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漫画の感想とかをひたすら書いていくブログです。

週刊マンガ感想2020年23号(6/6-6/12)

今週はサンデーは合併号で休刊です。

WJ27

驚きましたね。こんな中途半端なタイミングで、しかも4つも新連載が入る改編なんて。矢吹先生と田村先生がいるのでかなりレベルの高い会議で落とせなかったのでしょうか。打ち切りマンガ戦線には大激震……と言いたいところですが、現実的なところを考えるとゆらぎ荘で1枠、読切枠を使って1枠開くので、下からは最大2outです。宮崎先生はギャグなので巻末ショートの可能性もあり、そうすると『魔女の守人』の1outだけになります。コロナの影響で休載が増えているので、そのための連載枠増分(いわゆる休載ローテ枠)があると考えるとゆらぎ1outで終了という可能性すら考えられます。まあ、もう少し注目してみましょう。

読切「戦乱FREAKS」(原作:矢部駿、作画:肥田野健太郎)は『ZIGA-ジガ-』のコンビかと思いきや、原作は新人。肥田野先生は相変わらず綺麗かつ少年誌らしいエッジの効いたコミカルな絵柄ですが、『ZIGA』で話題になった命令者ちゃん的な特殊性癖狙いのキャラクターは見られなさそう。代わりにと言ってはなんですが、本作のキャラデザはズバリ、異形頭ですね。後半は半人半馬のオマケ付き。変身シーンがあるのが『ZIGA』リスペクトと言えなくもない……か? キャラデザの奇抜さを除けば普通の少年マンガ的面白さだと思いますが、その奇抜さウリだし、難しい作品ですね。僕は好きですけど、一般的には人気か突き抜けか、みたいな極端な反応をしそう。

ONE PIECE

ネコマムシって何してたんでしたっけ? と思って読み返しましたが、なるほど、マルコに助力を求めるべく単独行動を……。説得には失敗したような雰囲気でしたが、結局マルコが来ていることを勘案すると、ネコは説得を諦めて「優しい村」を去ろうとしたものの、何らかの事件に巻き込まれてしばらく動けず、そうこうしているうちにマルコが「優しい村」を離れられるように事態が変わって、二人遅れて現着したというところですか。これは無説明で流すにはちょっと長いので、多分来週以降簡単に回想か説明のセリフがつくでしょう。そこで詳細が分かるかな。

約束のネバーランド

読み通りエマは記憶を失う、それだけでなく今後の家族との生活すらも代償となった……ということでした。過去はともかく、未来についてはどう解釈しましょうか? 「代償」による世界改変がどんなレベルのものなのか正直全く分かりませんが、できることに制限はないとまで言われるぐらいですから、運命改変や過去改変まで行えない、というほうが不自然です。片方の記憶と物理的な距離を引き離しただけでは今後未来の接触を完全に断つには不完全であるというのは当然理解しているでしょうから、「代償」の完璧さを求めるなら、やはり運命に介入して絶対にエマとレイ達が会えないようにするべきです。しかし今回そうしているか、というと、別に過去改変まではやってないんですよね。「エマから家族を奪う」だけなので過去改変は不要と言ったらその通りなんですが、その後、こうしてレイ達が行動して偶発的にエマと再会する可能性を潰していない。それは運命改変でケアしているから、なのか、それとも、そこまでケアする必要がなかったから、なのか。

まあ、メタ的に言えば、今後話が続くのか終わるのかでエマとレイ達が再会できるかどうかは概ね判断できてしまうのですが。今回の終わり方で言うと、再会することなく終わる可能性がかなり高いか?

僕のヒーローアカデミア

デクくん恐怖ないのがすごい……。1年間の成果が出てますね。触れたら終わりの極悪能力が自分を狙っているなんて、運命づけられている戦いだと知っていても普通の精神だったらちびるし怖じ気付くところです。それが多少の逡巡もないというのは本当にすごいですね。1年間の努力と成長の裏付けがあるからこそ、こういう常人離れした精神力にも説得力が出るんだな……。

ハイキュー!!

これやっぱ終わるんですかね。よく考えたら主要人物の現在出尽したし。プロ編入ってからプロリーグで1年間やるのかな、と思ってたんですが、この試合と日向ブラジル編が併せて長い長いエピローグって感じの仕立てなのかもしれない。

「呪術廻戦」

このタイミングでこの戦場に伏黒パパ参戦は草しか生えない。なんで、しかもわざわざ息子が開けた穴から入ってくるの。これじゃ出るタイミングを失って……と思ったけど、パパが瞬殺しちゃうから関係ないか。むしろ問題はその後……というのは皆分かってるんでしょうけどね。個人的には、パパが呪霊側と組むパターンがないかが気になるんですが、いくら五条に殺されたとはいえ恨むタマじゃなさそうだし、基本的に第三勢力の中立といった感じですかね。

「タイムパラドクスゴーストライター

本当にこんな展開で大丈夫か? 佐々木に罪という罪を重ねさせるつもりなのか? 好感度を得ることを投げすてているのか? 確かにアイノイツキと共作させるべきとは言いましたけど……アシスタントさせろって意味じゃないよ。「告白は俺のエゴにすぎない」というのは(それはそう)ですが、そもそも情報漏洩の可能性を考えたらアシスタントなしで週刊連載するべきだし……これじゃ墓場に秘密を持っていく前にバレますよ。大体、本当に1から10まで完全に泥を被るつもりがあるなら、トレースでもなんでもしたらいいじゃないですか。わざわざ絵を近付けてリメイクみたいなややこしいことしなくていいんですよ。自分という作家を殺すことを決意したんだから。

「アンデッドアンラック」

組織はSPC財団みたいなもんなんだという認識に変わりはないんですが、「報酬:全世界の言語の統一」は酷いなぁ……。財団からするとKeterレベルのオブジェクトの収容違反ですよ。元通りに収容できないことを考えるとSCP-8900-EXとかが近いか。どれほど貴重な文化遺産が失われたことか……

ゆらぎ荘の幽奈さん

最終回。エピローグ1話だけでしたね。まあヒロインと結ばれた世界は最後のシリーズで散々やったので、幽奈さんとのメインルートを軽く復習しておしまいでいいだろって感じですか。思い返せば、ラブコメとしてはやや重めな伏線を見事なまでに回収して、しかもサブヒロインたちの存在意義にまで気を配った見事な配役。連載初期はこんな遠大な構想なのだとは全く想像もつかなかったですね。仮に打ち切られていたらどうなっていたのかしらん。

チェンソーマン」

え? 新幹線乗ったのにフェリー? と思ったけど、よく考えたら作中はまだ20世紀なのでした。北海道新幹線はおろか、まだやまびこが盛岡までしか行ってない時代ですから、青函連絡船じゃないかも。新幹線ももしかすると上越新幹線で新潟からの連絡船とかかもしれません。

近々銃の悪魔の討伐があるというのがまず驚きですが、それに主人公たちが不参加というのもすごい。居場所も分からなくて取りあえず肉片を集めてるんだ、みたいな話じゃなかったっけ? メタ的に読むとデンジと銃の悪魔が対決しないのはおかしいので、討伐は大失敗して公安は壊滅することになるのでしょう。情報統制もなにも、全員死ねば流石にバレるはず。でもマキマさんだけ生き残るみたいなパターン。アキの心境の変化や展開からデンジの心境の変化を振り返って読み直すと、やっぱりデンジの心は決定的にマキマさんからは離れてしまった、と読むこともできるのかな……。デンジと銃の悪魔との因縁は、チェンソーの悪魔の心臓を狙われてることを除けば、マキマさんからのご褒美のためだけの目標だったはずです。すると、デンジの意志ではないにしろ、銃の悪魔討伐に参加しないということは、江ノ島行きを断ったのと同じように、デンジとマキマさんの縁が切れつつあることを意味していることになります。深読みするなら、江ノ島にデカい肉片が存在していて、旅行の目的は肉片の回収だった……なんて予想も楽しいですね。どこかでフラグが倒されてマキマルートに入れなかったという。

YM28

「マイホームヒーロー」

小沢くんは半グレへの復讐が最優先なので、家族の無事を最優先する哲雄とは利益相反の部分があるのは当然ですが、ここまでの言動を見ていると、なんだか半グレをやっつけたらごく自然に鳥栖家を置いて去るような感じですね。「可哀想だけど、僕には彼らと敵対するメリットがないし……」とかなんとか言いながら。

「錬金ブライカン」

違和感も読みにくさも相変わらずすごいな。(錬金術というファンタジー装置こそあるが)典型的極道マンガ世界の中にいる幼女が、一人だけなんのキャラづけもなく一般女性のように振る舞い、言動している。ヤンマガやくざ物世界に転生したヤンマガ恋愛モノのヒロインというような雰囲気。どことなく絵柄が違うような気すらする。ヤンジャン臭は消えたような気がしますね。

アルキメデスの大戦」

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日本人は心で戦うときに使ってください。

嶋田にこのタイミングで反論に出る気概があったとはなぁ……。山本の邪魔をしたいだけのためにただ一人異論を述べているのだとしたら、それはそれで大した人です。

「パラレスパラダイス」

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変な性癖に目覚めそうなときに使ってください。

イブニング13

コミックDAYSからは「それは霊のしわざです」(Noise)が出張掲載です。背後霊が気になってそれどころではなさそうなラブコメ。そして久しぶりの「代原バードピピ」。時期的には出番が増えることもありそうですが、4ページで代原とは……? という気持ちもなくはない。

「リーガルエッグ」

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原付を買ってほしいときに使ってください。

WM28

「彼女、お借りします」

お婆ちゃん、左方向からの瞠目俯き微笑みカットが多過ぎてコピー多用してるのかと思った。でも全部少しずつ角度違うので、普通に描いてるんですよね。まあ、でも考えてみると宮島先生って顔のパターン決まってること多いかもなぁ。

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「東京卍リベンジャーズ」

なにがヤバいんかと思ったらそういうことかよ。「末っ子同士!」じゃあないんだよ「末っ子同士!」じゃあ。

「トーキョーバベル」

うーん、本当に化学式は必要なのか……「岩」とか「雨」とかの実体化に化学式の知識は必要とされているようには見えなかったけれど……。それともやはり、ものの種類によって必要な情報が変わるのかな? シャンプーで言うと、ボトルの部分には大した想像力は不要でも、中身には分子レベルの知識が要求される……的な?

「ランウェイでわらって」

トレンドで数字と順位がおかしくなってること、よくあることではありますが、何も作中で再現しなくてもいいんじゃないの……?

モーニング28

合併号明けに「聖☆お兄さん」(中村光)の出張版を巻頭カラーで掲載。モーニング・ツーの1号休刊で原稿が余ったりしたのか? いやそれならそれでストックとして残しておけばいいだけだしな……。もしコロナの影響で休載続出の応援として呼ばれたのだとしたら、なんというかまあ、お疲れ様でございます……。

半沢直樹

これ多分原作でもドラマでも同じなのでしょうけど、上司を脅して揺さぶるための偽名に妻の名前を使うなんて、インターネット炎上世代からすると脇が甘いんじゃないかという気がしてしかたがないですね。メタ的には「夫婦で協力して追いつめているのか」と思わせるための叙述トリックということか。

「ミツナリズム」

戦国の世の脱税は隠し田か……。このところオリジナル展開風味だなと思っていましたが、この手の年貢回避が太閤検地で摘発されていたのは史実のようです。三成自ら検地に赴いたかはさておき。

バトルスタディーズ

笑太郎が胸のDLマーク掲げて叫んでるコマ見たら、もう今後現実の方でPLの活躍が見られることはないんだろうなと思って、なんだかちょっと感傷的になってしまいました。「泣きたいのはオレだよ」と作者から怒られそうですが。

YJ28

新連載「ウマ娘 シンデレラグレイ」(漫画:久住太陽、ストーリー:杉浦理史・伊藤隼之介)サイゲの(永遠にサービスインしない)ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』の新作コミカライズ。過去にコミカライズどころかアニメまでやっていたことがあるので、マンガで初めてというわけではありませんが、週刊誌レベルに露出するのはちょっと目新しいかも。

……と思っていたけど、ちゃんと調べたら既存のマンガはいずれもサイコミで連載されてた(る)作品ばかりで、いわばサイゲの自家供給ですね。アニメ化までした作品になに言ってんだという感じですが、マンガ的には他社の雑誌で連載が始まったことでフェーズが一つ上になったような感じがあります。もっとも、新展開があったからといって、サービスインが間近というわけではなさそうなのがかわいそう。

中身のほうですが、笠松を舞台にする意味なんてオグリキャップぐらいしかないのではと思ったら、やっぱりオグリでしたね。タイトルの「グレイ」は葦毛のことか。

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やめろ!!!!! 笠松競馬場をいじめるな!!!!!!!!! 地方競馬では復活のお手本として引き合いに出されてるんだぞ!!!!

「オーライ!」

出、出~押犠打失敗投手前小飛球後逸~wwwwwwww一番恥奴wwwwwwwww

「シャドーハウス」

意外性だけで予想するなら……マリーローズあたりですが。エミリコの「顔が綺麗」発言は、「亡霊に襲われたのにローズマリーの顔が汚れていなかった」という意味とか……いや普通に汚れていたような……