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漫画の感想とかをひたすら書いていくブログです。

週刊マンガ感想2020年28号(7/11-7/17)

今週はヤンジャンが合併号です。来週オリンピック休暇でちょうどいいから休んどくかって感じか?

WJ32

ヒロアカが休載。アナログで描いてた人が週刊連載の最中にデジタルに移行したらそりゃ遅れるわ。そしてしれっと来週合併号であることが明らかに。ジャンプもお盆まで持ちませんでしたね。で、代原に「八人忍者う最終試験」(春原ロビンソン)が掲載されました。え! 春原先生の、しかも新作読切がこんなタイミングでジャンプに載るとは……。レベルが高過ぎる。内容は普通に春原マンガで面白いなぁ、というぐらいですが、これ忍頭様は優しいとみせて超鬼畜なんじゃないかな……。たっぷり幸せを享受させてから、最後には殺し合いさせるわけで。

そして、電子版限定の短期集中連載再び。『キミを侵略せよ!』の稲岡和佐先生による「ブンキテン」。記憶喪失から始まる不穏な空気の二股ラブ・コメディ。ジャンプ作品には珍しい、邦画のような静けさのある作品。中々迫力があります。稲岡先生はこういうのが真髄だったんですかね。話の展開はやや強引な感じもあり、荒削りな印象もありますが、何より雰囲気作りが上手いです。短期とはいえ、期待ですね。

チェンソーマン」

アキくん……ううっ……ひどい……

なにが酷いってこれ、十中八九マキマさんの差し金だから酷いですよね。未来の悪魔の予言は当たったけど、まさかマキマさんの手によって実現するとは天使も思わなかったことでしょう。いや、この見方は流石にマキマさんを疑いすぎか……? でも微塵も信用できないんだよな。

「破壊神マグちゃん」

いい話……なんだけど、この金銀財宝があれば流々は貧困から抜け出せたはずなのに……と思うと、ちょっともにょる。

ぼくたちは勉強ができない

冒頭の特集記事見て勘違いに気付きました。うるかルートで成幸が怪我したあと、一人だったんじゃなくてうるかが助けに来たのありましたね……そこでフラグが立ったと見ることもできるのか。あの犬はキューピットなんだな。

「タイムパラドクスゴーストライター

取りあえず一安心。なお掲載順は悲惨な模様。自分一人で背負うのにも限度ってもんがあると思いますけどね……。

YM33

新連載「セブン☆スターJT」(柳内大樹)。先週予告されてたセッターの第3部。築地といいオリンピックといい、思ったより政治案件みたいなのが多いですね。元々こういう話なのかもしれないし、今日びヤクザもヤンキーも政治とは無関係ではいられないっつーことかもしれない。いや関係ないか。7人のネーミングセンスといい、どうも全体的にミーハーっぽいし……。

「我漫」(ヤンマガ40周年記念企画)の第2弾はなんと福満しげゆき先生です。奥様との馴れ初め話中心ですが(なんやねんずんぐりムチーンって)、ヤンマガとの関係うすっ。これは福満先生も依頼されてびっくりした口なんじゃないでしょうか。

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マンコも見たことないのに厳しいかもしれないときに使ってください。

彼岸島

松本先生の最近プレイされたゲームが反映されると評判ですが、僕は先生が最近「キャサリン」をやったのではないかと疑っています。

「手品先輩」

「コンビニでこれ買ってすぐ使うんで袋要らないですって言ったら……」って、この原稿かなり前に描かれた奴だろ……別にいいけど……

「雪女と蟹を食う」

大したことじゃないんですが、どうせなら「どうしても着せたいから明日また来ましょう」っていう時間稼ぎの口実に使ったら良かったんじゃないのと思いました。こういう狡いことを考えるから人の心を動かせないんだよな。

「皆殺しのアーサー」

最終回。一応アーサー王伝説をなぞる形で、モルドレッドがアーサーに挑んで終了。異説の形でイギリス史を描くという意味では『七人のシェイクスピア』の休載を埋めることを期待されていたのかもしれませんが、どうも今一つ殻を破れなかったというか、うんまあ僕からすると趣味に合わなかっただけなんですが、ヤンマガボリュームゾーンにしっかりブチあてればそれなりに人気が取れる雑誌でもあるので、人気取りに身も蓋もなく走れなかったことのほうを敗因とすべきなのかもしれません。とはいえ、ヤンマガは実際分からん。

ケンシロウによろしく」

休載告知で実際には載ってないんですが、「漫画家3大疾患」……痔ですか。2つ目は腰痛として、3つ目なんだろうな。腱鞘炎?

イブニング15

こんな場末のブログのコメントが目に止まったでもないでしょうが、「女の子のためのストリップ劇場入門」が待望のコロナ特別編読切(単行本販促とも言う)を掲載。改めて劇場界隈の民度の高さを確認する内容。ストリップに限ったことじゃないですが、店舗型は新規開業が困難なため、いずれは滅びゆく定めなんだよなというのも改めて確認(まあストリップの苦境はそれだけじゃないが……)。

『俺の零話プロジェクト』も2年目。今号の「電気猫は夢を見ない」(ひるのつき子)は恋人模倣アンドロイドが普及した世界を描く愛と恋の話。「青年誌初登場」とのことですが、前作はITANなどで描かれていたようです。少女誌、というか女性誌ですね。ロボットと人間の恋愛、というのは定番テーマで描き方も人それぞれですが、その残酷な側面をフィーチャー。「零話プロジェクト」ということで一応連載化するためのフックも用意しつつ、最近流行りの優しい世界には簡単にはしてやらないぞ、という感じです。あるいは、「演技で愛を表現する内心冷めた存在」を描くことにフォーカスしているのかもしれません。

「狩猟のユメカ」

ヒグマかと思いきや、ヒグマはヒグマでもハイイログマですか。クマの本場はアメリカだとを言われると、それはそうかもしれないという気になるな。

「VS魚紳さん!」

最終回。短かったように思ってましたが、7巻も出てたのか。名作とはいえ大昔の作品のスピンオフなら十分やったのかもしれん。っていうか多分、勝負1回1回が長かったんだろうな。鰍沢含めて3回しかバトってないはずで、それで50回も使ってるってことは1戦につき16回=8ヵ月ぐらいやってるわけで、そりゃあ読者もダレるよ。

「抜刀」

今週もの凄い勢いで顔アップの連続なんだが……先生大丈夫?

WS33

西森博之先生が増刊で連載してる「カナカナ」が出張してきまして1話が掲載されています。社会に傷付いたサトリの少女と西森マンガ特産優しいヤンキーの折りなすハートフル誘拐ストーリー。えっなにこれ、超面白そうじゃん。レジェンド復活か?

「龍と苺」

大逆転将棋! で分からせるとは。なるほど、このレベルまでされたらいくらなんでも堪える。しかしすごいですね。ズブの素人ならともかく、始めて二日とはいえ、街の大会で優勝できるぐらいの腕……ということは、アマ高段、奨励会入会レベルはあるでしょう。そんな相手に対して投了図から逆転って。ありますか……それほどの差が。

ただ俺はプロだ。アマと勝負はしない

お前ついさっきまで指してただろ……(ハンデ戦だけど)

トニカクカワイイ

折角応募したあらすじを一週間で全部使い切る漢・畑健二郎。柱だけだと足りないため上のスペースまで使ってギチギチにつめる頑張りっぷり。なぜもっと大事に使わないのか。自分がラクするために応募したんじゃないのか!?

「嘘月」

NTRか!?(ガタッ 吸血するだけでも誘惑がかかっちゃうってことなのかな。今週のサンデーは吸血鬼の自己保存に関する話題で持ちきりですね。吸血鬼問題に真剣な雑誌。

蒼穹のアリアドネ

ずっと巻末を漂っていたので時間の問題とは思っていましたが、いよいよ伏線を回収して畳みに入ってきましたね。あの時ラシルが死んでたってのも唐突すぎてなんのこっちゃという感じでしたけど、レアナは死んだ兄を助けるために過去に戻ってきたということだったんですね。その割にあんまりラシルのことよく分かってない風に見えましたけど……それも演技だったってことか。レアナに二つの記憶が混在してる……という話もよく考えると、よくある平行世界説を取っていないことを示唆しています。親殺しのパラドクスを避けるために、バルバロスが自分を連れ去るのを邪魔させずに兄を助けるためには、無理やり連れ出すしかなかった。ジークさんも心よく送り出してくれたし、この辺の事情をなんとなく分かっていたのかもしれませんね……。

WM33

新連載「シャングリラフロンティア」(原作:硬梨菜、漫画:不二涼介)は、「なろう」原作のオンラインゲームマンガ。「なろう」原作というならやはりゲームの世界に取り込まれたり帰ってこれなかったりするのかな……と身構えたけれど、その手の「転生」的フリは全くなし。ただしクソゲー愛好家の凄腕ゲーマーがMMOで無双する感じの1話だったので、広い意味では似たようなものなのかも? 作画の不二先生は前作も原作付きでしたね(『ワールドエンドクルセイダーズ』)。あれを覚えているとちょっとクソマンガを警戒してしまうけど、今回はどうか。今のところ全然ダメというほどじゃなさそうだけれど。

「たぴ*えん」(とみもと祐里)2回目の登場。前回が巻末だったことを思うと真ん中に来たのは成長……か? 巻末には「あまい、血を吸う」(ヤマガタアツカ)。やっぱり吸血鬼がブームなのか?

「それでも歩は寄せてくる」

リモート添い寝とかいう概念をこのマンガで産み出すな!!!!!1!!!! クソ!!!!!!!

「世が夜なら!」

本誌最終回。短期集中という触れこみでしたが、そのままマガポケに行くことになったようです。元々その予定だったのか、人気が思ったより出たのか……後者だといいですねという感じだ。コメディとしては面白くてよかったですが、魔王がちょっと可哀想に感じられる場面もしばしばあり(今回は特にそんな感じだったけど)、そこが個人的にはネックだったですね。

「XEVEC」

おっさんの石版化とかいうあまり需要のなさそうなニッチな性癖を平然とメジャー誌で展開できるのはすごい。サンデーの『君は008』も石化事件編だし石化ブームも来てるのかもしれんな。

YJ33・34

読切「とうふのてつがく」(南文夏)。シンマン賞準入選。SF(スコシフシギ)ともラブストーリとも、ヒューマンドラマともつかぬ不思議な読み心地の人間賛歌。就活に疲れた彼を救ってくれたのは不思議な宇宙人のとうふちゃんでしたが、他の人でもその人だけの「とうふちゃん」が現れることがあります。それは確約されたものではないし、その「幸運」が訪れないこともあるかもしれませんが、でも、頭を上げて、覆っていた手をどかしてみれば、意外と世界は広くて優しいものだったりするのです。そんなことを思いました。

「久保さんは僕を許さない」

男友達と仲良くなる白石くんに嫉妬するマッチポンプ展開かと思ったら、このオチは新しくていいですね。確かにこの言い方だと、久保さんと話すのは楽しいって意味を含有するものね。白石くんもタラシスキルが身についてきたようだな。

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」

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なんだあれおっかねえ、戦時中かよと思ったときに使ってください。

かぐや様は告らせたい

本作にしてはえらく素直な展開の一話。石上と井伊野が憎まれ口を叩きあって雰囲気がぶち壊しにならないよう、会長や井伊野の生徒会室への出入りを細かく制御するなど、赤坂先生の作劇に苦心の跡が伺えます。

ウマ娘 シンデレラグレイ」

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金華山キター!!!!

地元民として読むと、ロープウェイ乗り場と思しき建屋やドライブウェイからの市街の夜景など再現度が中々高くて好感度アップですね。もしや直接取材に来られたんでしょうか。

「Good Job」

最終回。最後まで本宮哲学を楽しませて貰いましたが、最後はなんだか、まるで「この国には俺みたいな奴の居場所はねえんだよう」と言わんばかりの寂しい背中。

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ドヤ街で手配師についていったらイラクでロッカー建てることになった話とかこないだバズっておりましたが、こういう話がもっと読みたかったげな。でも、本宮先生の興味はもっと「普通」の人の、「普通」の生活みたいなところに向いているかもしれません。そして、その「普通」の場所はどんどん狭められている……。

「リビドーズ」

こちらも最終回。え、こっちが終わるとは聞いてないぞ……? いかにも戦いの真っ只中というところで尻切れトンボに終わった感じがすごい。一応イサムと田口のラストバトルがクライマックスという形だったのだと思いますが、どうにも地味だったからなぁ。打ち切り自体はやむを得ない事情にしても、もうちょっとなんかこう、演出的になんか欲しかったですね。ハッタリでもいいんで。

モーニング33

「飼ってない猫」9回目の登場。もう不定期連載と言ってもいいレベルの酷使っぷり。

宇宙兄弟

紫さんすごすぎる……音声にも操作にもディレイがあるわけだから、ハイタッチ透かそうと思ったらムッタに声かけるとほぼ同時、下手したらかける前から避けの動作を先行入力しないといけないわけで、それってもう練習というよりムッタの動きを完全に予測できてるレベルじゃないですか。この人こわいな……

「望郷太郎」

結局革命のような形でアンテから部下たちを離反させて終わりか。使者を殺した責任はどうするんでしょうね。アンテを下手人として差し出すんでしょうが(事実そうだし)、マリョウがそれを信じるかどうかは別だしな。でも長が縛られて送られてくるならある程度は信用できるか? あるいはなんだかんだマーの力で全て決まる感じですかね。

「ミスターズ」

赤えんぴつ氏、誰だろう……多分これまでに登場したおじさんのうちの誰かだと思うんですが……文房具つながりで佐渡さんかな?

エッジ9

「全部失っても、君だけは」は前回に続いての出張掲載。前回は第一話で経緯とヒロインの紹介だったので、今回は他のメンバーの紹介という形か。4ページ、本当に紹介するだけですが。

「子猫♂が待ってるので帰ります。」(くらの)はPalcyから第一話の出張掲載です。『男子高校生を養いたいお姉さんの話』と同じく、美男子を飼いたい! というお姉さんの欲望を具現化した作品。古い言い方をすれば、ヒモです。まあフィクションなのですが、自分から招き入れたとはいえ、身元不明の他人を自宅に一人置いて出勤するの普通に怖いよな……。男の僕でも恐怖を感じるぐらいだから、女性の身からしたらもっと怖いんじゃなかろうか。あーいやな世の中だなぁ。

「トラップ~危険な元カレ~」(ruu)もPalcyから第一話の出張掲載。すごい中途半端なタイミングで終わってしまってガックリ来たんですが、来月も載せてくれるらしい。助かる。内容は虐待されていた元彼に再会してフラッシュバックと恐怖に襲われる可哀想な女性が主人公。これエンタメ作品なの……? 読んでて凄い辛いんだけど。この氷目崎とかいうクソ男が断罪されてくれないと安眠できないんですが、タイトルから察するにのうのうとヒロインにアプローチしてくるんですよね? そんなシチュエーションがいいの……?

もう一つの読切は「かんなちゃんの生まれて初めて」(松琴エア)初めての同級生になれるとか羨ましすぎるな……。でも、バス乗って通学するぐらいなのに、通学先でも同級生いないレベルとかちょっと過疎が過ぎないか? 分校ならもっと集落の近所に作るんちゃうんか? 集落から車でないと行けないレベルの場所に住んでる? それとも山間部の学校(分校)ってのはそんなもんなんですかね?

ヒプノシスマイク the Dawn Dog」

最終回。BBやるぐらいだから一郎が勝つんだと思ってたけど左馬刻勝ってびっくりした。合歓は洗脳されて中王区の人になったんですね。だから後の時系列では登場してないのか……洗脳ネタがあるのである意味あって当然ですが、ヒプマイで女性の悪堕ちが拝めるとは思ってなかったので僕は満足してます。ありがとうございました。

キノの旅

原作読んだとき気付きませんでしたけど、シズは「必要なら(王になる)」と言っておきながら、船の国の住民が自滅行為となる船生活の再開を始めたときに王となって阻止しなかったんだな……。シズにとって船の国の国民を守る行動は必要ではなかったのか。じゃあなぜ助けようとしたのだろう。ティーのため、か? にしてはティーに船に戻れと言うし、なんだかな。無責任男っぽい。

「女帝げぇむ」

出張掲載最終回。オムニバス形式かと思ったらこれは予選だったんですね。本戦は普通にバトル・ロワイアルの模様。僕はこういうのは主人公が可哀想だと思うだけなのであんまり読まないんで、どの部分がウケてるか、どう描くと面白いのか、っていうのがよく分かんないんですよね。流行ってるのは知ってるんですが、マンガのウリというか、訴求ポイントがよく分からない。なので感想はなしです。

週刊マンガ感想2020年27号(7/4-7/10)

サンデーは合併号後なので当然休刊。

WJ31

ラス1の新連載は「僕とロボコ」(宮崎周平)。定期的に読切で本誌に登場していた宮崎先生が、増刊の『お約束のネバーランド』を経て連載で本誌凱旋です。実は、はっきり言ってしまうと読切時代の宮崎先生のギャグはあんまり僕好みじゃなかったんですよね……。『お約束の~』は本誌出張版しか読んだことないんですが、原作ありきゆえかかなりマイルドになっていて驚いた記憶があります。本作もそのマイルド路線の延長に位置しているというのが第一印象。ドラえもんのパロディ風がベースなのも、そういう効果を狙ってのものか?

SQから「ド級編隊エグゼロス」(きただりょうま)が出張掲載です。アニメ化おめでとうございます。なんというか……正体が隠されている感半端ないですね。こんな大人しいマンガじゃなかったと思うんだけど……これが本誌と増刊の差って奴なのか?(SQは増刊じゃない)

ONE PIECE

なんだこりゃ。「自称:光月おでん」じゃないだろ。どっちかっていうと「自称:光月おでんの意志を継ぐ者」だろ。なんでそこで男になる必要があったのかよく分かんないけど……ヤマトとモモが対面したらどうなるんだ? 「息子よ~~~~!!!!」ってなるのか? いやいやまさか……でも、「誰もいないんだから僕が継がなくちゃ!」っていうモチベーションなのに正統な後継者が現われたらアイデンティティが崩壊しちゃうよね? 最悪ワノ国編のラスボスがヤマトまでありそうですねーこれ。

「灼熱のニライカナイ

姉ヶ島——…

人口1800人

小笠原諸島に浮かぶ離島

東京最南端にして日本一署員が少ない警察署がある

設定上は小笠原確定。現実に東京最南端かつ日本一署員の少ない警察署は先週にも書きました通り、小笠原諸島の父島にある小笠原警察署です。ちなみに父島の人口は約2100人。名前が似ている青ヶ島は約700人。

「破壊神マグちゃん」

twitterでマグちゃんとニライカナイが(海沿いの人外コメディという路線で)被ってると言っている人がいましたが、どっちかというと『森林王者モリキング』との被りの方が気になるんだよな……人外が暴れる、人外と一緒に暮らす、人外が増えるという流れで見ても、全体としてツッコミ不在のまま話が大きくなるという方向性としても、読者を食いあってそうなんだよな……上木先生もなにも長谷川先生と張り合わなくたって……という感じだ(まあ生き残るためには誰かとは張り合わないといけないんだが)。

精神支配の邪神が登場したのは悪堕ち二次創作的には大朗報。ここまで御膳立てされると、単独でも美味しいけど同期繋がりや雑誌繋がりで他の連載に出張してもらう妄想も捗る。ただ経験上こういう美味しさが序盤から発生したマンガって打ち切りまっしぐらの傾向が強いんだよね……『レディ・ジャスティス』とかさ……。

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破滅使徒血盟の書があったときに使ってください。多分思春期過ぎた人にとってはリアルに破滅の書。

「呪術廻戦」

パパ、まさか自殺するとは……。「二回目の自死」と柱にありましたが、一回目も自殺だなんて忘れてましたよ、てか思い出せない。五条先生に殺されたんじゃなかったっけ? 死に場所を探してて五条先生を怒らせて本気にしたら殺してくれるかも、みたいな感じの流れはそういえばあったかもしれない。息子にも大して興味ないようなふりをしてた割に、正気には戻るわ自分の姓を名乗られて喜ぶわ自分の手で殺さないために自分で死ぬわ、完全に息子ラブですやん。パパも人間だったんだね……息子には自分がパパだって名乗らずに死んでいくのもエモ。

「タイムパラドクスゴーストライター

もう何がしたいのかよく分からなくなってますが、唐突なロト6だけは笑ってしまいました。まずなんでわざわざ借金してまで資金繰りしてるのかよく分からない。「何かの方法で返す」って、絶対に具体的なやり方はなにも思いついてないですよね? 『ホワイトナイト』が人気マンガになることを分かっている上で、「売れっ子作家」になった自分が『ホワイトナイト』以外の仕事が出来ると思ってるのか? 無理ですよね? よしんば『ホワイトナイト』終了後に自分の作品で稼いで返そうにも、佐々木くんのナイーブさからして「この作品が成功したのも、僕に『ホワイトナイト』の作者としての知名度があるからなんだ……」って考えて結局使えないの目に見えてますよね? で、自分が借金で首が回らなくなって『ホワイトナイト』の執筆が続けられなくなったらどうすんの? 返せない借金とはいえ、帳簿上は『ホワイトナイト』の印税ががっぽりあるから、結局強制差押されるだけですよね? じゃあ最初から「運転資金」として手をつけるべきなんだよな。借金で賄う意味がない。佐々木くんほんとに愛すべきバカだな。

でもって、愛すべきバカなのは未来の人もですよね。なんで『ホワイトナイト』の印税を使わないで借金してる奴がロト6は使ってくれると思うんだ? 「このロト6の当選金は僕が買わなかったら他の誰かの手に渡るはずだった当選金……使えない!」ってなるに決まってますよね? 30秒考えたら分かるでしょう。このアホっぷりはアイノイツキ本人か佐々木本人のどっちかですね。間違いない。

……という前提で読んでいるのですが、もし来週以降佐々木が相応の説明なくロト6の金で借金を返済したら心底原作者に幻滅します。もう大分幻滅域に来てますが、僕の中ではここが最後の砦です。

チェンソーマン」

アキくんがナレ死しててまた爆笑しました。扱いがメインキャラのそれじゃない。

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銃の悪魔の能力が変に偏ったり条件がついたりしてるのは、もしかして肉体が完全でないことに起因してるんでしょうか。

「ぼくは勉強ができない」

フったのか! いや、確かに文乃ルートなんでフらないといけないんですけども。っていうかこの驚き方は違いました。まさか文乃ルートでもちゃんと告白していたとは……。うるかが告白できなくてそのまま流れて文乃がさらっていくパターンかと思っていたので。そうか……うるかの告白が失敗する世界線もあるんだ……なんかショックだ。幼馴染は告白できないのが唯一にして最大の敗北パターンで、告白さえしてしまえば必勝だとずっと思っていたので……。

YM32

ヤンマガ40周年の記念企画第一弾ということで、柳内大樹先生が読切「ボクの青春ヤングマガジン」を寄せています。……ってこれ、新連載の宣伝じゃねぇか……。『SEVEN☆STAR MEN SOUL』ってそういやヤンマガ掲載だったっけ? 第三部……JTってなんだよ。メンソールはまだ可愛げのあるタイトルだったけど、JTって……メーカーじゃん……

「レモンエロウ」

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だから「クパァ」じゃあないんだよ「クパァ」じゃあ。しかし「新作」が「届く」とはどういうことなのでしょう。稲井が売人の元締めで、それとは別に非合法フィルムを作って供給する組織があるということになりますけど、そうだとすると「天使愛の新作を持っている」のは稲井じゃなくてその組織ですよね? クリポリス程度じゃ供給元の全容は分かってないってことか。

「契れない人」

最終回。ある意味で非常にヤンマガらしいマンガでした。僕自身はこういうマンガはあんまり好きじゃないのは事実なんですが、ヤンマガでこうしたマンガを受け入れる余地が少なくなってきているというのは単純に読者層の減少や保守化を意味しているようで不安はあります。いわばヤンマガにおける「弱者賛歌」とも言えた本作。その灯火が消える日がくるのでしょうか。とまれ、お疲れ様でした。

「ボーイズ・ラン・ザ・ライオット」

この話だけでいうと、翼のトランスジェンダー宣言はウソってことになるけど……それはかなり重罪だなぁ……。現実であったとしてもYouTuber人生普通に終わるレベルの不祥事なのに、こんなちょっと青臭い発言に当てられたぐらいで凹む人がするようなことだとは思えないな……。なんか裏がありそうな気がしますね。自罰的な奴か、炎上狙いでわざとやっているか……。そういう汚い? 手法を使ってでも売れてやる! というスタンスに嫌気が差している……みたいな感じなのかな。

「GOD OF DOG」

ふと思ったのですが、本連載のアオリや柱、『ザ・ファブル』のそれに酷似しているような。同じ編集さんなのか、やくざ物の最近のヒット作にあやかって真似しているのか。前者だとしたら、あの変なテンションのアオリは編集の個性に過ぎなかったんだな……そう思うとちょっと残念? な気持ちが。

WM32

「彼女、お借りします。」

『もののて』の時もそうなんですけど、宮島先生って悲劇が好きですよね。頑張る主人公を理不尽にいじめるのをよくやる。『AKB49』だと原作を秋元康(元麻布ファクトリー)が握ってたというのもあるのか、逆境に次ぐ逆境はあったけれど、最後にはそれを全部ひっくり返すような最高のフィナーレが待っている! という感じの流れが多かったと思いますが、他の宮島単独作では、「努力が100%報われるなんてあり得ない。現実はいつも理不尽。……でも、やってきたことは無駄にはならない」というスタンスで、救済の幅が小さめに設定されていることが多いように思います。まあ、それ自体は作者の味というか個性であって僕としても好きなんですが、流石にこのタイミングでこれはちょっと水原が気の毒に感じてしまいました。可愛そうというか、気の毒。

「世が夜なら!」

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ちんちん亭構文を少年誌に載せるのはよせ! いやよく見ると違うからセーフか……?

「トーキョーバベル」

化学が存在意義の少女が「炎を援護する!」って息まいて出してきたのが「O2」はちょっと笑ってしまった。中学生かよ。『Dr.STONE』と方向性が真逆過ぎて逆に面白いですね。読者層を中学生に想定してるならこれぐらいでいい……のか? 鳳が死んだということは近々鳳が「天使」になってやってくるということでもあるので、ボマー天使に恐れをなすひばりさんを妄想しながら今後も楽しんでいきたいと思います。

「XEVEC」

展開としては、「すごいいい話」なんですが……

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この綺麗な男子学生、誰? あの典型的オバカドラ息子の秀徳ちゃんはどこにいったの……

パパを信じてついてきたって? 信じていたらこんなことしても正しいと思い込めてしまうものなんだね……

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ところで今回秀徳の画像ソースを漁っていたところ、某所で気になる話を見つけました。曰く、本作の原型となる作品が10年近く前に発表されていたとか……これなんですが。全然知りませんでしたね……マガジンもとんでもないマンガ家拾ってきたもんだな……気付かない僕は人のこと言えないですが……。

いや、過去の悪行があるからって再挑戦が許されないとは思わないですよ。一応謝罪して大賞剥奪されて、それなりの制裁も受けたわけですし。ただ、パクリを糾弾された作品を(設定を色々変えているにせよ)焼き直して持ってくるってのは、なんというか相当……すごい。よほど思い入れがあったのだろうか。

不滅のあなたへ

フシが生き返らせたでもなく、フシが成り変わっているでもなく生き返っている、わけですか。フシと同じ能力を持った存在がいるのか、あるいはやはり、「ノッカー」が関係していたり?

YJ32

読切「義時英雄譚」(山ノ内涼太郎)まあ、歴史物、といいますか……あれですね、『水戸黄門』とか『暴れん坊将軍』の路線。北条義時と言えば鎌倉幕府の2代目執権であり、承久の乱の当事者ですから、善玉として扱われるのはちと新鮮ですね。

「スタンドUPスタート」

三菱三ツ星重工の御曹司!! 現実の三菱系の企業って、MHIに限らず創業家はとっくに経営の第一線は退いていて、血統的な世襲というよりも組織の中での経歴とか忠誠心とかによって選ばれるようなイメージなので、なんというかファンタジー世界って感じですが。MHIはまだ造船事業手放してないしね。もっとも造船業界は本当にヤバいのでどうなるか分かりませんが……。しかし財閥御曹司がエンジェル投資家って書くと、なんだか身も蓋もないですね。

「Good Job」

本宮先生の真骨頂みたいな流しの親方が登場して「やっとるな~!」という感じでしたが、逮捕されてしまいこの有り様です。

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このまま終わってしまうんじゃ悲しすぎるけど、まだあと2話残されてるから……!

「オーライ!」

ヨハンがサード守ってる以上、2塁を回られたら3塁はフリーというのは覚悟の上でしょう。むしろ、長打になるならショートはカットマンや2塁には入らずに3塁のベースカバーに入るほうがいいんじゃないかな。流石に露骨すぎ?

モーニング32

読切「スタンドバイミー」(松本勇気)死んだ猫が飼い主に会いに行くハートフルストーリー。(あんまりこれという感想は)ないんですけど、小さな子どもがちょっと目を離したすきにいなくなるってのはよくよく聞く話で、それもこうやって猫の幽霊とかが憑依して起こしてるのかな、それなら許せたりとか……するわけないよなと思いました。親からしたら地獄すぎるし何が理由でも許せるわけないもんね。危険すぎる。いや、許せないからこそ、子ども自身のせいじゃないほうが救いがあるのかもしれないけど……。

リエゾン

巻頭カラー。

トイレじゃなくても要は一人になれる空間が家にあることが大切で 子どもに怒鳴ったり手をあげてしまいそうになった時…危ないと思ったら一呼吸置ける場所に逃げ込むんです

なるほど、子どもが逃げ込む場所じゃなくて親が逃げ込む場所としてのトイレですか。この発想はなかった。日本の家庭だと、特にお母さんなんか、自室がないから(頭冷やすために)一人になれる居場所が家にないのもよくありそうだもんね。アンガーマネジメントなんて言葉が流行ったりもしてますが、己が精神力だけに頼らず、物理的に戦える環境を作っていくの大事ですね。

「ランド」

最終回。アンがランドの社長に就任とかいう斜め上の展開で終了しました。抑圧されていた社会に風穴が空き、少しの希望が見え始めた矢先に、「かつての地獄は合議制からスタートしたんだ」とさらりと暴露。それに対する解答を何も提示しないのはある意味で誤魔化しのない真摯な態度と言えなくもないですが……救いはないなぁ。まあ、腐敗しない権力は存在しないと歴史も言っているしな。どうせなら、「株式会社」という枠組みそのものにも戦いを挑んで欲しかったけど、それはこれから、あるいは次の世代に遺した課題ということなんでしょうかね。

月マガ8

読切「クラスメイトのサードアイ」(御家かえる)スコシ・フシギなショートラブコメ4P。こういうのは週マガの専売かと思ったが月マガ平均年齢高そうな読者層でも行けるんですね。いやむしろ青春を失ったおっさん向け?

「修羅の紋」

フディカゲ山、めっちゃ球を蹴って遊んでる人とかいそう……。

「恋は世界征服のあとで」

試運転が(裏切ったわけではないにしろ)敵にリークされて、普通に邪魔されてドンパチやる流れなのかと思いきや、特に戦闘が発生するでもなくデス美と不動が海デート満喫……いやそれ自体は望ましいことだけれど、ゲッコーは結局何がしたかったんだ……?

ボールルームへようこそ

勝った……! なんかあまりに負けフラグが立ちすぎてたから負けさせるつもりなのかとハラハラしてました。マンガのセオリーとしてここで負けるは確かにあり得ないんだけどさ……竹内先生もセオリー外す人じゃないの分かってるけどさ……ちーちゃんの弱気が衝撃的過ぎたのかな。ともかく、いい意味で予想を裏切られていい気分です。

さよなら私のクラマー

でこっちは負けるんかい。あんだけ一所懸命に練習しといて。や、まあ、荒川先生はこういう形で負けを描くことに定評あるけど。でもやっぱり可愛そうだわ……現実はもちろんそんなに甘くはないけど、敗戦のあとの努力がまたしても敗戦で否定されるのを見るのは辛い。

かくしごと

最終回。やや駆け足気味ではありましたが(お母さんが色覚障害になるところホントは前もって小出しにしとくつもりだったのでは?)全体として綺麗に伏線を回収しきってのいい話エンドだったと思います。久米田先生は本当にマンガが上手……。お疲れ様でした。

C.M.B.

なんだか最終回、ちゃんと森羅が登場するのか自信がなくなってきましたね。森羅が謎を解くターンがないと「驚異の部屋をご案内します」で締めづらくなってしまうような。今回のトリックは客車のすりかえトリックみたいな感じっぽいですが、やっぱ所員のお兄さんじゃなくて七瀬さんか森羅自身に案内して欲しいよな。……っは、もしかしてあのお兄さんが実は森羅の成長した姿か!?(凄くありそう~)

週刊マンガ感想2020年26号(6/27-7/3)

どういうわけか週ジャン、ヤンマガが土曜発売。月曜が祝日ってわけでもないのに……出版界だけ休みなのかな? あとサンデーは既報の通り合併号です。

WJ30

新連載「灼熱のニライカナイ」は『べるぜバブ田村隆平先生の新作です。田村先生もこれで3作目ですね。1作目は流石に成功カウントだと思いますが、2連続で打ち切りられるとバイバイジャンプも十分考えられますから、余裕そうに見えても結構ギリギリです。本作も読んだ限りクオリティは十分ですが、現行の連載陣と比べて明確に優れている! とまでは言えず、甘くない見通しが続きそうです。

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小笠原の島とかでのんびりして欲しい時に使ってください。

しかし、姉ヶ島「署」なのか姉ヶ島「派出所」(=交番)なのかはっきりしろ。ちなみに小笠原には警察署が父島にありますが、そこが全島を管轄してて交番はないはずです。母島に駐在所はありますが。まあこの島が小笠原かどうかは微妙なとこですが。姉島には人は住んでない。

「破壊神マグちゃん」

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下等生物共の情緒を描いた戯画が支離滅裂で非合理極まりなく我には何ひとつ理解できぬときに使ってください。

プロフ帳文化って今時の中高生に残ってるのかな……。僕らの学生時代には確かに流行っていた記憶がありますが。

「タイムパラドクスゴーストライター

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ワロタ。起きましたね。コロナウイルスって奴が。

いやー、しかし、死か~~~~~!!! どうでしょうね。オチを読むまでは「これ佐々木も原作再現のために自殺し兼ねないのでは……」と思っていたけど、こうして直接に「描け」「救え」と指示されるとなると……まあ、その方向に動かざるを得ないかなぁ。送り主に対しては、その前にお前誰やねん。なんで死の源流がまだ回避されてないと知っている? 文章送れるんならもっと分かりやすく色々指示せえ。とか色々ありますが。大体、「ホワイトナイト」を続行させることがどうアイノイツキを生存させることに繋がるんでしょうね。

もし僕が佐々木の立場だったら、もう全部ネタばらしして、編集とアイノさんに協力を仰ぎますけどね。そういえば『ミリオンジョー』というマンガがありましたけど、あれは原作者が死んだのを編集者とチーフアシとで誤魔化そうとする話でした。元の通りに原作が描かれることがない以上、自分一人でなんとかするには限界がありそうですけどね。

メタ目線では、今回7話でこの引きなんですよね。7話って、1話や2話の増ページを考えるとちょうど単行本1冊目の最終話にあたるんですよ。だからこのタイミングでこの展開を持ってきたんだなーということが分かります。原作者はかなり理詰めで展開を作ってますね。なんとなくそう思ってはいましたが。

「あやかしトライアングル」

「アリなのかな…女の子同士って……」

アリ!!!!!!!!!!!! アリ寄りのアリ!!!!!!!!!!!!!!

「呪術廻戦」

「必要ない」ですか。宿儺の考えている計画ってどんななんでしょうね。「一人を除いて」の「一人」とは虎杖のことだろうから、当面は虎杖を生かしておくという算段なのでしょうけど、もう過半数の指を食べてしまったので、同じ方法で復活することはもはやできない。すると狙うは虎杖本人の変質か。

チェンソーマン」

今号のチェンソーは、人気投票回ばりの祭になってますね。いやはや。祭の中心は当然マキマさんの正体です。支配の悪魔か……。契約を強要させていたのがもっとも分かりやすい支配の力の発露なんでしょうね。じゃあ他の能力とかはどっから来たんだっていうと、なんとも言いがたいですが、支配で強制契約→契約者の魂や生命を使って別の悪魔の能力を使用、というのが一番分かりやすく説明がつく気がします。極論、彼女がなんらかの暴力装置を支配してしまえば、その能力を実質自分のものとして使えるってことだと思うんですよ。「銃の悪魔」と「チェンソーの悪魔」に焦点が当たっているのは、それらがまだマキマの支配下にない数少ない「暴力装置となりうる悪魔」だからなのではないかと。そう考えると、米国大統領の「最悪の平和」という表現にも解釈がつけられます。つまり、マキマさんが全ての暴力装置支配下に置いた状態での「平和」ですね。別の見方をすると、この話はアメリカにおける銃規制問題の裏返しなんですよ。「マキマ」という支配者に唯一対抗できる存在として「銃」がシンボライズされている。全米ライフル協会が泣いて喜びそうな。

にかほ市は実在の市ですね。ただ平成の大合併(2005年)で誕生した市です。「1997年9月12日」というのが作中現在だと仮定して、ソ連が崩壊せず、合併は先に発生し、新幹線はほぼ史実通りに200系が走っている、と。「支配の悪魔」は、当然ながら支配に対する恐怖から産まれる。だからソ連が崩壊してないんでしょうね。かの国は、支配に対する恐怖の源泉たり得るので。むしろマキマさんが日本にいる理由が謎ですが、日本と契約でもしたか。日米安保の代わりに日マ安保が結ばれている世界線かもしれん……。

なぜ女性が殺されていないのか? については色々考察が出てるだろうと思いますが、僕にはさっぱり検討がつかないのでここではなしで。あと死者リストに『ゴールデンカムイ』の作者と同姓同名いてワロタ。

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ぼくたちは勉強ができない

これはちょっと意外です。うるかは自ルート以外では告白イベントが発生しないものだと思っていましたが……文乃ルートでは「告白しなかった」ではなく、「フラれた」か「つき合ったが破局した」か。いやでも待て、うるかルートでも確か、告白への返事は聞かずに渡米する……という流れだったのを、最後に空港イベントで返事して愛を確かめ合う、という展開でしたよね? つまり、空港イベントが発生しないなら告白が成功してもうるかエンドには到達しないわけです。ということで、文乃ルートの今後の展開が少し読めたように思います。

YM31

コミックDAYSから出張してきた謎のマンガ、「殿さまとスティッチ」(和田洋人)。『ファラ夫』の人か……。本編読む前に『センゴク権兵衛』のコマの中にスティッチ見つけてぶったまげたわ。ヤンマガさん、流石にディズニーのためと言えど全連載には要請しなかったらしい。「マイホームヒーロー」の欄外の奴はあからさま過ぎて逆に気付かなかったわ。逆にな。

「レモンエロウ」

なんかタイトルを毎回間違えて「メロウエロウ」と書いてしまう。メローイエローが好きなわけでもないのだが……。しかし稲井の名前の由来が謎ですね。他は分かりやすいので主人公だけ元ネタなしと言われると違和感がある。

「マイホームヒーロー」

半グレは鳥栖家がカルトであることぐらいは掴んでいるのかと思っていた。本当に呉服屋の遺産狙いだったのか……。

「雪女と蟹を食う」

伝説における雪女は約束を破られる(正確には「雪女のことを他言するな」という約束なので実は破られていないが……)と消えてしまうわけですが、本作の場合、「約束を破った」瞬間と「約束を破ったことがバレた」瞬間とが異なるため、ちょっと不思議な感じですね。「約束を破った」瞬間で見ると確かに北と彩女は離れ離れになるわけですが、その後で再会できたからこそ「約束を破ったことがバレた」わけで、ここで彩女さんが消えることにはなりそうもない。消えるなら二人で一緒に、ですからね。

北に課せられた彩女の救済という仕事はプーのジゴロには重たすぎるので、ここはもう一度マリアにご登場いただくしかないかなぁ。

アルキメデスの大戦」

嶋田嫌われすぎワロタ。僕は読んでないので知らないけど散々煮え湯を飲まされていたみたいだからねえ……。しかし東條への借り、嶋田への恩、そしてスパイ容疑とここまで種を撒かれるとどうしたいのか分からなくなってきましたね。三田マンガの基本から行くと最後はほぼ全部解決して主人公が勝つのですが、条約自体はこのまま逮捕されれば反故になる可能性が高いし(全権大使がスパイ容疑をかけられたというだけでケチがつく)、そうなればここまでの本作と同じでずるずると日米開戦に進んでいくのを止められないという結末のままになってしまいそうな。

WM31

単行本の宣伝でマガポケから「先輩が僕を殺りにきてる」(助野嘉昭、らふすけっち)が出張掲載。助野先生、講談社に行ったのか……。てからふすけっち先生って何者だ? 絵は明らかに助野絵だし、不条理で異常な勘違いすれ違いが発生するストーリーライン、ナレーションでツッコミを入れたりするやり方は助野マンガそのものです。ネームからは助野先生が切っていて、らふ先生はお話の肉付けをしてる感じなのかな……?

不滅のあなたへ

インフレうんぬん以前に、フシの作った紙幣って十中八九偽札になると思うんだが……。本物そのままを再現できるからバラバラに使う分にはバレないと思うけど、多分通し番号が全部一緒なので何十枚も同時に使うとどこかでバレるし、仮に通し番号をバラバラにして誤魔化したとしても既存の紙幣と同一番号か現存しない番号であるかになってしまうので、ちゃんと検証したらバレてしまう。後者は事実上検証できないから完全犯罪ということになるけど。

ゴッドハンド輝 沈黙のコロナ2020」

第1波は現実ベースで落ち着いた感じだったのに、7月になった途端、第2波は強烈だしスマホが割れるし(なにこの演出)普段のゴッ輝になってワロてしまった。新規感染者数2000人って多分検査数的に実現しないんじゃないか? この1ヵ月で検査キャパが10倍になったのならいけるでしょうが……。

WS31・32

双亡亭壊すべし

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この女子高生何者? しのが化けたやつか? にしても誰も違和感を持たないのもおかしい気がするが……。まあ、紅には悪いけど、ここは凧葉でないとどうしようもなさそうな局面。間に合うかな。

「龍と苺」

勝ったか……。月子が最後は根性見せて分からせる展開かと思ったんだが、分からせる役は結局プロの手に。或いはプロでさえも……ってことには流石にならないだろうけど。挑発された通りに泣いちゃうし、なんだかもの凄い月子の格が落ちてしまいました。ライバルポジじゃないのだろうか。苺がヘイトを集めるタイプなのはわざとのはずで、でもそれを突き抜けさせるのが作者の持ち味という説もあるからな。いい加減早く『響』を読むべきかもしれないな。

「葬送のフリーレン」

ヒンメル、(幻影だけど)久々の登場。打たれちゃいけないのに、記憶にある本物を再現しようとすると「打て」って喋らせないといけないの、死人として理想的すぎるでしょ。これ違うこと言わせたら「ヒンメルはそんなこと言わない」ってなるんだろうな。いやこの言い方だと腐女子になっちゃうな。フリーレンなら「幻影の質が低いね。」ぐらいか。

「あおざくら」

近藤、普段はにぶちんなのにこんな時は鋭いんだよな……と思ったけど、普段もそこまで鈍いわけではなかったかな。脱柵止めるのは経験あるしね。

ポンコツちゃん検証中」

「恋人」の出目で攻めるのかと思いきや、「他人」の出目がメインで、見ず知らずの人もエンパワーできる水戸くんの良さがしっかり再確認できる良回でした。なりたいねえ、こういう人に……

YJ31

「スタンドUPスタート」

疲れたおじさん、就活生と来て今回は主婦。最初の方「へぇ~起業以外の挑戦も描くんだ、これは面白いね」と思っていたら最後結局起業してて「あれ?」ってなりました。いや別にいいんですけど。チャンスは誰にでも転がってくる。でも辞めるほどなのかな。いや、ずっと見守り支えてきた妻がそう言うぐらいなのだから、そうなんだろうな……つらい……。

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」

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薬(シャブ)の名は。じゃあないんだよ薬(シャブ)の名は。じゃあ。中身もメタメタしすぎてヤバい。このマンガの登場人物全員第四の壁認識してるの? それ怖くね?

「シャドーハウス」

マリーローズとローズマリーの目的は館からの脱出。ここで仕掛けたのは事態の発覚を防ぎケイト達に口封じするためと推察されますが……しかし、犯人であることが知られたほうが、「お呼ばれ」が解消されてよいのではないでしょうか? いやでも、「顔のない人形」になるだろうローズマリーはともかく、マリーローズは解体されて死んでしまうかもしれないか。となると「お呼ばれ」のタイミングで何か仕掛けるつもりなんだな。

ウマ娘 シンデレラグレイ」

ウマ娘の世界って、靴とは別に蹄鉄もつける世界なんだね……???

「【推しの子】」

父殺し復讐譚でしたか。アイが死んでしまったのに芸能界に残る動機がないなーって思っていたんですが、そもそも最初からこういう展開に持っていくつもりだったわけですね……。

「ジュピタリア」

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日系人なのに「元US連合軍のエースパイロット」で「東ユーラシア連合軍」と戦ったのか。いや、先の太平洋戦争でも志願してアメリカ軍で帝国軍と戦った日系人が大勢いる(第442連隊とか有名ですね)のでおかしな話ではないですが。

「HANDS」

えっ、つまり……? 猿橋さんが玉城によって「魔法の手」が見えるようになったことと、SNSの投稿と本人の認識にズレがあることとは別の話だよね……? 政府の介入があって投稿が隔離されているのかなと思ったりしたけど、だったらそもそもの発端である「魔法の手」目撃ツイが消されないで残っているのは不自然。となると、本人は認識してないけど実は投稿したつもりで投稿していない? 玉城によって何らかの認識改変がなされているのか……?

「スナックバス江」

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JKの人気を支えているのはアンタらおじさんでしょな時に使ってください。

モーニング31

「サガラ」

希望は説得だけ、か……。儚い希望だ。勇午が交渉に当たるならまだしも、サガラだしな……

ワシは理念や理想より利益を分配するのが政治だと思ってやってきた

官房長官は昔ながらの政治家気質のようですが、最近はこういう矜持を持った人も少なくなっているような気がします。してみると特定の政治家がモデルというわけではないのかな。

「定額制夫の『こづかい万歳』」

宅飲みシリーズで連続掲載。妻の宅飲み中でも果敢にマンガの取材に挑む吉本先生はマンガ家の鑑。しかし最終コマの自作酒、なんでモザイクかかってんの……? 漬け込む果実は企業秘密ってことか?

全くの偶然で自作サングリアが酒税法違反だということを知ったのですが、よく読むと酒税法にちょっと気になることが書いてあります。

前各項の規定は、政令で定めるところにより、酒類の消費者が自ら消費するため酒類と他の物品(酒類を除く。)との混和をする場合(前項の規定に該当する場合を除く。)については、適用しない。

つまり、自分で作った梅酒を他人に渡したり飲ませたりするのは(販売でなくても)……厳密に言えば酒税法違反! ということになる可能性があるわけです。まあ、一緒に家で飲むときに振るまうぐらいなら「自ら消費」の延長線上と言うこともできるかもしれないけど、宅配便で送るとなるとグレー度がアップする……とまあ、そういう指摘が編集の過程であり、慌ててモザイクをかけたのかもしれません。やーね。

「ざんげ飯」

プ女子ってなんだと思ったら「プロレス女子」ですね……。まあスタバで2時間プロレス動画で潰せる人は強いよな。女医さんってただでさえタフな人多そうだし。

週刊マンガ感想2020年25号(6/20-6/26)

WJ29

新連載「破壊神マグちゃん」(上木敬)。クトゥルフ的邪神様冒涜コメディ……俗に言う「ラヴクラフト最大の誤算」的な奴ですか。作者は今回の改編唯一の新人さんかと。いや、普通にすごい面白いですね。1話の読切としての完成度がめちゃ高い。並み居る経験者と同時に入ってきただけあります。とはいえ、時期(ジャンプの連載枠)が悪いですね……。1話はギャグコメディテイストですが、テコ入れで早晩バトル展開に入りそうな気配も感じる。いや、むしろシリアス路線だと悪堕ち的に美味しそうなのでそっちで頼む!

「あやかしトライアングル」

センターカラーの扉絵で意味なくパンツをチラ見せしているところに矢吹先生の矜持を感じますよね……足上げ自体はよくある構図だとしても、少年マンガでは鉄のスカートになっていることが多いので。もっと言うと、この2話では祭里のパンツはよく見えてるけど、すずのパンツは鉄壁なことが多いですね。どういうつもりなのか。やっぱりTSしたてでスカートの扱いに慣れてないというよくある奴ですか?

Dr.STONE

千空、隠す気ゼロなのが面白い。ゲンが見てたら自分の機転がブチ壊しになってて泣きそうなレベル(どうせ気付かれないんだろうけど)

「タイムパラドクスゴーストライター

いずれ届かなくなる展開は予想してましたが、レンジの故障とか(既に壊れてると言えば壊れてますが)引っ越しなどで誤って捨てられてしまうとか、そういう偶発的な形でなくなるものだと思ってました。普通に送られてこなくなるとは……送り主や送られるようになった理由が想定されていて、そっち方向に話を振るつもりなんでしょうかね? あるいは配送終了ではなくて一時的な中止や遅延に過ぎず、3ヵ月ぐらいしたらまた普通に送られてくる(でもその頃にはオリジナル展開にしてしまっているので原作と展開が乖離してしまっている)という形かもしれない。どっちにしろ、原作を再現する、原作を現代読者に届ける、という使命感が前提なので、筋論から言えば、送られてこなくなったなら連載を中止せざるを得ないでしょうね。中止できるかどうかは分かりませんが。作者は今回の改編唯一の新人さんかと。

「ミタマセキュ霊ティ」

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www.youtube.com

聖光霊波マンって黒飴マンの親戚か?

チェンソーマン」

「両腕がなくなった公安デビルハンターは退職勧告を受ける」

すごいな……悪魔と戦う組織だと両腕がなくなったときの規定も存在するんだ。

しかしそうか、やはりマキマさんは悪魔だったんですね。しかも強制命令とかいうクソエグい能力持ち。んー、でもこれまでの能力からすると、単に命令力というだけじゃないですよね。死の偽装(或いは蘇り)、遠隔でのひねり潰し、そして単純な戦闘力(?)でも他の人を凌駕している。どういう仕組みなのか。

「魔女の守人」

最終回。打ち切りの予定決まってただろうにわざわざ最終回までページ数割いてこの親子の話入れたってことは、よほどこの話描きたかったんですね坂野先生……。全体的なジャンプマンガとしての印象ですが、いわゆる打ち切り作品の中ではクオリティも高く、タイミングが悪かった面もあると思います。もっと誌面がぎゅう詰めじゃない状態だったら、長生きしてノワールの魔女ぐらいまでは登場させられたでしょう。そういう意味では、長期連載の終了のタイミングに翻弄されて綺麗に締めることが難しかった側面もあるかもしれません。黄金期の裏にはこういう隠れた悲劇もセットなんですよね。

YM30

「アンダーニンジャ」

瑛太くん、なんで急にダンボール被ってんのって思ったけど、よく考えたらこれ六郎か……。守る契約してるし、一旦抗争も終了したんで戻ってきたってことですね。迷彩スーツの意味ないけど、素人相手だから足だけでなんとかなるって腹積もりですか。

「なんでここに先生が!?」

ダメです…そんなにしたら出ちゃう…先生の右手から生み出すのは漫画だけでいいのに…

かましいわい! あと生み出したのは先生の右手じゃなくてお前の股間からだろ!

「ギャルと恐竜」

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右のコマは安田講堂。つまり東大ですね。左は工学部3号館の裏手辺りのイメージか、はたまた法文1号館辺りか。にしても恐竜ですら最前列に座って講義受けてるのにお前らときたら……

「MF-GHOST」

「特定のドライバーにだけ襲いかかる貫一お宮」ってなんだ……気になる……

イブニング14

「VS魚紳さん!」

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長良川キター!! 鮎釣りなので郡上とか、上流のほうでしょうか。

「第二第四火曜日の恋」

案外早く職業種明かし。そして案のじょう刑事さん。ネタが尽きた、というよりは、「似たような流れで3話もやるのはどうかな……」という思案が入ったからでしょう。編集さんにそう言われたやも。しかし張り込みの口実がこんなに早くなくなっちゃうと辛いですね。傘を返すためだけなら火曜日にこだわる意味もないし……内容的には火曜日じゃなくてもいいと思うけど、タイトルがな……

「ストーカー浄化団」

本誌最終回。唐突な過去編は移籍のフラグだったわけか……。警察や政治家に新キャラが出たので少し大がかりな方向へ話が行くのかと思ってちょっと期待していたんですが。ちょっとだけね。まあ、掲載順もあまりよくなかったし仕方がない。

WM30

「世が夜なら!」(むちまろ)異世界魔王が現代日本に転生失敗して底辺(笑)生活する奴。短期集中の新連載だそうですが。マガジンおとくいのちょっとエッチなショートコメディの拡大版といった感じですね。普通に面白いですが、確かに普通に連載化するにはエッジが足りないかもしれない。現行の連載陣だと『男子高校生を~』とかとちょっと読者層被りそうだし。

そのショート読切が今週号も。「笹川さんがわからない」(大熊サイヤ)と「たぴ*えん」(とみもと祐里)。どっちも4ページ。前者はファミレスのボタンを押すシーンをエロく描いた数少ない作品で少し「おっ」ってなりました。後者はコメント欄に枠なくて可愛そう。エロがないから冷遇されてんのか。百合は正義のはずだが……。

「EDENS ZERO」

船長のおっさん! そんな人いましたね。完全に存在ごと忘却してた。存在していないなら「30号世界」に登場しないのは当然だけど、「29号世界」でもベリアル・ゴアに到着した辺りから登場しなくなっていたような。単なるタイムリープによる影響以上のなにかがあるのかな?

「ブルーロック」

この中から一人脱落と言うと流石にイガグリがはっきり見劣りするわけですが、彼が消えるとなるとそれはそれでちょっと寂しいものも感じる。まあ、3人になったところで凪・千切・馬狼のチームと当たるだろうから、レオと国神のどっちかしか上がれないんだろうけど……。

ヒットマン

フランスの漫画と言えばバンド・デシネが有名ですが、ここで言ってるのはやはり日本風のマンガのことでしょうね。瀬尾先生はサッカーに例えてますけど、輸入文化がメインで国産市場が少ない分野という意味で言うと、日本におけるサッカーよりも状況が厳しそう。サッカーは一応Jリーグが結構でかいですからね。ニッチ市場のコンテンツってことで行くと……デスメタルとかそんな感じですかね? 確かに趣味でデスメタやってる学生がスウェーデンで音楽プロデューサーにスカウトされても「え……イヤです」ってなりそうだな。

「ZEVEC」

無記名投票とはなんだったのか。しかし内容と展開自体は平凡と言えば平凡ですが、この回(圧政と暴力に民衆の自由への欲求が勝つ回)を香港の国家安全維持法成立直前に持ってこれるのはこのマンガの引きの強さですね……。現実はそんなにたやすくはないのですが、それでも、それだからこそフィクションでは夢を見たい。見たいし、いつか現実でも夢が実現するのを諦めたくないですね。

「死神サイ殺ゲーム」

最終回。結局どういう感じのマンガにしたかったのかよく分からないままに終わっていった……。この手のは頭脳戦心理戦を売りにすることが多いですが、本作は結局神沢が一人でテンパって悪手を打ち、不利になるけど(場合によっては運の力で)逆転! という展開が多かったような気がします。神沢の人間くささはよく描けていた、とは思うんですが、なんというかこう、全体的にこなれてない感じがずっと抜けないままだったような印象です。門馬先生はヤンマガのもう一つの方はポシャらせないように頑張って欲しいですね。

「トーキョーバベル」

ひばりさんフィーチャー回。メガネ少女が強いのか、それとも強気少女が強いのか。作者から気に入られてるだけだったりして……いやでも僕も登場済みヒロインの中だとひばりさん推しだしな。

WS30

「葬送のフリーレン」

そういやアイゼンって前にフリーレンに同行するの拒否ってたよな……と思ったら、やっぱり同行しないのかい。「俺の代わりに行ってきてくれ」って体なわけだけど、このマンガほんとにお人よししか登場しないな。やさしいせかい。

天野めぐみはスキだらけ!

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まーくん、朝から結構しっかり食うな……。これ完全にめぐみの体育会系盛りだろ。 よくこれでガリガリ体型を維持できる。

「龍と苺」

「なんつーか……名人の娘っつーから、もっとあっさり勝っちゃうかと思ったけど。」

「そうそう女の子相手だし、20手30手ぐらいで詰みとか、な。」

将棋がそういうゲームじゃないのはアンタらもよく分かってるはずでしょ……20手30手で捻り潰されるのは、序盤の定跡も知らんような始めたての超初心者だけ。アンタらの大会は決勝に超初心者が進出できるような大会なんですかっていう。まあ、苺は確かに始めたての超初心者なんですが、一般的な超初心者のレベルじゃないんで……。そういう意味ではこの発言は女性をバカにしている(そういう発言はこの作品ではありふれている)だけでなくて、将棋自体をバカにしている発言でもありますよ。たまげたな……。

ところで月子が奨励会入会できない問題ですが、今回触れられていないルートがあと2つありまして、「初段受験制度」と「三段編入制度」です。これらはいずれも奨励会に入会するための制度ですが、通常の級位者入会とは異なり、成人してからでも入会可能です(初段は22歳以下、三段は年齢制限なし)。まあ、14歳から6年待つのは非現実的なので、いきなりプロ編入を狙うのは当然と言えば当然だと思います。ま、プロ編入を狙うならこんな町の大会に出るのはそれこそ無意味で、プロ公式戦に用意されているアマチュア枠が手に入るアマ大会に絞るべきだと思いますが。この辺ちょっと手癖と勢いで描いてる雰囲気あるな……。

「いとやんごとなき」

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世界経済が崩壊したときに使ってください。

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世界大戦が始まるときに使ってください。

YJ30

ゴールデンカムイ

怪獣大決戦みたい! なんかワクワクしてきた!

「シャドーハウス」

あれから毎晩ここで待ってたのか? 大変だったな

そんなの花壇が掘り返されたら確認すれば済むことでしょ!?

いや毎日花壇の確認に行くのもそれはそれで大変だと思いますよ(名推理)

「ふたりぼっちのオタサーの姫

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私のMAX料理スキル試してやるときに使ってください。

ウマ娘 シンデレラグレイ」

wikipedia情報レベルの話なんですが、笠松時代のオグリは当初、蹄叉腐乱(ひづめの内側が腐る疾病)を発症していたという話があります。笠松で大きな怪我をしたという話は他に聞かないので、足の不調はこれが元ネタでしょうか。

「Good Job」

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「Good Job!!」と思ったときに使ってください。ていうかお前だれだ。(いや看護師さんなのは分かりますけど……)

モーニング30

読切「買ってない猫」またしても登場。とん平は読んだ記憶がない……初登場かしらん? とん平焼き美味しいですよね(猫と全く無関係な感想)

「サガラ」

官房長官接触を図るとは……審議官の昔の「私の身に何かあったら直接上役に連絡を取れ」を地で行く形ですね。サガラに対する襲撃はマタギの手によるものではなくて某国の工作でしたが、サガラからするともはや審議官は信用できない、ということでしょう。それは仕方がない。

「定額制夫の『こづかい万歳』」

twitterでも言われてましたけど、「ステーション・バー」はヤバすぎるでしょ……誰にもマネできんわ。だいたい駅の売店の缶ビールって高いじゃん? まあ、居酒屋に入るよりは安く上がるかもしれないけど……

でも、定期購読してる雑誌買わずに幼馴染の載ってるマンガ雑誌を買う話は感動した。いい友達ですね。

アフタヌーン8

新連載は「ダーウィン事変」(うめざわしゅん)図らずも、つい先ごろ遺伝子操作したサルの胎児の脳が人間並に大きくなったために中絶処置が取られたという動物実験の報告がありましたね……

それはともかく本作、とんでもないことが最終ページに書かれてます。なんと、第一話をCC BY-NC-ND 4.0の元で公開すると言うのです。なんだそれは……たまげたな……1話が出版社や作者のwebサイトで無料公開されるのは一般的になりましたが、CCライセンスによる複製頒布が認められるのは極めて異例のことです。でも改変はNGなので、パロディとか翻訳とかは駄目なんだよね……『ブラックジャックによろしく』よりは厳しいライセンシーかな。CC化にどういう効果を期待しているのかよく分からない部分もありますが(海賊版サイトによる拡散でも狙ってるのか?)、「なにか新しいことをしたい!」という意志は感じますね。おかげで内容半分ぐらい忘れちゃったよ……。内容知りたい人は作者のnoteに公開されてるんでそこで読んでください。

note.com

そして清家雪子の新作読切、「こんな季節に死にたいあたしの」。いい話です。すごいいい話。いやー、こんな言い方不謹慎かもしれないですけど、4月5月の自殺者の件数が例年と比べて明らかに少ないのを見ると、コロナ騒動で助かった命ってのがあるんだろうな、と本当に思うわけです。清家先生もそこから着想されたのかもしれませんし、全然関係ないかもしれませんけど、でも、そういうことですよね。本人からしたら「死に場所奪いやがって、コロウイはクソ」ってなもんでしょうけど、でもちょっとタイミングを逃がしたりズレたりするだけで、否応なく気付かされてしまうんですよね。死にたくても腹は減るし、眠くもなるという至って残酷な現実を。あーいい話だった。てかPalcyで『月吠え』リバイバルしてるってマジすか。読まなきゃ(使命感)

「サメガール」の出張掲載は2回目。「サメッ!?」じゃあないんだよ「サメッ!?」じゃあ。

波よ聞いてくれ

日ハムの二軍選手か前頭二枚目以上の力士だといいな

大相撲の評価低いな! 前頭2以上って14人ぐらいしかいないんだけど! 日ハム1軍登録より少ないぞ……

「フラジャイル」

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敗訴したときに使ってください。

「はしっこアンサンブル」

あーなんでそんなに反対するのかと思ったら無伴奏だとしおんoutになっちゃうからか……青春だね。

「大蜘蛛ちゃんフラッシュバック」

最終回。フラッシュバックが起きなくなっちゃったので終了もやむなし。いや順序が逆ですが。終わり方はずっと決めてたんだと思いますが、結構あっさり終わったような気がします。やはりアフタヌーン読者と言えどマザコンは人類には早すぎたのか。

「ああっ就活の女神さまっ」

通常編とは別に島耕作とのコラボの番外編が掲載。クリスマスは季節外れですが、大御所のパロディなんて始めてしまえば一人も二人も一緒だ! と言わんばかりの思い切りの良さです。番外編と言わずこのまま全方位攻撃でやっていってほしい。

シリウス8

「ライドンキング」

サキとホッチってかなり弱い組み合わせだよなと思っていたので、どうするのかちょっと疑問に思ってたんですが、サキの覚醒イベントだったんか。雷属性の魔法戦士なので、キルアみたいに神経伝達の強化とかそういう系で行くのかと思ったけど、純粋に雷パーソンになりましたね(ポリコレ配慮)大統領がいつも横にいると強くなるインセンティブがないのは確かだけど、大分無理やりな感じもするな……

「小学生がママでもいいですか?」

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ぢたま先生がペン入れで苦しんでいてモブを描いたりする余裕がないんだろうというのは十分理解したつもりで、それを邪揄したい意図もないつもりなんですが、このプール……「綺麗だろ……普通に営業中で貸切とかじゃないんだぜ……」という気持ちになってしまう。描くのが辛いならこういう人物を描かなくちゃいけない引き構図を極力なくすようにしてもいいんですよ……ってまあ、本人にもこだわりがあるでしょうが。

しかしウォータースライダーの途中で寝るのめちゃくちゃ危ないな! 屋根のある全閉型でよかったよ……浮き輪使う奴とか半開放タイプだったら大事故になりかねんからね。

「時間停止勇者」

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おっぱい揉んで落ち着きたいときに使ってください。

船移動で実質3日とか言ってるけど、そもそも船旅で無事に着くんか? なにか起きて時間停止で対処したらその間の食糧とか水とかどうすんだろう。頭の黒い鼠になるにも限度があるぞ?

週刊マンガ感想2020年24号(6/13-6/19)

WJ28

新連載第一段は矢吹健太朗先生の「あやかしトライアングル」です。読む前からTSクラスタが完全に祭になってて凄まじいネタバレ食らってしまい辟易した……。一応ラブコメにオカルト異能バトルをふり掛けたような設定の本作ですが、まだ導入段階と言え、正直どの方向に転んでもおかしくはありません。女体化TSモノと言えば誰も避けては通れない「らんま1/2」という名作が君臨していますが、祭里が男に簡単に戻れるようになりそうな気配はあまり感じられないので、流石に今回はパクリなどと中傷を受けることはないでしょう。個人的には性反転の紋? がヘソ周辺にぐるっとあるのがよかったと思いました。矢吹先生こういうツボをナチュラルに押してくるからすごい。

約束のネバーランド

最終回。終わりましたね。個人的な印象を言わせてもらえば、急転直下、という印象です。確かに本作のテーマは「運命に抗え」なので、「二度と会えない」と運命が言うならば、それに抗い、打ち勝ってこそ、一貫したテーマになります。壁をぶち壊した先に新しい壁があったらそれもぶち壊せばいい。それはそうなんですが、なんというか、1番目の壁と比較して2番目の壁が弱くない? というのが素朴な疑問としてあります。というか、意図的に弱くしてあるようにすら感じるわけですよ。先週も言った通り、もし本当に家族と過ごす未来を確実に奪いたいなら、レイ達からもエマの記憶だけ奪うのが確実です。エマの姿かたちを変えてしまったりも有効ですね。でも、結局のところ、一番気になるのは「エマと家族の再会」の実際の難易度どうこうじゃなくて、1話ちょいであっさりと運命を覆したレイたちへの違和感なんですよね。対運命第2ラウンド、やるならやるで、1クールなり2クールなりそれなりの描写をかけて、運命の格をあんまり落としてほしくなかったなというのが正直な気持ちです。3話でやっつけるぐらいなら、「代償、本当にゼロだったんだ! わーい!」で3話前に終わったほうがマシでしたよ。個人的な好みではね。

連載枠はこれで2out。予想としては、これでout枠はおしまい(残りは休載ローテ枠と巻末ギャグ枠)が本命ですね。終わるとしたら『魔女の守人』か『ミタマセキュ霊ティ』のどちらかという感じですが、展開を見るに可能性は低めか。

チェンソーマン」

銃のなくなった世界……いや銃はなくなったけど全然なくなってない世界……未来の悪魔の予言とこれまでに執拗にデンジ(チェンソーの悪魔の心臓)が悪魔の標的となっていたことを考えると、デンジが狙われていたのは「銃の悪魔の脅威になるから」「銃の悪魔が求めているから」ではなくて、「チェンソーの悪魔が暴君となることを恐れていたから」、もしくは……「マキマさんが銃の悪魔とチェンソーの悪魔を使役することで暴君と化すから」ですか。銃の悪魔の謎があまりにもあっさりと明かされてしまったので、話の核心がほぼほぼマキマさんの謎に集約されてしまいました。それだけ身内ながら一番怪しい存在ですが(大体なぜ銃の悪魔の正体をずっと隠していたんだ)、人形の悪魔みたいな例もあるので、どんな正体でも全然驚きはないですね。実はマキマさんは銃の悪魔で今週話してた内容は全部ウソとかでも驚かない。それぐらい信用ならないですねもはや。

どうでもいいけど、国家が保持してる銃の悪魔63%のうち、中ソで39%って国家バランス悪すぎません? ソ連はともかく、中国で11%あるなら、NATO国で合わせて5~10%ぐらいは持っててもいいような。

「タイムパラドクスゴーストライター

出ましたね、「キャラに魂がこもってない!」 まあそういうんならそうなんでしょう。それよりも気になるのはその上にあるコマ。

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見れるの!? 見せられるの!? もう(リメイクする意味)ないじゃん……原作を読ませろ(原作至上主義者並の感想)。

キャラの魂の話すると、アイノイツキの笑顔がどうもウソくさくて敵いません。いかにも、作者の都合のままに動いているキャラクターっぽいというか。だって学校行かずに引き篭って数年間温めてたマンガの構想だぞ? いくら相手のもの(まあ未来の自分のものですが)のレベルが高いからってあんなにさわやかに諦められるものかね? まあ、個人の主観に過ぎないのですが……

「呪術廻戦」

「本能のままに」……? なんだ、理性はないのか。じゃあ裏切りとかややこしいことは考えなくてよくて、脱出したら4人でパパを退治して終了ですね。にしても伏黒、パパと面識ないのか……そりゃそうか。物心つく前に死んだ親父の顔なんて。

YM29

新連載は「レモンエロウ」(古町)。ザ・ヤンマガという触れ込みの下ネタ系ギャグコメディ。確かにヤンマガらしいと言えばらしいですが、他誌にもないわけではないよな……。『暴走処女』しかり『監獄学園』しかり、下ネタ系統ではエロ系によって絵とエロで釣るパターンが比較的多いと思いますが、本作は初回の時点ではエロによるフックは確認されず。流行りの絵柄でないからか。流石にずっと真面目なトーンを維持するとは考えづらく(もしそうなら『有害都市』路線ですが)、控え目に見てもシュールギャル路線を歩むことは間違いない。となると、イメージとしては『デトロイト・メタル・シティ』が近いのかな……? もちろん2話以降平然とエロを載せる可能性もありますが。ヤンマガ編集部はエロは載せれば載せるほどいいと思っている節があるし。

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クパァじゃあないんだよクパァじゃあ。

ちばてつや賞受賞作の読切「DESERVE TO LIVE」(わらいガため)いのち、大事に。ストーリーは普通かもしれませんが、戦闘シーンのテンポのよいコマ割りの小気味良さにセンスを感じました。ナイフで枝の飛び道具をガガガガッとやるシーンとか、いいですね。絵は流行りの感じとは違いますが充分綺麗です。講談社的には「伸びしろがある」って感じかもしれませんが。

アルキメデスの大戦」

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ないんかい。特に理由がない人に説得されて掌返しちゃう人たち……。もうやだこの国

「新・信長公記

本誌最終回。……は? マジ? ヤンマガ読者の目は節穴か? ノブナガくんがいなくなったら本誌で読むマンガが『パラレルパラダイス』と『ギャルと恐竜』しかなくなっちゃうだろ!!!!!!!!

WM29

「ゴッ輝」がコロナ特別編を今週から4号連続掲載。その名も「ゴッドハンド輝~沈黙のコロナ2020~」 見た瞬間に変な声出そうになった。お前外科医だろ……と作中でもツッコまれていましたが、なんだかんだ言って過去に患者をオペした外科医に防護服を着せて看取らせるためだけに病室に通しちゃったからなぁ……。もちろんお話の都合というだけなのでしょうし、こんなところでヘイト稼いだり炎上したりするのもアホらしいですが、かなり不安な1話目であったことは確かです。まあ、どう描いてもどうせ炎上するんだ的割り切りも必要かもな……。もしかして「ゴッ輝」が選ばれたのって、むしろ炎上耐性を加味してのことか???

読切「雑学好きの雑賀さん」(サクマ)6ページのショートラブコメ。『XEVEC』の代原的存在。あくびをしたあとの涙目かわいい、けど、涙目のかわいさに目覚めてしまうと、容易にソフトリョナや腹パンに繋がりうるんだよな……気をつけなければ。

「EDENS ZERO」

こいつ…オレの記憶を…自分の中に落とした!!?

まさか…!!!! キャットの記憶は…こいつの重力に引きよせられ…この世界に落ちてきた!!?

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この宇宙の法則を決めるのはヒロ先生ですから私は文句を言う立場にありません。ありませんが……

……

「カノジョも彼女」

彼女たくさんいる界ってなに……編集の一存で新たな世界を勝手に作らないで欲しいよ……

WS29

古見さんは、コミュ症です。

ボクというものがありながら絶世の美女や黒ギャルやムキムキの男に囲まれてウハウハですよこいつは。

改めて言語化されてみると只野、やはり許せねえ……

「龍と苺」

「私、女子供とはケンカしたくない。」

リアルに「はあ?」って声出た。苺、お前そういう世間の偏見と戦うためにこの場にいるんじゃないのかよ。ここの言い回しが冒頭で月子に負けた相手のセリフと全く同じなのはわざとでしょうが、どういう意図なんでしょう。内面化した内なる偏見とも戦えってことなのか? じゃあ苺、お前、負けるのか?

名探偵コナン 警察学校編」

これ、今さらですけど、時代考証適当ですよね……コナンの連載開始当時はまだスマホどころか3Gケータイもなかったのに、伊達さん松田さんが普通にスマホ持ってたりするし……あとお店の人が顧客の個人情報に厳しくなったのって2000年代入ってからの個人情報保護の流れを受けてからだと思うんですよね(個人情報保護法の成立は2003年)。ま、コナンがこういうの適当なのはいつものことですが……。

「葬送のフリーレン」

フリーレン、皆に愛されすぎだよなー。なんか段々腹立ってきた。こんなに全員から全方位で愛されて構ってもらっているのに、その愛の大きさにも気付かず澄ました顔で、まるで余計なお世話だと言わんばかりの態度……ネコやな。飼いネコ。

「イケ田くん」

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良いときに使ってください。

YJ29

新連載「スタンドUPスタート」(福田秀)ベンチャー起業をテーマにしたビジネスもの。作者は『ドロ刑』の福田先生。主人公はくたびれたおっさんの隠された「資産」に投資するエンジェル投資家。福田先生らしい悪い奴の存在しない食味のよい人間ものがたりが読めそう。

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」

最後まで抵抗して善行に努めた静ちゃんだけが拝めて他の人は拝めず説教って、ある意味で完全な因果応報オチだ。普通と言えば普通だけれど、最近じゃ珍しいような展開で逆に新鮮。

ウマ娘

同様の考察をしてる人が何人もいますが、レースデビュー同期となったフジマサマーチは、オグリの笠松時代のライバルと言えるマーチトウショウがモデルっぽい。オグリはデビューレースでは実際にも出遅れあり、マーチに負けての2着です。ライバルとはいえこの後の活躍の差を見ると優劣は明らかですから、オグリ以外の実在の馬名を使うことは憚られたのでしょうか。それを言うとそもそもオグリの名前を使うこと自体が大きく揉めそうですが……。馬名の無断使用についてはテクモのゲーム「ギャロップレーサー」とアスキーのゲーム「ダービースタリオン」が馬主から訴えられた時の判例があり、最高裁にて競走馬の名前にはパブリシティ権は認められない(=無断使用しても差し支えない)となっていることから、そもそも原作からして法的な権利関係には問題ないと言えます。読者目線の存在である狂言回しのベルノライトがオリジナルでモデルなしなのは自然ですが……、やはり原作ゲーム(まだサービスインしてないけど)に登場する馬名だけを使うという前提でマンガが作られているのかもしれません。本作の原作(ストーリー)もアニメ版のプロデューサーと構成作家がクレジットされていますし、ゲームはおそらく中央競馬の名馬がメインでしょうから。逆に言うと、「アニメであまりフィーチャーされなかった(しなかった)」「地方から中央へ転身し成功を収めたシンデレラストーリーが青年誌マンガに合う」といった要素が考慮されて、数ある名馬の中からオグリが本作の主人公に抜擢された可能性が高いと言えます。まあ、マンガで史実ベースにやるかは分かりませんけどね。転身までしたのに登録してなくてクラシック走れなかった問題は話の起伏としてはいいけどマンガ映えは地味だし、その後の苦節とラストの有馬記念はマンガとしては映えるけどその後引退しちゃうので、まだサービスインしてないゲームのメディアミックスとしてはどうなんだっていう問題があります。

「可愛そうにね、元気くん」

八千緑さんはマゾではなかった。いやどちらかというと、精神的にマゾ(被所有欲求、被消費欲求)なのであって肉体的にはマゾ(被虐趣味)ではなかった。なにを言っているんだコイツ。じゃあ「七ちゃん」は、奴隷じゃなくて、ご主人様にならないといけなかったんですね。もっというと、別に殴らなくても元気くんは八千緑さんとの関係を継続できた。八千緑さんが求めていたのは、「元気くんから必要としてもらうこと」なので、殴ることを誘ったのは、その為の1手段でしかなかった。よし、元気くん、今から八千緑さんに殴られに行こう!

モーニング29

コウノトリ』の鈴ノ木ユウ先生がちばてつや賞を受賞した頃のことを回顧した短い紹介読切が載ってまして、中々面白かったです。週刊連載って本当に死ぬほど激務なんですね……。

「ハコヅメ」

猿渡署長、最悪のタイミングでの手癖の出し方だな……! そりゃ自分が死に関わった友人の息子に抱くのが良感情ばかりじゃないのはそうだろうけども……

「望郷太郎」

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自暴自棄ではなく死ぬのが少し怖くなくなったときに使ってください。

元財閥の御曹司の「レジャーなら強い」という言葉ほど心強いものはない。このマンガの中で一番心強いセリフかもしれん。

マガジンエッジ8

単行本発売記念で、「全部失っても、君だけは」(ふせでぃ)の1話がPalcyより出張掲載されております。好きな人の恋人になるためにアイドルになった少女(?)の物語。主人公のゆるふわっぷりと恋愛脳っぷりが少女マンガらしいというか「今時の女子学生」感(本当の今時の女子学生ではなく、一般人の脳内にある「今時の女子学生」っぽいということ)がよく出ているというか……。

「女帝げぇむ」は出張掲載3話目。なんかあっさりクリアしてしまいました。主人公がシリーズごとに代わるオムニバス形式なのか?

「SHARMAN KING THE SUPER STAR」

武井先生、絵めっちゃ荒れてません? 月刊でも信仰進行厳しいのか……。アニメ化記念巻頭カラーはfeating.『仏ゾーン』。懐かしい……ガンダーラのサティが『仏ゾーン』のサチだというのは公然の秘密ではありましたけど、マンガ本編ではっきりと語られたのは初めてなような気もします。魂原色図鑑やマンタリテは確認してないですが。センジュくんがここまではっきり出てきたってことは今後地蔵くんも誰かの持霊として登場することもあるんでしょうか。ていうか、イルミナティユダヤ系と言いつつなんか信仰とは無関係っぽいからいいとして、テンプラ騎士団ってテンプル騎士団の文字りだからキリスト教系だと思うんだけど仏教と手を組んでいいのかしら。むしろ仏教の人はYHVHとか言われてもOKなん?

「左手のための二重奏」

本当に左手だけしか使わないですね。最初の方は片手だけなのもあるのか音も控えめ

www.youtube.com

黒い手袋、あれ「灯の手が見えてる」って表現だったんですね。なんか厨二病患っていて本気のときは手袋をはめる人なのかと思ってた。

「くにはちぶ」

「無視法で政敵を排除してやることでようやく実現できた与野党一枚岩の政権だ」

「無視法など何の意味もない法だが使いようで誰でも逮捕粛正できる法になる」

くにはちの存在意義に言及しているのを読んだのは初めてですね。この理由はあからさま過ぎるので表向きの理由が別にあるはずだと思いますが、それは序盤で説明があったのかな。途中からしか読んでないから分からん。現状としては警察権の恣意的な運用のために使われている……のだとしたら、なんでたんぽぽ(どこにでもいそうな女子高生)が選ばれてんのって話にはなりますが。そりゃメタ的に言えば無視によるいじめの実態を告発したものなので 普通の学生が主人公であってしかるべきですが。

「エルフデッキと戦場暮らし」

最終回。凄い勢いで巻いて終わりました。『マズ飯~』の方、出張版しか読んだことないんですが、それと比較する限りではかなり異質というか、同じ読者層やファンを訴求するのには無理があったかな……と思いました。いじめで世界を憎み歪んで、転生先でブチ切れバーサーカーとして暴れ回る、っていうのはキャラクターデザインとして王道ではないにしろアリだし、ちゃんと作れば読者もついてくるとは思うんですが、なんていうか、組み合わせというか、食い合わせというか、悪かったんでしょうね。あんまり大風呂敷を広げずにPWとして細々やっていくぐらいでも良かったのかもしれません。カードゲーマーってパワー大好きというより最適化大好きという感じなので、目標と最短ルートさえ整っていればなんでも受容してくれそうだし。

週刊マンガ感想2020年23号(6/6-6/12)

今週はサンデーは合併号で休刊です。

WJ27

驚きましたね。こんな中途半端なタイミングで、しかも4つも新連載が入る改編なんて。矢吹先生と田村先生がいるのでかなりレベルの高い会議で落とせなかったのでしょうか。打ち切りマンガ戦線には大激震……と言いたいところですが、現実的なところを考えるとゆらぎ荘で1枠、読切枠を使って1枠開くので、下からは最大2outです。宮崎先生はギャグなので巻末ショートの可能性もあり、そうすると『魔女の守人』の1outだけになります。コロナの影響で休載が増えているので、そのための連載枠増分(いわゆる休載ローテ枠)があると考えるとゆらぎ1outで終了という可能性すら考えられます。まあ、もう少し注目してみましょう。

読切「戦乱FREAKS」(原作:矢部駿、作画:肥田野健太郎)は『ZIGA-ジガ-』のコンビかと思いきや、原作は新人。肥田野先生は相変わらず綺麗かつ少年誌らしいエッジの効いたコミカルな絵柄ですが、『ZIGA』で話題になった命令者ちゃん的な特殊性癖狙いのキャラクターは見られなさそう。代わりにと言ってはなんですが、本作のキャラデザはズバリ、異形頭ですね。後半は半人半馬のオマケ付き。変身シーンがあるのが『ZIGA』リスペクトと言えなくもない……か? キャラデザの奇抜さを除けば普通の少年マンガ的面白さだと思いますが、その奇抜さウリだし、難しい作品ですね。僕は好きですけど、一般的には人気か突き抜けか、みたいな極端な反応をしそう。

ONE PIECE

ネコマムシって何してたんでしたっけ? と思って読み返しましたが、なるほど、マルコに助力を求めるべく単独行動を……。説得には失敗したような雰囲気でしたが、結局マルコが来ていることを勘案すると、ネコは説得を諦めて「優しい村」を去ろうとしたものの、何らかの事件に巻き込まれてしばらく動けず、そうこうしているうちにマルコが「優しい村」を離れられるように事態が変わって、二人遅れて現着したというところですか。これは無説明で流すにはちょっと長いので、多分来週以降簡単に回想か説明のセリフがつくでしょう。そこで詳細が分かるかな。

約束のネバーランド

読み通りエマは記憶を失う、それだけでなく今後の家族との生活すらも代償となった……ということでした。過去はともかく、未来についてはどう解釈しましょうか? 「代償」による世界改変がどんなレベルのものなのか正直全く分かりませんが、できることに制限はないとまで言われるぐらいですから、運命改変や過去改変まで行えない、というほうが不自然です。片方の記憶と物理的な距離を引き離しただけでは今後未来の接触を完全に断つには不完全であるというのは当然理解しているでしょうから、「代償」の完璧さを求めるなら、やはり運命に介入して絶対にエマとレイ達が会えないようにするべきです。しかし今回そうしているか、というと、別に過去改変まではやってないんですよね。「エマから家族を奪う」だけなので過去改変は不要と言ったらその通りなんですが、その後、こうしてレイ達が行動して偶発的にエマと再会する可能性を潰していない。それは運命改変でケアしているから、なのか、それとも、そこまでケアする必要がなかったから、なのか。

まあ、メタ的に言えば、今後話が続くのか終わるのかでエマとレイ達が再会できるかどうかは概ね判断できてしまうのですが。今回の終わり方で言うと、再会することなく終わる可能性がかなり高いか?

僕のヒーローアカデミア

デクくん恐怖ないのがすごい……。1年間の成果が出てますね。触れたら終わりの極悪能力が自分を狙っているなんて、運命づけられている戦いだと知っていても普通の精神だったらちびるし怖じ気付くところです。それが多少の逡巡もないというのは本当にすごいですね。1年間の努力と成長の裏付けがあるからこそ、こういう常人離れした精神力にも説得力が出るんだな……。

ハイキュー!!

これやっぱ終わるんですかね。よく考えたら主要人物の現在出尽したし。プロ編入ってからプロリーグで1年間やるのかな、と思ってたんですが、この試合と日向ブラジル編が併せて長い長いエピローグって感じの仕立てなのかもしれない。

「呪術廻戦」

このタイミングでこの戦場に伏黒パパ参戦は草しか生えない。なんで、しかもわざわざ息子が開けた穴から入ってくるの。これじゃ出るタイミングを失って……と思ったけど、パパが瞬殺しちゃうから関係ないか。むしろ問題はその後……というのは皆分かってるんでしょうけどね。個人的には、パパが呪霊側と組むパターンがないかが気になるんですが、いくら五条に殺されたとはいえ恨むタマじゃなさそうだし、基本的に第三勢力の中立といった感じですかね。

「タイムパラドクスゴーストライター

本当にこんな展開で大丈夫か? 佐々木に罪という罪を重ねさせるつもりなのか? 好感度を得ることを投げすてているのか? 確かにアイノイツキと共作させるべきとは言いましたけど……アシスタントさせろって意味じゃないよ。「告白は俺のエゴにすぎない」というのは(それはそう)ですが、そもそも情報漏洩の可能性を考えたらアシスタントなしで週刊連載するべきだし……これじゃ墓場に秘密を持っていく前にバレますよ。大体、本当に1から10まで完全に泥を被るつもりがあるなら、トレースでもなんでもしたらいいじゃないですか。わざわざ絵を近付けてリメイクみたいなややこしいことしなくていいんですよ。自分という作家を殺すことを決意したんだから。

「アンデッドアンラック」

組織はSPC財団みたいなもんなんだという認識に変わりはないんですが、「報酬:全世界の言語の統一」は酷いなぁ……。財団からするとKeterレベルのオブジェクトの収容違反ですよ。元通りに収容できないことを考えるとSCP-8900-EXとかが近いか。どれほど貴重な文化遺産が失われたことか……

ゆらぎ荘の幽奈さん

最終回。エピローグ1話だけでしたね。まあヒロインと結ばれた世界は最後のシリーズで散々やったので、幽奈さんとのメインルートを軽く復習しておしまいでいいだろって感じですか。思い返せば、ラブコメとしてはやや重めな伏線を見事なまでに回収して、しかもサブヒロインたちの存在意義にまで気を配った見事な配役。連載初期はこんな遠大な構想なのだとは全く想像もつかなかったですね。仮に打ち切られていたらどうなっていたのかしらん。

チェンソーマン」

え? 新幹線乗ったのにフェリー? と思ったけど、よく考えたら作中はまだ20世紀なのでした。北海道新幹線はおろか、まだやまびこが盛岡までしか行ってない時代ですから、青函連絡船じゃないかも。新幹線ももしかすると上越新幹線で新潟からの連絡船とかかもしれません。

近々銃の悪魔の討伐があるというのがまず驚きですが、それに主人公たちが不参加というのもすごい。居場所も分からなくて取りあえず肉片を集めてるんだ、みたいな話じゃなかったっけ? メタ的に読むとデンジと銃の悪魔が対決しないのはおかしいので、討伐は大失敗して公安は壊滅することになるのでしょう。情報統制もなにも、全員死ねば流石にバレるはず。でもマキマさんだけ生き残るみたいなパターン。アキの心境の変化や展開からデンジの心境の変化を振り返って読み直すと、やっぱりデンジの心は決定的にマキマさんからは離れてしまった、と読むこともできるのかな……。デンジと銃の悪魔との因縁は、チェンソーの悪魔の心臓を狙われてることを除けば、マキマさんからのご褒美のためだけの目標だったはずです。すると、デンジの意志ではないにしろ、銃の悪魔討伐に参加しないということは、江ノ島行きを断ったのと同じように、デンジとマキマさんの縁が切れつつあることを意味していることになります。深読みするなら、江ノ島にデカい肉片が存在していて、旅行の目的は肉片の回収だった……なんて予想も楽しいですね。どこかでフラグが倒されてマキマルートに入れなかったという。

YM28

「マイホームヒーロー」

小沢くんは半グレへの復讐が最優先なので、家族の無事を最優先する哲雄とは利益相反の部分があるのは当然ですが、ここまでの言動を見ていると、なんだか半グレをやっつけたらごく自然に鳥栖家を置いて去るような感じですね。「可哀想だけど、僕には彼らと敵対するメリットがないし……」とかなんとか言いながら。

「錬金ブライカン」

違和感も読みにくさも相変わらずすごいな。(錬金術というファンタジー装置こそあるが)典型的極道マンガ世界の中にいる幼女が、一人だけなんのキャラづけもなく一般女性のように振る舞い、言動している。ヤンマガやくざ物世界に転生したヤンマガ恋愛モノのヒロインというような雰囲気。どことなく絵柄が違うような気すらする。ヤンジャン臭は消えたような気がしますね。

アルキメデスの大戦」

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日本人は心で戦うときに使ってください。

嶋田にこのタイミングで反論に出る気概があったとはなぁ……。山本の邪魔をしたいだけのためにただ一人異論を述べているのだとしたら、それはそれで大した人です。

「パラレスパラダイス」

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変な性癖に目覚めそうなときに使ってください。

イブニング13

コミックDAYSからは「それは霊のしわざです」(Noise)が出張掲載です。背後霊が気になってそれどころではなさそうなラブコメ。そして久しぶりの「代原バードピピ」。時期的には出番が増えることもありそうですが、4ページで代原とは……? という気持ちもなくはない。

「リーガルエッグ」

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原付を買ってほしいときに使ってください。

WM28

「彼女、お借りします」

お婆ちゃん、左方向からの瞠目俯き微笑みカットが多過ぎてコピー多用してるのかと思った。でも全部少しずつ角度違うので、普通に描いてるんですよね。まあ、でも考えてみると宮島先生って顔のパターン決まってること多いかもなぁ。

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「東京卍リベンジャーズ」

なにがヤバいんかと思ったらそういうことかよ。「末っ子同士!」じゃあないんだよ「末っ子同士!」じゃあ。

「トーキョーバベル」

うーん、本当に化学式は必要なのか……「岩」とか「雨」とかの実体化に化学式の知識は必要とされているようには見えなかったけれど……。それともやはり、ものの種類によって必要な情報が変わるのかな? シャンプーで言うと、ボトルの部分には大した想像力は不要でも、中身には分子レベルの知識が要求される……的な?

「ランウェイでわらって」

トレンドで数字と順位がおかしくなってること、よくあることではありますが、何も作中で再現しなくてもいいんじゃないの……?

モーニング28

合併号明けに「聖☆お兄さん」(中村光)の出張版を巻頭カラーで掲載。モーニング・ツーの1号休刊で原稿が余ったりしたのか? いやそれならそれでストックとして残しておけばいいだけだしな……。もしコロナの影響で休載続出の応援として呼ばれたのだとしたら、なんというかまあ、お疲れ様でございます……。

半沢直樹

これ多分原作でもドラマでも同じなのでしょうけど、上司を脅して揺さぶるための偽名に妻の名前を使うなんて、インターネット炎上世代からすると脇が甘いんじゃないかという気がしてしかたがないですね。メタ的には「夫婦で協力して追いつめているのか」と思わせるための叙述トリックということか。

「ミツナリズム」

戦国の世の脱税は隠し田か……。このところオリジナル展開風味だなと思っていましたが、この手の年貢回避が太閤検地で摘発されていたのは史実のようです。三成自ら検地に赴いたかはさておき。

バトルスタディーズ

笑太郎が胸のDLマーク掲げて叫んでるコマ見たら、もう今後現実の方でPLの活躍が見られることはないんだろうなと思って、なんだかちょっと感傷的になってしまいました。「泣きたいのはオレだよ」と作者から怒られそうですが。

YJ28

新連載「ウマ娘 シンデレラグレイ」(漫画:久住太陽、ストーリー:杉浦理史・伊藤隼之介)サイゲの(永遠にサービスインしない)ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』の新作コミカライズ。過去にコミカライズどころかアニメまでやっていたことがあるので、マンガで初めてというわけではありませんが、週刊誌レベルに露出するのはちょっと目新しいかも。

……と思っていたけど、ちゃんと調べたら既存のマンガはいずれもサイコミで連載されてた(る)作品ばかりで、いわばサイゲの自家供給ですね。アニメ化までした作品になに言ってんだという感じですが、マンガ的には他社の雑誌で連載が始まったことでフェーズが一つ上になったような感じがあります。もっとも、新展開があったからといって、サービスインが間近というわけではなさそうなのがかわいそう。

中身のほうですが、笠松を舞台にする意味なんてオグリキャップぐらいしかないのではと思ったら、やっぱりオグリでしたね。タイトルの「グレイ」は葦毛のことか。

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やめろ!!!!! 笠松競馬場をいじめるな!!!!!!!!! 地方競馬では復活のお手本として引き合いに出されてるんだぞ!!!!

「オーライ!」

出、出~押犠打失敗投手前小飛球後逸~wwwwwwww一番恥奴wwwwwwwww

「シャドーハウス」

意外性だけで予想するなら……マリーローズあたりですが。エミリコの「顔が綺麗」発言は、「亡霊に襲われたのにローズマリーの顔が汚れていなかった」という意味とか……いや普通に汚れていたような……

週刊マンガ感想2020年22号(5/30-6/5)

モーニングが合併号で休刊。一方サンデーは今週が合併号です。週ジャンは1号ズレてるし、ややこしくなってきたぞ……

WJ26

いつの間にか実施されていた「週刊少年ジャンプに絶対載る! Twitterブコメマンガ賞」の大賞作、「思春期の変化に戸惑う男の子の話」(柏木郁乃)が掲載されています。4ページのショートラブコメ。ページ数が少ないのはTwitterだからですかね。

約束のネバーランド

エマ極悪回。予定調和……とも言えますが、これはどちらかというと、最近話題の引き延ばしにも見えませんか? 僕には見えました。普通にハッピーエンドで終わらせようとしたのに、「エマがいなくなってそれを探す流れでもう1年ぐらいやりましょうよ!」って説得されている作者の姿が……(幻想です)

まあ編集に説得うんぬんはともかく、代償が本作のヤマの一つになるであろうことは分かっていて、だからこそ最後まで隠し通してきたのが不思議ではあったんです。なにもなしで終わりじゃ拍子抜けなので、なにがしかとんでもない代償なのだろうけど、最終回ギリギリで代償が大きすぎると回収しきれないじゃないか、と思っていたんですが、代償の回収そのものを丸ごと続編にすればいいんですね。『約ネバ』は終わるものだとばかり思っていたので盲点でした。

チェンソーマン」

コベニの愛車ランクイン記念のパワー回。きっとパワー1位の結果に合わせてパワー回持ってきたんだろうな……全部コベニの車に持ってかれたけど。作者コメントはめちゃ笑いました。僕もコイル入れましたよ。

本編ですが、パワーのためにマキマさんとの旅行を蹴るとかどうしちゃったんだよデンジ……。本人も「なんでだろ」って言ってるし、分からないんだろうなぁ。好感度でマキマさんよりパワーが上回ったとかではなくて、単純に怯えている奴を置いていけなかった、というのが一つの解釈です。ポチタといい、デンジは傷ついた弱い存在に優しいところがありますからね。お風呂シーンだって、ポチタと入浴の延長線上だと思えばエロい気持ちにならないのもしょうがない。胸まで揉んだ仲だったとしてもね。知らないままのほうがいいこともあるんだ、ってこの文脈で言われると、「マキマさんに深入りすると危険だよね」って意味にしか取れませんが、きっとそういう深い意図はないですね。デンジは素直なので。

「アクタージュ」

10年以上前の自主制作が未だに上映されているの普通にすごいっすね……。アップリンクはいわゆるシネコンとも名画座とも違うミニシアターで、羅刹女が話題になったからリバイバル上映、という感じなのでしょうか。っていうかアップリンクの映画館、今度京都にできるんですね。東京にいた頃は行かずじまいだったし、近場ならチェックしてみるべきかな。

夜凪の「自分の出る作品は自分で選びたい」はCM編の直後だと「もうCMみたいなお芝居の要求されない仕事は嫌だ」って感じにも聞こえますが、多分そうではなくて、黒山のプロデュースから卒業したいという自我の芽生えと解釈すべきでしょうね。アキラが夜凪と共演した直後に言っていた言葉と被るのが面白いです。アキラに芽生えた役者の自我が夜凪には当時まだ育ってなかったことに今さら気付かされてううーんとなっています。

「タイムパラドクスゴーストライター

この3話目は正直どうかな……? 1話目のラストを飾った作中の最重要人物とも言えるアイノイツキをこんな雑に使ってしまえるほど、言い方は悪いですが本作に人気の余裕があるとは思えないのですが。佐々木の優柔不断っぷりと逃げ腰な態度はキャラクターとしては自然なのでしょうがないですが、「雑魚キャラ」とナレーターで切って捨ててしまえばアンチの発生は免れないし、今後の展望も「佐々木がひたすら未来のジャンプを摸写していくだけ」(もちろんマンガなのでそんなわけはないんですが)というつまらなさそうなものを想起させる引きで、読者を手放しやすいオチに見えます。今後の予想される展開としては、例えばアイノイツキと出会った日から未来のジャンプが転送されなくなって(或いは電子レンジが壊れるなり捨てられるなりし)、窮した佐々木はアイノ家を訪ねて本格的に「ゴーストライター」を始める……という流れが想定されますが、そこまで行く前に読まなくなる人いますよ、これ。もっと恐ろしいのは、連載会議ではここまでしか読まれていないはず、という事実も合わせて考えると、少なくとも今回までは面白いと思った編集が多くいるということになるんですよね……うー。

ぼくたちは勉強ができない

記憶が曖昧なんですが成幸が本編で骨折した日もセンター当日でしたよね? つまり、歴史が理珠編と違うところで分岐している、ということになります。メインルート(うるか編)では一人で会場に向かうところだったが、文化祭で文乃編へのフラグが立って、センター当日文乃が遠回りすることになり、ルート入りすると。完全にギャルゲの分岐の仕方ですね……。でも、ルート分岐が画一じゃないというのはマンガばかり読んでる人間からすると新鮮で、これはこれで面白いです。メインルートの内容をちゃんと覚えていたら残る二つの分岐ポイントを探すのも面白いでしょうね(そこまでの気力がない)。

YM27

新連載「錬金ブライカン」(宝依図)を読んだ瞬間、雑誌間違えたかと思いました。それぐらいヤンマガに掲載されるのが意外な印象のマンガです。ヤンジャン辺りに載ってそう。作者名も難読で目を引きます。マンガ自体は面白いです。回想と場面転換が多いので視点は振り回されやすいですが「錬金術」というファンタジーが「ヤクザ社会」という現実的な場所にしっかりと根を降ろして話の足腰がしっかりしていて安定感があります。錬金術の制限とか賢者の石の効果とかもっと掘り下げていってくれると嬉しいんですが、ヤンマガなので、細かいところにこだわらずに雰囲気と分かりやすさで攻めたほうが人気出るでしょうね。そういう目線で見ると、話の展開が少し分かりにくいのがネックかもしれん。

読切「体育館の裏の裏」(加藤文孝)は8ページのショートラブコメ。「鬼かわいい」のために8ページのうち見開き2ページをネタ振りに使うとは、豪勢なヤツだ……。鬼っ娘と言いつつ牙だけかよ! という気持ちはありますが、可愛いのでいいです。

「ボーイズ・ラン・ザ・ライオット」

そっかーやっぱ悪気はなかったかー。悪気なかったんじゃしょうがねえな……ってなるわけはないですね。でも覆水盆に返らず、と。迅にしたって、友達として心配な気持ちと同時に売れて嬉しい気持ちがあることも事実なわけで。そもそもを言い始めたら直談判するなら凌の意志でなされるべきです。まあ、ショックとストレスの渦中にいる本人にそんなことを言うのは酷ですが。お話の展開も、少年誌ならここで千花がなぐさめてくれていい感じに仲も進展するのがセオリーですけど、青年誌だとそんな都合よくいかないですね。現実なんてそんなものって言われたらそうかもだけど、やっぱりほろ苦い。

「雪女と蟹を食う」

「子羊さん」だけで耶蘇と分かるのも大したもんですが、彩女さん、旅の途中でそもそも教会に立ち寄ったりしてないですよね? なんで北とはぐれた途端に、まるで待ち合わせしてたかのように教会へ……っていう気持ちになってしまうな。あと今回登場の夢の世界は『銀河鉄道の夜』か『銀河鉄道999』辺りのリスペクトと推測しますが、宮沢賢治キリスト教徒ではなくて日蓮宗法華経)だったはず……。

「新・信長公記

どういう切り抜け方なのかなって楽しみにしていたんですが、仁義に篤い本田の「約束と違うだろ」という指摘でした。ロジックとしては通ってますが、本田がこうやって仁義を通して動いてくれるかは制御できないので甲斐谷マンガっぽくない感じはありますね。ヤンマガナイズされているのか。甲斐谷マンガらしさで言うと、いちいちロジックの補強として黒田が現れるのが少し胡散臭さを感じますね。黒田がスパイのうちの一人(だけど実は二重スパイ)みたいな展開も考えてみたいですね。歴史的面白さを採るなら一人目が足利理事長だったので、信長包囲網で染めてみたいところですが、武田も六角も三好も浅井も朝倉も参加していないんじゃ無理があるか。

WM27

「ランウェイでわらって」

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「も」ってなに? と思ったときに使ってください。でもよく考えるとこれ日本語じゃないんだよな。イメージ的には"What do you mean 'too'?"ってな感じでしょうか。

「XEVEC」

一応近未来法律バトルを謳っていたはずですが、気付いたら普通の能力バトルですねやっぱ。ところで、立ち入り禁止区画が指定されたときはその上空をも当然に含むものと解釈されることはないんですかね? むしろ、諸々考えるとその方が自然な解釈ではないかと思うのですが。まあ法解釈とか専門家によって言うことが異なることも多いですしフィクションでこだわるのもアホらしいですが、仮にも「法律バトル」を名乗るなら多少はこだわってもいいような気がします。普通の能力バトルだというならとやかく言いませんが……。

炎炎ノ消防隊

アドラが人々の集合的無意識の集まる場所である、という回答は分かりました。ただ、じゃああの先代の親方はなに……? 「先代に対する皆の無意識の集合」であるなら、つまり「先代のドッペルゲンガー」ということになりますが……すると何か、ドッペルゲンガーは現実での生死に関わらず、皆から存在を存在を覚えられている限り存続するということなわけですか? もっというと、現実に存在していない人とかでもドッペルゲンガーは発生しうる、と? 更に言えば、シスター・アイリスの「ドッペルゲンガー」も原理的には存在し得ますから……ドッペルゲンガードッペルゲンガーだって可能、ということになっていくのか……。ジョーカーが「バーンズ」と呼びかけている存在は普通に考えるとバーンズ大隊長ドッペルゲンガーですが、バーンズに対する皆の意識があんな化け物とはあまり思えないんだけどな。でもバーンズ死んでるから「バーンズが作り出した何者かのドッペルゲンガー」って説はもう取れないんだよな……いったい誰だよ、第一の隊長を化け物巨人だと思ってた奴ら……。

不滅のあなたへ

分からん。先々週からいきなり今週の下りだったらば、「束縛する母親への初めての反抗が成功裏に終わって希望を持っていたのに、その希望はまやかしだった。母親の束縛は想像以上に根深い」という絶望の結実としての刃傷沙汰は納得しやすいんですが、先週の回想の中ではミズハは母親といううんざりするような存在を見限って、フシという新しい存在・守護団という新しい世界に希望を托しているように見えます。その違いは大したことではなくて、あるいはミズハも意識していないレベルでの絶望が背景としてあって、それを僕が読み取れていないだけなのかもしれませんが、「自分の反抗によって母親が変化したことにナイーブな希望を持つ」ことと「母親を捨ててもよい存在と見なし、母親なしでの新しい人生に希望を持つ」こととは意味合いが全然違うと僕は思いますね。後者は母親に対する失望や絶望をベースとした現状認識ですから、そこで母親から300円をブローチを偽って渡されたところで「またあのクズが変なことしたんだな」ぐらいにしか思わなくていいはずなのに。してみると、ミズハの心の動きはやっぱり本人が考えているよりずっと複雑なのかもしれません。「完璧じゃないママ 悪くない」と言いながら、そのママの言葉を素直に信じ、「完璧じゃない友達 悪くない」と言いながら、その友達とお揃いだった髪飾りがわざと捨てられたことに意識を失うほどの怒りを覚える。それは失望した相手に対して取る行動ではないでしょう。

WS27・28

「イケ田くん」

一話もそうでしたけど、サンデーらしさの塊。ただ、自信の持てない高校生に人間賛歌を唱えるのはいいんですが、その結論として「イケメン部に入る!」と言われると、途端にこっちが冷めて「は?」ってなってしまう気がするのが気になるんだよな。どんだけ良いこと言われても池田くんの奇行に励まされても、それで「私もイケメン部に入って自分を変える!」とはならないでしょ。謎の部活への入部って、かなりハードルが高いと思うので。

天野めぐみはスキだらけ!

本作、これまで一貫してめぐみの1ヒロイン体制でやってきていたわけですが、今回でとうとうその縛りが外れたことが明らかになりましたね。やー、まさかあのチャラついた幼馴染が彼氏じゃなかったとは……。学も罪作りですが、逆に言えば学の側から今の微妙な距離関係についてはっきりと結論を出すチャンスと言えるかもしれません。サブヒロインが登場しても全くメインヒロインに勝てる想像がつかないのはサンデーのラブコメの特徴っぽさがあるなぁ。

「葬送のフリーレン」

いいですね。僕も初日の出とか絶対に起きられないタイプの人間でして、フリーレンの気持ちはよく分かるんですが、ヒンメルがフリーレン自身も理解していないフリーレンの性格をしっかり理解しているのが気持ちいいし、自分自身の感覚よりもヒンメルの言葉を信じてわざわざ確めようとするフリーレンもいいです。その真意に気付けたのはあくまで偶然の産物ですが、その「偶然」すらも、ハイターによって導かれたものなのだと思うと、上手くできたお話です。フィクションなので当然ですが。あと忘れられてるドワーフがいますが。

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寝てるときに使ってください。

蒼穹のアリアドネ

ラシルがジークの老化に直接関わってるわけじゃないのか。確かにジークとラシルの関係性が明らかになった状況で、双子の少女の正体については宙ぶらりんのままでしたが……なんか、老化の謎にラシルが噛んでないんだとしたら、今回の戦いにも必然的に関係ないわけで(ジークと双子が助っ人として参戦しないかぎり)急にこの過去編どうでもいいような気がしてきた。どう収集つけるつもりなんだ八木先生。

「嘘月」

失恋して絶望して壊れそうな想い人を救いたい→わかる

想い人の心を逸らすためには超常的な「魅了」の術に頼るしかない→わかる

「柏木に嘘をついてほしくない!!」→「魅了」の影響下にある状態の言動は記憶に残らないのだから嘘でしかないのでは?????

YJ27

「久保さんは僕を許さない」

久保姉妹、3人並ぶと流石に誰が誰だか混乱するな。雪森先生が描き分けできないわけじゃないと思ってますが、そっくり姉妹で表情の作り方も一緒にするとこうなってしまうんでしょうかね。

GANTZ:E」

今さらですけど、経験者の金髪の青年、やっぱり女性っぽく見えるよな。男だ男だ、と言われているから男だと思い込んできたけど、奥先生はこれはわざと女っぽく描いてますよ。男装か、さもなくば女に間違えられやすい話をどこかでやる気か。

「【推しの子】」

医者だから老人扱いスキルに長けている! そういうのもあるのか。個人的には医者で芸能人の息子に転生人生とかあらゆる局面でのアドバンテージがありすぎて勝ち組の中でも最高クラスに近いだろって感じなんですが、まさか医者アドバンテージの最初がこれとは……。

「可愛そうにね、元気くん」

「守ちゃんこそ元気くんの事……好きなの?」

「まさか ただのペットだよ」「すぐ泣くし——嘘つくのヘタだし 頭悪いし クマひどいし ネコ背だし あ あと大事なとこで声裏返っちゃう 私にいいようにされて感じちゃう変態だし ヘタレですぐ落ち込むし 他人を傷つけると自分も傷ついちゃうし 寝顔が子供みたい 抵抗できるのにしないし ほんと情けないよね」

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大好きじゃねーか!!!

八千緑さんが「無理してる」としたら、まあこの話の流れなので、「八千緑さんにとってのご主人様は元気くんじゃなくてもいいでしょ? むしろ彼じゃ不満だったでしょ?」って感じですかね。

しかし本作、誰から誰までただただ鷺沢さんの掌の上でしかないのが納得いきませんね。なんなんだこの女。ちょっとぐらいこいつの思い通りにならないことが起きてもいいだろ。メアリー・スーか?

「バトゥーキ」

本誌最終回。web送り、許せん! 隔週連載になるそうなので執筆スケジュールの都合かもしれませんね。隔週にするだけなら本誌でもできると思いますけど本編も超絶いいところで区切りをつけなくてはいけなかったからか、展開が猛烈に巻かれた上に結末全部すっ飛ばして「三日後」て。打ち切りマンガの最終回かよって感じです。

「シャドーハウス」

おもしれー。シャドーと生き人形が違う存在なんてのは読者からしたら周知の事実のつもりなんですけど、それでもついついシャドーの表情を生き人形の表情ベースで想像してしまう。リッキーの自信家な顔付きからしたら、花を愛でエミリコに恋する繊細な少年など到底想像できませんが、それこそがミスリードなんですよね。やっぱりうまいなぁ。

パトリックの回想で改めて気付きましたが、「お披露目」の意義がやはり少し謎ですね。「3階」や、あるいは「大人」たちへの見せ物とするだけならそんなもんかと納得もするんですが、あれだけ「顔」と一心同体たれ、一体化するようにと教育しているのに、別行動を取らせること自体が、(本編でもそう指摘を受けてはいましたが)シャドーハウスの流儀に反する行為でしかない。教義への疑念を植えつけて反乱の種を撒いたのか、それとも「上」へ上がるためのライバルを減らすための策か。でもエドワードはなるべく多くのシャドーを合格させたがっていたようにも見えました。レジスタンスの「影」はまだ見えませんね。

「メイド・イン・ひっこみゅ~ず」

世界中のすべての女子は持っている アイドルの力を!!

「女の子なら誰でもプリキュアになれる」みたいな話だな。ラブライブにももしかしてこういう感じのフレーズがあるんですかね?

「アルマ」

こちらも本誌最終回。最終回まであとちょっとなんだから本誌で描き切らせてあげてもいいじゃん……と思わなくもないけど、正直クローンの真実が明らかになった後の話はどうなってるのかよく分かんなくなってしまったので、着いていけなくなった人が多いのかもしれません。今回の話で言うと、これまでの話の前提が覆っていて、世の中の「ギジン」の大半は制御を外されてなどいないので、「3つの原則」に従って記憶は定期的にリセットされている。むしろ記憶を保持していたリチェ=理世は例外だったということですが、そもそもギジンはなんでクローンを殺すんだっけ。人間じゃないから殺せる、はいいけど、殺せると殺すはイコールじゃないので……。人間以外の全ての存在を殺すようにインプットされているんだったっけ? 

月マガ7

フェルマーの料理」

肉じゃがの失敗の理由が「出身国が違うから伝わらなかった」というのはある意味盲点で、だからそれぞれの国の言葉を喋らせることにこだわっていたのか、という感じです。日本のマンガの常として、顔で人種が判別できないという特徴を本作もまた抱えていますから、多少意味不明な機械翻訳だったとしても(たとえば中国語、簡体字繁体字が混ざってないか?)吹き出しに外国語を書く必要があったというわけです(あれ? でもそれにしては日本人でも手を上げていなかった人もいたような……)。でも、「テーマは『ノスタルジー』です」と言い放っておいて「肉じゃがを『ノスタルジー』から解放しました!」が解答じゃ、なんていうかある種の詐欺ですね。ノスタルジーの否定がテーマじゃねえか。

「虚構推理」

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ショウジョウバエでも見るかのような目をされたときに使ってください。

「CMB」

七瀬さん、森羅博物館を再建するために修復士になったのかな。「榊森羅」がどうやってハークスになったのか。ハクスキーはロシア系の名字風ですが、調べてもハスキー犬しか出てこない。ハスキーの由来はシベリアの少数民族全体の呼称なので、ナナイ族とは違いますが近いっちゃ近いが。

「恋は世界征服のあとで」

デス美って本当に本名だったんだな……。阪神ファンが娘に「バス美」とか名付ける感じか?(古い?)

くろアゲハ

少年院の思い出の味がアルフォートっていうのはエピソードとしては面白い(元ネタは映画?)んですけど、なんでカップ麺の上へ……? 院で同時に供されるときも別にトッピングとして乗っかってるわけじゃないでしょ?