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漫画の感想とかをひたすら書いていくブログです。

週刊マンガ感想2020年17号(4/25-5/1)

GW前大合併祭開催。先行して合併したモーニングはお休み。ジャンプは結局GW空けにもう一回23・24号として合併号を発売するみたいですね。ジャンプの次号は23号(通常号)でした。表紙が合併号仕様だったので勘違いしていました。申し訳ありません。(5/11追記)今年は47冊ということになりそう。

YM22・23

「マイホームヒーロー」

鳥栖家と半グレ、どっちも哲雄の敵なのにどうやって潰し合わせるんだと思っていたけど、今のところは「哲雄の奪いあい」という形になりそうな雰囲気ですね。とはいえ鳥栖家で哲雄の身柄に執着してるのは洋二だけなので、教祖と窪が直接接触したら「確実にやってくれるならどうぞ持っていってくれ」ってなもんでまとまってしまいそう。洋二は歌仙さんに横恋慕……だと分かりやすいんですが、流石にそこまでインモラルな展開にはしないか。けれど現実問題として、オガミメの家系の女がいなければ教団をまとめることはできないはずです。洋二は教祖である叔父から教団の実権を奪いたいのだと思っていましたが、教団の破壊を狙っている可能性もあるのでしょうか?

ケンシロウによろしく」

なんか、グラマラスな女性が複数登場してきて、ちょっと平本アキラみたいなエロ+ギャグになってきましたね……。性転換してなければこういう感じなのか。平本先生は平本先生で女装マンガ描いてるし、まるで役割が入れ替わったかのよう。あるいは世の中の人にとっては女体エロとMtFは同じグループに入る認識なのかもしれない……。

WJ21・22

新連載「ボーンコレクション」(雲母坂盾)作者名が珍しいですね。「雲母坂」までが名字か? 骨を武器に……というコンセプトはかなり昔に見覚えがあったので結構前に読切で載ったのか、と思っていましたが、よくよく考えてみればその見覚えは『歪のアマルガム』でした……。石山先生今何してんのやろ。本作も一応本誌読切掲載経験がありますが、2019年39号だそうです。割と最近。「だそうです」というのは、読んだ記憶が全く思い出せないので……。blog記事に書いているので読んだことは読んだらしい。こんなマンガ読んだかな……。

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三下に黙っていてもらいたいときに使ってください。

鬼滅の刃

今回の無惨様かなり面白いですね。嘘のつき方が下手くそすぎる。もうちょっと本当っぽい嘘をつかないと……いや、それが無惨様の限界だっていうキャラデザなのは分かっているんですが。人間の醜い面を集めたような人だから、人間の尊い面をおもんばかることができないのよね。個人的にはもうちょっと醜態晒してくれても良かったと思うけど、プライドも高いし自分の弱点を理解できないタイプなので、このスタンスを最後まで崩せないんですよね。そこまで含めて最後まで無惨様でした。

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人を励ましたいときに使えそう。綺麗な無惨様として語り継ごう(歴史改変)。

「アクタージュ」

こんな女優普通に考えたら二度と呼ばれなさそう……。でも、そう思われるのを前提に重役に「止められるわけないだろう。我が社の製品を好きになりたいと言っているんだぞ」と言わせたのが『アクタージュ』の持つ強さだなぁと思いました。演技のこととか分からないし、人形としていてくれたらいいけれど、製品とブランドイメージには真摯。モブおじさんですら、アクタージュ世界では悪役とならない。

「アンデッドアンラック」

ああ、こんなところまで掲載順が……。ところで「哪里哪里」ですが、これ使い方おかしくないですか? 「哪里哪里」は褒められたときの謙遜としての「いえいえ」であって、御礼(謝謝)に対する返事なら「不客气」とかが普通のはずです。編集さん?

イブニング10

「だから、百鬼は夜を紡ぐ」(田沼早和)新連載でした。1話としては控えめなページ数です。玉藻前と検索するとFGOしかヒットしない時代ですが(これももうちと古い情報か?)、本作はルーズソックスを履いたギャル。獣姿の狐が後足だけにルーズソックス履いてるの意味不明な画像で結構面白いですね……。話の感じからは妖怪人情モノ、という印象を受けますが、謎のギャル要素やNTR要素、百合要素など、こじれにこじれた性癖をそこはかとなく感じるセリフもいくつかありましたので、今後それら成分が増えていくほうに期待したいなと思います。

「リーガルエッグ」

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不起訴にすべきとき、却下するときに使ってください。

いとしのムーコ

ムーコ、10歳なのか。連載も10年目ですもんね。もう結構な歳だね……。これまで普通に読んでたけど、60、70のおばあちゃんにアテレコしてるのかと思うと、なんだか↓を思い出して心穏やかじゃなくなってきた。

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いや、まあ、ムーコは全部フィクションで小松さんの飼い犬はあくまでモデルのはずですが。

「瑠璃と料理の神様と」

前回に続いて今回も時節ネタ。今回のコロナ騒動では特に個人経営の飲食店が甚大な影響を受けていて、一方で引きこもり生活の中での娯楽としての食事が見直されている風潮があります。きくち先生も思うところがあるんでしょうか。時節ネタとはいえコロナのコの字もなく、後で読んでも意味が通って読めるようにしてある配慮は流石です。思えば祖母は鉋で鰹節を削ってましたね。今時の自炊オタクだと鉋は持っていても不思議じゃないような気もする。少なくとも蕎麦打ちより汎用性あるし。

「激辛課長」

Season1終了。なにSeason1って……。単行本も電子版だけらしいですし、期待していたほどの人気が得られなかったということなんでしょうか。 その割には次回からは「銭湯課長」に看板替えだそうです。なに銭湯課長って……。激辛取材に飽きたのでしょうか。よく分からん。前田先生には永遠にドS女性を描いていて欲しいので、銭湯になってしまうと課長がいじめられなくなってしまうのですが。

「狩猟のユメカ」

狂犬病ですか。とすると犬を殺してまわったのは防疫のため。アゲパンも殺されかねない? 一応飼い犬ならワクチン接種されている可能性が高いですが、それで納得してくれるかどうか。医療が存在しない世界では恐怖ですね。

「お仕事中のアイラブユー」

最終回。告白勘違いされて失敗→めげずに言い直すって最近流行ってるんですかね? 主任おめでとうございます。いいマンガでした。

WM22・23

新連載「トーキョーバベル」(原作:花林ソラ、漫画:久世蘭)作者コンビの名前見た瞬間に失礼で申し訳ないが吹き出してしまいました。都市伝説を元にしたホラーマンガ『ThisMan』、ゲームのコミカライズ『二ノ国』(こっちは別マガでした)、どちらもよく覚えていますとも……。まあ過去の話より今ですね。本作はダンジョンアタック系のサスペンスホラー。異世界転生モノと違ってチート能力とかもらってないし、どっちかというとデスゲームに近いかもしれません。書いた言葉が実体化……と言われると、個人的には「終わりのクロニクル」でそんな話あったなーという感じですが、取りたててあーだこーだ言うほどではないですかね。アオリに"サバイバル"とありましたけど、その魔法のペンがあればサバイバルも余裕じゃない? それを言えば、一話でヒロインを殺処分するなど先進的な構成になってますが、これもペンで蘇生できるがゆえの余裕なのでしょうか。それともよくある『生命は実体化しない』みたいな制限付きか。ヒロインはクライミング王者(死んだのはモブ)という説もありますが。

「DAYS」

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観客の犬童コールのコマなんですけど、何度見てもただ「インド!!!!」と叫んでいるようにしか見えなくて笑ってしまう。

「振り向くな」は言うなれば前作のタイトルコールで、安田先生ここまでを描きたかったんだなぁということが分かります。ただ『振り向くな君は』って、高校サッカーテーマ曲(ふり向くな君は美しい)が元ネタなんですよね。敗者の健闘を称える曲で締められてしまうと、強烈な負けフラグということにもなりそうで、なんというか、縁起悪いなというか。ま、安田節と言われたらそうなんですけど。

「ブルーロック」

これ誰取るか問題は前々からあったんですよね。潔チームが勝つ前提で普通に考えると凛を取るのが合理的なのは間違いない。ただ蜂楽を取られたルサンチマンで登ってきたというところから考えるとここで置いていくのもどうなのか。で、そう思っているのを知っているぞ、と言わんばかりにここ2、3回で急激に蜂楽をフィーチャー。そうやって考えていくと、案外負けて潔が引き抜かれるというパターンもあるよな、と。いや、凪切ってオシャ野郎と同じチームは流石にないだろ、って気もするんですけどね……ただ凛を切る選択肢もちょっと難しい。ここまで強くしちゃうと、流石に無視できないよね。

WS22・23

新連載「葬送のフリーレン」(原作:山田鐘人、作画:アベツカサ)RPGゲームの「その後」のお話です。着想としてはある話だし、「終末モノ」に近い雰囲気もありますが、このまま人が死に続けるとしたらあまり見ないタイプのマンガと言えそうです。今週は2話掲載ですが、題名に偽りなしで、1話に一人ずつ人(元仲間)が(寿命で)死ぬのを見送っています。今回の最後にフェルン(人間の少女)を旅のお供として連れていくことになったわけですが、もしこれでフェルンが次回次々回で死んだら中々剛毅だなと思います。普通だと「あー人の儚さに触れたエルフが少女との旅を慈しむスローライフ異世界旅が始まるんだ」と思うところなので、それを裏切ったらすごいなと。実際、ロリババアエルフと人間少女のツーマンセルではちょっとありふれている感じもあるので。

トニカクカワイイ

紅ちゃん、早速フィーチャーしてるな……。前回のキャラクター投票の時にTwitterで検索してみたら圧倒的に紅蛍が人気(2位は伊坂先生)で、畑マンガは読者層偏るなぁと思ったのですが、まさかその結果が早速反映された訳でもあるまいし、作者も求められているキャラが分かってんですね。阿吽の呼吸だ。

「MAJOR2nd」

あの中の人、少しおかしいからーー

おとさん、ひでえ言われようだ(でも事実)

古見さんは、コミュ症です。

只野くんの古見さん妄想、最後に「いや、妄想っていうか経験談なんですが……」っていうマウンティングで全員死亡エンドだと思っていたのに……。想像以上に平和でよかった。モテ男只野なんていなかったんや……。

「嘘月」

宮野の「月を見た」って、どのぐらいちゃんと見たのかな、という疑問は一つありますね。一口に月といっても満月から新月までありますし、薄曇でもいいのか、写真や映像でもいいのか。あと誘惑の解け方もゼロとイチじゃなくて、中途半端に解けることになったりしないのか、とか。それはそれとして、なんだか「誘惑」の効果が本当に解けているのか怪しい感じがする展開が続きますよね。ひょっとすると、よくある話ですが「誘惑が解けて記憶を失っても、相手を好きだと感じた感情自体を完全に消し去ることはできない」みたいな話だったりして……。蒼の母親も、そうやって自己矛盾に苦しんだ結果、自ら進んで誘惑にかけられたクチなのかもしれません。これもありそうな話。

YJ22・23

新連載「ふたりぼっちのオタサーの姫」。クール教信者の新作です。新作というか、読切が載ったのは結構前ですよね。遂に連載化か……と思う一方で、「これ常時連載可能なほどネタのストックあるのかしら」という懸念はぬぐえないですね。「オタサーの姫」ってキーワードも聞かなくなって随分経つしな……。オタク趣味が一般化しすぎてオタサーに「一般人」や「シュッとしたオタク」が増えすぎたのかもうんぬん。ま、クール絵師先生は正直あんまり心配してないですが、

「キングダム」

信のモデルが李信だってそれ散々噂されてきましたが、それが本編で認められた瞬間です(公式ガイドブックには明記されてるらしいですが)。きっとずっと温めていた展開だったんでしょうね。漂と同じ姓というのは収まりがいいけど、どうせなら「漂」という姓にしたらよかったんじゃないの、なんて素人考えでは思ったりしますが、本人がそれでいいならいいのでしょう。

「少年のアビス」

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俺の悩みは死んだらなくなるときに使ってください。

シリウス6

「転生しても社畜だった件」最終回。なんかよく分からんけどなんとなくいい感じっぽく終わった。まあ、スピンオフなんてそんなもんか……。

「忍者と魔女」(浅井ソラ)は新人賞受賞作。読切かと思ったら「前編」とはこはいかに……? 終わり方中途半端なので、おそらく普通に50ページぐらいあるのを誌面の都合で二つに分けたのでしょうね。現役のアシスタントさんということで絵は綺麗ですぐデビューできそう。中身は……普通ですね。あと担当コメントに「福田さん」って書いてあるのですが、本名? だとしたら不注意な。

「うちの旦那が甘ちゃんで」

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女に囲まれているときに使って……そんなときないって? 確かにないですね……。

しかし、前回は「どこが甘ちゃん?」と思ったけど、今回の話読んだら、確かに甘ちゃんだ。盗賊側も盗賊側で甘ちゃんですが……。「甘ちゃん」が報われる世界は優しい世界ですね。

怪物王女ナイトメア」

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このときのフランドルの後ろの白いかんざしみたいな奴、なに? 部屋の敷石(床ライト?)のように見えるのですが、なぜそこで途切れているんだ? と。描き忘れかな……だったらそもそも書かなくていいんじゃないかって感じもするんだけども。

「魔法使い黎明期」

セブ「死ぬのは怖くない」

ホルト「……あたしは怖いよ」

セブ「……ごめん そうだよね それが普通だ」

ホルト「何言ってるの……? そうじゃないでしょ? あたしセブ君に死んでほしくないって言ってるんだよ!?」

セブ「--え? なんで?」

いやあ、これはセブ君は悪くないでしょ。ホルトが泣いて逃げだした理由分かんないし。いや分かるけど。分かるけど、普通この流れで「私は怖い」って言われたら(そっか、そうだよな……誰だって死ぬのは怖いもんな)って思うのが自然だし、そこでキレられて「死なないで!」って言われても「え? なんで君が僕の心配をするの、自分の心配をしなよ」ってなるでしょ。ならない? クドーが「お前は面と向かって"ホルトには僕の死を悲しむ資格はないんだよ"って言ったんだよ」って諭してますけど、その通りじゃないですか。自分の死は自分で決める、他の誰にも決めさせない。それが自己決定権というものでしょう?(この世界に自己決定権の概念があるかは知らないけど) ホルトが泣きたくなる気持ちは分かるけど、それは人間同士の主張が衝突した結果による不可欠なもので、セブ君のせいというのはおかしいと思うなぁ。(余談だけど、別に「悲しむ資格がない」と「死を決める資格はない」は同一ではないですよね。今回はほぼ同じ意味で使われていたからそう解釈したけど)

アフタヌーン6

雪本愁二「サメガール」がgood!アフタヌーンから出張です。「シャーク」という謎の擬態語がクセになるゆるふわバトルコメディ。読み覚えありますがコレ、例によって去年ちょっと読んだって奴ですね。

宝塚歌劇 講談社貸切公演記念企画「わたしたちのタカラヅカ」の2号目。これほんまに上演できるんかな、と思っていたらどうやら正式に中止になったそうです。代替公演検討中とのことで、企画が流れるかと思いきやまだ粘るつもりなんですね。今回はえすとえむ、松田奈緒子萩尾望都の3人です。前回は「無理になって早口で解説するオタク」感満載でしたが、今回はレジェンド3名、流石の貫録で落ち着きはらった内容。萩尾先生なんか堂々と一枚絵ですよ。これがヅカに3次元化してもらった作家の余裕……!

「いつか帰郷をくちずさんで」(佐武原)は四季賞受賞作。地震が予報できるようになった近未来の限界集落の政治の話。とにかく世界設定がオリジナリティあふれる。政治や選挙ってのはマンガのテーマとして選ばれにくいです。ただでさえ地味だし、選挙なんて、政体が民主制、合議制である場合に限られますから、単にファンタジーで描くにはフックが弱いんですよね。添え物になりやすい。そこへもってきて、舞台は現実がSF技術でハックされた世界……しかし、その世界を実現したのは果たしてなんなのか? それは(広義の)政治なんですね。もちろんテクノロジーありきですが、政治とはそもそも社会を構築するための手段として定義されている。今の社会を作り上げたのがこれまでの政治の結果であるなら、「なにがしかのオーバーテクノロジーが社会を劇的に変えてしまった……」というSFの前振りにしたって、テクノロジーを現実社会に実装するのはやっぱり政治の結果なわけです。そういう意識の元に本作は描かれているんですね。オーバーテクノロジー社会の中にも素朴な政治思想が育まれる、という視点を持つという意味で本作は斬新だと感じました。

政治マンガと言ってはみたものの、作中で主人公は政治家らしいことは大してやりません。どちらかと言えば、日本語文化では「活動家」と呼ばれるでしょう。SF要素が散りばめられてカモフラージュされていますが、本作の内容は言ってみれば限界集落におけるダム建設反対の居座り闘争みたいなものです。違うのは、戦う相手はダム建設推進派ではなく、襲いくる大地震であり、地震に耐えられないかもしれない自分たちの脆弱さです。なぜ戦うのか、それは自分のため、もっと言えば、自分のエゴのためです。社会と自分とが衝突したとき、自分を守ってくれるのは自分だけです。そして、自分を曲げられないのなら、社会を『曲げる』しかありません。社会を『曲げる』ことを、僕たちは『政治』と呼んでいますね。(この辺りは外山恒一の『政治活動入門』の受け売り)作中では保守派に、そして現実でも保守勢力に位置付けられるであろう彼女たちですが、そうして自己決定権を取り戻そうとする姿は、自由主義者のそれでもあると言えます。

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出馬要請するときに使ってください。

波よ聞いてくれ

炊き出しの仕事は居心地がよかった… やってくる人達が俺と同じ……明日がどうなるかわからない人達だったから…… でも……あの人達は時間が経てばいずれは以前の日常…俺よりマシな日常へ戻っていく

俺は常に俺より下の人間を見下しながら仕事をしたい コンプレックスを感じなくていい職場なら……長く続けられるかもしれない

いいですね! 沙村節全開という感じでとてもいい。やっぱり生きていく上で自己肯定感は必要ですからね……。まあ囚人が本当に元引きこもりよりも下の存在かと言われると微妙ですが……

「友達として大好き」

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何故、と思ったときに使ってください。

僕に会う度 僕の事喜ばせようとか考えなくていいよ

ゆいと君イケメンすぎるんだよな~~~~自分の頭の中が兄との関係とか家族のことでぐちゃぐちゃになっているタイミングでこんな的確なレスポンスできますか? 高校生やぞ? この手のマジメ男×イイカゲン女のラブコメ(これはラブじゃないのか……?)って、男が犬系女が猫系と相場が決まってる傾向にありますが、本作は逆で女が犬系、男が猫系なのが新鮮で、しかも結構うまくハマってるんですよね。比べて面白いのは、シリウスの『ポンコツ風紀委員と~』。キャラクターの役割は似ていますけど、性格は真逆という感じですね。

青野くんに触りたいから死にたい

ヤマアラシのジレンマじゃないですが、好きな人だからこそ、自分が傷付けないように、離れなくてはいけない。自分が怪物となって、君を好きでいる資格を失わないように、自分から逃げてほしい。そうした青野くんの願いを可視化するためのプロセスだったのかな、と思いました。噛んだり食べたりなんだりは、いわばこれまでの出来事を戯画化した追体験。優里を傷付けていたのは自分なんだ、ということを改めて突きつけられた形ですね。

溢れる玄関の花がなんの隠喩なのか分からないんですよね。種類も色もまちまちでそこに意味はなさそう。共通点と言えば、花の部分だけということです。葉も、茎もなく、花だけ。前回の登場タイミングなども含めて考えると、愛情やセックスの暗示かと思わせて、まあ今回もその解釈で行けそうな感じもするんですけど、なんかちょっと違和感がある。玄関は部屋の中と外の境界にあってそれを区切るものであり、今回の夢で言えば部屋の中はいわばあの世、彼岸で外がこの世です。そこにある花が溢れ出して、廊下も見えないほどに敷きつめられる。まるで外への道を塞ぐかのように、です。それは、黒青野くんの執着によるものなのか、それとも優里の未練によるものなのか……。

「乾と巽」

アンナ、『天の血脈』のアンナと同一人物なのか……。今回はヒロインという扱いではなさそうですが。Столоваяは大衆食堂です。食堂、というには屋外すぎる感じですが、カモフラージュのようでもあるのでそんなものでしょう。

「大蜘蛛ちゃんフラッシュバック!」

ザコンマンガだとずっと言ってきましたが、ここにきて一回ですか。タイトルとちょっと合わないんじゃ、という気もしますが、実が親離れする、というのがやっぱり既定路線なのか。