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漫画の感想とかをひたすら書いていくブログです。

週刊マンガ感想2020年10号(3/7-3/13)

WJ15

ぼくたちは勉強ができない

はあ~~~~Route:ifだって~~~~

僕は「ぼく勉」と「五等分」(と「天野めぐみ」)をまとめて「ガリ勉主人公ラブコメ」として勝手に分類し、「展開やメッセージには雑誌の特徴が出てるけど、最終的にはみんな幼馴染に収斂していくんだなぁ」なんて思っていたのですが……そうですか、マルチエンディング方式をジャンプは取りましたか。いかに残るルートを「ifルート」と名付けて「幼馴染本命」を匂わせたところで、公式でやるかやらないかで雲泥の差ですからね。うるか派は阿鼻叫喚じゃないですか? あの商売っけの強い(失礼)マガジンですらやらなかったことをいとも簡単にやってのける……

ところで69話でルート分岐するらしいですけど、今回が150話ですから、今後(150-69)*4=324話続くってこと……?

約束のネバーランド

いやいや何のための銃だよ、奪われた瞬間に射殺しなきゃ……まあ、不様な敗走からの展開がしたかったというしごくメタ的な理由なんでしょう。実際イザベラの裏切りのシーンはカタルシスすごかったし、単体でシーンだけ見れば面白いんですが、せっかくなのでもうちょっとうまい繋ぎ方をしてほしかったり。

「呪術廻戦」

前回口寄せと書きましたが、口寄せっつーより穢土転生ですね。術師が傀儡にやられるところまで含めて卑劣な術にそっくり。伏黒は虎杖を見送って一時撤退ですが、道中でパパと再会することになったら……悲劇なのでなるべく回避してほしいですね。

「ハラキリゴメン」

最終回。研無刀vs燕返し……いや、無明逆流れかコレ?

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刀が長いぶん当てて壊すのも簡単なはずなのになんで避けてばっかでピンチになってるのかと思ったら、刀じゃなくて身体を壊すためだったと。殺しの仇討ちは殺しが相場だと思うのですが、町人の娘と幕府の偉い人じゃ価値が釣り合わんということなのか、個人的な感情もこめて死よりも厳しい「没落」の罰を与えたということなのか……最後の「野盗」は鶴嘴とは無関係と思いたいですが、大家に贈られた蓄財というのもなんか怪しい。下手人がバレると死罪を免れないので2段階に分けた?

YM15

「大きくなったら結婚する!」が出張してきてます。千歳は主人公のはずだが登場なし。出張読切載せるぐらいなら移籍させなきゃいいのに……ハァ(クソデカ溜息)

カイジ

有馬の勝利……のような雰囲気ではありますけど、結局あの店がキャンピングカーの調達先として最有力であることは変わりないですよね。いや、でもあくまでカイジを捕まえることが目的だし、キャンピングカーについての情報を得られない以上は放置するしかないのかもしれないですね。その場合、キャンピングカーで決め打ちして総当たりすることになります。銀行よりは数が少ないかもしれませんけど、警察じゃないんで全国的に検問張るわけにはいかないし、なんだかんだ銀行のそばで路駐してるキャンピングカーのタレコミ待ちになるんでしょうかね。

「寄生列島」

あの塔、最初はゴミ焼却場の煙突かと思ったんですが、給水塔だったみたいですね。先生が短時間で豹変しすぎだろ、とか、莉子ちゃんがなんでずっと血まみれで放置されてんの、とか、気になる部分も多いですが、まだ明かされていない部分も多いので、あまり性急に突っ込まずに行きたいと思います。

「変な知識に詳しい高床式草子さん」

最終回。この手のマンガにも終わりがあるんだっていうの、理解はしていても実際に目の当たりにすると不思議な気持ちですね。

イブニング7

グラゼニのスピンオフ、「グラゼニ~夏之介の青春~」(原作:森高夕次、漫画:太秦洋介)が新連載で開始。高校時代はたびたび本編でやってるので、中学時代で一山当てたろという魂胆ですね。「グラウンドにはゼニが埋まっている」……って、それ野球賭博ですからね。そりゃよっぽどヘンテコなことがなけりゃ、中学生時代にゼニもクソもないだろうけどさ。ん、でも夏之介時代なら、例えば球団スカウトがプロ注に「スパイク代」とか「プロテイン」とかを渡すのはまだあまり社会問題化してないからいけるか? 野球賭博(つっても、学生同士のママゴトみたいなもんですが)もその延長で考えたら対したことないのかな。ないのか……?

「狩猟のユメカ」

ウダウダ言ってないでダダが銃を無効化したタイミングで皆で襲いかかればおしまいだったのでは? いや、連載もおしまいになってしまいますけどね。ハイエナって一騎打ちで狩りするタイプ?

「インハンド」

リゾマン×カルト的民間療法vs全裸疾走おじさん……もうこの村はおしまいだ……

偶然だとは思いますけど、田舎の閉じた宗教的コミュニティということで最近話題の「ミッドサマー」を連想させますね。これはただのフィクションですけど、これから現実でもこういう自治体はどんどん増えるんだろうなぁ。

「ストーカー浄化団」

犯罪者になるのはゴメンだ!!

作家を2週間監禁して原稿書かせてる時点で既に犯罪者なんですがそれは……

WM15

巻末に読切。「幼なじみが髪を切っただけの話」(檜乃坂耀季)新人の4ページのショートラブコメです。「また掲載されることになりました」って、前にも載せてたのか……。金欠JKが推しグッズと買い食いとの狭間で悩む奴、天かすごはん食ったことしか覚えてないです。本作は、まあ、普通にいいですね。「結局髪を切った理由はなんなんだ!?」って感じですが。それは野暮なのか。

「それでも歩は寄せてくる」

もっと焦らして大切に渡すんだよ!

雰囲気作って 焦らして焦らして そんで渡すんだよ

そしたら何かが一歩進むんだよ!! わかったか

マキさん良いこと言ってるけど、自分のチョコの撒き方と全く符合してないのはいいのだろうか。でも僕もマキがバラ撒いているチョコ欲しい……なんなら後から本命を改まって渡されるよりもその他有象無象と一緒にぞんざいにチョコを渡されるほうが嬉しいかも……

「カノジョも彼女」

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えー、明らかに渚を指している発言なのですが、「トモミ」……ってかトモミって誰やねん。ミドルネームか。本名「水瀬・トモミ・渚」なのか。

「死神サイ殺ゲーム」

通しでしたね。通しなんて通したほうも通してもらったほうも頭の中の思考はバレバレなんだからないだろうと思ってたんですが、思ったより断片的にしか情報が得られないということなのか。その割には出目をかなりハッキリ読まれているけど……なんか恣意的で納得いかねー。

不滅のあなたへ

ミズハ、誰かの生まれ変わりとかだったりするのかな。フシと仲のよい主要な人物はだいたい生き返っている=魂が生まれ変わっていなかったはずなので、またしてもハヤセか、あるいはエコとか……?

WS15

名探偵コナン

世良真純の母親・メアリー赤井の妹がAPTX4869の生み手……? 確か記憶が正しければ、灰原哀の両親(そして本人)もAPTX4869の開発に携わっていたはずです。灰原とメアリーが姉妹ってこたないでしょうから、灰原=宮野志保の母親、宮野エレーナがメアリーの妹なのでしょう。ということは灰原と世良・羽田・赤井は従兄弟ってことになりますね……。

「よふかしのうた」

事前に打ち合わせしていたとはいえ びびった~~…!

おいおい仕込みかよ。こっちも唐突に少年マンガ展開始まってびっくりしたわ。いや少年マンガなんですけど。

魔王城でおやすみ

これ読むまで全部の連載にドラえもんがいること気付かなかった。ちょっと前にジャンプがこち亀でやってた奴のパクリですねどうせならもっと皆はっちゃけてアピールしてくださいよ……。

「MAJOR2nd」

当たりましたね。眉村にまで声掛けてたのは面白いですが、寿くんも「知り合いに頼んでみる」なんて誤魔化して水くさいですね。どうせ清水伝いですぐバレるのに……。

YJ15

新連載「オーライ!」(橋本スズヒラ)は野球マンガです。ヤンジャン誌上最大級に成功した野球マンガ「BUNGO」が連載中にも関わらず野球をぶつけてくる編集部には正直驚かされます。「BUNGO」はシニアで天才の祭典、「オーライ!」は高校で落ちこぼれの賛歌なので被らない、とでも思ったのでしょうか? まあそういうことにしてもいいですが、正直苦しいですよ、この戦いは……。動体視力といい、3人だけの同好会といい、もうなんか、イヤな予感のオンパレードです。外れてくれればいいですが……

読切には「竜の落とし子-タツノオトシゴ-」(吉田優希)が登場。14ページのショートサイズですが、ギャグではなくきちんとストーリーです。流石に凝ったストーリーにはなってませんが、きっちり要素が詰め込まれていて安定した小品です。もうちょっと長い奴が読んでみたいですね。

かぐや様は告らせたい

「かぐや様のピ!」について、「語りたい」が元ネタかと思ってちょっと読み返しましたが、「ピ」じゃなくて「ポ」でした。「ピアス」とか自然ですが、かぐやはつけてないですね。単体だとどうしてもえっちな意味を想像してしまうが……G3井田先生がどう料理するか見物です。

「少年のアビス」

このマンガいいですね。毎週楽しませてくれる。この田舎に来たばかりの地下アイドルがホームレスと結婚して同棲している、ってのは流石に田舎あるあるではないですね……アイドル辞めたいんだろうな、というのは分かるので、ナギが田舎に来たのはやはり情死ヶ淵で死ぬためでしょう。来る前から結婚していたんだとすると、一緒に死ぬためにおっさんもやってきたことになります。そうなればおっさんは熱狂的なファンでしょうが、どうもそうは見えない。「理想の情死」をするのに「結婚」が必要だから、そこらの適当なおっさんを捕まえて結婚したんだ、と解釈するほうが自然なようです。つまり、人妻が夫ではない恋人と心中する、という筋書が必要だったということになります。「情死ヶ淵伝説」にはそうは書かれてなさそうですが……。まあ、もう少し読んでみましょう。

「可愛そうにね、元気くん」

守様が歪まれた理由が明らかになったわけですが、これ、どうなんでしょうね……? 誰が悪いってそりゃクソ兄貴が悪いんでしょうけど、要するに異性との関係性を、「支配される」か「支配する」かしか知らないってことですよね。言うなれば虐待の連鎖、アダルトチルドレンって奴ですよね。

これまでの話を総合する限りでは、先生をボロ雑巾のように捨てて壊してから元気くんに関わるまでは守様は特に特定の男子と関わりを持っていなかったようです。すると、先生を壊したことにやはりいくばくかは負の感情を抱いたものとみえます。「安易に男と関わると壊すことになるからやめよう」と。で、元気くんの原稿を見たときに「やっと(壊れなさそうな)同類を見つけたぞ!」と歓喜した、という感じでしょうか。

いやでもそれだと先生も同類になるはずか……? 守様は実は互いにリョナりあう関係を求めているんじゃ……? 一方的に「支配する」だけではこちらから愛を与えるだけで貰えないし、やっぱり互いにリョナりあうことで愛を確めあうという関係を求めているのかもしれません。それなら元気くんのリョナ性癖に執着しているのも分かるし、元気くんにリョナ経験させることを強いるのも分かる。この場合八千緑さんは練習用のサンドバッグということになります。守様にとっての「先生」ですね。「殴っても殴っても殴り返してこない相手にいずれ飽きが来るでしょ? 物足りないでしょ? 殴るだけじゃなくて殴られたい、って思うでしょ? 私ならそれをしてあげるよ。殴ってあげるし、殴られてあげる」ってことなんじゃ……

「シェイプシフター」

最終回。途中巻頭カラー貰ったりして予想外に(失礼)人気なのかと思いきや、そのまま掲載順が下降していって物凄い勢いでストーリーを巻き打ち切りのように終わるという、なんとも納得のいかない形でした。ユンボルフォークのように切れ味が良かっただけなのだと思っておきますが……いや、しかし今日びSFにしろファンタジーにしろ、設定を凝りすぎると辛いですね。シェイプシフターの存在だけでお腹いっぱいなのに帝国とか戦闘民族だとか言われて脱落した読者が多かったんじゃないでしょうか。とはいえアーサーが一人で戦っていた時期は人気があったみたいなので、弱者に強者が戦術で勝つ、みたいなところに期待していた人もいたのでしょう。そうなると人気が落ちたのはマトラ編ということになりますが、そんなに違いはなかったように思うんだけど……マトラが不人気だった、ってことになってしまう。褐色娘に非はあってはならない!

モーニング15

「飼ってない猫」毎度の登場。今週は「猫奥」がなかったので猫成分を一手に引き受けた……割に、作者一家の独特の人柄に注目が集まっちゃいそうな2本立てなのがまた面白い。

「ペンとハウス」

大食いチャレンジ成功したらもう一杯無料はエグい……誰も幸せになれない奴や……。

ドラゴン桜2」

ドラマ化おめでとうございます。藤井くんは前回の引きで流石に丸くなるかと思いきや吹っ切れたので逆に好印象になりました。私見ですが、受験って我が道を迷わず進める奴が強い印象があるんですよね。なんで、逆説的なんですけど、あそこまで先生に頭ごなしに否定されて堂々と歯向かった藤井くんは今後グッと伸びるんじゃないでしょうか。……と、僕なんかは思うところですが、この世界の神である三田先生には勝てないんだよな……。

「えんまさん家のケロベロス

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「来る きっと来るベロス」は正直めちゃくちゃ面白いなと思いました。ここの大喜利はセンス光る応募作が多い気がします。

週刊マンガ感想2020年9号(2/29-3/6)

YM14

新連載「寄生列島」(江戸川エドガワ)。離島因習モノと寄生虫パニックホラーの合わせ技。倫理観を無くす寄生虫というと特異な印象なのかもしれませんが、寄生虫によって性格が変貌したり異常行動を取ったりするのはそんなに現実離れしたことでもないと思うんですよね。脳に作用する物理的な疾患が精神や性格を劇変させることはよく知られていますし(典型的なのは脳腫瘍など)、直接神経系に作用しなくても甲状腺疾患が性格に影響を与える、という事例もあります。動物ではカタツムリの触覚に寄生して行動を操る寄生虫もいますよね。ただ因習モノって元から余所者に対する倫理観がぶっ壊れているところからスタートするので、相手の倫理観が死んでもやることは対して変わらないんじゃ……みたいな気持ちもあったり。

「新・信長公記

信長の始動回という趣きですが、史実では信長に仕える→時代の流れが変わったのを察知→裏切るという順序なのが、現代では裏切る→信長の覚醒によって流れが変わる→信長からの勧誘、と逆向きになっているのがちょっと面白いですね。そう言われると、家康に信長が挑むという構図も逆と言えば逆なのかもしれない。

「首を斬らねば分かるまい」

鉄血宰相の「血」って、革命じゃなくて戦争のほうなのでは……? プロイセン一国では大国たり得なかったから、ドイツを統一して強国と渡り合う国力をつけようとしたんでしょう。まあ、戦争を是とする思想を織り込んだとすると、征韓論を大久保が否定することになる史実との食い合わせが悪いですが。

WJ14

ONE PIECE」が急病休載で代原に「しろすぎ! アクノソシキ」(畠山達也)が再登場です。面白かったです(「俺怪人ネコ科男になったんだ~」「科を一手に担ったの~?」のところとか好き)が、医療訓練も受けていない新入社員を研修医として従事させることが果たしてホワイトかどうかには議論の余地があると思います(何様)

Dr.STONE

石化で今さらエネルギーどうこうの話が出てくるとは思わなかった。エネルギーという概念が通用するジャンルなの? そもそもエネルギー保存則に沿う代物なのか? 質量保存則は成立してるか怪しそうな感じしたけど…… まあ、メタ的な話すると、千空に石化装置なんてOP持たせるとバランス崩れちゃうし、「科学で俺TUEEEE」のコンセプトからずれちゃうんでそれを封じたってことですね。どうせ装置の分解もできない、もしくはしてもよく分かんないオーパーツ、みたいな感じで落ち着くんだろうなぁ。

「呪術廻戦」

あ、これ口寄せされたの伏黒パパか。名字が婿入り前だから分かんなかったわ……。

「マッシュル」

本作がハリポタのパロディになってるのは周知の事実ですが、クィディッチまでパクらなくていいのに……全寮制の魔法学校と丸眼鏡で長い髭の校長先生ぐらいなら誤魔化しも効くけどクィディッチはかなり危険でしょ。ただ、そういう目線で読み返してみると左頬に描かれた偽の痣、これもハリーの稲妻型の傷のパロディなんだなと気付きます。最初は「Dr.STONEっぽい」なんて思ってましたが、かなり悪ノリしているのかもしれません。それともUSJつながりでお目こぼしして貰えるのか?

ところで「お前が権力をいつでも奮えるように、俺だっていつでもお前に暴力で対抗できる」というのは、別にマッシュのように筋力で最強でなかったとしてもたまには頼ってみるべきライフハックです。クソ上司とかクソ親とか、立場でパワープレーしてくる奴には「逮捕されようが何されようが、必ずお前に復讐する」というメッセージが効くはずです。筋力で勝てないとしても今日びやりようはあるわけで、たまにはそういう「無敵の人」になってみるのもいいですね。

「アンデッドアンラック」

自分は対象にできないなら30年前とか50年前とか言ってたのはなんだったのか……というか、「位置を固定する不変」と言っているのに実質ただの固形化能力でしかないのはどういうことなんですかね。浮遊も別の能力者の仕業だったし、本当に「位置を固定する」だけなら、日本刀でバリアを回転させることもできないし、そもそもバリアを引きずって歩くことも不可能なんだよな……高速で能力をオンオフして実質動かしてると思っていたけどそれも今回で否定されたし……ちょっと今シリーズはジーナさんの能力がガバガバで僕としては不満でしたね。

「レイヴン無頼」

最終回。後半は2話でやるにはちょっと重たい感じで大分駆け足でした。もう同じ内容で描けないかもしれないと思ったのか、描きたいことを詰めこみたかったのかもしれません。ただ、おかげで主人公が弟子入りしてから2週間ぐらいで師匠を超えた伝説の兄弟子を倒すという大分ありがたみの薄い展開になってしまいました。絵は綺麗ですが、ただでさえ年齢層の高そうな電子版限定連載でこの内容で人気取れる気は正直あんまりしないところです。

WM14

新連載はヒロユキ先生の「カノジョも彼女」公認二股かける「ネオ・ラブコメ」と銘打たれていますが、うーんそれ、今ヤンジャンで同じコンセプトの連載やってる! って感じですね。しかもあっちは二股とかケチなことはしない。百股である。ちょっと違うけどヤンマガでやってた「ハレ婚」も三股と言えば三股なんだよな。取りあえず会話用の画像は沢山手に入れられてオトクです。

「EDENS ZERO」

キャットリーパー、パッと見は時間遡行能力の類いに見えますが、それならそう言うとも思うんですよね。もうちょっと因果律がどうこうとか異次元との行き来がどうこうとかそういう能力なんじゃないかな。

ヒットマン

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『ラブレター』の元ネタってポプテピピックだったのか(驚愕)

方言ラブコメは最近流行ってるし、瀬尾先生がポプテピ観てて思いついた可能性を真剣に疑ってますけど、いくらギャグ主体のラブコメだからってポプテピと同じ手法が果たして受け入れられるのだろうか……

「オリエント」

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淡路島が大炎上したときに使ってください。

「死神サイ殺ゲーム」

指で相手のキープサイでも動かして役を下げるのかと思ったら違いましたね。耳は物理的にぶつぶつ呟いたり叫んだりしてかき消したのだろうか? ってそんな前回の「鼻」と同じやり方なわけないか……(フラグ)

WS14

双亡亭壊すべし

本当だか嘘だかよく分からないうちに凧葉と帰黒が2回死んでしまいましたが、ここまであっさりやられると全く信じる気がしなくなりますよね。逆に「ちょっとは信じてあげたほうがいいのかな?」って心配になるぐらいのレベル。

で、現状をどう解釈するかですが、幻術というのはちょっと大袈裟すぎる。泥努に幻術かけられるならもっと簡単に解決してますからね。ありがちなのは予知や予言ですが、絵画の中でおじいちゃんたちがトラウマを克服したことまで「予知」でなかったことにされたらそれはそれでかわいそうです。あれ、凧葉たちのヤラレシーンより気合入ってましたもんね。ということで、残るは「式神」説ということになりそうです。鬼離田姉妹がそこまで高精度な他人の人形を作れるか、という課題がありますが、ここで実は五頭応尽がまさかの味方として再登場、なんて展開を期待してみたいところです。流石に大穴の類いでしょうが……。

PING KONG」

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NO GORILLAのときに使ってください。

……しかし、完全コピー能力の忍者がタクミをコピーしたあとに普通に会話しているってことは、実はタクミって喋れるんじゃ……

YJ14

新連載「暴ク者!」(波場章史)は、週刊少年漫画誌を愛していたら写真週刊誌に配属になってしまった女オタクの悲哀の物語……でいうわけでもないか。週刊誌の裏側って過酷なことは分かるんですが、結構イメージが固定化されてる(煙もくもくの編集部とか不精髭でゲスなおっさん記者とか)ので、女性主人公で今時の絵柄で熱血路線は中々新鮮です。ところで集英社で週刊誌と言われると週プレ週プレしかないと思うんですが、あれは「写真週刊誌」なのか……? まあ、「週刊論州」って明らかに文春の文字りだし、「チャンプ」はジャンプとチャンピオンの合挽きだしで、なるべく特定の出版社色がつかないようにしているんでしょう。ちなみにチャンピオンの発行元の秋田書店には週刊誌ありません。漫画雑誌でイエロージャーナリズムは極めてるから週刊誌は要らんのかもしれん

「スナックバス江」

>仕事はまじめでそつなくこなすが今一つ情熱の無い男やで?

それ、冴えない男じゃなくて少年マンガのラスボスの特徴じゃないですかーァッッ!!(本編で突っ込まれてなかったので一応突っ込んでおく)

ところで仕事をそつなくこなせる男は冴えない男なのか? こなせているなら冴えてるほうなんじゃ……(仕事ができない男並の感想)

「少年のアビス」

峰浪先生のダークサイドが止まらない。「初恋ゾンビ」しか読んだことないので、ここまでやってくれるのホント感動するんですよね。青江ナギがなんであんなに死に執着してるか気になるのよね……。きっとアイドル地獄篇がどこかで展開されるのでしょう。

地元の土建屋の中身が……というのは地方あるあるですね。正義感に満ちた少年だった幼馴染が闇堕ちした理由も納得いきました。ヤクザの息子が中学以降グレグレにグレるというのも地方あるあるなので。

「シャドーハウス」

最初の亡霊騒動、すっかり忘れてました。御披露目前の奴ですよね? あれと同一犯なのだとしたら、やはり年次の若い、すす能力が未熟なシャドーたちは容疑者から外れるかな。

ところですす病の治療もやっぱり「珈琲」と同様に「とにかく水を飲ませて吐かせる」なんですね。流石に何年もかけて飲み続けた「珈琲」の影響は完全には抜けないだろうけど、長期の胃洗浄を受けたら多少の変化はありそう(その間「珈琲」も飲めないしね)なので、退院後のローズマリーに少し期待したくなってきましたね。逆に言うと、犯人はそういう効果を期待していたのだろうか……?

「MoMo」

いかにも終わりそうな流れだったのに終わらなかったですねえ。なんというか、人間性を捨てたことで復讐はあっけなく遂げたが逆に憎しみも薄れただむなしさが残った……という引きなので、今後続くとしても蛇足どころかどんどん御子神が醜態を晒していくことになるんじゃないかという不安があります。いつの間にかロリコンと化してモモに執着するようになるとか。それだったら面白いからいいかもしれないけど。

モーニング14

新連載「リエゾン-こどものこころ診療所-(ヨンチャン)」。児童精神科の研修医が発達障害という、一話目にして「医者の不養生」を地で行くオチはちょっとびっくり。言われてみれば発達障害の特徴でしかない性格ですが、マンガ世界だし、一話だから強調して描かれるしなぁ……と見事なまでに叙述トリックにハマった形になりました。いやあ、でもこれこの後どうやって進めていくんですか? コンサータ飲みながら仕事続ける感じなのか、はたまた発達障害持ちでも心療内科医としてやっていけるものなのか。え、ていうか、じゃあ子どもの頃に優しくしてくれた先生も発達障害までは見抜けなかったヤブ医者……いや、それは当時の精神科の状況考えたら無理筋か。

真打の講談師が監修の読切「修羅場の人」(久世番子)が掲載されています。「修羅場」と書いて「ひらば」と読むんですね。講談師は三代目神田山陽しか知らない不勉強人間ですが(しかもこの人講談もうやってないし……)、知らないことが色々あって面白かったです。女所帯になっても名跡を継ぐのは数少ない男だけ……ってまさにガラスの天井って奴ですね。軍記モノとか人情モノとかが歴女みたいな感じで物語好きの女性にハマったのかね。落語にも怪談や人情モノはありますけど、架空の人物のことが多いですしね。落語とはどこで差がついたのか……笑点か? と一瞬思いましたけど、どうもテレビの前からジリジリと差はついていたっぽいんですよね。モーニング・ツーならこれからは読めるし、チェックしておきますかね。

「テロール教授の怪しい授業」

サイバーテロの目標値が10(2d8)……うーん、どうでしょうね? 10年前ぐらいまでなら、「はまちちゃん騒動」とかそれこそ「遠隔操作事件」、20年以上前だと「農水省オウムソング事件」なんてのもありましたし、結構使える手だと思うんですけど、今日び大企業のwebサイトを改竄するのは中々骨が折れる、少なくとも少し聞きかじったぐらいの知識じゃ難しいような気がしませんか? まあ、大学生という立場の利を使って何とかするのかもしれませんが。今時だとそうですね……まとめサイトとかバイラルメディアとかは狙い目なような気がします。直接ハッキングするだけでなくて自分で大量に作ってバズらせに行く。まあ、ちゃんと集客しようとするとお金かかっちゃうんで厳しいですが……ちなみに僕が考えたのは「自らドーナツショップにバイトテロを仕掛けて炎上し、ドーナツへの同情を誘う自作自演」ですね。我ながらつまらん解答だなぁ。

月マガ4

くろアゲハ

信愛めちゃカッコよさげにドヤってますけど、よく読んでみるとほぼ愛の告白にしかなってないのはちょっと面白い。「そんなモンでお前に焦がされたヤツらが本気で納得すると思ってンかァ!」って人事みたいな言い種ですけど、一番焦がされてるのは信愛本人なので「俺が納得しない」って言ってるのと同義だし。本物のリーク画像も「フェイクニュース」と言い張れば無効化できるってのは最近の流行りですが、コラかどうかは見る人が見れば分かるものが多いよね……。まあ、エイラを信じる回りの奴らが信じなければそれでいいので、条件は現実社会と一緒か。

さよなら私のクラマー

拙者、ペナルティエリア内で絶体絶命のときにレッドカードとPK覚悟で故意に誰も怪我しないようにファールしてプレーを止める選手マニアに候……

ところでルーレットで恩田が九谷を抜くシーンの動きがよく分かってないんですけど、あれは九谷が右から来たタイミングで右足でボールを引いて、九谷の後ろを回って右方向に抜いたってことですか? ルーレットってサッカー漫画では時々ありますけど(派手だからかな)今回初めてどういう動きをしているのか理解しました。思ったより派手に抜くんだな……

週刊マンガ感想2020年8号(2/22-2/28)

WJ13

「恋するワンピース」出張ふたたび。こんな内容なのにワンピの内容を熟知していないと描けない知識やワンピへの深い愛情が垣間見えるのはやっぱり面白い。

チェンソーマン」

センターカラーなのに見開きはかなり珍しいですね。もしかしてですけど本来は巻頭カラーもらえてたのに倫理コードとか〆切とかぶっち切ったせいで後ろに下げられたりした……?

「アンデッドアンラック」

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「ん!! がっごいいん!! しゅきいい!!」と思ったときに使ってください。

ところで「不変」の能力だと湖の水を持ち上げたり、固形化した空気を触手のように操るのは無理がないですか? 風とか波とか蒸発とか、そういう自然の動きを利用して反対向きの揺らぎだけ「不変」でキャンセルする……そこまですればいけそうですけど、湖をあそこまで持ち上げるのには何時間も何日もかかりそうな。まあこの手の論理バトル能力は作中での解釈次第なのでなんとも言えませんけど。そもそも「不変」なんて極端に解釈すれば分子の動きを止めて絶対零度を作り出したり素粒子の動きを止めて核融合に応用したりやりたい放題になりますしね。

「ミタマセキュ霊ティ」

面白かったんですけど、無類の風呂好きが銭湯行ったことないなんて冗談でしょう? 高校生ならそんなもんか……? しかし「無類の風呂好き」って仲間りょうのアオリっぽいな。

「ハラキリゴメン」

ヒロイン登場……かと思いきや、あっさり殺してしまう。おまけに一度助けてから落とすというお手本のような胸糞展開。まるで青年誌ですわ……本誌に掲載されないのも分かる。マンガとしての完成度は高いんですけどね。

YM13

彼岸島

変異しちまった友人かもしれねェ

踏んじまってごめんな

踏んじまってどころか殺してるんですがそれは……? 殺すことは供養になるけど踏むのはNGなのか。

「首を斬らねば分かるまい」

なるほど……ギロチンを出すための使節団同行だったんですね。史実では日本は斬首からギロチンを経ずに絞首刑を選択していますが、ギロチンは処刑人の技量によらず死刑を平等に実行するための装置で、沙夜の沽券に関わる品物でもあります。ただ、ギロチンによる死刑執行が有名なフランスではむしろ、ギロチンを私有財産として保有するサンソン家がムッシュ・ド・パリ=死刑執行人として特別な地位を得ていたという実態もあるわけで、ギロチンが沙夜の役目を奪うものかと言われると微妙なところです。どちらかと言うと「首を斬る技術」よりも「首を斬る役目」に対して責任を負っているようですし、ギロチンが導入されたら沙夜がムッシュ(マダム?)・ド・トーキョーになるだけなような気も……

ところで今さら調べたんですが、日本の史実における死刑執行人は山田家という家の世襲だったそうですね。当主は代々「山田浅右衛門」を名乗ったとか。本作は「洞門家」なる家に変わっていますが、登場人物に実在の人物を散々出しておいて、そこは使わないのか、というのはちょっと不思議な感じがします。浅右衛門を名乗る少女とか、めっちゃツボじゃないですか? 僕だけ?

イブニング6

新連載「西妖記」原作・冬森雪湖、漫画・一ノ瀬かおるのコンビ。寡聞にして存じ上げないお二人ですが、女性漫画を描かれている作者さんのようです。本作は西遊記に取材した? 末法トルファンジーものといった風体です。導入とかは全然違うけど、「アラタ カンガタリ」の雰囲気とか似てるかも。イブニングの雰囲気からは全く外れていませんが(まあそもそも「イブニングらしさってなに?」みたいなところもある)「言われてみれば……」程度に少女漫画っぽさもあるような。正直、一話の現段階では「毒にも薬にも……」としか言いようがないですね。絵は流石に綺麗ですし、表紙買いが見込める雰囲気ではあります。

作画の一ノ瀬先生は宝塚の講談社貸切公演の宣伝読切「特別企画 イブニング読者のための宝塚入門」も描かれています。東京宝塚じゃ応募したくてもできないですが、まあ、本家に行けという話ですよね……。実際興味はあるんですが、「興味ある」程度じゃ実際の行動に結びつかないのが出不精人間の常という奴で。ぐだぐだ言わずチケット取るか……。読切では「俺の零話プロジェクト」として「魚屋の娘」(田沼早和)「喫茶ホームズ」(幾田羊)も掲載。田沼先生は新連載開始前の挨拶代わりということみたいです。テーマは人魚。YJでも人魚の読切最近ありましたよね。流行ってるのかな?(すぐ流行ってることにしたがる) 幾田先生は「四月一日のエマ」の作画担当。あの時は大分硬めの話でしたけど(原作長崎先生だしそりゃね)、今回はゆるめのミステリー。安心して読めるタイプの奴ですね。

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私が小娘なんじゃないときに使ってください。

「創世のタイガ」

森節、久々の登場です。ああ~^これを読むために読んでいるんだ~^

「ストーカー浄化団」

集団ストーカーは精神疾患(特に統合失調症)の被害妄想、幻覚・幻聴の症状が出ているときに主訴症状(?)として訴えられることの多い事象ですが、それがファンの手によって実際に起こされたという流れですね。スマートスピーカーが作中で故障してましたけど、ストーカーチームで起動できるように音声登録を書きかえてしまったので本来の持ち主に反応しなくなったのでしょう。彼女たちの目的は、メガロンを復活させることか、はたまた作者に天誅を下したいというだけなのか……後者ならば正体は明かさずじわじわなぶり続けたほうがよかった気もしますし、かといって前者もイメージにあまり合わない。

「激辛課長」

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「男は」と主語を大きくして切り抜けたときに使ってください。

「インハンド」

トランスファー、全く知らなかったんですが、一部のスポーツ系車種だと、2WDと4WDを切り替えるレバーとしてそういうものがついているそうです。

WS13

名探偵コナン

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なんでわざわざそんなことするんですか? 誤飲したいんですか?

「よふかしのうた」

ダークサイドのコトヤマ先生。男(おっさん)のメンヘラ、需要なさそう……って感じですが、あのレベルであれば確かに日本人は男女問わずメンヘラ多そうです。というかセリさん、自称JKでカッコもJKですけど、本当にJKなんでしょうか。高校通ってんのか(いや、コウくんみたいに不登校かもしれませんけどそういう意味ではない)、それと16歳-18歳なのか、という両方の意味で……。ナズナちゃんはじめ、吸血鬼グループ少なくとも他の人は二十歳越えを自称しているのに、セリさんだけ一回り小さい、というのも怪しい。「眷族から昇格してから16年だから16歳」みたいな奴っぽい雰囲気あるよね。

「第九の波涛」

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???「あててんのよ

WM13

「EDENS ZERO」

主人公が死ぬとは……正直真島作品でここまでするとは思ってませんでした。絶望的な演出は合っても、即座に復活し反撃する、できるようにしているものだと。この演出だと時間が飛びそうですね。レベッカの謎は明かされそうですが、シキとエデンズゼロの復活はもう少し待たされそう。復活しても万事元通りとは行かないやもしれません。

「XEVEC」

ここはエレベーター墜落から逃れる手段を考察するのが筋ですが……どうしてもマンション管理権レベルでエレベーターに迷い混んだ人を殺せるのか、という異常人権感覚のほうが気になってしまう。普通、滑って転ぶぐらいは注意書で免責でも、意図的にエレベーターを落とすのは殺人だし脅迫も免責にはならないでしょう?エレベーターへの不法侵入だって緊急避難だし。

大体「特権」とかいう人権否定概念が実装されてるの意味不明じゃないですか?いや、ギミックとして、実社会的な意味合いとしては分かるんですが、XEVECにそんなもん組み込まれてる時点で法の下の平等という理念が切り刻まれてポイ捨てされてるんですが……もっとミツキはキレるべきでは?

「東京卍リベンジャーズ」

いや、前回のあの引きでなんでエマ守らんのやーい! ……って言ってもしゃーないですね。そういうマンガですもんね。タイムリープものだけど一人の力でできることはたかがしれてる、仲間を集めることで勝つ。それがマガジンの流儀ですから。

ヒットマン

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僕もそんな気がするときに使ってください。

「死神サイ殺ゲーム」

いやいや、なにこれ……? サイコパス御嬢様が人殺しのお願いするのは全然問題ないんですが、このレベルのサイコパスが事前に買収したからといって、自分を脅させる演技をして有利な情報を自ら筒抜けにするなんてあり得ないでしょう。

YJ13

新連載は峰浪りょう先生。「少年のアビス」は脱出できない地方で鬱屈する少年とマイナー地下アイドルの……ボーイ・ミーツ・ガール? どこにでもある「田舎」=「郊外」が舞台のようですが、なんとなく方言に聞きおぼえがあるようなないような……。中部のどこか、東海地方じゃないと思うので北陸か、静岡あたりでしょうか。方言かじってる人なら分かるんでしょうかね。

読切では長門知大(「将来的に死んでくれ」)が「風に吹かれてお父さん」、代原で「ドヤ顔有益情報提供おじさん~啓蒙編~」(田中チヌ)が登場。あれ、「将来的に死んでくれ」って終わってたんですね……。本作は父娘の生死を賭けた交流(笑)をライトに描いたコメディですが、冷静に状況を考えると(娘の)歩がファザコン過ぎんか? という疑問が浮かんできてしまって素直に話を受け入れられないところがあります。父親と若くして死別しているとはいえ遺影をペンダントにして肌身離さず持ち歩く女子高生、ちょっと想像が難しい……。いや、「将来的に死んでくれ」の俊も相当にエキセントリックな女子高生だったし、そういうのははなっからヤボなのでしょうが。

「久保さんは僕を許さない」

白石くん、レジの会計苦労してそうだけど普通にホットスナックとか食べるんですね。店員に気付かれないから手ぶらでレジに行きたくないとかそういう感じかと思ってました。ちなみに僕は店員さんと会話するのが億劫なのでホットスナックあんまり食べなくなりました。

「可愛そうにね、元気くん」

先生、逮捕されていた。だからああいう微妙な反応だったんですね……。まあ、壊し終えたおもちゃにはもう興味ないっていうサイコパスな理由もあるはあるんだろうけど。

「シャドーハウス」

「私たちはやってない」は最初「(珈琲を割ったのは)自分たち(の意志)ではない」という意味かと思ったんですが、よく考えたら違いますね。作中では今回の「亡霊」騒動は故意犯によるものだとされています。珈琲を割ったベル達が「亡霊」騒動の第一容疑者として確保され、「(亡霊やこびりつきを発生させたのは)私たちではない」という流れですね。

先週も書いたような気がしますが、状況からみてすす能力が使われたのはほぼ確定です。"星つき"の誰かが関与していると思っていましたが、こんなに慌てふためくようなら無実かな。物理的にすすを操る能力なら「亡霊」のほうは簡単。珈琲瓶も事前に瓶にすすをつけておけば操れます。ただ、そんなに強力な物理能力の持ち主知らんよ……。

関係ないけど最終コマのエミリコ、ケイトはそんな顔してないと思うぞ(まあ、いつものことだが)

モーニング13

「TEZUKA2020」プロジェクトによって作り出された「手塚治虫の新作」風マンガ、「ぱいどん」が掲載。読切か、せいぜい前後編かと思っていたんですが、「Phase1 前編」と銘打たれているところを見るとどうやら長篇の第一話を意識しているようですね。思ったより短かった(20ページなので普通と言えば普通ですが……)。プロジェクト自体への感想としては、「マンガにも来たか」という感じ。小説では星新一賞の一次選考にAIベースの作品が残った、というニュースがあったのがもうかれこれ5年ぐらい前ですが……プロット生成とキャラクターの顔のデザインぐらいまではいけるようになった、と考えると、速い進歩なのか、案外遅いというべきなのか……。技術的にはそれほど目新しいわけでもないですしね。内容自体はまだまだ物語の全景が見えていないところでもあるのでなんとも言えない。絵やネームは人の手もかなり入ってますし……まあ、それは人間の作家でも同じか。

ちなみにプロジェクトの中心であるキオクシアは旧東芝メモリDRAMフラッシュメモリを中心とする半導体の会社で、AIが商品領域というわけではないのにこうした事業をやっているのは不思議ですね。

「望郷太郎」

第二部最終回は奴隷全員での脱柵。「造反有理」は文化大革命、ひいては左翼の革命運動全般のスローガンとして有名なフレーズです。ちょっと前に菅直人twitterでも呟かれて話題になったっけな。太郎は革命家というわけではないが、現状だけ見れば反乱の首謀者と言えなくもない。このままだと遅かれ早かれ追っ手に捕まるのは必然だと考えると、第三部ではマリョウの国に亡命? することになるのだろうか。しかし太郎が奴隷になった経緯を考えると、マリョウでも奴隷になるだけだよね……。マリョウと東の村には交易があるから引き渡しされてしまうし。レアメタルなんか探してたらますます捕まる可能性も高くなるしなぁ。

アフタヌーン4

読み切り、「ゴンドラのむこうがわ」シリーズと題してユペチカ先生の「まりんの宇宙旅行」、四季賞大賞作品の「ねむれない」(Fiok Lee)が掲載されています。ユペチカ先生は「サトコとナダ」の人ですね。「このマン」ランクインしていたのか……ネットで話題になったのは結構前だと記憶していますが、最近になって単行本が出たりしたのかな? 内容はとても乱暴に言うとスペースマウンテンが銀河鉄道になる感じの話ですが、絵柄に合っていて話も綺麗にまとまっているし大変良かったです。完成度が普通に高い。「ねむれない」は全編カラーの巻末掲載。編成苦労してそう……中身はタイトルそのまんまですね。あるあるエピソードを通して、なんてことはないちょっとした勇気ある一歩を丁寧に描いています。エンゼルフィッシュがちょっと意味深でしたが……そこは深読み不要か?

波よ聞いてくれ

ローランドなんてゴリラかアンプメーカーでしか聞いたことないんですが、有名ホストの方なんですね。セレッソネタか……沙村先生サッカー意外と好きなのかな?

十角館の殺人

原作未読なのですが、今回でなぜ「映像化不可能」と言われているかわかった気がします。何しろオルツィの死体の全景が不自然に隠されているのだから、叙述トリックを疑うのは当然です。叙述トリック自体は珍しいものでもないですが、アガサの悲鳴も不自然と言えば不自然ですし、叙述トリックが複数人によって同時多発的に行われたのなら、映像化は確かに難しいでしょう。個人的には部屋に残る血痕が気になりますが、まあスルーはされないと思うので来月号を待ちますかね。

「フラジャイル」

製薬、銀行、自動車工業、通信までやってる財閥、世界広しと言えど三菱ぐらいなもんで……まあ、三菱自工はグループから外されて日産傘下ですけれども……ていうか、自動車を持ってる財閥って珍しいんですよね。自動車なければ選択肢も広いんですが……ていうか、タケダがモデルじゃなかったのかよ。三菱田辺はそこまで大きな会社じゃないんじゃないの?

シリウス4

新連載「爆宴 BAKUEN」(原作:イダタツヒコ、漫画:士貴智志)作者は「XBLADE」のコンビだそうです。シリウスで10年近く前にやってた連載ですね……読んだことはないんですが。本作は水滸伝を下敷にした転生モノ……と呼んでいいのかな? 一話の導入やねじ曲がった高層ビル的な建物からしても、単に水滸伝世界に転生というよりも、キャラクターの設定が水滸伝から取られただけの別物という感じっぽいですね。絵は士貴先生引っ張ってきただけあって綺麗なもんです。コマの割り方がアニメ的というか、動きを意識したように見えるのが面白いですね。下の見開きとか、他の漫画なら大抵2コマ目の死んだ目のコマは入れずに描くと思うのですが、これを敢えて入れると「死んだ目をグワッと見開く」アニメの演出を思い出すような動きが想起されるようになる。見開いた一瞬の1カットじゃ物足りなかったつーことですよね。

もう一つは「ダンジョン・シェルパ 迷宮道先案内人」(原作:加茂セイ、漫画:刀坂アキラ、キャラクター原案:布施龍太)「なろう」→書籍化→コミカライズのパターン、「スライム」と同じですね。いわゆる勇者モノ、中でも「冒険者」モノと呼べそうなものですね。

はたらく細胞BABY」

出張掲載ですが、そういえばもうモーニング本誌で何回も見てないような気がするな……。もしかしてずっとこの代原が載っていた……?

「転生しても社畜だった件」

コミックスの広告が「最終巻」「3/27発売」と銘打たれていますが……最終ページには「5月号(3/26発売)に続く」の記載。つまり次回が最終回で、単行本とほぼ同時掲載するってこと。きっと今ごろ悪夢のような進行でしょう……ご冥福を祈ります。

ヒプノシスマイク-Devision Rap Battle- side B.B&M.T.C」

次号最終回

なんつー打ち切りちっくな終わり方だ。というか打ち切りか。ヒプマイクラスのコミカライズコラボでどマイナー誌でも、容赦ないときは容赦ないですね。まあ、レッドクリムゾンとかも大概だったしなぁ。

「レイジング・ヘル」

治癒能力じゃなくて能力付与だった……。もうちょっと記憶にないんですが、ケンジがこれまでに治したのってリズだけだよね? ナオも治療したなら、ナオの能力はケンジが付与した、ってことになるけど、そうじゃないならベレト様がどこでケンジの能力を確認したのか不思議な感じがしますね。リズはまだ覚醒してなさそうだし……。

週刊マンガ感想2020年7号(2/15-2/21)

WJ12

読み切り「MY LITTLE MARS」(踊場ゆう)と短期連載「ハラキリゴメン」(那波歩才)が掲載。どちらも面白かったです。好みとしては前者の方が好きかな。ヒロインの好みが合うというのもありますが、台詞回しがテンポ良くて複雑な内容を説明させることなく綺麗に描写しきっている。少年マンガ的ではないですが、好みとしてはこのぐらいのほうが好きですね。少年マンガ的な分かりやすさでは後者の短期連載は巧みで、ヒロインなしのハンディキャップを抱えながら、ともすれば単調になりがちな内容をクセのある絵柄でここまで読みやすく分かりやすく面白くするのに、どれほどの時間を掛けたのか、素直に感動してしまう。新連載組と比較するとジャンプマンガとしてやや劣るとされたのも分かりますが、個人的にはかなり好きな部類ですね。

「Dr. STONE」

一つ気になるのは、最初にwhyマンから電波が届いたとき、地球の裏側にいるみたいな話でしたよね? 地球にもいるけど月にもいるみたいな話なのか。あと、宇宙からの電波通信は周波数的に大気圏内の長距離通信と違う電波じゃないと届かないとかあると思うんですが……

YM12

「パラレルパラダイス」

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何でも交尾で解決しようとするときに使ってください。

「7人のシェイクスピア

二度と出会うことのできない運命の二人、ですか。シェイクスピアの恋愛悲劇と言えばロミオとジュリエットなので多分そうなのでしょうが、本来は「マクベス」より前に書かれてるんだよな……。いや、マクベスは四大悲劇のなかでは最後なので、仮に「ハムレット」や「オセロー」でも同じなんですが。

「雪女と蟹を食う」

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働くくらいなら死ぬときに使ってください。 しかし彩女さん、待つにしてもなぜ礼拝堂? そういう口約束があったわけではないと思いますが……本の内容と関係あるのかしら。

WM12

まるで夢落ちのバーゲンセールだな……。読み切り4Pで三上裕の「告白告白告白!」掲載。面白かったですが、マガジンって時々こういう2ページとか4ページとかの微妙な読み切り載るのなんなんでしょうね?広告とかでやりくりできそうなとこでも貪欲にマンガを載せたいってことなのかしら。

「五等分の花嫁」

最終回。五つ子クイズ、三久以外外しました……悔しいが……うーん今から見返しても当てられる気がしない。一番左が一花の時点でもう厳しい。長女ファンの方はどうやって当てるんですかこれ。教えてください、お願いします。

カッコウの許嫁」

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絶対に負けないときに使ってください。

めちゃくちゃカッコいい……!!

これには心底共感した。負けず嫌いのストイック女性、カッコいいよね……まあ、吉河マンガの女性はカッコいい人が多いですが。

「DAYS」

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ドリームキラーが己自身だったときに使ってください。誤字はご愛嬌。

WS12

天野めぐみはスキだらけっ!」

めぐみの志望校、国学館のモデルは國學院国士舘か。どっちも剣道強いはずですね。学の進路がどうなるかは作者の匙加減ですが、東大受験生が併願で大東亜帝国は流石にないんじゃないかなと思うので、このままだと大学で同じところに通うことはなさそうですね。国士舘なら多摩か町田。國學院ならたまプラーザでしょうから、キャンパスが近い難関大学は……日吉か、大岡山か。電気通信大もありますか? 明治の本キャンパスや駒場は同棲するにはちと遠いかなぁ。

「FIRE RABBIT!!」

最終回。彗星のように現われて、一瞬で完結していきました。僕の個人的な好みからはひらかわ作品は基本的に外れてるんですが、それでも、これまでの作品と比較して特に瑕疵があったり不人気要素があったりはしないと思ってたんですけどね。それだけに、これだけ早期に連載終了したのは意外でした。すぐ終わるつもりの内容立てではなかったですしね(すぐ終わらせされるようにはしてありましたが)。時代が変わったのか、サンデーの連載の方向性が変わったのか……そもそも、「消防士」という職業がひらかわ絵と相性よくなかったのかもしれませんね。そればっかりはしょうがないですが。

「洗脳執事」

これまで言わないようにしてたけど、もう限界です。このマンガ、どこに感情移入の視点を持っていったらいいの……? 休日に家族の眼前で美少女恋愛シミュレーションゲームに興じるシスコンお嬢様? 出会う人みんなを「洗脳」してしまうサイコパス執事? 九鬼の異常さよりも苺お嬢様の逸脱ぶりが際立つことが多くて、「洗脳」という言葉に対して作品が言葉負けしつつあるような気がします。ライトなコメディとして読めばそれなりなのでしょうが、それなら「洗脳」なんてパワーワード使わないほうが良かったよ……

「嘘月」

引きはフェイクでした。それよりも、同性にはかからないのか……。そっちのほうがショックだ。蒼くんにベタ惚れになるしーちゃんが見たかった……。しかし、かからない条件に「元々好きだった」があるのなら、柏木が心のどこかでは蒼くんのことを好いている、という可能性は完全に否定されたことになっちゃいますね。ほろ苦い。

YJ12

漢祭り2020の第二弾は「ピースオブケーキ」(植山紘)。え、この作者「退者天間地獄」の人なの……!? 確かにこのクセになる行間やセリフ回し、面影はあるが……全く別物じゃないか! 編集の手が入るとここまで変わるもんなんですね。臭み抜きというかなんというか、良くも悪くも大衆向けになってぐっと読みやすくはなりました。

「かぐや様は告られたい」

なんで大仏ちゃんが動いてるんですかね……? 石上の評判を上げることが回り回ってミコちゃんのためになる……いや、むしろ石上とつばめ先輩をくっつけるのは悪手という立場のはずなのでは? これはちょっと注目ですね……。

「HANDS」

手垢のついたクライムアクションとは一線を画す新連載SF

だって……。編集部も大きく出たもんだ。「手垢のついたクライムアクション」って何のことかな? 「魔風が吹く」か? 「バトゥーキ」か?

「シャドーハウス」

ベルの行動は、「すす病」にかかったからか、或いは操られているか。前者だと特に謎もないので後者だと仮定すると、すす能力を使って双子を操りコーヒー瓶を割ったのは誰か? そもそもこの場にいるお影様は星付きだけのはず……星付きの中にお爺様に反抗的な奴がいる可能性あり、か。しかし星付きならちまちまコーヒーを割ったりするんじゃなくて、もうちょっと根本的にやってほしいものだが……。

モーニング12

読切「飼ってない猫」は5度目の登場。弁当は登場せず、新ネコ登場でしたが、あの感じからすると一回だけの登場かしら。いくらかわいくてもゴキブリ連れてくる猫はキツいなぁ……。

バトルスタディーズ

海部から貰ったもの、なんでしょうね。敵チームとやり取りしてるんだからどっちのベンチにもあるようなありふれたもののはずです。横羽間からもらったのは仲間にバレて詮索されるのがイヤっちゅうことですね。笑太郎としては試合出場のためには手段を選ばない状況。メンバーの誰かを怪我させる……とまでは言いませんが、そういう方向に行きかねない切実さもあります。赤チンで出血を装ういたずらするとかそういう感じですか?

「ハーン-草と鉄と羊-」

最終回。打ち切りとは言えませんが、大団円と言うにはちょっと唐突な終わり方だったような気がします。思えば吉次が金に仕えていたのにのこのこケレイトの援軍にやってきてジャムカにコロコロされている時点で巻き態勢ではあるんですよね。そんなことしなくてもモンゴル統一したあとで金とテムジンは正面からぶつかり合うことになるわけですから。でも現時点で畳もうと思うと、金と直接モンゴルはやり合えないので、ちょっとごまかす必要があった。

マガジンエッジ3

読切「純情ギャルの渋谷さん」は多喜れい先生の新作です。懲りずにギャル推すなぁ。中身は、まあ、言ってしまえばテンプレです。オタクさんサイドがもっとギャルになにかしてあげられることがあればいいんですけどね。ちょっと読切の尺では難しいか。

「コミックブル」なる雑誌から「バドラッシュ!」(塩沢かつま)1話が出張掲載。「インターネットスポーツメディア『SPORTS BULL』×講談社のスポーツ漫画共同プロジェクト」だそうで。へぇ。架空の土地「天手県」を舞台に複数の作家がスポーツ漫画を同時展開しているんだとか。作中で謎の県(天手県)が登場して「……?」となったのはそういう経緯だったんですね。ま、スポーツ漫画の地元ってのは付属要素なので、どこであるかはあまり重要ではないですが、かといって架空の県であることに何か意義があるかと言われるとそれもちょっとよく分からないな……。スポーツの種類によっては県名で偏見が付きやすい(静岡→サッカー王国、富山→ハンドボール強いみたいな)のでそれを避けようということか。しかし全部東京にしてしまえば解決なんだよなぁ……。比べるのもなんかアレですが、強いていえば「イーハトーブ」みたいな構想なんでしょうか。

「バドラッシュ!」本編は、面白かったですが……一言で言うなら「ジャンプで連載されて2クール打ち切りになりそう」という感想を持ちました……。これ、ジャンプの新連載のレベルが非常に高いという意味なので、決してひどいマンガだという意味ではないのですが、ただ、もっと面白くてヒットするようなマンガと比べると、「何かが足りない」と言わざるを得ない内容であることも事実です。何を足せば、と言われると答えられないんですが、強いていえば、足すというより何か要素を引いたほうがいいような気はしますよね……部内ランキング制度とか、主人公の異常人格とか、特別感を出すためにつけ加えた設定がかえって「ありがち感」をかき立ててるんですよね。

「童貞絶滅列島」

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童貞が、と思ったときに使って下さい。

「エルフデッキと戦場暮らし」

10マナ装備、鬼つええ……。さすがはデカブル・シンボル。銀枠世界でしか見たことがないぞ。ところで「2:攻撃分散」についてですが、ギャザでは実質無意味な能力として解釈されそうです。というのも、ギャザでは戦闘クリーチャーは攻撃対象のPWかプレイヤー、あるいは自分をブロックしている(自分がブロックしている)クリーチャーにしか戦闘ダメージを割り振れませんが、その割り振りは(ダメージ割り振り順に従う限り)自由に決められるからです。ダメージ割り振り順を決めるのはアクティブ・プレイヤーなので、この制限が外れて嬉しい局面はかなり限定されるでしょう。自分をブロックしていないクリーチャーにダメージを割り振れるなら脅威ですが、そのような書き方にはなっていません。というか、クリーチャーを攻撃対象に指定できるというような書き方になっており、やはりギャザとはかなり異なるルールのカードゲームであることが分かります。遊戯王は相手モンスターを指定して攻撃を仕掛けられるはずなので、そっちのイメージでしょうか?

「友だち100人でKILLかな」

最終回。オチはキレイでしたね。ストーカー委員長、どさくさに紛れて途中で殺してんじゃないかと思ったけど、結果的にはストーカーからも逃げ、神への逆襲も果たし、贖罪もするという大勝利エンド。逆に委員長はあびるくん死亡忘れられるエンドで良かったのか……?

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せっかくなので人を殺したときに使ってください。

週刊マンガ感想2020年6号(2/8-2/14)

YM11

「神さまの恋人」最終回。典型的打ち切りエンドですが、舞花エンド一直線ではなく、トモとのTS女体化親友エンドの可能性も思わせるどっち付かずな最終回。刑事さんもギャルJK化してしまった割に憧れていた先輩刑事は若返ることなくじいちゃんと孫娘の関係になってしまうなど全てが予定調和的なわけでもなくごちゃまぜです。そういう濃淡差も含めて「全てが理想ではない新世界」という描かれ方なんでしょうか。実はただTS女体化エンドが描きたかっただけなんじゃ……。

「首を斬らねば分かるまい」

外交官特権あるからって人を刺してもいいってわけじゃ必ずしもないと思うんですが……。外交官特権というのは、外交官は国を代表する存在なので外交官に対する待遇は国家に対するそれと同一であるべきである、という理念に基づいているので、あまり素行がひどいと「貴方を当該国の外交官に相応しい人物とは認めません。お引き取りください」(ペルソナ・ノン・グラータ)と言われてしまいます。まあ、今回のは上院議員がクズすぎるから保安官も見逃がしてくれたということでしょうけど、そうだとしたらそういう風に描いてほしいし……。

「パラレル・パラダイス」

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堕ちたのは体だけだったときに使ってください。

WJ11

読切は千木アキの手塚賞準入選作「将棋道中膝栗毛」。将棋で一旗揚げるために「エド」に登った二人のスラップスティックコメディ……だけとも言いきれない、ユーモアありシリアスありの不思議な33ページ。将棋の内容が分からなくても困らない、とっつきやすい作劇に、対局相手をしゃぶしゃぶしてしまうという字面だけだと恐ろしい蕎麦屋もマンガの中だとどこかほほえましい。「Dr.スランプ」を思わせますね。最近のジャンプ誌面とはまた違う、ジャンプらしさのあるマンガでした。鳥山明絶賛もうなづける。

あと、電子版限定で短期連載がスタートしてます。小林英拳「レイブン無頼」……聞き覚えがありますね。本誌で読切として載ってたんじゃないかな。しかも、来週以降も電子版限定短期連載が続くらしい。してみると、本誌連載コンペの当落上にいて、編成の都合上削らざるを得なかったのを電子版で人気を得たら連載決定、というような形でねじ込んだんでしょうか。今のジャンプの連載陣ってパツパツだし……。このまま4つ5つと続くようなら、金未来杯かなにかの代わりの企画が本誌を追い出されたという認識の方が正しいのかもしれませんが。本編は読切とあまり変わってない印象(正直あまり覚えてないのであいまいですが……)。パルクールとクラブ・マガが読切でも登場したような気がします。自由を求めてホームレスに、というところは否定してましたけど、ホームレスが究極の自由人であることを踏まえればあながち嘘でもないんじゃないかなぁ。

鬼滅の刃

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まあ、チートすぎる無残様でも「老い」には勝てないのだとしたらかなり普遍的な教訓になりそうですが。吸血鬼ってそもそも老いを克服した存在なんじゃないのか?

珠世さんはカッコいいですね。惚れてしまう。

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チェンソーマン」

ながやまこはる先生は本当に天才だなぁもう(挨拶)

3兄弟のうち吐き癖のある弟だけ、つまりプロ意識の低いがゆえに生き残った、というのはよくできた幕引きですが、そもそもわざわざ生き残らせた、というところを勘案すると、この三男が後々復讐のために出てくる気がしてならんのですよね。それぐらい藤本先生には信頼を置いているので。

イブニング5

新連載に古部亮「狩猟のユメカ」。俺の零話プロジェクトからの昇格組ですね。正直に言えば、やや意外。読切のときは「にくをはぐ」の前だったので、今から読んでみると普通に女猟師が登場しているのが不思議な感じですね。人間がいなくなったのなら電気水道が止まるのは当然ですけど、バイクがお釈迦になるのは整合しない。文明の利器が使えなくなったのなら散弾銃だって使えなくなっているはずで、ここまで引っ張ったってことはそういうことかなと。でも銃を使えない猟師、片手落ち感ハンパないぞ。

読切の「ALICE IN DEAD WORLD」はアメリカが舞台のゾンビもの。作者の衛星さんは新人です。内容は……なんとも。本当の意味で「0話」な出来ばえで、成年誌に載ってたらこのあと陵辱展開とかになっても驚かない。

WM11

新連載「XEVEC」はナノマシンとAIが即時実行可能な法的執行装置として存在する近未来都市を舞台にしたサイバーパンク的SF。原作のbose、作画の下内遼太、どちらも聞いたことのないペンネーム。作画の下内先生は新人さんでしょうけど、原作はどうか……。「BLOODY MONDAY」みたいにキバヤシが噛んでるのかな……ちょうど「神さまの恋人」も終わったところですしね。

少年誌なのでエログロや反社会的なテイストは抑えめにするという意図を感じる作りですが、もうちょっと作風がダークならヤンジャンとかに載っても違和感ない内容。逆に言えば、最近のマガジンにはちょっと珍しかったテイストです。ドヤ顔でXEVECを使いこなしていた主人公が相手にマウント取られた瞬間に一瞬でアホになったのはちょっと違和感ありましたけど、作劇上の都合もありますし、身内が死んだ直後で混乱していればIQも下がるか。ヘミスフィアで法曹資格がいつ必要になるのか分かりませんが(AIとナノマシンでその場で裁判やる時代に弁護士はなにして生きてるのかな……?)、とにかく法律に自信ネキとして登場した以上は、彼女も腑抜けてばかりいないでしっかり訴訟ハックして戦っていってほしいところですね。

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必要になる可能性があるので今のうちに主人公のドヤ顔を保存しておきます。必要になったら使ってください。

「五等分の花嫁」

母親が独立開店直後に急死して借金だけが残ったのに、なんで店の設備がまるっと残っているんだ……真っ先に差し押えられる奴だろJK……というツッコミはさておき

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ドキドキ5択クイ~~~~~~~~~~ズ!!

これ、微妙にですけど描き分けられてますね。ねぎ先生の意図として、多分見分けることが可能なように描かれているんだと思います。そこを踏まえて見返すと……左端、唯一笑顔でない、目を風太郎から逸らして恥ずかしげなのは五月。右から2番目の腕を組むポーズは三玖の基本ポーズ。右二人の耳にはピアスなし、ということで右端は二乃です(一花はピアスしていたので取ったとしても跡が残る)。そして左から2番目、眉を吊り上げて手を握り締めているのは……緊張している四葉、かな? 消去法で真ん中が一花。

ところでウェディングドレスってレンタル100万とかするらしいので、これやるだけで+400万かけてるんだよな……。

「線は、僕を描く」

最終回。なまじっか変に人気が出たりもしなかったがゆえか、あっさりと終わったようです。原作読めてないですが、多分珍妙なアレンジとかもされてないんじゃないでしょうか。自分が傷ついたことにも気付けていなかった少年が少しずつ立ち直り、生の喜びを取り戻していく様子が丁寧に描かれていて、よいマンガでした。堀内先生の絵も静かな画面を乱すことなく、水墨の静謐さが伝わってくるマンガだったんじゃないかと。お疲れ様でした。

「オリエント」

ダメだ……混乱してきた……お父様こと八咫郎は結局「黒曜石の八人」の一人なんですね。そりゃ、それなりに強いわけだ。明確なヒエラルキーも、かつての七緒と同じように、「黒曜石の八人」の間に存在していて、逆に言えば8人だからといって地位が平等というわけではないんですね。単純に数字の順に強いのかとも思ったけど、それだと静六と七緒の間が開きすぎなように見えますし、多分関係ないんでしょうね。八犬士の名字も登場順につけているとかそんな感じで、能力や性格と関係あったりはしないんだと思います。

「死神サイ殺ゲーム」

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ラインナップにバックギャモンがありますね。サイコロ使うゲームを古今東西集めた結果なんでしょうけど、ギャモンはかなりプレイングによって勝敗が左右されるゲームなので、チンチロと同じ扱いなのはちょっと……、いや、それは今回の「ダイスポーカー」も一緒か……。

WS11

「よふかしのうた」

いや、マヒルの相手の大人のお姉さんの正体を知りたかったんだが? 例の現れなかった最後の七草なんでしょうけど……。

Switchって電源ボタン1回だとスリープになるだけですよね。まあ作中ではそもそもswitchだとは言ってないんですけど、ナズナちゃんもコウくんもそこに言及しないってことはSwitchじゃないってことなのかな。

「あおざくら」

おおおお、ここで大久保一日券ですか! あの土方が初めて弱音を吐き、近藤にすがったタイミングという作中でも1、2を争う激アツシーンですが、大久保さんに頼ってしまうと、「近藤が土方の願いに報いた」感があまりないのが微妙ですね。冷静な判断だと言えばそれはそうなのですが……。ま、土方なら唐突な大久保ヘルプも近藤がやったと分かってくれそうですけどね。

君は008

野原が敵になる展開は考えてなかったけど、松江な先生ならどっちもありそうで読めないですね。野原のキャラ付け自体は確かに違和感のあるところも多く気になりますが、彼が退場したりシリアスキャラに変貌するとクソギャグ要員がいなくなっちゃうのがな。

「MAJOR2nd」

大河、なにしに来たんだ……無職であるとアピールしたかったのか……

「嘘月」

なんだか意外な方向に話が転がっていきはじめました。吸血鬼はたくさん登場させるのがトレンドなのか?

まじめに考えると、しーちゃんが柏木に誘惑使ってるのなら誘惑は二重掛けが可能だということになりますか。後掛け優先なのか能力の強さに差があるのか。そして柏木争奪戦は完全に倫理を失って暴走していくことに……。というかそもそも、雨夜先輩は学校の人間全員「誘惑」可能か調べたんじゃないんかい。

「ゆこさえ戦えば」

最終回。予想通りの終わり方ではありましたが、もうちょっと普通に続くと思ったんだけどなぁ。ギギラのデレが早すぎたのか?

蒼穹のアリアドネ

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大便を召し上がって欲しいときに使ってください。

モーニング11

「代原バード ピピ」何度目の登場でしょうか。今号は有名どこだと「GIANT KILLING」と「宇宙兄弟」が載ってませんが、どっちも休載予告があったような。

もう一つの読切「空は飛べないけれど、」は新人賞、THE GATEの大賞作です。作者は南文夏。吸血鬼のラブロマンス、マジで流行ってんの!? 本作はテンプレ的吸血鬼からは少し外して、SF(すこし・ふしぎ)的に現実的な解像度まで落としこんだ作品です。大筋としては普通なんですが「違法血液売買」で持ってかれてしまった。この世界だと献血カーが現金輸送車並の扱い受けてそうだな。もちろん設定のインパクトだけじゃなく、日向の儚げな雰囲気や黒瀬くんの心情描写が丁寧に描かれていてよいです。労力削減のためか二人以外の描写がそぎ落とされているのも、短いページ数のなかで二人の関係に集中して読むことができてストレスフリーですね。いい読切でした。

「あせとせっけん」

風呂上がりにスパ銭内の食事処で落ち合ってビールで乾杯するのが最近のささやかな楽しみよ

なにそれ超うらやましいんだが。恋人がいると風呂上がりにスパ銭内の食事処で落ち合ってビールで乾杯するができるのか……ううう許せん……

「望郷太郎」

国! 国があるのか! しかも千人規模の! 「東の村」がせいぜい60人程度であることを考えたら巨大すぎる。奴隷や時刻といった文明概念もその「マリョウ」から齎された可能性が高いですね。ずっと東の方で、一千人規模の国民が養えるということは……灌漑農業が発達している、つまり水が豊富な湖畔か河川流域。近いのはバイカル湖イルクーツクですね。冷涼な気候なのでもうちょっと南でもよさそうですが、モンゴル平原で大規模な農業は難しいし、黄河流域まで行くともう東とは呼べなさそう。

にしても、太郎の感慨についていける読者は何人いるんだ……。ひょっとしてモーニング読むようなおっさんは誰しも若かりし頃休みなしに一日18時間働いた経験があるんですか?

「えんまさんちのケルベロス

カレーとネコ先生が表紙ネタに参加していて一しきりニヤニヤするなど。内輪で盛り上がっているだけなのか、特に接点はなく普通に採用されただけなのか……。

「テロール先生の怪しい授業」

軍隊=「追い詰められて」自殺的な戦術を採用

テロリスト=「拮抗状態」を打ち破る手段として「自爆」を採用

これマジ定義なんですか? いや、カルロ・ゼン先生が適当なことを書くとは思ってないですが、作中でも触れられているISILが今まさに追いつめられているこの状況での自爆テロは、じゃあ、軍隊……なのか? 太平洋戦争の特攻隊も、戦術的に有力だったわけではなく、多分にイメージや、戦意高揚的な意味合いがあったことが知られています。欧米では自爆テロと同じぐらい忌み嫌われてますしね(自殺がNGなので当然ですが)。まあ、二分一できるものではなくて、あくまで比較すればそういう傾向、ということでしょうか。

YJ11

読み切り特集で「漢祭り2020」が開催。第一弾は伊藤圜の「FLASH」。え、これ、男主人公なの? ホントに? という感じでしたが、内容は面白かったですよ。

「BUNGO」

ブンゴ、ここまで来るとイヤミだよな……たしかにそういう面倒くさいことを言いそうなタイプだけども。でも、何度でも言うけど、あの投球内容で「鮎川瑛大の凄さを証明した」は無理すぎるでしょ。

「Good job」

あちゃーそうなっちゃったか。いや、本宮先生的な突き詰め方するとこうなるのは分かりますよ。そこは僕も異論ないけど、YouTuber的な突き詰め方というか、現代人の突き詰め方は違うんですよね。社会に開かれてないというか、もっとジャンルやコミュニティに合わせて、蛸壺的に掘り進む感じだと思います。そういう「違う感」を女性YouTuberに代弁させたのかもしれないですが……まあ、本宮マンガらしい展開でしたね。

「シャドーハウス」

ローズマリーの出産シーン、笑えないけど笑ってしまった。絵面のパンチ力が凄いですよね……

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こびりつき問題と「すす病」がこのタイミングで再登板なのは、「すす病」と珈琲中毒の類似性を見せるためだけではないでしょう。意図的に「すす病」パンデミックを起こして、水洗浄の許可を得てどさくさに紛れて……という作戦が提案されるかもしれないですね。

週刊マンガ感想2020年5号(2/1-2/7)

色々あって大分遅れていますが、書け次第逐次出していきます。

WJ10

新連載「魔女の守人」作者は坂野旭先生。たぶん新人です。どこかのマンガ愛好家がtwitterで書いてましたが、同じクールで「魔法が支配する世界で物理力で問題解決するぞ!」というテーマの作品が同時に始まるとは、ジャンプはやっぱり修羅の国です。しかもブラクロもある。修羅というよりもはや、蠱毒

とはいえ、作品のテイストは「マッシュル」とは大分違います。向こうはファンタジーの皮を被ったギャグが主体ですが、こちらはあくまでシリアスな舞台設定と大味なバトルがメイン。個人的にはハゲ司祭様が当初悪役っぽい演出されていたのに普通に仕事を全うするいい人だった、というのか結構新鮮で面白かったです。テンプレ的悪人を出さないジャンプマンガは良作が多いと思うんですね。経験則ですが……ちなみに反例は「ブラッククローバー」です。ここでもか……。

ところで今回、3in1outで連載枠が計算合わないな、と思っていたんですが、よく考えたらその前が3in4outだったんですね。まあ、それでも計算合ってないんですが、読切枠と定期休載枠を入れてやりくりしている感じですね。ワンピの定期休載に合わせて連載枠20を確保するために色々やりくりしてる跡が見えます。

鬼滅の刃

炭次郎が縁壱さんの子孫なのではないか、というフェイクが本編通してずっとずっと入れられ続けていたわけですが、結果的に炭次郎は由緒正しい炭焼きの家系ということが分かってこれはちょっと面白いですね。ジャンプと言えば「血筋」、なんて怨嗟の声が時々漏れ聞こえるようになったのは最近のことだと思いますが、主人公の覚醒を画策するときに「先祖」とか「血筋」に理由を求めるのはある意味鉄板。その鉄板をフェイクに使って敢えて崩したわけです。結局炭焼一族が「ヒノカミ神楽」を伝えたという意味では炭次郎の「家系」が役に立ったわけですが、そこには血筋による才能とかがあるわけではなく、単純な練習と反復による伝統の受け渡しがあるだけで、いわば「記憶」だけが受け継がれてきた。その微妙な差が炭次郎を主人公でありながら、あまりにも別格に飛び抜けた実力を持たない存在たらしめている。非常に精妙な作劇だと思います。

僕のヒーローアカデミア

毎週ジャンプの感想書いてて今週号でヒロアカに触れないのは不誠実なので書きますが、正直に言えば、初見では全く気付かず、炎上して知りました。というか、731部隊で「マルタ」が隠語として使われていたことも知らなかった。大変恥ずかしい話で、本来なら論争に参加するような資格はないほうの人間であります。

とはいえそれだけで逃げるのもそれはそれで不誠実なのでもう少し書きます。世間では左翼・戦史界隈が「マルタと731を知らない人間が、しかも「オタク」に、こんなにいるとは!」、オタク・「表現の自由」界隈が「告発者の素性が怪しい、言いがかりだ、作者と版元は過剰反応である!」という見解が多数派と見えます。正直、今時の若者で731部隊を知っているのは、高校の日本史選択者ぐらいに限られるでしょう。中学の歴史では触れないからです。「はだしのゲン」はじめ、オタクの教養とされる戦時中を描いた作品はもちろんありますが、「古典」や「名作」の部類であり、一般的なオタクが読んでいることはあまり期待できない時代です。そういう意味では多くの(特に若い)オタクにとって今回の指摘は理解の外であり、「言いがかりをつけられた」に近い感情を持つことは理解できます。それは嘆わしいことではありますが、厳然たる現状であり、国として主体的に選択した結果でもあります。加害者は忘れたがる、ということです。

しかし、仮にこの指摘が何者かによる「放火」であり、「苦しむヒロアカファン」などいなかったのだとしても、ここまで公になった以上「荒唐無稽」と言うには無理があります。仮に最初は嘘だったとしても、もはや騒動を通じて「苦しむファン」は生まれてしまったことでしょう。作者に「名前変更しない権利」はありますが、同時に「名前変更をする権利」も作者にあるので、「不本意な解釈をさせない」という意図があるのなら、変更が無意味な対応、悪手だとは言えないでしょう。作者の堀越先生はデビュー以来一貫して、「弱き者の抵抗」をテーマにしています。こうした事態になったときに、仮にほんの一部だったとしても、いや一部だからこそ、その声を聞き入れるのはごく自然な判断でしょう。

Dr.STONE

最初のときに遠隔音声で起動できなかったですよね? だから生音声じゃないとだめなんだと思いこんでましたが、遠隔音声で決着。最初と何が違ったのか、いつか明らかになるでしょうか。いやきっとそれどころじゃないでしょうね。

YM10

「NeuN」最終回。突然終わってワロてしまいました。打ち切りならこんな中途半端で終わりはしないかな? とも思いつつ、「第一部 完!」という言葉のうさんくささよ。

「雪女と蟹を食う」

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うわ……完全に男をダメにする女だ……。男にも「メンヘラメーカー」がいると言われていますが、ヒモをダメンズ化してしまうキャバ嬢、人生苦労してそうだな。

アルキメデスの大戦」「ハンチョウ」

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コンボ現象だ!(説明しよう! 「コンボ現象」とは週刊少年チャンピオンで連載されている作品の最終ページが、その次に掲載されている本来無関係の別作品の冒頭ページとつながってしまい、あたかも続きを読んでいるかのように見える現象のことである!)

WM10

「DAYS」

水樹、すごい。このタイミングで聞けるのはお前だけだ……。そして、つくしのモチベーションやプレーに影響を与えないように聞けるのも……。水戸部は不運でしたね。

「なれの果ての僕ら」

この作品のこの話に書く感想でもないんですが、こうして根強くデスゲーム系の作品が支持される背景をふと考えたんですよ。デスゲームの多くには「人間の本性」を暴く、というキャプションがつくことが 多いですが、色んな人が指摘しているように、デスゲームで暴かれる「本性」の多くは特定の条件下でしか現れない、暴力的で残酷なもので、日常生活ではそうそうお目にかかるはずのない一面のはずです。通常の生活で見られないものを「本性」と呼んでいいのか、じゃあ皆人生の99%を仮面を被って生きているのか、というとそんなことはないだろうと。むしろ、本人が仮面を被って生きているつもりでも気付けば仮面が貼りついて取れなくなってしまう、演じるつもりがいつの間にか本性に、そんなこともよくあることです。「狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり」と兼好法師も言っています。いや、これは本筋とはずれた話ですが、要するに、「人間の本性」なんてのは単純なカテゴリでくくれるものではなく、いくつもの側面を持っているはずなんですよね。

で、そうなったときに、なぜ人は「残酷な本性」を求め、「日常的な本性」を拒絶するのか、というと、この鬱屈して先行きの暗い現代社会で、周囲の善意を信じられなくなっていることがあるのかな、とふっと思ったわけです。善意を信じない傾向はなにもデスゲームに限った話ではありません。「性悪説」(荀子のそれではなくて、「人間は心の中では悪いことばかり考えているものだ」「悪意や悪用を前提として物事は考えるべきだ」という日本特有の奴)が一般的だったり、もっと身近なとこで言うと、近所の人に挨拶しない、顔も知らない、むしろ挨拶したら不審者として通報される、みたいな逸話(ホントかもしれないですが)、そういう社会を取りまく端々から、「他人は信用できない」「信用したら裏切られる」という悲観的疑念を感じるんですよね。つまり、世の中の人に善意がある、ということが信じられない。信じたくない。善意があるのではなく、「善意があるふりをしている」だけで、「本性」では悪意を持っているんだ、という思い込み、あるいは(言ってしまえば)願望みたいなものが、マンガへの嗜好として表れてるのかな、とか思っちゃったりするわけです。

じゃあ、デスゲームものに求められているのは「残酷な本性」だけなのか、というと、それもちょっと違うとも思うんですよね。「カイジ」とか、デスゲームとはちょっと違うかもしれませんが、「残酷な本性」の走りみたいなマンガですが、序盤中盤は悪辣な裏切り・足の引っ張りあい・邪悪な欲望がふきあれても、気がつけば最後は極限の中でも残酷でない、善意の「人間の本性」が現れ、邪悪な主催者たちに一泡吹かせます。人情マンガ家たる福本先生の面目躍如ですが、そういう目線で見ると、世の中のデスゲームもなんだかんだ言って最後は「綺麗な」「人間の本性」が悪意を凌駕し、難局を打ち破る、という展開にいたることが多いような気がします。話にしっかりオチをつけるためには必要とかそういうことかもしれませんが、でも、もし読者が「この世に善意は存在せず、悪意しかない」という読書体験を求めるならこういうオチは支持されないはずで、もちろんいわゆる「胸糞エンド」の作品がないわけじゃないですが、基本的にはやっぱり皆、善意が悪意に勝って欲しいんだろうなと思います。ただ、そこで勝利する善意は、どこにでもある「日常生活の善意」じゃダメで、極限状況における悪意の暴風という試練を潜り抜けた末の「本当の善意」でなくてはならない。そうじゃないと薄っぺらい、という感性が、デスゲームのような「極限状況における悪意の優位」を支持するんじゃないかと思います。

まとめると、善意は全く信じられなくなったわけじゃないが、簡単には信じられなくなった。人々は善意が「真実」であることの証明を求めており、その分かりやすい手段がデスゲームである、ということですね。

「EDENS ZERO」

こんなの拷問じゃないよ ちょっと痛めつけただけだよ

グループセラピーでもこんなのは拷問のうちに入らないってみんな言うよ

流石はリョナ専門家のマンガだ。違うなぁ……。

っていうか、他の3元素はそれぞれ外で戦ってた(もう2人負けたけど)のに大地の人だけ牢屋で拷問して遊んでていいんですかね? レベッカが目的だから別にいいのか?

「オリエント」

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イヤなときに使ってください。

サンデー10

「BIRD MEN」最終回。

名探偵コナン 警察学校編」

ハコヅメと一緒に読んでると、キャピキャピしてる女性警察官への違和感が凄い……あっちはゴリラなのに……

「ノケモノたちの夜」

悪魔の目が継げなかったのなら悪魔との契約で目を貰えば良かったのでは……?と思いましたが、ウィステリアがマルバスを生涯拘束することの対価に悪魔の目を失ったことを考えると、対価を支払いきれなかったのかもしれませんね。ダイアナとお兄さんとで目の交換ぐらいなら対価も安そうだけど……。あるいは、ダイアナ自身が後天的に悪魔の目を得ていて、対価が一族ろうとうだったのかも。その場合、「なぜ当主を継げない女性が?」という疑問は残りますが。

「#あらすじが本編」……もとい「トニカクカワイイ

目標1000ツイートは大きく出たなぁ。サンデー本誌がそもそもそんなにtwitter世界に売れてないんじゃないか?(失礼)

「よふかしのうた」

いや、気付けよ。一年という時間制限と、「吸血鬼になれない奴は殺す」宣言の組み合わせが、「一年後お前殺すよ」という意味だと即座に理解できるでしょうがよ。1年をどこから数えるかにもよりますがアキラの場合はコウくんに吸ってもらったらいいんでしょうね。コウくんがなれなかったら……マヒルくんがきっとなんとかしてくれるでしょう。彼はベタボレっぽいし。

魔王城でおやすみ

思ったの…

「おじいちゃん」の性別を逆にしてひと世代若くしたらそれはもう「おかあさん」なんじゃあ? って…

つまり……TS若返り母子相姦ってことだな!(?)

Ping kong」

死んでもゴリラのままなの、すげーかわいそう……二度と人間に戻れないのか……

モーニング10

新連載「ミツナリズム」は石田三成主役の歴史物。読み切りのときは堺の商人との折衝の話で秀吉は登場しませんでしたが今回は通史に沿ってやるみたいですね。と言っても三成は前線には立たないので戦はあっさりやる感じでしょうか。福島正則加藤清正と仲が悪くなるのは朝鮮出兵以降という定説らしいですが、この辺はマンガゆえのアレンジでしょうか。

「テロール教授の怪しい授業」

連載再開。42.195kmをくまなく歩きながら警備するのと持ち場を細かく割り振って警備するのとでは勝手が違いすぎませんか? まあ警備態勢に抜けもれの可能性があるのは否めませんが……

というか、いくら「連絡手段を絶つのが悪手」だと教えたくても、42.195kmの広さを体感させたくても、それだけで合宿にする意味はないと思うので(ビジネスマナー研修で就活成功したらむしろ成功体験にならんか?)、まだなんかあるんでしょうけど……

「ハコヅメ」

「お前いつの間にかめちゃくちゃ警察官になってたんだね」でダメだった。警察官の気持ちが分かるって意味か、はたまた人の言動がコントロールできるって意味か(取り調べ的な意味で)

はたらく細胞

本作とは関係ないけど、どっかでコロナウイルス特別編とかやんないかな。まあ変に騒ぎすぎるのも良くないかもしれませんが、マンガだし、中身がおかしなことを言ってなければ時期が遅れてもいいでしょう

「CITY」

二本目の枠がフリーハンドですが、過去編だから? だとしたらかなり細かい演出ですが。

YJ10

新連載「HANDS」。作者の中野ユウスケは新人のようです。読切、本誌掲載されているはずなので読んでいるはずだけど記憶にない……と思ったけど、読んだら思い出しました。うさぎを食べる奴、確かに載ってましたね。完全に記憶から抜けていて思い出せなかったですが……。本作は妻と娘を失った失意の元刑事が特殊な力を授ける能力を持つ謎の少女に出会い戦いに巻き込まれていく話です。そういえばYJには妻を失った失意の刑事が吸血鬼の少女に眷族の力を与えられ復讐に身を投じるマンガがあったような……。とにかく発想のブッ飛び方では随一の作者さんなので、今後にも期待していきましょう。

読切ではかつら和樹の「ざつがくだん」が登場。新人ですね。3姉妹の同居コメディ。タイトル通り雑学多め、てか雑学だらけ。雑学本1kgとみかん5kg、マシュマロ1年分がある生活、幸せだなぁ。マンガのテイストはちょっと「四月一日さん家の」を思い出す感じ。いや、中身は全然別物ですし、関係あるとは微塵も思ってないですよ? ただ、3姉妹の同居コメディってなると自然似通うのかもしれませんね。「日常系」みたいなくくりと同じ。……そういう意味でいくと、3姉妹の走りはやはり「みなみけ」なのか?

「キングダム」

羌瘣、死んじゃうのか……? 人気キャラなので煽るだけ煽っておいて……という結末だろうと思いますが、

かぐや様は告らせたい

その日は色んな所を普通に回るんですけど

行く先々に一輪の花が置いてあるんです

ロシア人にモテそう(偏見)

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ハーサカが可愛すぎてつらい……つらくない?

「可愛そうにね、元気くん」

一般誌のSMモノと言えば僕的には「ナナとカオル」なんですが、アレは男の趣味に女が合わせてくれている(でも案外ノリノリ)方で、SMとはいえ和姦なんですよね。本作のようにS側がこんなにイヤイヤやるのって18禁含めてもあんまり記憶にないというか(まあ僕の守備範囲の問題ですかね)、元気くん、顔が悲壮感漂いすぎてる。本当に「可愛そう」。

「まくむすび」

本誌最終回。やはり耐えられなかったか……。しかしさほど権威がない(失礼)とはいえ、マンガ大賞ノミネート作品レベルがweb送りになってしまうのには驚きを隠せません。マンガ大賞本屋大賞と同じで書店員が選ぶ賞なので、基本的に売れ線だったりエンタメ寄りで読者人気の高い作品が選ばれる傾向にあるはず。でもweb送りってことは、売れてない。アンケも悪い。つまり、本屋と読者の間に溝があるか、紙の本の売上が全くあてになっていないか、本誌読者と一般読者の間によほどの乖離があるか、ということになります。いったいヤンジャンになにが起こっているの……?

「アルマ」

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ずっと謎だった獅子の紋章ですが、ドイツであることが明言されました。いや正確にはトルコ・ロシア・ドイツのうちのどれかであることがほぼ確実となった、ですが、左下の三日月と星は現トルコ共和国の国旗、同じく左上の横縞は(一番上が白であることから)現ロシア連邦の国旗とみていいでしょう。そして、ドイツを意味するという前提で獅子の紋章を絞っていくと、有力なものとして浮かびあがるのはハプスブルグ家の紋章です。獅子のポーズのみならず王冠など類似点が多く、神聖ローマ帝国本体やのちのプロイセン王国などには獅子マークはそもそも登場しないことから、彼らは現代以降に成立したハプスブルグ朝ドイツなのではないかと考えられます。そう、ハプスブルグ家(正確にはハプスブルグ=ロートリンゲン家)、まだ断絶してないんです! 現当主は元オーストリア選出の欧州議会議員で、一門の数は500人を超えるんだとか。

月マガ3

新人賞受賞作「猫になっても夜露死苦!」が読切で登場。ショートの連作ですね。大賞も納得の完成度の高さ。本当に編集の手入れなしでこの出来なの?

「恋は世界征服のあとで」

えええ、この展開でこの引きなの? もし本当にバレてしまったんだとしたら、前回のバレっぽい引きを一話丸々かけて解消したのに、ラスト2ページぐらいでその努力を完全になかったことにしているような。それじゃなんのための今回の話だったのか分かんない……。ということは逆に言えば、バレたけどバレてないってことですね。デス美=死神王女なのはバレたけど、ピンクは二人が兄弟かなにかだと勘違いしているということでしょう。兄弟で敵同士ってのも正義の味方的には際どい感じしますが……。

週刊マンガ感想2020年4号(1/25-1/31)

前回「感想を書くのが遅れているだけだ」と言いましたが、マンガ読むのも順調に遅れていっています。今ちょうど1週間遅れ。まあ、感想ストックはまだまだあるのでやっていく。

YM9

新連載「ボーイズ・ラン・ザ・ライオット」トランスジェンダーFtM)にスポットを当てたファッションもの。内容として取り立てて目を引いたものはなかったですが、やはり端々のセリフやキャラクターの心情描写、造形なんかには当事者だからこそ出てくる表現だなと思わせるものがありますね。例えばこことか。

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ジャンプ+で話題になっていた「にくをはぐ」にも通じるところがあったと思いますが、つまるところマイノリティの気持ちというのはやっぱりマイノリティにしか分からないわけで、マジョリティとしてはそれを推しはかる以上に、彼らの口をふさがないで、漏れてきた声を聞き漏らさないというところに尽きるんですわな。作中の迅はそういう意味では、カミングアウトの直後も含めて満点に近い対応じゃないかと思うんですが、そんな彼でも、相手にこうして委縮されてしまうと先に進むのは簡単じゃない。しかも、その委縮は目に見えないところで静かに起きるわけです。そこをどう乗り越えていくか、我々は常にそう問われています。

「首を切られば分かるまい」

Chicken Ranch)(「養鶏場」の意味)はテキサスに実在した非合法の売春宿ですが、開店は1905年から。いっぽうで岩倉使節団アメリカに滞在していたのは1872年。あれ? まあそれ以前に、D.C.からテキサスまで馬車(蒸気自動車?)で何時間かかると思ってんだという話ですが……。道のりにして2500km(札幌-鹿児島間に相当)、現代の自動車でも23時間やぞ……。

私の少年

今回の話いろんな視点で面白いですねー。椎川が高校生と張り合って過去の恋愛遍歴でご満悦になり「男はいくつになってもガキだな」と思わせておいて、真修の真っすぐな感性の言葉が「ガキ」の椎川を一気に置き去りにしていく。今時の若者は「男だ、女だ」という感覚には与しないのか。

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「本当の若い感性」の描き方が巧みすぎて、「かつて若かった男の感性」が時代錯誤の古びたものになっていることが如実に現れるのか。でも「えっJPG?」っていうツッコミは椎川のものなんですよね。ゲイム業界の人間は普通に使うのか?

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いっぽうで真修も真修で椎川の言葉なり父の態度なりに年相応に傷付いたりショック受けたりしていてこれはこれで面白い。椎川は椎川で、自信満々の割に聡子から好意を向けられた記憶がないことを気に病んでいて、彼の価値観の上ですら彼の勝利が揺らぎはじめている。価値観そのものが相対化されつつあるのにそんなんでいいのか、椎川くん。

「大きくなったら結婚する!」

増刊送り前最終回。許せねえよ……

WJ9

新連載「マッシュル-MAlSHLE-」作者は甲本一。あらすじとしては最近流行りの「筋肉は全てを解決する」がベースのギャグマンガ。「魔法の巧拙が社会的地位を決める社会で魔法が全く使えない男が筋肉で下克上」ってだけ書くと「あれ、それジャンプで既に連載されてる作品ですよね……?」という気がしてくるのだけど、ブラッククローバーと比べるとギャグ寄りなのが一つ、あとかなりプロ読者層の好みに寄せてきてるなぁ、と思います。面白かったですよ。

「ONE PEACE」

巷で話題沸騰のおでん尊厳破壊問題ですが、みんなよく読んでるなぁ。僕はあやうくスルーするところでしたよ。

約束のネバーランド

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死が救いではないときに使ってください。

「アクタージュ」

結局、台本は壊したから勝負は負け、自分の怒りを追体験させようとした夜凪が仲間のお陰で踏み止まったことで山ノ上の野望は潰え(彼女は孤独なので夜凪と同じ解決方法は取れない)、不戦勝となった千世子、誰も救われない展開に……? いや、夜凪は新たな表現(怒り)を獲得したからいいのか?

イブニング4

読切「たたセン~先生たちの保健体育~」は予告されてた広瀬べろせの新作ですね。「反響が大きければ連載決定!」とありますけど、まあ……するよね、確実に。話のしょうもなさがイブニング読者のツボに入りすぎだもんなぁ。しかも完成度高いし。……で、連載はすると思うんですけど、こちらとしては「あの煙草舐めまわしマンガはどうなったの?」って感じですよ。まあ、そりゃあっちよりもこっちの方が連載向きだし、あっちは2話以降どうやって展開するんだって感じでしたけど? でもさ、趣旨的には0話を載せて、人気だったら1話以降を継続して載せるという企画なんだからさ……それを、連載化するつもりのない読切で人気取って、違う連載始めちゃうってのはさ……企画違反でしょ。まあ、編集部内でそういう喧喧諤諤の議論の末に、「再度読切を載せて人気があれば連載決定」という妥協案が図られたものと思います。社会は厳しい。

「前略空の上から」

最終回。最後まで意味分からんマンガだったな……。桐谷もなんか最後ヤケクソ気味だったし。腐らずにビジネスマンとしても経験を積んでキャリアアップしてほしい。

WM9

新連載「カッコウの許嫁」は吉河美希の新作。以前やってた読切3連発の最後に載った奴ですね確か。取り替え子であることを分かりやすくするためとはいえ性格から能力から遺伝優勢のキャラデザには当時もやっとしたものですが、そこは変わらず(まあそういう分かりやすいキャラデザを変えたら吉河作品じゃないのですが)。むしろ、妹をサブヒロインに昇格させ、更に主人公のライバルポジションにサブヒロインを追加してハーレム系ラブコメに振ってきました。なんやねん「ラブサプライズ」って! そういうサプライズいらんわ! ヒロイン追加するぐらいなら読切からなんも追加して欲しくなかったわ! 吉河先生はどう見てもハーレム豚志向じゃなくてCP厨寄りなんだから大人しく1on1のラブコメにしときゃいいのに余計なことしおって~~~~という気持ちになっています。まあ、「山田」も小田切さんとかノアとかいたし、ハーレムのほうが人気は取れるんでしょうけど、でも僕にとっての理想はいつだって「ヤンメガ」の足立&品川なんだよなぁ。

「東京卍リベンジャーズ」

イヌピーとシンイチローくんとじゃ年代合わないんじゃ、とは思っていたんですが、それはやっぱりそうでしたね。イザナにも大寿にも、ただ元々の気持ちを失った状態で、なりゆきですがりついただけ。タケミチの啖呵で昔の憧れを思い出した、ということなら、逆に言うとそれまでは忘れてたわけか。流れでマイキーについていきつつ、「黒龍」の復活をずっと追い求めるだけの日々。名前が重要だったから「天竺」には参加する意志がなかった、ということなら話は通るのかな。

WS9

トニカクカワイイ

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これは正直かなり面白いですね。本編より面白い。24人の37%は約9人、58%は約14人なので、5人増えたことになります。新人とか異動とか退職とかあるので単純に5人結婚したとかではないと思いますが、2年で5人……まあまあの結婚ブームですね。

「嘘月」

蒼がしーちゃんに「誘惑」をかけてしまう展開を期待していたんですが、雨宮なるトリックスターの登場により、雨宮がしーちゃんに「誘惑」をかける展開が本線となって少し残念です。いや、雨宮さんが柏木を獲りにいくかもしれない……まだだ、まだ諦めるな……

実際のとこ雨宮さんは何がしたいんでしょうね。蒼くんをいじってもどんどん不幸になっていくだけで、あんまり面白そうな感じにならなさそうなんだけど。ドSっぽいので、気に入ったおもちゃは壊したくなるタイプなんだとは思いますが、気に入るというほど蒼くんに執着しているようでもないし、まだ裏がありそうな。

モーニング9

新連載「半沢直樹」は池井戸潤の小説のコミカライズ……というよりは、同名ドラマのコミカライズ、と言ったほうが正確ですかね。ドラマの放映はもう6年以上も前なんですね。なんで今さら……と思いましたが、続編が4月から放送予定なんですね。えらい間が空いてるが……出演者がメジャーどころばかりだし、都合がつかなかったんでしょうか。コミカライズ担当としては構成に津覇圭一、漫画にフジモトシゲキがクレジットされています。新人さんですね。学習まんがなんかにありそうなクセのない読みやすい絵柄。内容も原作に忠実そうな雰囲気です。

「ハーン」

なるほど、吉次の息子が奥州で義経の身代わりとなったのか……。これ、序盤の方で普通に描写されてたんでしょうかね? だとしたら僕はずっと無意味な疑問を抱いていたことに……。

あと吉次って出自は商人だと思うんですが、ずいぶんご立派な切腹の作法をご存知ですね。セップク、やはり日本国民の基本教養に位置づけられる死に方なのか。

YJ9

「彼女の野性が手に負えない」が最終回。

「キングダム」

うーん、信の死亡確認がかなり念入りにされてますね……。信じてなかったけど可能性出てきたか。一応羌瘣が謎の秘薬や秘孔で蘇生させるのが本線で見ますが、もう何があってもあんまり驚かないなぁ。

「BUNGO」

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これまで河村のチートっぷり、ラスボスっぷりをずっと描いてきたわけですが、その河村をしてこう言わせてしまうと、確かに、「これから先どうすんの……」という気持ちになりますね。このまま高校野球編に突入しても全然驚かない。いやもうホント、「お前は瑛太に負けたんだ!」じゃないんだよ。どこからどう見てもお前に負けたんだよお前に。(2週連続のツッコミ)

「久保さんは僕を許さない」

本作、これまではあからさまだけどギリギリ明確にならない程度の、「いやこれ行っちゃったら非モテの勘違いで一番恥ずかしい奴!!!!」ってレベルで抑えてきたのに、今回はちょっと一線越えちゃったなーという認識です。「その子ね一生懸命作ってたんだよ」じゃないんだよ。お前一緒に作ったんかと。いや百歩譲って一緒に作っただけだと解釈したとしても、誰かが白石くんにチョコを贈ったことは確定するわけでしょう。そんな人誰がいるのってなったときに久保さんが怪しすぎるんですよね。これまでの言動が全て「いやいや僕を好きになる人がいるわけない」で否定されてきたのに、その前提が崩れてしまったら作品自体が危うくなっちゃう。いやならないけど、次のステージに進んじゃう。

「Good job」

宮下先生、YouTubeとか御存知なんですか!? 内容うんぬん以前にそこへの驚きがすごい。内容もこれまでのシリーズと比較して「平年並」の範疇だし、すごいな……。誰か別人がネーム切ってんじゃないか?