.DS_Store

漫画の感想とかをひたすら書いていくブログです。

週刊マンガ感想2020年31号(8/1-8/7)

ほぼ全ての雑誌が合併号。WJだけ通常号です。出す気なのか、来週……。

WJ36

合併号じゃないんだけど。これ来週出るの? もしかして土曜日発売? 集英社の考えることは謎だな……。

さて読切「アオのハコ」の作者、三浦糀先生ですが、前にマガジンで『先生、好きです。』を連載してらした方ですよね……? 逆(ジャンプ連載作家→他誌で連載)はよく見ますが、他誌からジャンプの読切で復活ってあまり見ないパターンなので正直驚きです。しかも「ガリョキンPro出身!」て、新人賞出したのかよ。マガジンで連載まで持った人でもジャンプは新人賞からなのか……ちょっと格差すごいですね。逆に新人からしたら心折れそう。まあ雑誌の知名度見たらそんなもんなんかもしれんが……。内容は、繊細な作風とかわいらしい女の子を活かした青春恋愛モノ。『先生、好きです。』と同じ路線ですね。基本真面目な人間が真面目に生活して報われる展開。悪人なし。読切の完成度は高いです。これを連載って言われちゃうと「……他のにしません?」ってなる奴。

「破壊神マグちゃん」

ジャンプ漫画、貧乏設定を軽視しがちだよね……持てあますぐらいならつけなきゃいいのに。しかし汚い花火だなあ(褒め言葉)

「あやかしトライアングル」

本作の一番の主眼として、どれが「トライアングル」(三角関係)なのかという話があります。祭里(男)-祭里(女)-すずか、祭里-すず-シロガネ辺りが適切かろうと思うのですが、単純に三角関係ということだけで言えば祭里-すず-二ノ曲という組み合わせも捨てがたい。現時点ではオーソドックスな三角関係ですが、二ノ曲先輩ってTS映えしそうな見た目してんだよね……しかも本人に女耐性がないとか……あーこの組み合わせは危険過ぎますね……二次創作が美味しすぎるぞ~。

ブラッククローバー

50秒ってなんか短いみたいな雰囲気で話してますけど、結構長くないですか? どうせハッタリなんだから10秒とか30秒とかでよくない? 50→8→3ってカウントダウンのバランス悪すぎでしょ(42秒もなにしてたの)

ぼくたちは勉強ができない

文乃編完結。付き合って終わりではなくて、かといっていい感じの日常……という雰囲気でもなく、ちょっと独特なエピローグでしたね。まあ、奥手な二人同士ということでこういう塩梅にしたのかもしれません。

「ボーンコレクション」

突如もの凄い勢いで巻きはじめた感じがする。掲載順見れば納得だけども……。それにしても独特の巻き方というか……「二つもう倒してきた」ってそんな省略される主人公の戦いある?

「タイムパラドクスゴーストライター

こっちもこっちでなんでもありだな。いやまさか本当に死んでたとは。本編とはややズレますけど、やっぱり「アイノイツキを助けたい」という動機それ自体が、「万人にとって面白いマンガ」を作り出すという信念から見ると不純物になっちゃいますよね。逆説的にその不純物こそがマンガに必要なものだったんだ……みたいなオチが用意されているのかな……と思っていたんだけど、どうやら話はアサッテの方向へ。

YM36・37

40周年企画「我漫」の今回は押切蓮介「DKS40」。ヤンマガを強気ヤンキー女に擬人化して馴初めを描いた意欲作。お互い40歳ってところから「同級生」というコンセプトを思いついたのは面白いですね。『でろでろ』ももはや遥か昔の作品で、今や押切蓮介からヤンマガをイメージする人も少ないんだろうけど、『せませか』も終わったし、ワンチャン復帰もあるのかな。本人は「週刊はムリ」って言ってそうだけど。

f:id:skyhorse:20200815151906p:plain

不謹慎だけどこのコマはやっぱり笑っちゃうわ。「オシッコー」じゃないんだよ反省しろ(まあ著作権回りの許諾は編集者と出版社が処理すべき案件で作者に一義的な責任があるわけではないと思いますが)

GTO パラダイス・ロスト」

内山田教頭主人公シリーズの今回は渋谷殺人ウイルスパンデミック編。え、この時期にこの内容ですか! いやこの時期だからこそ思いついたんでしょうけども……勇気あるというか、節操ないなというか……いや、やるのが悪いとは思わないですよ。むしろ不謹慎だから自粛しようとか言いだすほうが個人的にはくだらない考えだなとか思う。けど最後はギャグで落とすんだろうとはいえ、今回のコロナ騒ぎを殺人ウイルスで作中再現するのは凄い。もの凄い胆力の持ち主か、全くなにも考えてないかのどっちかだな。

「雪女と蟹を食う」

北さん歳下で泣いちゃった。

f:id:skyhorse:20200815151917p:plain

なんで人間として生まれてきたんだろうときに使ってください。

アルキメデスの大戦」

薮本こういう使い方か……。どこかで違法な尋問が衆目に晒されるところとなって甲斐は助かるけど、甲斐を陥れたい東郷が薮本に接触するんだろうなと思っていました。本編では秘密裏に処理されることとなったので、薮本から山本なり東郷なりに直接売り込みをかけるのでしょうか。もしかしたら田中と接触するかもしれません。

WM36・37

七つの大罪』続編のティーザー的な感じで読切「七つの大罪 はじまりを誘う雨の森」が掲載されています。主人公はバンとエレインの息子・ランスロット。そんな不吉な名前つけるから行方不明になるんだぞ……。続編は「鋭意制作中!」とのこと。まだ開始時期が告知できる段階ではないらしい。人気連載の続編をやるのはマガジンでも久しぶりなので色々準備があるんでしょうかね。

他にDAYS版には別マガから2作出張してきてますが……これ他の電子版にはついてるのかな? 作品は「神様はラケットを振らない」(原作:志田ゆうすけ、漫画:丸山りん)「チャンドラハース」(門司雪)どっちもダークでハードな作風。特にテニスと交通事故の組み合わせの前者は中々意欲的な作品ですね。編集部が推したくなる気持ちも分かる。

「東京卍リベンジャーズ」

タケミチ、お前前回のラストで「おせーよ」って言ってたじゃねーか。なんで「でもなんで…?」とか言ってんの? 来ることを信じてたから周りの連中が驚愕してる中一人文句垂れるぐらいの気分かましてたんだ、凄い信頼感だなって思ってたのに、「なんで二人共来れるんだよ!?」じゃないんだよ。感情が分裂してるぞ。

「彼女もカノジョ」

f:id:skyhorse:20200815151932p:plain

これが巷で噂の寝取られ趣味ってやつー時に使ってください。

炎炎ノ消防隊

月の異変は特定のドッペルゲンガーの仕業じゃなくて、全体的に世界がアドラと融合してきている証なのか。しかし世界の破壊が目的だというなら、「死」のドッペルゲンガーというより、「大災害」のドッペルゲンガーというほうがなんだかイメージには合うんだが。

f:id:skyhorse:20200815151943p:plain

死のときに使ってください。

「それでも歩は寄せてくる」

歩が元剣道部の設定ついつい忘れてしまい、うるしと一緒に「新入部員きゃわわわわ」とかぬか喜びしてしまった。でも先輩を一途に慕って追いかけ入学してくる後輩はそれはそれでいいものだな~。CP相手がいなくて悲恋確定なのが可哀想だが。

ヒットマン

500人いれば連載まで行けるのはたった2~3人

1年以上連載を続けられる作家は約2割…更にその半分が人気作家になると言われています

界隈では知られているのかもしれませんが、大分具体的な数字ですね。マンガ家志望で人気作家になれるのは5000人のうち2~3人、倍率にして2000~3000倍ですか。人気連載確率は体感的にそんなにあるかな、という気もしつつ、年間で平均2作のヒットと考えると、確かに平均すればそんなもんかもしれんという気もします。問題はヒット1本飛ばした程度じゃ世間的な大成功レベルにはいかないってところですよね……原稿料は全部アシ代その他諸経費に消えるとして、連載3年(3*7=全21巻)定価500円で単巻10万部発行としても印税10%なら丁度1億円。サラリーマンの生涯年収のおよそ半分ですね。まあ一人で生活していくならギリギリなんとかなるかな、という感じですが……家族を持ったりなんだりと言い始めるとやや心許ない感じ。今日びヒット作でも10万部も発行される作品珍しいですしね……。

「ランウェイでわらって」

そうだった、佐久間さんって柳田さんとCPだったですね。いつの間に戸村くんに鞍替えしたんかしら。いやそもそもが終わった恋だったんか……?

不滅のあなたへ

マッマ完全に別人ですね……。伝承のこともちゃんと覚えてるっぽいし、あのモラハラ毒親生活は一体なんだったのか? 嫌っていたのだとしたら、今は任務に忠実な理由が分からんし……

ところで思い出したのですが、フシの少年の姿って元々奪ったものでしたよね。あの少年自体はまあ、成仏(正式な用語忘れた)したとして、新マッマがフシと同様な存在によって乗っ取られたという可能性はないでしょうか? フシも初期に自我を獲得するまでは周りから期待された振る舞いを模倣して周囲に溶け込むという過程を踏んでいたはずだし。これなら色々説明つく気がする。

WS36・37

読切「コンビニエンスボーイ」(小川慧)は新人賞作品です。謎の発明家コンビニオーナーおじいさんとコンビニを使ってなり上がる江戸時代の少年の物語。って書くと大分語弊ある感じしますね。全体としてはいい話ですけど、細かいツッコミ入れていくとアレですね。でも、目線を変えてみると、我々はみんな、こんなコンビニオーナーのおじいさんがある日突然現れて便宜を図ってくれることを望んでいる、かも、しれない。

「龍と苺」

登場人物の名前間違いのお詫び。なにやってんだよサンデー編集部……。謝罪文が完全に平謝りなので部外者の読者としてはなにも言うことはありませんが、これ作者にかなり絞られたんじゃないですかね。あとやっぱり将棋監修はつけたほうがいいですよ。今回の件とは無関係ですけど。

本編ですが、まあ、このワガママ女をプロにするには確かにこの程度の縛りじゃ足りないよなあという感じ。でも、将棋部の先輩はどうですかね? いくら「本気でプロを目指してる」ったって、将棋部に所属してるってことは十中八九奨励会員じゃないですよ。奨励会員はアマチュアの大会出られませんし、学生の大会は全部アマチュアの大会ですから。「本気で目指してるけど奨励会員じゃない」って、つまり本気じゃないか、あるいは本気で目指して奨励会にも入れないか、のどちらかですよ普通に考えたら。そんな人には苺は負けないでしょう。すると、どういう路線を歩むことになるのか……。

一応、奨励会を介さないルートとして、苺の取れる方法が2つあります。女流棋士ルートとアマチュアルート。前者は女流のプロになって、女流枠でプロ棋戦に出場するというもの。女流は2級からプロですが、条件は研修会B2以上なので、おそらく最短の律速は通算対局数(48局以上)のほうでしょう。月2回の例会で各4局指すので最短半年でなれる計算。そこから女流棋戦を勝ちまくって女流枠を取るのにプラスで1年ってとこですかね。アマチュアルートも似たようなもので、アマ名人戦やアマ竜王戦などのアマ棋戦で優勝すればそれに応じたプロの棋戦に出場できますから、最短で1年ぐらい。違いとしては、アマルートはほぼトーナメントなので負けたらその時点で1年やり直し。女流ルートは奨励会ルートと両立が可能というぐらいですかね。いずれにしても公式ルートでは苺のお眼鏡にはかなわないでしょう。ってことは何か闇ルート(真剣師とか?)があるのかな。いやでも1話で奨励会登場してたから基本的には奨励会ルートのはずなんだけどな……

「嘘月」

主人公が死んでしまった……いや、まだ確定じゃないけど。この世界の吸血鬼は超回復能力とかなさそうだしな……。パパに吸血されたことで吸血鬼としての能力がブーストされて助かるとか、そんな展開ないか?(化物語並感)

妖怪ギガ

広島原爆投下日前日。クロ以外で続き物シリーズになったことはないので、この後は流石に描かれることはないのでしょうか? まあ、描くに耐えないというか、あまりに悲しすぎるかも、ですが。

モーニング36・37

「定額制夫のこづかい万歳」

巷でやれアホのすることだ知性が低いだの言われたい放題の定額給付金回。子どもの貯金は批判にも一理あるなとは思うんですが、ただ現実問題として今の子どもに10万で何かしてあげられることっていうと中々パッとは思いつかないでしょうなあ。習い事とかに使おうと思っても、お月謝1万円なら1年も通わせてあげられない。まあ、思いつかないのは知性がないからというのは正しくその通りで、貯金という選択肢は知性のなさを自覚した上で、愚かな選択を防ぎ、問題を先送りするための方便なんですわな。人的資源への投資ができない人に金融投資なんかできるはずもなく……。え、僕の給付金ですか? 銀行口座で寝てますね……。

風太郎不戦日記」

カラーで敗戦の日。赤いヒマワリの意味するところはなんでしょか。流れた人の血か、夏の灼熱の太陽か、はたまた日の丸の色に染まった大和魂か。今週は豊作でしたので雑多に置いておきます。

f:id:skyhorse:20200815153846p:plain

f:id:skyhorse:20200815153857p:plain

f:id:skyhorse:20200815153907p:plain

f:id:skyhorse:20200815153935p:plain

f:id:skyhorse:20200815153920p:plain

f:id:skyhorse:20200815153947p:plain

「ざんげ飯」

本誌最終回。普通に面白いので月一でいいから載っけてほしいんですが、こんなに早くweb送りってことはアンケートの結果が相当悪いんですかね……綺麗で可愛い敬語女医さんとか反則なので世の男どもが嫉妬しているのかもしれない。でも盗撮は犯罪なのでNGですね。(盗撮が)はやってるのか?

YJ36・37

新連載「僕、いますよ。」は本宮ひろ志の新作。なるほど……オリジナル新作を始めるために「Good Job」のほうは打ち切りにしたのか。てか、これほぼ週刊連載と新連載の立ち上げ同時並行してますよね……本宮先生は相変わらずタフだな。

f:id:skyhorse:20200815153619p:plain

私ですというときに使ってください。

「【推しの子】」

アクアは俳優志望から転向したんですね。まあ監督がうだうだ言うことはなんも意味ない(夢(復讐)を諦めたわけではなくて、夢を実現する手段として役者よりもスタッフの方が現実的だと判断しただけ)のでこの話だけではなんとも言えませんけど、本当に才能ないのかな。少なくても監督があれこれ言うのはアクア自身の中に才能的なものを認めているから未練がましいんじゃないのかなあ、という展開普通にあり得ますよね。赤坂先生だし。

「スタンドUPスタート」

上場ゴールしたパワハラ社長にMBOのご相談。んーそのままMBOするだけだと、パワハラ野郎を追い出すことはできたとしても持ち株を同じ値段で売り抜けられるからそこまでスカッとって感じでもないが……。改心して出直してもらうのかな。福田先生は基本悪人にも甘いから。

「可愛そうだね、元気くん」

f:id:skyhorse:20200815153801p:plain

俺こんな事してる場合じゃないんだ時に使ってください。もっと何かちゃんとした楽しい事、そんなことある?

月マガ9

「雨の日も神様と相撲を」(原作:城平京、漫画:戸賀環)がマガジンRから出張掲載。『虚構推理』といい、城平先生もノってますねー。本作は『虚構推理』とは完全に逆で、ノッポ少女×ショタ少年の組み合わせですが登場人物が基本的に軒並冷めた性格でさっぱりした作風は一瞬で原作者が誰か分かるレベル。僕はロリが守備範囲外なのでこっちのほうが好きですね。

読切「あの日のタナゴの行方は」(急式尋々)大変良かったです。転校生がアウトカーストの少女と仲良くなって……という類型は見慣れたものですが、いじめっ子に殴られるなりなんだりの直接的な被害でなく、大勢の前で辱められるという形態が「あるある感」を引き立てて、現代の現実の学校の再現に成功しています。いじめっ子に暴力をふるわれたり直接的な被害を受けた人は少なくても、友人が同調圧力の元晒し者にされているのを見て見ぬふりをして見殺しにした記憶のある人は多いでしょう。そういう読者の多くが共感できる「罪」を克明に描き出しつつ、贖罪の旅を序盤の伏線も回収しながら爽やかに描き出すよい幕引き。月マガには少し珍しい題材だったかもですがいい読切でした。

「キミオアライブ」

なんかあのまま回想入って色々なあなあになって打ち切りかと思っていたんですが、キミオが案外普通に復活して驚きました。元気じゃねえか。いや、というか「ホントは元気じゃ全然ないんだけどあれだけ普通に振る舞っているなんてすげえ」と読むべきなんでしょうけど……これまでの話の流れからするとどうしても「あんなに大げさに吐血した割には普通だから大したことなさそうだな」って思ってしまうよな。読者はスパゲッティ状態で死の間際をずっと彷徨ってたキミオをよく知らないんだから。

さよなら私のクラマー

初勝利でうかれてるけど冷やかされるのがクソムカつくから皆が帰るまではしゃぐのガマンして、結果見ず知らずの通りすがりのおっさんにベラベラ語っちゃう深津かわいいなー。選手が不安なときは監督も不安、選手が嬉しいときは監督も嬉しいよね。ただ、それを表に出さないことが仕事だというだけで。

C.M.B.

最終回。アナグラムだったか……最後の最後まで単純ななぞなぞにやられてしまいました。『Q.E.D.』はなんだかんだで続編出てますけど、「C.M.B.」のほうはこうなってしまえばもう直接の続編は出なさそうですかね。森羅と七瀬に幸多からんことを。お疲れ様でした。