこが悪かったのか? と言われると、難しいところがありますが……どこでしょうね。これといってはっきりとした瑕疵はないと思うんですよ。強いて言うなら、作者の用意した舞台に読者が乗ってくれなかったってことですが。1話の掴みが微妙だった? 特撮モノへの作者の偏愛が出過ぎた? いやむしろ足りなかった? どれもあっているような、違っているような。一つだけ言えるのは、よくあるタイプの打ち切りマンガということぐらいですね。お疲れ様でした。

WM19

ヒプノシスマイク side DH&BAT」(シナリオ:百瀬祐一郎、漫画:相羽紀行)がマガポケの連載に先駆けて先行掲載されています。一話は白膠木サイドのストーリー。なんかずっと大阪で芸人として頑張ってきましたみたいな感じになってるけど、貴方昔池袋にいたんですよね……? 流石にMCD→お笑い芸人養成学校は時系列としておかしいような。でもどっちも一応公式ですよね? どうなってんの?

「23区東京マジョ」(拝田久)は電子版限定での出張掲載。単行本宣伝って奴ですね。一話だけではなんとも言いかねる内容、というかはっきり言ってしまえば何も分からない。まあ、大掛かりな話やろうと思ったらそうなるよね。ただこういう実質無な一話、本当に販促効果あるのかな、とか思ってしまう。僕が天の邪鬼なだけで普通の人は「わーなんか面白そう、続き気になる!」ってなるもんなのかな。

炎炎ノ消防隊

最初は「倒したら東京滅亡するぞ!」って話だったはずなのにいつの間にか「上陸されるぞ! 倒せ!」になっている。いや、海底火山に栓をしてるのは柱だから巨人は倒してもいいのか……?

「死神サイ殺ゲーム」

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自衛隊基地を襲撃したいときに使ってください。本当は革命画像を期待していたんですがあんまりいいコマがなかった。

「XEVEC」

M機関や特権ぐらいは「まあ、夢の街とか言ってもこの手の暗部はあるよね……」って感じなのですが、ここまであからさまに不平等が実現されていると流石に問題化してないか気になるんですが。いくら街の権力者と言っても、ドラ息子のしでかした愚民いじめをいちいち陰蔽するほど暇じゃないでしょう。こんな風にその日の気分で当たり屋されて殺されて、なんてしていたら、いくら証拠がなくても街の外では「庶民が虐げられるディストピアだ」と口コミで話題になっていそうです。」5chやtwitterなんぞでは「XEVECは庶民の人権を剥奪する監視社会ディストピア」だと完全に認定されていそうな。

WS19

出張掲載で「おたみのお頼み」(おたみ)。今回の連続出張掲載って特集企画だったんですね。気付かなかったけど、先週のはうぇぶりじゃなくてゲッサンからの出張だったような……。よく分からんな。内容はマンガ家と編集の打ち合わせ内容を摸したLINEスクショと用意したネームを摸した原稿を組み合わせたコンテンポラリーアートみたいな感じ。面白いし実験的な試みで新鮮ですが……これが好きで読みたいという人は相当な変人やろなぁ……。

「あおざくら」

あなたがたくさん人の応援してるから、たくさん応援が返ってくるんですよ。

いたたたたたたた(人と関わるのが面倒で誰も応援してこなかったので全部一人で生き抜くハメになり苦しんでいる人の声)

君は008

ここでエイトじゃなくてあやめに誘わせるところが面白いですね。普通に考えれば主人公が無神経に他の女の子に声をかけてしまい、ヒロインはそれに嫉妬しつつも最後には許してしまうというのが定番ですが、エイトはよく気がつくタイプだし、それよりはあやめに誘わせることで彼女の内面の成長を見せたほうがいいじゃないか、というわけです。でも、作中でも敵陣営でなおかつ恋の鞘当て相手を懐に引き込むという、スパイとしては中々苦しい責任をしょい込むことになってしまいました。名乗らん改めアスヤと別れたときのエイトはショックを受けつつもまだ大丈夫そうでしたけど、もしあやめ嬢にとって初めての同性の友達(?)が敵だと分かったとき、彼女は大丈夫なんでしょうかね。

「MAJOR2nd」

そら、おとさんでしょ(前回書きそびれた)。こんなことするの、他にいねーわな。

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着ぐるみ来てどうかした時に使ってください。

「嘘月」

なるほど……誘惑ってそんなに強力な力なのか。ただの惚れ薬とは違うんですね。してみると誰にでも使えちゃうと強過ぎるから性別で切ったのかもしれない。……いや性別だけじゃ大した抑制になってないよなぁ。男だって女だって、最悪な使い方しようと思ったら適当に会った奴会った奴にかけて貢がせて奉仕させて、いらなくなったら「月を見ろ」でも「死ね」でも処分しちゃえるわけでしょ? なろうのチート洗脳能力ばりに危険な力じゃん。雨夜がそういう使い方してないので、できない別の理由があるのかもしれませんが……。

YJ19

読切「グレート・ワン」で「彼女の野性が手に負えない」の末広光先生が早くも戻ってきました。超重量(文字通り)を武器に戦うアメコミ的ヒーローの物語です。ストーリーは言ってしまえば単調ですが、逆に言うと体重一辺倒でもここまで面白くなるのか、とちょっと感心。作者の今風に洗練された絵も健在で、評判も良さそうなので連載化も考えられますね。ただ流石に連載とするにはネタが足りないので、ヒーローを複数用意するなりアレンジはあるでしょうが。

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何かに使えそうなので取っておきます。

「少年のアビス」

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生きてる理由がないときに使ってください。てか使う。

「HANDS」

元同僚の探偵だったんですね……てっきり弁護士の元妻かと思ったのに。絵里先生じゃなくて毛利のおっちゃんだった。

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次ズレた事言ったらトムヤムクンを耳から食べさせるときに使ってください。

モーニング19

「スインギンドラゴン タイガーブギ」

米軍基地行きのトラックだから「アメリカ行きだ」っていう、こういうセンスに弱いんですよね。実際にそう言われていたのか、作者の頭から出てきたのか分かりませんけど。

知ってるよ ボク・ネンジンって言うんでしょ?

これもそう。まるで「姓は傲岸、名は不遜」(僕の母親の持ちネタ)ですよね。題材も題材だし、作風も古さを感じるし、令和の時代とは思えないマンガだな。……褒め言葉ですよ?

「ハコヅメ」

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ハンサムのせいで集中力が途切れるときに使ってください。しかし「ハンサム」という言葉のチョイスもまた古いよね……

バトルスタディーズ

球場の空気変えるために一死一塁で交代して初球ワイルドピッチ投げる奴おるか? 場外に出た場合はルールが変わるのかと思って一応調べましたが、ボールデッドになるだけで普通に走者には暴投の安全進塁権が与えられるっぽいです。これ相手が更にイケイケムードになるだけでは……

月マガ5

修羅の門異世界転生スピンオフ「陸奥圓明流異界伝 修羅の紋 ムツさんはチョー強い?!」(甲斐とうしろう)が不定期連載で復活しました。まあ、陸奥なら異世界無双にも説得力ありますし、原作再現度が高いので反響は理解できますが。

そして、「虚構推理」が休載の代わりにアニメ円盤の特典書き下ろしを「冒頭2ページ」だけ公開してます。冒頭2ページて。バカか。……と天の邪鬼な僕などは思ってしまいますが、やはりこれが効果的なマーケティングなんですかねぇ。

今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ねlast」は本誌最終回。といっても電子版では残るんですね。「凱旋移籍」って言葉初めて聞きましたわ……。調べたところ月マガ本誌には移籍でやってきたんだと。人気が出たら出たで呼び出され、人気がなくなったらお払い箱ですか。雑誌連載はプロ野球の選手登録ちゃうねんぞ! まあ、読んでないんですけども。

「CMB」

かなり毛色の違う長篇が終わりました。指環の封印に合わせて連載も一旦終了するのかと思っていましたが、特にアナウンスはなさそうですね。とすると、本当に続くのか。でも指環の権威がなくなったら今までみたいに依頼が繰ることもないだろうし、博物館もなくなって、ホイホイ海外旅行に行く金もなくなってしまうから、作風がガラッと変わりそう。

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栗よーかん買ってきたときに使ってください。

ボールルームへようこそ

『ボールルーム~』は実は間にちょっと読んでない期間があって空白なんですが、その間に多々良とちーちゃん解消直前になってたの? 調べてみたところ大会で1位にならないと解消という縛りらしいですね。多々良は最終的に雫と組むんだろみたいな話もあり解消自体はいずれあるのかなとも思いますが、ちーちゃん引退は見たくないな……。引退するならもうちょっといい思いさせてあげたいし、そうでないなら次に繋がるような前向きな解消であって欲しいですよね。

週刊マンガ感想2020年13号(3/28-4/3)

ようやっと4月に入りました。いや、一応半分ぐらいはその週のうちに読み終わっとるんですが……文章書きつつマンガ読みつつってのはやっぱしんどいっすね。これが動画だったらと思うとyoutuberには頭上がりませんわ。

YM18

新連載「ブクロキックス」(松木いっか)はブラインドサッカーマンガ。主人公は全盲のあんまさん。元々サッカーをやっていて失明してからブラインドに移行……という話は聞いたことありますけど、先天性全盲でサッカー経験あるなんて中々珍しいような。ヒロインが韓国人だったり、サブの友人男性のウザさが濃かったり、色々と主題に関係ないところで主張が強いのがちょっと心配です。編集部としてはオリパラにぶつける予定だったんでしょうが、中止になってしまって予定が狂った側面もあるでしょう。しかし「レッドカード」を連載しておいて「これが令和のサッカー漫画だ。」なんてアオリよくつけるよ……車いすバスケは平成に爆誕してたぞ?

読切「許されざるもの~とろける極上牧場プリン~」(里中翔)。短いですが、学生生活のくだらない日常の雰囲気がよく出てます。「見せびらかすためやけど?」→完、のインパクトがあまりに強すぎて、最初本当にこれで終わりなのだと勘違いしていたらもう1ページあったのは面食らいましたが、「見せびらかすためやけど?」で終わるとサイコパスになってしまうので当然と言えば当然ですね。ちょっとサイコマンガを期待しすぎたか。

「首を斬らねば分かるまい」

愛之助、なんか急に強くなってないですか? 気のせい? あと沙夜さんですが、多分受刑者の苦痛を柔らげるためにアヘンを試すつもりなのだと予想します。

「雪女と蟹を食う」

北さん、元消防士? だから身体が筋肉だるまなんですね……。警備会社が防災もやってるとは知りませんでしたが、調べたらセコムのグループ会社に消火器メーカーがあったりしますね。

www.secom.co.jp

2.5万は普通の消火器と比べると高いように思いますが、使いやすいなら1台ぐらい買っておいてもいいかも。

WJ18

宮崎周平が読切「銀杏ガールズ」で現われました。約ネバスピンオフはもう終わったんかね? あと銀杏BOYZV系じゃないらしいです(未視聴)

約束のネバーランド

えー、ピーターも結局エマの手にかかればいい子ちゃんに早変り、か……。少年誌としては正しいんかもしれんけど、なんか釈然とせんなぁ……。

チェンソーマン」

今回の展開を素直に解釈すると、「師匠」が人形の悪魔の魔人だった、ということですよね?

サンタが読んでたドイツ語の手紙はこちらを参照。これが東ドイツからの指示書(ドイツ語なので)だとして、それを受けた人形の悪魔が行動に移した……のだとしたら、「師匠」は東ドイツの元で動いているということになる。本当に? それに、各国がチェンソーの確保に乗り出している中、ドイツだけがマキマ殺害を本路線としているのも違和感があります。もし、この手紙が「師匠」からサンタへの指示書なのだとしたら、ドイツ語なのは違和感があるけど、サンタと話してた兵隊も師匠の人形ということで、「師匠」の能力の広範さには震え上がりますが、マキマ殺害を悪魔が指示するという構図は保たれます。

一方で、ここに第三の解釈があって、それは「銃の悪魔が(東ドイツとサンタを経由して)人形の悪魔(=「師匠」)にマキマ殺害を指示した」という可能性です。これなら「師匠」が全ての手駒を駆使して殺害能力を手に入れた、つまり自分でマキマさんを手にかけようとすることが全て説明できるので気持ちいいです。これを本線で考えたいですね。

「アクタージュ」

この子完全に性癖歪んじゃう……ドギツイヤンデレ百合沼にハマって身動き取れなくなっちゃう……誰か助けてあげて……!!

「アンデッドアンラック」

これ、今さら気付いたんですが……このユニオンとかいう組織、SCP財団だわ。UMAとか否定者とか言ってますけど要するに完全にSCP。円卓の10人以外の否定者に対する人権無視の人体実験も財団なら当然。否定者が幹部っぽい扱い受けてるのは確かに少し違和感ですけど、財団のO-5だってほとんど情報ないからひょっとしたらSCPかもしれないもんね。というか、円卓のメンバーが自分でUMAや否定者の回収に向かわなくてはならないのなら、O-5は別にいる可能性が高いか。彼らはクレフ博士とかブライト博士みたいなポジションなのかもしれません。

WM18

マガポケからの出張掲載は「シュート! の世界にゴン中山が転生してしまった件」(外池達宏)の1話。ゴン、「シュート!」世代じゃないでしょ……どっちかって言ったら「キャプ翼」でしょ。よく協力してくれたなぁ。やっぱりゴンは人がいいというかなんというか……マンガの内容もゴンをトラックではねるだけじゃ飽き足らず、掛川高校の対戦相手として転生し続けるという狂気の内容。なんならもう掛川高校の面々もおちょくる。金田一の外伝「犯人たちの事件簿」を彷彿とさせるスピンオフです。講談社は過去の遺産をこうやって使いつくすことに決めたようですね……まあ、面白いからいいのか……。

「EDENS ZERO」

真島マンガをあんまり一生懸命考察してもしょうがないんですが、一応やっておきましょう。マスターノアの一連の発言はパラレルワールドの存在を強く意識させるものではありますが、もしキャットリーパーによってパラレルワールドが発生しているのならば、ノアもそれについてより明確に言及するでしょうし、キャットリーパーに気付いた経緯も「時の位置」ではなく「世界の位置」のような言い方になるでしょう。ということは、キャットリーパーはパラレルワールド転移型のタイムリープ能力ではないわけです。「29号世界」「30号世界」というのはあくまでノア主観の便宜的な言い方で、レベッカタイムリープするたびに「あ、今世界変わったわー」と考えている、ぐらいの話でしょう。世界は常に一つしかないものと思われます。

ゴッドアイの詳細とキャットリーパーの詳細な設定は推しはかるしかありませんが、ゴッドアイは「未来の人間の座標」も見ることができるのではないかと思われます。レベッカの30回目(今回)のタイムリープを「観察」するには、現時点から見た未来時空におけるレベッカを「観察」するしかないからです。実際、その瞬間におけるシキやドラッケンの位置を「観察」してレベッカが監禁されたことなどを推論した、とノア自身が言っています。もちろん「レベッカタイムリープした瞬間」はレベッカの主観からすると「過去」になるので、レベッカの過去の座標を遡ることで「未来」を観察できる、という考え方もあります。というか、真島先生的にはそのイメージでしょう。ただ、レベッカの覚醒はレベッカ主観で「過去」であるだけなので、ノア主観や世界座標から見ると基本的には「未来」の出来事です。レベッカ自身の座標はレベッカ主観では「過去」なので見られるとしても、他の人の(例えばドラッケンなどの)座標は時系列からすれば「未来」であり、主観的には発生していない事象ですから、ノアが座標を「観察」できるのなら、少なくとも「未来」が見える、としないと辻褄が合わないのです。

「未来視」以外の解釈としてパラレルワールド解釈がありえます。レベッカはキャットリーパーで「29号世界」から「30号世界」へ飛び移っただけで、「29号世界」は消失しておらず、ゆえに「30号世界」のノアからも観測可能、という解釈ですが、これは最初の考察により棄却されるため、やはりノアは未来が読めるのだ、と考えるよりありません。

さて、ゴッドアイはパッシブだと情報量が過大過ぎて常人には処理不可能な能力なので、基本は見たいところだけ見られる能力なのでしょう。未来の座標まで自動的に見える、ましてやレベッカが監禁されてシキが死ぬというのはレベッカタイムリープによって「起こらなくなった」未来なわけですから、こんなものいくつも見せられていたら(タイムリープ能力者なんてそうそういないとはいえ)日常生活を送ることすら困難なのではないでしょうか。しかしそうすると、レベッカタイムリープに気付いたときに、ノアは意識してレベッカが交通事故で死んだ瞬間を「観察」していたということになります。過去も未来も「観察」し放題の能力なので必ずしもその瞬間に見ていたわけではないにしろ、「10年前」と自分で言っているのだから、レベッカと面識がある前から彼女の座標を追い回していたことになります。ストーカーノア。

「カノジョも彼女」

ヤバイ子みたい!!

いや、みたいなんじゃなくて本当にヤバイんだよ……?

「死神サイ殺ゲーム」

ブコメ展開から今度は「革命」とか言い始めました。デスゲームしていたあの頃はなんだったのか、という感じですが、原作の門馬先生、「首を斬らねば~」でも原作なんですよね。あっちもあっちで何が本筋なのか分からない行き当たりばったりの展開なので、そういう脚本を書く人なんでしょう。読んでる側としては作品の方向性が掴めないのでは評価のしようがないですけど、最終的には面白ければそれでいいですからね。

WS18

「疑似ハーレム」(斎藤ゆう)はゲッサンからの出張掲載です。サンデーの真骨頂、ショートラブコメだ! と思ったら、なに、twitter絵師さんのリクルートかよ! と突っ込んでしまいそうになりますが、twitterの人気マンガの連載化は小学館がこれまで後塵を排してきたところ。フォロワーながら頑張っているということで、いい傾向かもしれません。一読者目線で言うと、やはりマガジンはスカウトが流行を捉えるのがうまい。ジャンプはネームバリューでやっていける。サンデーが何もなくて辛いと見えます。思えば裏サンデーも、散々デビューした後に立ち上がって、後発だからこそコミュニティとの共存共栄関係が重要ってことでネット民融和方針を掲げて色々苦労してましたよね。つくづくサンデーってそういうところなのかなと思います。

「ノケモノたちの夜」

次回巻頭カラー。いやはや、正直ここまで来るとは思っていませんでした。本作は一貫してタイトル通り、「表社会からはじき出された弱者」と「彼らを庇護する悪魔(=超強いけど社会からは隔絶した存在)」を併せて社会からの『ノケモノ』として描いてきました。悪魔は例えば裏社会の犯罪者集団や暴力団のアナロジー……などと社会派気取るつもりはありませんが、ファンタジーながら非常にオーソドクスにサンデースタイルを貫いている作品であることは明白です。もっとも、こうした湿っぽいマンガ近年とんと人気がなくてですね、なので本作の人気が(今のサンデーの中で、とはいえ)出たというのは非常に珍しいのです。今のサンデーで巻頭カラーがどういう位置付けなのか、というのは議論の余地はありますが、少なくとも悪い評価ではないのでしょう。

まあ人気出た理由を考えると、今はちょっとバトル展開に入っていますし、何より人気が出たのは間違いなくダイアナ編入ってからなので、ダイアナのおかげだろうな、というのは否めないんですが。ジャンプサバイバルレースの鉄板対策である「バトル」と「新キャラ」が有効であることがまた実証されてしまいました。ダイアナのどこに人気要素があるのか、というのはもう少し突っ込んで考えられる話だと思いますが、あまり時間もないので今回は置いておきます。

今後ですが、このままずるずると悪魔バトル魔法少女モノにシフトチェンジしていってくれてもこっちとしてはそれはそれで全然構わんのですが、作者的に、サンデー的にはどうなんだろう。ポストマギ(というには小粒過ぎるが……)と思えば堂々たるものだと思いますが。

「嘘月」

「今夜は絶対月を見てくれ!」って、いくら好きな人からのLINEでも忘れちゃいませんかね。いや、でも高校生なら寝る前に好きな人のことを何度も反芻して寝れなくて、LINEのトーク眺めて、「そういえば、なんで月?」って思ったら空を見やるぐらいのことはするか。となると後は天気(=作者の裁量)次第ですね。

にしても、柏木さんをけしかけるだけならわざわざ「誘惑」を使わせなくてもいいんだよな。まあ、使わせることのほうがメインで、そっちはオマケなのでしょうが……性格わる。

「洗脳執事」

巻きに入った雰囲気が明らかに。同期の「嘘月」とは随分と差がついてしまいました(もう一つの同期だった「KING PONG」はもう終わりましたが)。期待の意味でずっと注目してきましたが、贔屓目に見てもやはり、「どういう気持ちになって読めばいいのか」というところが掴めないのが厳しいなと感じてしまいます。まあ、まだ終わったわけではないんで、今後の挽回に期待します。テコ入れの基本は1にも2にも「キャラ」ですが、巻きに入ってしまうと新キャラはちょっと望み薄いか。

YJ18

読切「ゾンビワールド・ミリオネア」(手前野ようた)はゾンビ・ パンデミックもの。これ原稿描きはじめ2月ぐらいじゃないの……挑戦的ですね。内容はオーソドクスなゾンビものに近いです。「薬のために賞金稼ぎ」はちょっと新しいかもしれんが。テーマはYJの永遠の主題「自由のための闘争」(これWJでも同じこと言った)。全体的に少年マンガっぽさを感じるような気もしますが、「YJは少年誌なのでは?」と言われるとあながち否定できないところもある……。

「オーライ!」

今週号、ちょっとすごい……。なんというか、どうやってこの回を読んだらいいのか分からない。ギャグ回? というにはストーリー的に重要なキャラクターが登場しすぎだし。ただでさえ「なぜ人が無駄な努力をするか知りたいから無駄な努力をします!」というややこしい動機持ちのヨハンと「一度挫折したけどなんか理由があって復活して再挑戦することにした」というこれまた感情移入し辛いビローさんなのに、ここへ来て視点を新キャラにビュンビュン振り回すし。あの女の子は何者なのよ、あの新聞記者はなんなのよと。わざわざ意味深なカットを入れた後にメッセンジャーガールをさせたんだから作者的にメインで使いたいという意図は分かるけれど、一週間でここまで視点がフラフラされると流石に困るぞ。

「可愛そうにね、元気くん」

うーん、やっぱり分からない。分かるのは元気くんが八千緑さんの同人を描いているとき、竿役(って言っていいのか?)ではなくて八千緑さんに感情移入して描いていたんだなということです。それを一瞬で見抜いた鷺沢さんはすごい嗅覚ですが、先生のMと元気くんのMの違いがやっぱりどうしても分からない。いや、分かるような気もするんだけど言語化できる概念として掴まえられない。誰か教えてください。

「少年のアビス」

こっちは分かりやすい。ナギの絶望の真因は今回のそれだけとは思いませんが、令くん一人の心情変化に沿っているから分かりやすいですね。分からないのは終盤玄の表情。ヒーローからいじめっ子に豹変した頬に傷ある少年の絶望の存在は容易に思い至りますが、もし幼馴染に特別な感情を持っているのだとしたら、これまでの言動に色んな綾がついてややこしいことになる。でも、そういうの峰浪先生の得意分野ですからね。

モーニング18

新連載「スインギンドラゴンタイガーブギ」(灰田高鴻)ジャズ大河ドラマ。作中曲はミルス・ブラザーの「タイガー・ラグ」です。

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まあ僕からすると甲子園秋田県代表のチャンステーマとしての方が馴染み深いですが……

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こうして聞いてみるとまるで別物ですね。まあ、ジャズはアレンジによって全然変わりますし、ボーカルアレンジとブラスバンドアレンジでは注目するところも当然変わってくるでしょうけど。ちなみに大元のナンバー(The Original Dixieland Jazz Band)に一番近いのは秋田商業の奴だと思います。

内容の方、全然書いてないですが普通に面白いです。舞台はちょっともの珍しいけれどオーソドクスなガール・ミーツ・ボーイ(?)。モーニングの新連載では久々に期待しているかも。

「紛争でしたら八田まで」

ボルシチってウクライナ料理なんですね……。全然知らなかった。ウクライナ人からすると「味噌汁って韓国料理だよね?」と言われている感じなのでしょうか。それとも「いや、あれは日本拉麺であって中国拉面じゃないから」って感じなのか。