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漫画の感想とかをひたすら書いていくブログです。

週刊マンガ感想2020年8号(2/22-2/28)

WJ13

「恋するワンピース」出張ふたたび。こんな内容なのにワンピの内容を熟知していないと描けない知識やワンピへの深い愛情が垣間見えるのはやっぱり面白い。

チェンソーマン」

センターカラーなのに見開きはかなり珍しいですね。もしかしてですけど本来は巻頭カラーもらえてたのに倫理コードとか〆切とかぶっち切ったせいで後ろに下げられたりした……?

「アンデッドアンラック」

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「ん!! がっごいいん!! しゅきいい!!」と思ったときに使ってください。

ところで「不変」の能力だと湖の水を持ち上げたり、固形化した空気を触手のように操るのは無理がないですか? 風とか波とか蒸発とか、そういう自然の動きを利用して反対向きの揺らぎだけ「不変」でキャンセルする……そこまですればいけそうですけど、湖をあそこまで持ち上げるのには何時間も何日もかかりそうな。まあこの手の論理バトル能力は作中での解釈次第なのでなんとも言えませんけど。そもそも「不変」なんて極端に解釈すれば分子の動きを止めて絶対零度を作り出したり素粒子の動きを止めて核融合に応用したりやりたい放題になりますしね。

「ミタマセキュ霊ティ」

面白かったんですけど、無類の風呂好きが銭湯行ったことないなんて冗談でしょう? 高校生ならそんなもんか……? しかし「無類の風呂好き」って仲間りょうのアオリっぽいな。

「ハラキリゴメン」

ヒロイン登場……かと思いきや、あっさり殺してしまう。おまけに一度助けてから落とすというお手本のような胸糞展開。まるで青年誌ですわ……本誌に掲載されないのも分かる。マンガとしての完成度は高いんですけどね。

YM13

彼岸島

変異しちまった友人かもしれねェ

踏んじまってごめんな

踏んじまってどころか殺してるんですがそれは……? 殺すことは供養になるけど踏むのはNGなのか。

「首を斬らねば分かるまい」

なるほど……ギロチンを出すための使節団同行だったんですね。史実では日本は斬首からギロチンを経ずに絞首刑を選択していますが、ギロチンは処刑人の技量によらず死刑を平等に実行するための装置で、沙夜の沽券に関わる品物でもあります。ただ、ギロチンによる死刑執行が有名なフランスではむしろ、ギロチンを私有財産として保有するサンソン家がムッシュ・ド・パリ=死刑執行人として特別な地位を得ていたという実態もあるわけで、ギロチンが沙夜の役目を奪うものかと言われると微妙なところです。どちらかと言うと「首を斬る技術」よりも「首を斬る役目」に対して責任を負っているようですし、ギロチンが導入されたら沙夜がムッシュ(マダム?)・ド・トーキョーになるだけなような気も……

ところで今さら調べたんですが、日本の史実における死刑執行人は山田家という家の世襲だったそうですね。当主は代々「山田浅右衛門」を名乗ったとか。本作は「洞門家」なる家に変わっていますが、登場人物に実在の人物を散々出しておいて、そこは使わないのか、というのはちょっと不思議な感じがします。浅右衛門を名乗る少女とか、めっちゃツボじゃないですか? 僕だけ?

イブニング6

新連載「西妖記」原作・冬森雪湖、漫画・一ノ瀬かおるのコンビ。寡聞にして存じ上げないお二人ですが、女性漫画を描かれている作者さんのようです。本作は西遊記に取材した? 末法トルファンジーものといった風体です。導入とかは全然違うけど、「アラタ カンガタリ」の雰囲気とか似てるかも。イブニングの雰囲気からは全く外れていませんが(まあそもそも「イブニングらしさってなに?」みたいなところもある)「言われてみれば……」程度に少女漫画っぽさもあるような。正直、一話の現段階では「毒にも薬にも……」としか言いようがないですね。絵は流石に綺麗ですし、表紙買いが見込める雰囲気ではあります。

作画の一ノ瀬先生は宝塚の講談社貸切公演の宣伝読切「特別企画 イブニング読者のための宝塚入門」も描かれています。東京宝塚じゃ応募したくてもできないですが、まあ、本家に行けという話ですよね……。実際興味はあるんですが、「興味ある」程度じゃ実際の行動に結びつかないのが出不精人間の常という奴で。ぐだぐだ言わずチケット取るか……。読切では「俺の零話プロジェクト」として「魚屋の娘」(田沼早和)「喫茶ホームズ」(幾田羊)も掲載。田沼先生は新連載開始前の挨拶代わりということみたいです。テーマは人魚。YJでも人魚の読切最近ありましたよね。流行ってるのかな?(すぐ流行ってることにしたがる) 幾田先生は「四月一日のエマ」の作画担当。あの時は大分硬めの話でしたけど(原作長崎先生だしそりゃね)、今回はゆるめのミステリー。安心して読めるタイプの奴ですね。

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私が小娘なんじゃないときに使ってください。

「創世のタイガ」

森節、久々の登場です。ああ~^これを読むために読んでいるんだ~^

「ストーカー浄化団」

集団ストーカーは精神疾患(特に統合失調症)の被害妄想、幻覚・幻聴の症状が出ているときに主訴症状(?)として訴えられることの多い事象ですが、それがファンの手によって実際に起こされたという流れですね。スマートスピーカーが作中で故障してましたけど、ストーカーチームで起動できるように音声登録を書きかえてしまったので本来の持ち主に反応しなくなったのでしょう。彼女たちの目的は、メガロンを復活させることか、はたまた作者に天誅を下したいというだけなのか……後者ならば正体は明かさずじわじわなぶり続けたほうがよかった気もしますし、かといって前者もイメージにあまり合わない。

「激辛課長」

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「男は」と主語を大きくして切り抜けたときに使ってください。

「インハンド」

トランスファー、全く知らなかったんですが、一部のスポーツ系車種だと、2WDと4WDを切り替えるレバーとしてそういうものがついているそうです。

WS13

名探偵コナン

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なんでわざわざそんなことするんですか? 誤飲したいんですか?

「よふかしのうた」

ダークサイドのコトヤマ先生。男(おっさん)のメンヘラ、需要なさそう……って感じですが、あのレベルであれば確かに日本人は男女問わずメンヘラ多そうです。というかセリさん、自称JKでカッコもJKですけど、本当にJKなんでしょうか。高校通ってんのか(いや、コウくんみたいに不登校かもしれませんけどそういう意味ではない)、それと16歳-18歳なのか、という両方の意味で……。ナズナちゃんはじめ、吸血鬼グループ少なくとも他の人は二十歳越えを自称しているのに、セリさんだけ一回り小さい、というのも怪しい。「眷族から昇格してから16年だから16歳」みたいな奴っぽい雰囲気あるよね。

「第九の波涛」

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???「あててんのよ

WM13

「EDENS ZERO」

主人公が死ぬとは……正直真島作品でここまでするとは思ってませんでした。絶望的な演出は合っても、即座に復活し反撃する、できるようにしているものだと。この演出だと時間が飛びそうですね。レベッカの謎は明かされそうですが、シキとエデンズゼロの復活はもう少し待たされそう。復活しても万事元通りとは行かないやもしれません。

「XEVEC」

ここはエレベーター墜落から逃れる手段を考察するのが筋ですが……どうしてもマンション管理権レベルでエレベーターに迷い混んだ人を殺せるのか、という異常人権感覚のほうが気になってしまう。普通、滑って転ぶぐらいは注意書で免責でも、意図的にエレベーターを落とすのは殺人だし脅迫も免責にはならないでしょう?エレベーターへの不法侵入だって緊急避難だし。

大体「特権」とかいう人権否定概念が実装されてるの意味不明じゃないですか?いや、ギミックとして、実社会的な意味合いとしては分かるんですが、XEVECにそんなもん組み込まれてる時点で法の下の平等という理念が切り刻まれてポイ捨てされてるんですが……もっとミツキはキレるべきでは?

「東京卍リベンジャーズ」

いや、前回のあの引きでなんでエマ守らんのやーい! ……って言ってもしゃーないですね。そういうマンガですもんね。タイムリープものだけど一人の力でできることはたかがしれてる、仲間を集めることで勝つ。それがマガジンの流儀ですから。

ヒットマン

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僕もそんな気がするときに使ってください。

「死神サイ殺ゲーム」

いやいや、なにこれ……? サイコパス御嬢様が人殺しのお願いするのは全然問題ないんですが、このレベルのサイコパスが事前に買収したからといって、自分を脅させる演技をして有利な情報を自ら筒抜けにするなんてあり得ないでしょう。

YJ13

新連載は峰浪りょう先生。「少年のアビス」は脱出できない地方で鬱屈する少年とマイナー地下アイドルの……ボーイ・ミーツ・ガール? どこにでもある「田舎」=「郊外」が舞台のようですが、なんとなく方言に聞きおぼえがあるようなないような……。中部のどこか、東海地方じゃないと思うので北陸か、静岡あたりでしょうか。方言かじってる人なら分かるんでしょうかね。

読切では長門知大(「将来的に死んでくれ」)が「風に吹かれてお父さん」、代原で「ドヤ顔有益情報提供おじさん~啓蒙編~」(田中チヌ)が登場。あれ、「将来的に死んでくれ」って終わってたんですね……。本作は父娘の生死を賭けた交流(笑)をライトに描いたコメディですが、冷静に状況を考えると(娘の)歩がファザコン過ぎんか? という疑問が浮かんできてしまって素直に話を受け入れられないところがあります。父親と若くして死別しているとはいえ遺影をペンダントにして肌身離さず持ち歩く女子高生、ちょっと想像が難しい……。いや、「将来的に死んでくれ」の俊も相当にエキセントリックな女子高生だったし、そういうのははなっからヤボなのでしょうが。

「久保さんは僕を許さない」

白石くん、レジの会計苦労してそうだけど普通にホットスナックとか食べるんですね。店員に気付かれないから手ぶらでレジに行きたくないとかそういう感じかと思ってました。ちなみに僕は店員さんと会話するのが億劫なのでホットスナックあんまり食べなくなりました。

「可愛そうにね、元気くん」

先生、逮捕されていた。だからああいう微妙な反応だったんですね……。まあ、壊し終えたおもちゃにはもう興味ないっていうサイコパスな理由もあるはあるんだろうけど。

「シャドーハウス」

「私たちはやってない」は最初「(珈琲を割ったのは)自分たち(の意志)ではない」という意味かと思ったんですが、よく考えたら違いますね。作中では今回の「亡霊」騒動は故意犯によるものだとされています。珈琲を割ったベル達が「亡霊」騒動の第一容疑者として確保され、「(亡霊やこびりつきを発生させたのは)私たちではない」という流れですね。

先週も書いたような気がしますが、状況からみてすす能力が使われたのはほぼ確定です。"星つき"の誰かが関与していると思っていましたが、こんなに慌てふためくようなら無実かな。物理的にすすを操る能力なら「亡霊」のほうは簡単。珈琲瓶も事前に瓶にすすをつけておけば操れます。ただ、そんなに強力な物理能力の持ち主知らんよ……。

関係ないけど最終コマのエミリコ、ケイトはそんな顔してないと思うぞ(まあ、いつものことだが)

モーニング13

「TEZUKA2020」プロジェクトによって作り出された「手塚治虫の新作」風マンガ、「ぱいどん」が掲載。読切か、せいぜい前後編かと思っていたんですが、「Phase1 前編」と銘打たれているところを見るとどうやら長篇の第一話を意識しているようですね。思ったより短かった(20ページなので普通と言えば普通ですが……)。プロジェクト自体への感想としては、「マンガにも来たか」という感じ。小説では星新一賞の一次選考にAIベースの作品が残った、というニュースがあったのがもうかれこれ5年ぐらい前ですが……プロット生成とキャラクターの顔のデザインぐらいまではいけるようになった、と考えると、速い進歩なのか、案外遅いというべきなのか……。技術的にはそれほど目新しいわけでもないですしね。内容自体はまだまだ物語の全景が見えていないところでもあるのでなんとも言えない。絵やネームは人の手もかなり入ってますし……まあ、それは人間の作家でも同じか。

ちなみにプロジェクトの中心であるキオクシアは旧東芝メモリDRAMフラッシュメモリを中心とする半導体の会社で、AIが商品領域というわけではないのにこうした事業をやっているのは不思議ですね。

「望郷太郎」

第二部最終回は奴隷全員での脱柵。「造反有理」は文化大革命、ひいては左翼の革命運動全般のスローガンとして有名なフレーズです。ちょっと前に菅直人twitterでも呟かれて話題になったっけな。太郎は革命家というわけではないが、現状だけ見れば反乱の首謀者と言えなくもない。このままだと遅かれ早かれ追っ手に捕まるのは必然だと考えると、第三部ではマリョウの国に亡命? することになるのだろうか。しかし太郎が奴隷になった経緯を考えると、マリョウでも奴隷になるだけだよね……。マリョウと東の村には交易があるから引き渡しされてしまうし。レアメタルなんか探してたらますます捕まる可能性も高くなるしなぁ。

アフタヌーン4

読み切り、「ゴンドラのむこうがわ」シリーズと題してユペチカ先生の「まりんの宇宙旅行」、四季賞大賞作品の「ねむれない」(Fiok Lee)が掲載されています。ユペチカ先生は「サトコとナダ」の人ですね。「このマン」ランクインしていたのか……ネットで話題になったのは結構前だと記憶していますが、最近になって単行本が出たりしたのかな? 内容はとても乱暴に言うとスペースマウンテンが銀河鉄道になる感じの話ですが、絵柄に合っていて話も綺麗にまとまっているし大変良かったです。完成度が普通に高い。「ねむれない」は全編カラーの巻末掲載。編成苦労してそう……中身はタイトルそのまんまですね。あるあるエピソードを通して、なんてことはないちょっとした勇気ある一歩を丁寧に描いています。エンゼルフィッシュがちょっと意味深でしたが……そこは深読み不要か?

波よ聞いてくれ

ローランドなんてゴリラかアンプメーカーでしか聞いたことないんですが、有名ホストの方なんですね。セレッソネタか……沙村先生サッカー意外と好きなのかな?

十角館の殺人

原作未読なのですが、今回でなぜ「映像化不可能」と言われているかわかった気がします。何しろオルツィの死体の全景が不自然に隠されているのだから、叙述トリックを疑うのは当然です。叙述トリック自体は珍しいものでもないですが、アガサの悲鳴も不自然と言えば不自然ですし、叙述トリックが複数人によって同時多発的に行われたのなら、映像化は確かに難しいでしょう。個人的には部屋に残る血痕が気になりますが、まあスルーはされないと思うので来月号を待ちますかね。

「フラジャイル」

製薬、銀行、自動車工業、通信までやってる財閥、世界広しと言えど三菱ぐらいなもんで……まあ、三菱自工はグループから外されて日産傘下ですけれども……ていうか、自動車を持ってる財閥って珍しいんですよね。自動車なければ選択肢も広いんですが……ていうか、タケダがモデルじゃなかったのかよ。三菱田辺はそこまで大きな会社じゃないんじゃないの?

シリウス4

新連載「爆宴 BAKUEN」(原作:イダタツヒコ、漫画:士貴智志)作者は「XBLADE」のコンビだそうです。シリウスで10年近く前にやってた連載ですね……読んだことはないんですが。本作は水滸伝を下敷にした転生モノ……と呼んでいいのかな? 一話の導入やねじ曲がった高層ビル的な建物からしても、単に水滸伝世界に転生というよりも、キャラクターの設定が水滸伝から取られただけの別物という感じっぽいですね。絵は士貴先生引っ張ってきただけあって綺麗なもんです。コマの割り方がアニメ的というか、動きを意識したように見えるのが面白いですね。下の見開きとか、他の漫画なら大抵2コマ目の死んだ目のコマは入れずに描くと思うのですが、これを敢えて入れると「死んだ目をグワッと見開く」アニメの演出を思い出すような動きが想起されるようになる。見開いた一瞬の1カットじゃ物足りなかったつーことですよね。

もう一つは「ダンジョン・シェルパ 迷宮道先案内人」(原作:加茂セイ、漫画:刀坂アキラ、キャラクター原案:布施龍太)「なろう」→書籍化→コミカライズのパターン、「スライム」と同じですね。いわゆる勇者モノ、中でも「冒険者」モノと呼べそうなものですね。

はたらく細胞BABY」

出張掲載ですが、そういえばもうモーニング本誌で何回も見てないような気がするな……。もしかしてずっとこの代原が載っていた……?

「転生しても社畜だった件」

コミックスの広告が「最終巻」「3/27発売」と銘打たれていますが……最終ページには「5月号(3/26発売)に続く」の記載。つまり次回が最終回で、単行本とほぼ同時掲載するってこと。きっと今ごろ悪夢のような進行でしょう……ご冥福を祈ります。

ヒプノシスマイク-Devision Rap Battle- side B.B&M.T.C」

次号最終回

なんつー打ち切りちっくな終わり方だ。というか打ち切りか。ヒプマイクラスのコミカライズコラボでどマイナー誌でも、容赦ないときは容赦ないですね。まあ、レッドクリムゾンとかも大概だったしなぁ。

「レイジング・ヘル」

治癒能力じゃなくて能力付与だった……。もうちょっと記憶にないんですが、ケンジがこれまでに治したのってリズだけだよね? ナオも治療したなら、ナオの能力はケンジが付与した、ってことになるけど、そうじゃないならベレト様がどこでケンジの能力を確認したのか不思議な感じがしますね。リズはまだ覚醒してなさそうだし……。