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漫画の感想とかをひたすら書いていくブログです。

週刊マンガ感想2020年15号(4/11-4/17)

(当初公開分にYJ20号の感想を入れ忘れましたので書き直し、改めて公開します)

YM20

新連載「GOD OF DOG」(木村航)はクライムサスペンス。ヤクザの若頭まで登りつめた潜入捜査官が心の奥に秘めた復讐の炎がテーマ。設定のインパクト重視でしょうけど、潜入捜査官が若頭ってすごいですよね。組がほとんど終わっとるやんという感じ。

「レッドカード」

先週までずっと後ろのほうにしずんでいましたが、今週急浮上。もっともアンケに忠実に掲載順を決めるのは週ジャンぐらいのもので、ヤング誌ともなると単に編集の意向でちょっと入れ替えてみただけの可能性も高い。後ろにずっといることが不人気の傾向であることは事実ですが。本作の場合ミサミサ先生のノーパン改めスパッツ回……で人気が復活した……とはあまり思えないので、やっぱり編集の気まぐれかなー。不良スポーツものと言えば「SLUM DANK」の初期とか「ROOKIES」、「ANGEL VOICE」なんかがそうですが、いずれも本格スポーツものに化けた過去作と比べ、本作はスポーツものへの道のりはまだまだ長そうな。やっぱり市川先生にスポーツやらせようってのが大きすぎる挑戦なんだよな多分。試合の頃と比べれば先週も今週も(相対的に)面白いからな……

「寄生列島」

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海上封鎖された海を40km泳いできたときに使ってください。

しかし、重要キャラクターっぽいので感染しないんでしょうけど、封鎖された汚染地区に防護措置なしでやってくる医者、このご時世に挑発的すぎますね。希望を言わせてもらえるならあっと言う間に感染して寄生虫培養のために全島民を餌として使うサイコパスになってほしい。

「手品先輩」

つづく……え、続くの? よくある1話だけあるパラレルワールドや夢オチ単話じゃなくて、本格的にこの世界使って2周目しちゃうの???

「7人のシェイクスピア

続きを構想中につき次回掲載は未定です。

twitterでもちょっと話題になってました。赤裸々すぎる。続きを構想しているうちに原稿ストックがなくなるとか……そんなことある? どんだけタイトな進行してるんだよ。まさか……劇場戦争第2幕をどうするかすら決まってないのか? ハロルド先生、規格外……

WJ20

読切「ニューロ秒速点火」(ツカダハル)。読切というか、4コマ連作ですね。全体的に小慣れてない感というかぎこちない感じがあり、これが新人賞で賞を取ったのか、と思うと不思議な感じですが、年齢込みで将来性を買ったのか。例えば、序盤の素直パートと比較すると最終ページの不条理は不意打ちでちょっとびっくりしますね。そういうところが評価されているのるかも。

Dr.STONE

あんまり主題と関係ないんですが、太陽高度だけで緯度の測位してると季節によるズレが無視できなくないですかね。暦によって正確に補正すればいけるでしょうけど、それぐらいなら北極星で測位した方が簡単……と思ったが、ストーンワールドの北極星ポラリスのままなんでしたっけ? この話あったような気もするけど記憶にないぞ。

「呪術廻戦」

今時の小学生、だんご三兄弟絶対知らないでしょ……妖怪ウォッチやおしりかじり虫だって世代によっちゃ厳しいんじゃないの?

呪術廻戦は小学生ではなく大きなお友達のためのマンガですと言われたらはい分かりましたという感じですが。

「アクタージュ」

シェアウォーターはもちろん架空の商品ですが、ポカリがモデルだろうなーと思っていたらポカリは別に存在するようで、ちょっと「あれ?」となりました。外でアクエリアス飲むな、ぐらいだったらいいですけど、仮に大塚製薬以外の清涼飲料水は飲むなとなったらそれは結構しんどいだろうな……ポカリ、マッチ、ファイブミニぐらいしかラインナップないのでは?

イブニング9

新連載「リーガルエッグ」(作画:木綿八十子)は河本ほむら先生の新作、司法修習生の職業モノです。河本先生が司法試験合格者だというのはデビュー当時から散々言われていて、なんならデビュー前の「牛乳」時代にwebマンガを長期休載(完結だったっけ?)した理由が「司法試験の勉強しなきゃいけないので」でしたからね。結局合格してすぐにプロデビューしてしまいweb界からは卒業となりましたけど、結局合格後どうしたのか。法曹って漫画原作者やりながらやれるような仕事ではないと思うので法曹としての仕事はされてないんじゃないかと思いますが、にしても弁護士登録したなら「現役弁護士」とか普通書くよな……。こういう漫画を描いてるんだから司法修習は受けたんでしょうけど。

出張掲載の「無能の鷹」(はんざき朝未)は電子版限定。kissから単行本の宣伝ですね。お仕事コメディっていうか……ギャグマンガですよね? いや、面白いからいいんですけど。深夜ドラマとかでありそうな感じのナンセンス仕事もの。出張掲載ってあんまいいイメージないけどたまにこういうちゃんとツボに入る奴あるし、編集さんも仕事してるなと思いますよね(何様)

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難しいことを考えると頭が痛くなるときに使ってください。

「めしのあとはやせましょう」

最終回。すんなりダイエットして、あっさり終了しました。自分の表現したい「理想の体型」を決めてそこに向かって自分なりのやり方でやっていくしかない、って言われてみればそうなんですけど、やはりマンガ家らしい言い回しだなと思いました。趣味のようにダイエットしろ、って、そうできたら人類そんなに悩まないとは思いますが。まあ、ダイエットを好きになる必要はなくて、長い地道な努力を続ける精神力が重要なんですよね。自分にとって比較的やりやすい方法ってのはもちろんあると思いますが……。

「瑠璃と料理の神様と」

時節ネタですね。瑠璃ちゃん世界って現実と必ずしも季節がリンクしてないんでちょっと意外な気もしつつ、でもま、この時期にこうやってちゃんとコロナネタを描けるのはきくち先生ならではという感じがしていいですね。メニューは相変わらずお上品すぎてとても参考にならんのですが、きくち先生の手にかかるとワサビが全然ダメで普段野菜を全く食べない僕でも食べたくなるぐらい美味しそうなメニューになるのはやっぱり凄い。

クラッシャージョウ REBIRTH」

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人類との決別を決意したときに使ってください。

「インハンド」

高家先生、かわいそう……。紐倉が無事な理由はよく分かんないですが、状況からすると食事じゃなくて「音楽療法」の時に焚かれた薬のせい……?

と思ったけど、よく読み返したらバッチリ味噌汁入れ替えとるヤンケ! ほんま紐倉はクソ。

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キノコが本連載の裏テーマであることを考えると、ワライタケ(マジックマッシュルーム)? ワライタケは誤食の少ない品種らしいので盛られた可能性も気になりますが、でも紐倉だけが狙われる理由もよく分かんないんだよな。キノコ中毒は本当に単なる誤食事件で、それとは別に薬師療会の中で違法薬物を使った洗脳手法が使われている、という二重構造なんじゃないでしょうか。

全然関係ないですが、ワライタケの中毒症状の報告で幻覚の内容に「湾岸戦争に参加」ってあるのめちゃおもろいですね。君もワライタケを食べて湾岸戦争に参加しよう!

WM20

金田一少年の事件簿外伝 犯人の事件簿」が完結記念とのことで最後の出張読切にやってきました。最後まで平常運転。なんだかんだ金田一愛に溢れた連載だったんじゃないでしょうか。金田一ちゃんと読んだことないから知らんけど。お疲れ様でした。

「なれの果ての僕ら」

俺はこの死体について 何も知らない

誰だ 彼を殺したのは

いや俺は知らないじゃねーよ。そらお前は下手人じゃないだろうけど、100%お前の実験の結果だろうがよ。予想外の結果だったんなら実験は大成功だろ、もっと喜べよ。他の人はともかくお前はそんな深刻そうな顔する権利ねーぞ。

ドメスティックな彼女

告白すると本作そこまでちゃんと読んでないんですが、最近の展開は折り良く「暴ク者!」と同時期に週刊誌ネタとなって注目してました。あっちが週刊誌なりのジャーナリズムを主張しているのに対してこっちは清々しいぐらいまでの典型的ゲス記者で対照的だったのが面白かったんですが、今週デスクが凄い剣幕で報道倫理を説いてていい意味でショックでした。マンガ界に倫理的週刊誌報道の波、来てますね。

「ランウェイで笑って」

靴と服の下り読んでてちょっと面白いなーと思ったのは、結局千雪もセイラもシャルの靴ちゃんと合ってないんですよね。んで、上にズレてるセイラは足が入らないからアウト。下にズレてる千雪は詰め物したらいけるからセーフ。服にしても同じことで、セイラとシャルは体格同じようなものだから関係ありませんでしたが、仮にシャルより大柄のモデルを当てようとしたら、チンチクリンで使えなかったはずです。千雪は小さいから(そして遠のサイズ調整の仕組みがあるから)体格が違っても同じように着付けられる。モデルの世界では小が大を兼ねる可能性があるんだなーと感じ入った次第です。とはいえ、これはあくまでスーパーサブ的な発想でしかなくて、千雪が正面から戦うには役に立たない武器ですけどね。

「死神サイ殺ゲーム」

グラサイですね。大槻のシゴロサイと似たようなもんで、2,4,6の目しかない丁サイと1,3,5の目しかない半サイの組み合わせだから必ず半だと。……まあ、全部の面を見せられたわけじゃないので、それ自体がブラフ! みたいな展開もあり得ますが。

WS20

出張掲載特集、今週はうぇぶりから「異世界ワンターンキル姉さん」(原作:このえ、漫画:田口ケンジ)です。なろう小説を直接コミカライズしたようですね。ちょっと珍しいような……商業小説になって挿絵がついて、そこからマンガなりアニメなりにメディアミックスされるというイメージですよね。しかし……この原作をキャラデザ込みで直接田口先生がコミカライズするのは……正直、大正解という感じですね。姉作品に対して最強の姉専門作家をブチ当てたな、という印象です。こういうの、成功してくれるとwebリクルートも新時代に入れそうなのですけど。

天野めぐみはスキだらけっ!」

少なくとも半年はいくわ♥

いやお母さん、あんた娘はともかくお店はどうすんの……半年も閉店してたら取次が相手してくれなくなっちゃうんじゃないの? 大丈夫なのか?

まあ、お店という目線で行くなら、学が教員、めぐみが警察官(体育教師のパターンもあるなぁ)となった場合、進藤家も天野家も後継者おらずで潰れてしまうのですけど。こういうの、フィクションとはいえ歯痒いですね。このフィクションの後ろに同じ事態に陥っている多数の自営業店舗があるのが分かるだけに。

「あおざくら」

戦略的非モテ! そういうのもあるのか。

あと、いくら尊敬する坂木の言葉とはいえ松井とのデートをキャンセルして土方のところへ押しかけるのは濃厚なホモソーシャル愛を感じますね。

YJ20

読切「人だった物へ」(伊豆田清貞)人食いの化物となった死者を退治し弔う存在を描いたバトルアクション。身近な人が化物に襲われて、同じ化物となる……というとゾンビなんかを思わせますが、本作はどちらかと言えば亡者のデザインやサイズ感を含めて『進撃の巨人』を思わせる作りです。影響は受けてるでしょうね。短い中にも陰影のある雰囲気がよく描けていて、読むだけで陰鬱な気分になりそうなよい読切でした(誉め言葉です)。

「信号さんはそこにあり」(吉舎和幸)となりのYJから出張です。信号機が交通整理をしてくれるアンドロイドだったら……というSF。道路の交通整理だけじゃなくて人生の迷路の交通整理までしてくれる包容力高めのお姉さんアンドロイドです。

読切「ざんねえちゃん」(若井ケン)パンツとケツからのアングルがやたらと多い女一人来らしのお一人様満喫コメディー。ずぼら生活の極み! であっても、可愛い女性にやらせてしまえばエンタメ作品になる不思議よ……。生活感描写は巧みで、細かい機微やディティールまでしっかりしています。絵は柔らかい筆致で可愛さ推しですね。

かぐや様は告らせたい

いたってマジメなシーンなのに、「ゴッ」っていう効果音のせいで反射的に笑ってしまった。流石に赤坂先生がわざとボケたわけではないでしょう。ネットミーム許せねぇ……

モーニング20

「珈琲をしづかに」(みやびあきの)がモーニング・ツーから出張してきています。これ読んだことある気するな……。多分去年のコミックDAYSのキャンペーンのときですね。喫茶店のお姉さんに恋して背伸びして喫茶店に通う中学生の青春片思いラブストーリー。残念ながら読切では主人公は添え物程度で、くたびれたおっさんが喫茶店のお姉さんの心づかいに癒される短編になっております。ある意味、モーニングの読者層をよく捉えているというべきか。

そしてあの「ぱいどん」の続編が早くも掲載されました。記事を読む限りではこの後編をもって作品としては終わりということのようですね。一応話としてもそれらしくまとまっています。ならなぜわざわざPhase1などと名付けたのか……なにか未練というか、「上手くいけばシリーズ化したい!」という大人の事情による思惑が見え隠れしていますね。

バトルスタディーズ

フェンスから必死にボール剥がそうとする楠さんワロタ。テンパりすぎやろと思いましたけど、甲子園のマモノにかかりゃ誰でもああなるか。

ところで走者が一塁から「三塁止まり」ということは、安全進塁権が2つ与えられてることになります。通常、投球が直接場外やベンチなどのボールデッドゾーンに入ったときの安全進塁権は1つだけです。例外は「投球に他の野手(この場合は捕手の楠さん)が触れてからボールデッドになった」もしくは「投手がプレートを外していた」場合です。楠さんがこの暴投に触れていたようには見えませんでしたが、暴投とはいえ(一応)前方に向かって投げたので、プレートを外していたらボークを取られるのが自然じゃないでしょうか。ボークだと安全進塁権は1つになってしまうので、やはり楠さんが渾身の横っ飛びで触れていた説が濃厚です。その場合、楠さんは一生懸命頑張って塁を一つ多めに与えたことになり、テンパり度合が極まります。まあ、三塁にいなけりゃ隠し球アウトもできないのでよしあしですが。色々書きましたが、なきぼくろ先生が勘違いしてる可能性も普通にあると思います。僕が勘違いしてる可能性もあります。

隠し球と言えば梶兄はもうちょっと早めにサードランナーにストップかけろよな……。キャッチャーの後逸とかバッターが真っ先に手招きするなり制止するなりサイン出さなあかんタイミングですやん。遅れてでも「嘘つきです!」って言っただけ、梶兄にしてはマシな方なのかもしれんが。

マガジンエッジ5

レッドクリムゾンが終わったや否や、作者据え置きで続編となる「SHAMAN KING マルコス」(漫画:ジェット草村)がスタートしました。レッドクリムゾンは道一族に焦点を当てていましたが、今度はX-LOWSの方から、具体的にはタイトル通りマルコに焦点を当てようというわけです。不人気で打ち切りじゃなくて、シリーズごとにタイトル替えたかったんですね。メキシコが舞台ならチョコラブの出番もワンチャンあるか?

ところで……X-LOWSの面々ほとんど覚えてねぇよ、トーナメントでほぼ全滅しちまったし。ミイナとかケビンとかは辛うじて分かるけど、主人公のライハイトってどんな人だったっけ?

「女帝げぇむ」の出張掲載は2回目です。「つづく」と書いてあるし、しばらく連続掲載されるみたい。作者は縄文時代をなんだと思っているんだ。「創世のタイガ」のホモサピエンスだってもうちょっと理性的だぞ。

「狂犬ホストはデスゲームで愛を語る」も後編を無事掲載です。正直に言おう。なにがなんだか分からん。結局、表向きもなにも真実ただのホストクラブで、「デスゲーム(って誰も死なないのに何がデスゲームなんだ)」は正真正銘、ホストクラブとしての裏営業の一つってだけなんでしょうね。いわばシャンパンタワーとかと同じでクラブとしての出し物だけど、演技なし! みたいな感じでガチを煽ると。営業ならそりゃホイホイキャスト殺したりはしないよね。

「左手のための二重奏」

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これを聞きながら読んでたんですが、動画の方で大ポロネーズ始まった後に「ここまでです」のシーンが来てずっこけました。まあ、一ヶ月でド素人が1分超えのピアノ曲を片手だけでも弾きこなすのはそりゃ厳しいですよね。自分で想像したらゾッとするもんな。

「淫らな青ちゃんは勉強ができない オトナ編」

最終回。コミックDAYSの「未熟な二人で……」の方を優先されて打ち切られたナリ……まあ、元々後日談というか、オマケ的な感じでしたんでなんとも。ただ、ホンマに留年させたんか……とは思いましたね。専門は4年制ってあんまりないんで、別れさせるだけなら留年不要。つまり単純に「勉強ができない」のタイトルに殉ずるためだけに留年させられた青ちゃん。青は犠牲になったのだ……タイトルの犠牲にな……

しかしレポートに終われているけど、青ちゃん、卒論は? 確か理系じゃなかったっけ?