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漫画の感想とかをひたすら書いていくブログです。

今週の新連載とか・2021年14号(4/3-4/9)

GW超えて難産でしたが、ようやく1月遅れで書き上げました。しんどい……。

今週の新連載・最終回

IN

出禁のモグラ(モーニング19、江口夏実

鬼灯の冷徹』の江口先生がモーニングで無事復帰。今回は現代日本社会で怪奇譚。怪しい世捨て人風の謎の銭湯の番頭? 「モグラ」に、京都の人の良い学生たちが振り回される形になりそうな予感。大御所らしいスロースタートではありますが、掴みはさすがの強さ。正体も明かされないながら(いずれ明かされると思いますが)超常現象を示唆するような言動を臭わせて読者を離しません。自分の得意もニーズも踏まえてしっかり抑えに来てるなーという印象です。学生コンビは『冷徹』だと後期の桃太郎やポチみたいなポジションですかね。モグラはハクタクよりも性格はよさそう(そもそもハクタクも言うほど悪くないが)なので、ストレスフリーに楽しめそうです。

OUT

仄見える少年 (WJ18)

巻末に落ちてから結構粘ったとは思うんですが、奇跡は起きず轟沈。とはいえ、千手童子との決着こそつかなったものの、人形遣い編も巻くことなくしっかりやりきって、展開がゆがむことなく綺麗に終わったのはよかったんでないかと思います。霊怪との憑依合体が見せ場すぎて、途中から哀別ちゃんが無双してたのはあとから考えるとちょっと面白いですが、まあそういう展開も主人公が謎パワーアップするよりかは良かったかなと思います。全体を通してはどこが悪いと言うのも難しいんですが、まあ強いて言えば華はあまりありませんでしたね。題材上しかたがないんですが。「グロい妖怪と戦う」という雑な枠組みで捉えると、『呪術廻戦』がアタマを抑えているのが環境的には厳しかったと思います。誰でも『鬼滅』や『チェンソー』になれるわけじゃない。

魔女に捧げるトリック(WM19)

渡辺先生久々のオリジナルでしたが、人気奮わずここに散る。敗因はまあ色々だとは思いますが、根本的には設定が手に余っていたと思います。魔女狩り×マジックという発想でしょうから中世ヨーロッパからはどうしても逃がれられないんですが、中世ヨーロッパ自体は人気のある舞台なので時代考証が結構盛んで、事前知識なしに週刊漫画家や雑誌編集が片手間にやってなんとかなるレベルを超えつつあると思っています。まあそれでもケレン味やら絵のハッタリやらで盛り上げて描けばワンチャンあったかもと思いますが、全体として渡辺先生の大人しい作風が悪い方向に出てしまった感じがしますね。マガジンは脇の甘い作家さん多いので、これは編集サイドにも責任があるのかもしれませんが。

今週の読み切りとか

WJ18

プーコラ保護区!!(はせがわたくや)

ヒロアカの代原15ページ。市民に可愛がられる謎の巨大怪獣「プーコラ」を倒さんと奮闘する巨大化ヒーローのギャグコメディ。ジャンプの不条理ギャグは主人公が可愛そうになること多いんですが、本作はプーコラが可愛かったのでそこまで可愛そうでもなく、ストレスレスでよかったです。ギャグとしては、個人的な趣味の面が大きいのでノーコメントとします。

2.5次元の誘惑(橋本悠)

こちらはアプリからの出張掲載。オタ活ラブコメですね。「2.5次元」は媒体に応じて様々なものを指しますが、本作では主にコスプレを指します。冴えないガチのオタクたちがコスプレを通じてラブコメ的展開に足を突っ込む……とまとめると、何やらちょっと高校生版『げんしけん』めいてくるから不思議。実際はもっとエロコメ方向に踏み切っているので、結構別物感あるのですが。オタク文化に明るくないギャルキャラまで完備してますが、幸い彼女には彼氏はおらず、毒牙にかかるラメさんポジションのキャラもいないため、曇ることはなさそうです。よかったね。

きょうせいキノコ(百田稜助)

こちらは「ジャンプ・ショート・フロンティア」より、社会派? SF。巨大なキノコと共生して暮らす街に、反対運動の嵐が巻き起こり……オチもなんだか教訓めいています。主人公が突如反対運動に取り込まれていったのがやや唐突で置いていかれたような気分でしたが、ショートの限界とも言えますし、何より、傍から見ていれば突然「目覚めた」知人というのはああして見えるものなんだろうなとも思います。いずれにせよ、ジャンプではちょっと珍しいタイプのマンガでした。ショートということで、色々実験的な作品を試したい向きもあるのでしょうか。

WM19

杖と剣のウィストリア(原作:大森藤ノ、作画:青井聖)

電子版(DAYS版?)限定で別マガから1話が出張掲載。『ハリポタ』を思わせる魔法学校で、魔法を使えない頭でっかちな「劣等生」が圧倒的な戦闘力で実技点を稼いで成り上がる話……あれ? なんか最近ジャンプでそんな話連載されているような拳一つ、筋肉パワーというコンセプトでギャグコメディテイストな『マッシュル』とは毛色が違い、本作の主人公のウィルは「戦士」であり、獲物(一話では剣)を使ってダンジョン攻略に挑みます。それほどの剣の天才ならば、なぜわざわざ魔法学校で……という疑問への回答としては、幼馴染とした約束が出てくるんですが、うーんなんというか、そうだけどそうじゃないんじゃ……という感じがします。関係ないですが、約束の下りなんかはむしろマガジンの某連載のほうを思い出させますね。ちなみに原作の大森先生は『ダンまち』の作者ですが、本作は小説原作というわけではないようです。それっぽい雰囲気は感じないでもないですが……。

堂島くんは動じない(ぱんやかわ)

こちらも同じく電子版限定で別マガから出張掲載。常に冷静なツッコミ男子と、彼を困らせようと右往左往するギャル系少女のほんのりラブ未満コメディ。宣伝の方向性から見て、ゲッサンの『高木さん』の下手くそバージョンというところから始まったマンガのようですが、なるほど好みなわけだ。本編もちゃんとできていて良いですが、と同時に山本先生からの宣伝コメントの方も笑いました。確かに胸の大きなヒロインって山本と作品で全然見ないな……。

WS19

うぇぶりネタバレ調査員☆一色(一色美穂

3回目(4回目だっけ? まあいいや)の登場一色先生、今回はお子さんとコナンの宣伝。マガジンで『ミヤジマ』がレギュラー化してから随分と経ちますが、サンデーもとうとうwebやアプリに本腰を入れ始めたという感じでしょうか。コナンの赤井さん回だけ抜き出して無料解放しても、赤井ファンは当該単行本全部持ってるんじゃね? と思ったけど、それこそ雑誌やアニメで流し読みだけしてる人たちがこれまでの流れを復習するのにはいいのかもなあ。

今日のさんぽんた(田岡りき)

犬と散歩する天然ボケ少女の日常系オムニバスコメディがアプリから出張掲載。犬がツッコミ役なおかげで、犬を散歩させるというより、犬に散歩させられているという表現が似合いそうな感じですが、まあ、仲の良いコンビです。時系列はバラバラですが、一話でいきなり高校卒業から始まるのは中々面白いですね。いわゆる終わりから描くというパターンの一種とも言えますかね。ぽんたのツッコミが辛辣すぎてややくどいぐらいなのですが、伝わらない一方通行だからこれぐらいじゃないとバランスが取れないのかもしれません。柴が好きなら是非。

モーニング19

レンアイ漫画家 ドラマ放送直前スペシャル(山崎紗也夏

山崎先生のドラマ撮影現場見学レポ2ページ。差し入れたお菓子を自分でつまむシーンでちょっと笑いました。『レンアイ漫画家』はもう終了して結構経ちますが、ドラマ化に際してかなり手を入れているとはいえ、昔のものを取ってこないといけないぐらい原作が枯渇しているのだろうか……などと邪推してしまいます。まあ、最近はマンガ原作ドラマが当たってるらしいので、テレビ局も必死に探しているんでしょうけど。僕はドラマは見ないので、山崎先生の新作が読みたいですね(強欲)

ざんげ飯(こだまはつみ)

もはや不定期掲載と言っても差し支えないペース。今回は夫婦の営み編(?)というので、ありそうでなかったちょっと珍しい回という印象です。まあたかちゃんが寝落ちオチなのでほとんどエッチなコマはないんですが。でも元々そういうウリのマンガではないしな……。ただまあこういう話があるとNTR同人的な妄想の余地は膨らみやすいですよね。モーニングはオタクには目つけられにくい雑誌ですけど、世の中には『おくさん』のNTRエロ同人だってありますし……。

神風お兄さんといっしょ。(うづきあお)

月例賞奨励賞受賞作。双子の悪ガキと不思議な催眠術? で遊んであげる優しい? 近所のお兄さんが主人公のショートコメディです。子どもの遊びのテンポの小気味良さの再現度がめちゃくちゃ高い。催眠術という導入こそフィクションですが、子どものごっこ遊びと思えばあれぐらいのぶっ飛び方とスピード感は自然です。神風さんは神風さんでダウナー系のキャラクターで、子どもを適当にあしらいきちんと(満足させてから)追い出すために催眠術を使ってるのがナイスですね。

YJ19

げんさくひなたざか(原作:渡邉美穂、漫画:赤坂アカ

3号連続企画の最終回。導入読む限り今回の子が一番の常識人っぽいかな……内容も割と普通のゾンビサバイバルモノだし。しかし、本当にこの企画なんだったんだ? 3つの読切の間に何の関連性もなかったし、赤坂作品と繋がりがあるでもないし。本当に赤坂先生が好きなアイドルに会いたかっただけなのでは……という疑問が拭えない。

雨忘-あめんぼ-(河上だいしろう)

触れると記憶を失ってしまう「毒の雨」が降り続くようになった現代日本を舞台にしたSF的ヒューマンドラマ。雨を恐怖の象徴として描き始めておいてから、見せ場のシーンで逆に救いを齎す存在として使うという構成がよく出来ていて面白かったです。最初に自分を守ってくれる存在として登場した「薬」が自分を阻む「枷」として機能して、最終的には守られた悼みの感情を大事にしていく、という二段構えもいいなと思いました。設定的には色々気になることも出てきそうですが、読切なのでこれぐらいでもいいかなと思います。

カーテン・レーザー(坂盛)

1億円40漫画賞の「天才主人公型スポーツ」部門の準大賞作。ってなんだよこの部門名……。凡才主人公のスポーツはまた別に分けられてるのか?

テーマはスノーボードです。競技会レベルのスポーツとしてのスノボはハーフパイプ(フリースタイル)ぐらいしか知らなかったんですが、タイムアタック系もあるんですね。純粋な滑走路を下るアルパインと、フリーのような特殊な形状のコースを使うスノーボードクロス。本作は「天才主人公型スポーツ」という制限を逆手に取った形で、主人公はクロスの選手なのに作中ではフリースタイルの話ばっかりでしたが、個人的にはクロスやアルパインの競技内容をもっと見てみたかったなーと思いました。完全に個人的な興味の域ですが。絵はやや荒くも感じましたが読みにくさはなく、躍動感もあってよかったですし、ストーリーとしては複雑な構成のはずですが分かりにくい部分もなく、上手なマンガだったと思います。

その他

雨と君と

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仕事してないときに使ってください。

葬送のフリーレン

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いやー、デンケンさん前々から結構フィーチャーして好感度上げる方向に描いてるよなーとは思ってたけど、これは流石にずるい。完全に好きになっちゃうでしょ、こんなおじいちゃん。宮廷魔術師まで登りつめる人はやっぱすごいよ。

ポンコツちゃん検証中

今さらだけど、夢咲さんとバクシンオーって同じ鳴き声だな……

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(これは今週号掲載話ではなく一話からの引用です)

www.youtube.com

天野めぐみはスキだらけ!

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東大行かなくてもいいときに使う画像です。