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漫画の感想とかをひたすら書いていくブログです。

週刊マンガ感想2020年41号(10/10-10/16)

WJ45

予告通り平野綾二先生の「鬼滅の刃 煉獄杏寿郎外伝」(原作:吾峠呼世晴)の前編が掲載。平野先生ってこう、線の整った綺麗な今風の絵を描くイメージなのですが、今回の外伝はワニ先生に合わせてなのか線を思い切って崩していたり、虹彩、崩し顔、トーンや塗りなども極力原作を再現しようという努力が感じられ、読んでるだけで感心しますね。

チェンソーマン」

とうとう掲載順2番目まで登りつめましたね。ワンピ救済ではありますが。

そして新人賞応募者に向けた藤本先生のアドバイスがこれ。

ブラッククローバー

ふむ、ちょっと意外な感じありますね。ここで悪魔と戦う選択をしないのはあまりジャンプでは見ないタイプに見える。ブラクロってジャンプの王道を忠実に守る印象なので……まあ、アスタの性格を考えるとこうなるのか? あんまり味方を傷付けるとかそういうことに関心があるタイプとも思わなかったが。んー……ルフィやゴンならそういう展開も考えられるか?

「呪術廻戦」

んー……死亡フラグでしたね。残念至極。あいや、残念といってもつまらないとか物語の行きがかり上納得いかないとかではなく、「ぼくの大好きな野薔薇さんが退場しちゃったよおー!! えーん!!」という意味なのでお気になさらず。中身は相変わらずとても面白いです。

しかし小学生で野薔薇さんが同級生にいたら僕は確実に苦手な女子として避けていたはずで、それが大人になってみると好きなタイプだなーとなるのはとても不思議な感じですね。何かの原罪か。

「武芸道行NERU」

最終回。1話1話が長かったからか、掲載期間は短かったですね。なんというか……前端的に、あまりジャンプっぽくない感じの作品だったと思います。いや、ジャンプどうこうというよりも、少し昔のマンガっぽいというか。内容や演出もそうですし、あとは絵柄がもう80年代90年代という感じ。それが逆に味になってる感もあったんですが、やっぱりどこか、いまいち華がないな、という印象がぬぐえないまま終わってしまった感じがします。バトルシーンはそれなりによかったところもあったと思いますが、全体として見づらい、分かりづらい印象に終始したのは絵柄の影響も少なくないと思うし……まあ、それだけではないと思いますが。総じて、もう一推し何か欲しくなる連載でした。次回作待ってます。

YM46

「我漫」は『ゴリラーマン』が復活! 「ゴリラーマン40」(ハロルド作石)だ。流石ハロルド先生、読者のニーズをよく分かっていらっしゃる! まあ僕ゴリラーマン読んだことないのですが……読んだほうがいいと思って10年ぐらい経つ。そんなに分かっているなら『七人のシェイクスピア』を早く再開してくれ

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なんだよ「岐阜のおやつ」って……元ネタあると思うんだけど分からなかったです。誰か教えてくれ(懇願)

「サタノファニ」

未来が読めて回避余裕、のはずが砂は避けられなかった。あと千歌のぴょんぴょん飛びも驚嘆してたので、直接的に危害が加えられるときだけ分かるのか? んーでも、部下のダーキニーに指示できるんだよな。能力そのものは殺人鬼パワーで説明できちゃう気がするけど、条件がありそうでよく分からないのが気になる。

「雪女と蟹を食う」

本誌最終回。別にそのまま本誌で続けたらよかったと思いますが、人気というよりは、一区切りついたので場所を変えたいみたいな感じなのでしょうか。ヤンマガっぽくないとは思ってましたが、セックスシーンがあるから人気はそこそこあるもんだと思っていたんですが(ヤンマガに対する偏見)。

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複雑な乙女心という奴で、アンニュイな絶望も100%嘘ではなかった、むしろいくばくかの真実が含まれていたからこそ真に迫っていた、という展開ですが、にしても「宮沢賢治を愛せる女」とはね。宮沢賢治は生涯独身で、信仰と農民救済に生涯を捧げることを良しとした人間です。「自分にかまけず夢に一心に取り組む」ことを要求しながら、「自分を決して振り返らない男」を愛し続けられない矛盾に深く苦しんでいたことが伺えます。宮沢賢治を選んだのは『銀河鉄道の夜』に対する回答含みということですかね。

イブニング21

「激辛課長」がseason2として復活しました。え、あの、『銭湯課長』は……? まさかウソ予告?

「奈落のふたり」(五郎丸えみ)はアプリからの出張掲載。進学校の高校のいじめ問題と偏執的なストーカー気質の一方的恋愛を組み合わせた怪しい作品。と書くと『ホームルーム』みたいだな……くしくも同じアプリ上での連載。しかし本作は偏執的恋愛の加害者(?)がいじめの被害者で、被害者(?)がいじめの傍観者という一種の倒錯した関係になっています。教室内のいじめに安易に同調したことで異常ヒロインにつけ入るスキを与えてしまった主人公には因果応報的な側面を感じますが、ここから異常恋愛にシフトしていっていじめは舞台装置程度になるのか、いじめに対する態度を主人公が内省していく方向に進むのか、どちらも面白そうではありますね。

紫電改343」

大西瀧治郎と言えば特攻の父とされる御仁ですな。「フィリピンを最後の戦いとする」ためのその時限りの特攻だったはずが、召還を言い訳に特攻兵たちと共に戦死するつもりだったフィリピンから脱出してしまったことへの後悔からか本土徹底抗戦を主張するようになり、特攻は戦争を終わりにするための逆転の秘策から負けた後の精神的支柱へと変わり(それは結局のところ必要のない人柱だったようにも思える)、最後は全ての責任を負わんとして自決した人。まあ、作中の大西はまだ「フィリピンで燃え尽きる」つもりの燃える大西ですから、本土守備隊を嫌うのは無理もない。そういえば本作の源田のは山本五十六の密命を帯びての行動、という設定でしたが、大西と山本は真珠湾攻撃の是非でやり合っていたそうですね。因縁が深い。

「西妖記」

弱者を救済すべきか、はたまた本人の自助努力に任せるべきか。ファンタジー作品が急にホットな話題に切り込んできた印象ですが、話の流れからすると元々の作品の骨格に据えるつもりのテーマだったのかもしれません。しかしまあなんというか、幼少時に捨てられ苦労して上流層への恨みを募らせ、結果統治者になって下層階級に過酷な政策を強いて叩き上げの自助努力を要求するようになるとは……狙ったわけではないにしろ、タイミングがよすぎますな……。むしろ、今が最後のチャンスかもしれないですから、ここで始めておいてよかったのでしょうが。

クラッシャージョウ REBIRTH」

銀河系最後の秘宝編最終回。コワルスキーは脱出かなわず、オオルルと共にブラックホールに吸い込まれて別の時空へ。最後の人類は一人ぼっちのくだり、なんだか人間同士の争いの話も同じであるように感じてしまいました。タロスの言うとおり、理性じゃないんですよね。

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「いつまで経ったって日本人は一人ぼっち」、なんて、意外に的を得ているような。ムスリムがフランスでムハンマドの風刺画を授業で扱った教師を殺した事件を読んだからかもしれません。

WM46

「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる。」(原作:未来人A、作画:井上菜摘、キャラクター原案:jimmy)マガポケから出張掲載。いわゆる異世界転生の「なろう小説」の書籍化版のコミカライズ。ゲーム感覚で人生を運営できたら最強だ! ってなもんですが、まあ、なんていうか、転生ってのはあくまでガワというか、読者の共感を引き出すための役割がメインで、メインは異世界での人生成功譚なんですね。異世界は「テンプレ」とすることで細かい描写からは解放され、作者も作り込まなくていいし、読者も読み込まなくていい。そういう目線で言うと、戦略シミュレーションゲームのプレイ追体験なんですかね。作中でも「信長の野望」がフィーチャーされてますけど、いうならゲーム上手い人の実況動画鑑賞と感覚的には近いかも。

ヒプノシスマイク -side D.H&B.A.T」(漫画:相羽紀行)こちらもマガポケから。ヒプマイ2期のオオサカとナゴヤのチームが主人公ですが、今回登場してるのはオオサカの「どついたれ本舗」の3人。

炎炎ノ消防隊

主人公不在のまま最終決戦へ……。シンラが最後「救世主」か「悪魔」かで後者が多数派になってしまったからシンラがヒーローたれなかった、というのは分かりますが、柱が全員アドラに消えちゃったのはなんでなんすかね? 結局柱ってのはなんだったんだ? シンラの動向だけで決まるなら、他の柱を一生懸命集めてたのはなぜなんだ? うーん、そうやって考えると、柱たちは柱たちで、アドラで戦ったりなんだりしているのかもしれないな……。

ヒットマン

えええ……瀬尾先生、これで『風夏』に続き2件目のトラック人身事故発生です。『風夏』では実は当初の構想では死ではなく記憶喪失のはずで、殺すのは苦渋の決断だったということですが……本作はどうでしょうね。流石に剣崎が死ぬと物語がまとまりを欠いて瓦解するような気がするが。しかし編集者が記憶喪失や後遺症というのもなんだかなあ……どうしても換えが効かない存在じゃないですからね。もういっそ結婚して看病するか?

mantan-web.jp

WS46

今際の国のアリス』の新シリーズが連載開始。その名も「今際の国のアリス RETRY」(麻生羽呂)。アリスとウサギが結婚していてウサギが妊婦姿を披露という強烈なスタートダッシュかましてくれましたが、そんなタイミングで今際の国でげえむに参加させられるアリスが哀れでしかない。るうる上は生き残れるのは一人だけですが、今回はどうなるんでしょうかね。予想は今のところノーアイデアです。アリスが生き残るだけじゃ普通だしな。

「葬送のフリーレン」

断頭台のアウラ終結。そっか、アウラの天秤ってそういう能力でしたね。ちゃんと序盤で説明されてたはずなんですが完全に忘れてた。そりゃ魔力隠しがダイレクトに効くよな……かっこいいけど、結局強い奴が強さで勝っただけなんだよなと思うと、搦手とは、という気持ちにもなってくる。爪を出さない鷹、マジでカッコいいというより厄介というイメージで、挑む側の視点で見てしまう。

「いとやんごとなき」

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人が光るわけないときに使ってください。

妖怪ギガ

これ前々から思っていたんですが、クロが消えそうって=ご主人がこの世から消えそうになっているということなんじゃあ……。空襲で盛大な死亡フラグが立ったのでそのタイミングで死んでしまったのかも、と思っていますが、ひょっとするとクロが消えるまでは生き永らえていたかも、と思うと今回の話はキツい。

YJ46

読切「アテテュットガス」(中永圭信)日本人F1ドライバーと息子の物語。F1は日本人レーサーが最後に出てからもう結構経ちますかね。「ペイドライバー」などと邪揄されることもありますが、そもそもモータスポーツの土壌が小さすぎますからね……。モータスポーツに詳しい人ほど、「F1だけがモータスポーツじゃない」と言って、それはそうなんですが、折角日本GPをやっているわけだし(今年は中止だが……)、日本のメーカーも度々参戦しているわけで(ホンダはまた撤退するらしいが……)、もうちょっと本腰入らんかな、とは思いますよね。本編のオカダは凄い精神力ですが、やってることは普通に危険なので他の人は真似しないようにしましょう。

「【推しの子】」

恋愛リアリティショーの歴史も20年になりある程度のノウハウが蓄積されている

そんなに? と驚きましたが、『あいのり』の初放映が1999年でした。なるほど……そんなにだ。正直まともに見たことがないのでなんともいいませんが、人のプライベートを覗き見るかのような快感と恋愛ドラマのような恋愛感情の共感や投影が上手くマッチしてロングランになっているということでしょうか。海外でも似たような感じの番組が人気だと聞くし。

「君のことが大大大大大好きな100人の彼女」

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やめろ!!!! せめて出版社考えてミスフルとかにして!!!!!!

「久保さんは僕を許さない」

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はしたない時に使ってください。

「ジャンケットバンク」

「残業権」は面白い。ノルマの達成だけが唯一の評価指標だから、達成のために残業「させてもらう」ための権利ですね。でも当日中が提出期限の仕事は残業権あろうが意味ないよね? 残業代も出ないだろうし、そう考えるとあまり得な感じのしない権利だなあ。とはいえ100時間を2ヵ月なら月50時間以下で元が取れるわけで、能力がやや下ぐらいのポジションならいい買い物なのかもしれない。あと有給休暇権はないのか? この仕事に労基が入ってくるとは思えないので当然買わないと休めないものだと思ってましたが……まさか、絶対に休めないのか……!?

ウマ娘 シンデレラグレイ」

カサマツ編最終回。北原の去就が気になっていましたが、中央のライセンス取得が本人の口から明言されましたし、再登場に期待しましょう。正直言うと、残っているベルノライトを一から育成して東海ダービーを目指す裏編ルートもあるかなと思ってたんですが、ベルノが中央に着いてきた以上、北原はもう出てこないか、中央で再会するかのほぼ二択に絞られました。マーチトウショウは中央に移籍して走ったことがあるので、ひょっとしたらフジマサマーチと一緒に再登場……という可能性もあるかもしれないですね。

「シャドーハウス」

アンソニー、生きていたか……。不気味ではあるが心強い味方と思うけれど、確かにマリーローズがアンソニーを「味方」として紹介しなかったことには違和感がありますね。もしかすると……革命分子か? ひょっとしてクリストファーの死の真相とは……

「ふたりぼっちのオタサーの姫

えええ、ミスコンでオタ芸打っただけで停学!? おかしいだろそれは……実質ダメージなしだろうがそこまで義理立てする相手がミスコンの風紀を気にする……いやあ……たかがミスコンぞ?

モーニング46

「27歳のニューガン・ダイアリー-ボクの美紀ちゃんが乳がんになった話-」(原案:#乳がんダイアリー矢方美紀、漫画:冬川智子)の番外編が出張掲載。元アイドルの声優の乳がん闘病とその後の生活をペットの猫の視点から描いたノンフィクションエッセイタイプの漫画。

天地創造デザイン部」(原作:蛇蔵&鈴木ツタ、作画:たら子)こちらはモーニング・ツーからの出張掲載。動物のデザインを神から下請したデザイン会社という異色の設定コメディ。ドラマに向いてそうだと思ってたんだけど、アニメになるんですね。

メイドさんは食べるだけ」こちらは再度の出張掲載。バームクーヘン、昔はパサパサで好きじゃなかったけど、最近おいしく感じるようになってきた。味覚って変わるなあ。

リエゾン

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死にたいって患者に「実は僕もなんです」って…言う医者がいたときに使ってください。